高野秀行のレビュー一覧
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ネタバレはあ、面白い。
こんなに笑いながら読める本ってなかなかないかも。この前「出版区」に出てて高野さんが手にとっていた閻連科の本を買った!
こんな本を書くのに、話せば穏やかで上品さを感じるギャップが魅力の1つなのかな。
刊行順に読んでてやっとこの本に。
不毛地帯は挫折中………頭に入ってこなくなった。とにかくこの本の中に「とんでもないことになってしまった」って何回か出てくるけど、その度にニヤニヤしてた。ほんで絶対におかしいやん、密入国の後が大変ってわかるのにそれをしてしまう高野さん凄すぎる………脱帽級、ほんでなんとかなってしまう運のよさ。またミャンマーの情勢やらなんやらも理解して発信(言語化)できる頭 -
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メソポタミア文明の発祥の地であるチグリス・ユーフラテス川流域を船で旅する傑作の冒険譚だ。
高野さんは言わずもがな、イラク水滸伝から引き続きの相棒である山田隊長の凄さも際立つ。物怖じせず現地のコミュニティに入り込む好奇心旺盛な高野さんとそれを冷静に眺めつつ地形や歴史に熟知した山田隊長のコンビが絶妙だ。その土地土地の風土や文化は地形や気候、歴史を踏まえると見え方も違うのだなと実感する。
旅の先々でその土地の食を堪能し、歴史や植生を楽しむには教養が必須だがなんとも贅沢なことだ。カズオ・イシグロがコロナ禍に言っていた縦の旅を極めている感がある。近所の散歩でもいいから次に旅するときに真似したくなる。 -
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ネタバレ
まさか、まさか…
インドに行かないままに話が終わりました。
高野さんがインドに渡れる日は来るんでしょうか。
大使館からの鶴の一声は彼のもとに届いたのでしょうか。
非常にその後が気になります。
外国の空港に着いた時のワクワク感は海外旅行した者だけが味わえる高揚感だなぁ、と読んでいて先日韓国に旅行した時の気分を味わえて最高です。
パスポートを新しく作るために奥様と離婚しようとし始めた辺りから爆笑してしまいました。
なんでやねんw奥様、こんな奇天烈な方とよく一緒にいられるな…
その後も編集部の方と再婚しようとしたり、養子縁組しようとしたり、迷走が止まらない!
救いなのは"御守り& -
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冒険家である二人が、地図にも記されていないミャンマーの密林奥地で“眠る”ことを目的に探検へ挑む紀行エッセイです。
ジャングル特有の湿気や闇、動植物の息遣いがリアルに描かれ、まるで現地にいるような臨場感に引き込まれました。
高野氏の大胆さと角幡氏の慎重さという対照的なスタイルの掛け合いが絶妙で、二人の冒険観の違いが異色な旅に深みを与えていました。
自然の恐怖と美しさを両面から味わえる一方で、ボリュームのある内容だけに、読むには少し覚悟が必要かもしれません。
それでも、見知らぬ世界にまみれて眠るという発想は、日常から解き放たれたい読者の心に強く響く一冊でした。 -
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ふと本屋で気になって積読していたのをオーディブルがあるのに気がつき、旅行中車で長旅のお供にオーディブルで聞き出す
高野さんのフィルターで面白イベント満載で書いてるが実際はイラク旅絶対大変だろうこれ
聞いた事もないイラクの湿地帯にすげえ興味湧いたけど行けねえんだろう多分俺の人生では
すごすぎる高野さん
語学力もさることながらコミュ力が桁外れ
現地人にあんなズケズケ言えねえし持ちネタも凄いし尊敬しかない
あと蓄積された前提知識がすごい
何気ない現象の見方が鋭い
ものっ凄いわかりやすいしめっちゃ勉強にもなった
全然アホじゃないのにアホなのが凄い好き
挿し絵や写真関係がオーディブルではわからなかったの -
Posted by ブクログ
本友から随分前に面白いと聞いていた。でも実物は凄く分厚い(500頁弱)し、しかもイラク。ターバンの人達?過激派イスラムの国?位の認識のどうしたってテリトリー外なのだが、高野さんのXを見てこの人の書く本是非読んでみたいと思ったのがきっかけ。
傑作と言って間違いないかと。
読んでるそばから面白くそのエネルギーは最後まで続く。私の知らないイラクのお話が超展開されていた。
探検、探究譚という感じだろうか。
チグリス川とユーフラテス川の交わる大湿原地帯(アフワール)をタラーデ(三日月型の梃子ぎ船)で巡りたい
という最終ゴールに向かって本当に紆余曲折の記録だ。
面白いのは、旅の前の準備からだ。
そ -
Posted by ブクログ
高野さんの本を初めて読みましたがファンになりました
ゆる言語学ラジオにゲスト出演されててぼんやりとは存じ上げていたのですが有隣堂でオススメされてるのを拝見し購入
他の積読たちをすっ飛ばし一気に読み上げてしまいました
ページを捲る手が止まらず高野さんの飾らない語り口と辺境の地での聞いたこともないような言語体験を私までちょっと味わわせて貰ったような読後感でした
同時購入でイラク水滸伝も購入したのでそちらも非常に楽しみ
個人的に英語学習を始めた関係でふと気になった本書ですが高野さんみたいに気張らずに、でもどっぷりと言語に浸かってみたいと思うようになりました -
Posted by ブクログ
ずっと読みたかった本をやっと読めた。
当たり前だけど、ニュースなどで得ていたイラクの情報が自分の中で偏っていたなぁと本書を読んで気付く。
現地に赴き、市井の人達と交流し、長く滞在しないと本当の姿は見えてこないなと改めて感じた。
何より高野さんの行動力や熱意、コミュ力を本当に尊敬する。
そんな高野さんが心折れそうな時に支えになった山田隊長も素晴らしいし、「タラーデに乗ってアフワールを旅したい」という目的を支えるイラクの人達の温かさに感動するし、そんな人たちに対する高野さんの気持ちが文章にこれでもかと表れていて、読んでるだけで旅に参加しているような気がした。
読み終えたあと、表紙の写真が感 -
Posted by ブクログ
めちゃくちゃ良かった!高野さんの本はどれも高野さんの肝の座りっぷりが伝わってきて面白い。
タイトルと表紙の写真から絶対に食べられそうにないゲテモノばかり出てくるのかと思ったが、意外と全体の3割くらいは食べてみたい・美味しそうなものだった。
考えてみたら、日本の納豆やフグ刺しだってフラットな目で見ればだいぶヤバい料理だ。自国の文化と照らし合わせて珍しいからと言って「こんな物食べれるわけがない!」と食わず嫌いするのはその国その地方の食文化をリスペクトしないことだ。(とは言えその土地の人でも食べたがらないものもこの本には幾つか出てきたが)なので何でもトライする高野さんは本当に立派だ。
読後に10