高野秀行のレビュー一覧

  • 幻獣ムベンベを追え

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    早稲田大学探検部の学生が、コンゴまで幻の獣「モケーレ・ムベンベ」見つけに行く実話。

    正しくクレイジー・ジャーニー。

    高野秀行さんの「ワセダ三畳青春紀」がとても面白く、他のも読んでみたいと思っていたころ、インスタでこちらをおすすめしていただいた。

    高野秀行さんが作家として活動していくきっかけになった本でもあり、なるほど本当に文章が読みやすく、ユーモアのセンスが素晴らしかった。
    終始ニヤけてしまう。

    ムベンベを見つけられるのか、見つけられないのかとか、ムベンベは何かとか、そこが大事なポイントではない。

    このために、生死をかけて日本との国交がほぼ皆無のコンゴのジャングルに飛び出る80年代の

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    2025年02月04日
  • 移民の宴 日本に移り住んだ外国人の不思議な食生活

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    移民―様々な要因や事情によって母国を離れ、日本に移住してきた在留外国人は300万人を超える。その中でも独自の暮らしや文化を異国でも守り続ける人々がおり、また意外なほどに日本の食や習慣を受け容れている人々もいる。そんな日本の中にある外国のお話を各地で取材してまとめたエッセイ集となっている。

    取材のタイミングが東日本大震災直後ということもあり、移民たちの中には母国に戻ってしまったり、東日本から西日本に移り住んだりといったケースも多かった。その中でもとくに信仰面では、教会やモスクといった象徴的な建物を異国においても守り続ける姿勢が垣間見える。そしてそこが同胞との接点であり、不安を解消するコミュニテ

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    2025年01月26日
  • 異国トーキョー漂流記

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    『語学の天才まで1億光年』をだいぶ前に既読していて。ためになったし超絶!面白かった(ゆえに星五つ)のだけど、何て感想を書いていいものか分からないくらい完結していたので星だけ付けて寝かせていました。
    そこに出てくるユニークな外国人たちとほぼリンクしていて少し違うエピソードもありつつ、こちらもまた面白かった。

    『語学』のほうはタイトル通り、どのようにして多言語を習得し、それを活かしながら多様な国々人々とコミュニケーションを取ったか。そしてそれがいかに魅力的か。
    『異国トーキョー』は、関わった外国人たちの異文化習慣や価値観に触れることで高野氏の中でいろいろなことが芽吹き培われていったこと。
    言語、

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    2025年01月22日
  • 世界の納豆をめぐる探検

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    納豆って日本だけのものじゃなかったんだ!世界各地の納豆をめぐる旅。材料となるもの、作り方から食べ方まで、本当にさまざまだけれど、やっぱり納豆は納豆なのだ!目から鱗の一冊でした。

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    2025年01月05日
  • 恋するソマリア

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    2冊目でもまだまだ味のするソマリ世界!
    モガディシュの情勢が落ち着いたこともあり、本の大部分はソマリ人の生活や料理の話に割かれており、のほほんと読める。
    ところが、高野さんが知事に連れられてソマリア南部に出発してからはあまりにも凄まじい。ただのMADMAXじゃねえか。
    こんな訳の分からない出来事を擬似体験させてくれる高野秀行さんに感謝。めちゃくちゃ面白かった。

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    2024年12月28日
  • イラク水滸伝

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    面白かった!文化人類学、風俗、言語学、スーパーサバイバル術(対人)などなど、多岐にわたって軽快に語られる。
    現地のテロやコロナ禍、体調不良など様々な困難に見舞われるけど、凄まじいポジティブさを見せてくれる。タフだなぁ、と思う。
    マーシュアラブ布の解明は、ほんとにエキサイティングだったし作者の興奮も伝わってくる。
    イラクと日本じゃ完全にアウェーだと思うのに、身内に入ってしまうとすっかり仲良くなるのが筆者の人間力を感じた。
    正直イスラム社会の女性への扱いが酷すぎて、特にアフワールでのゲッサブゲッサには到底着いて行けそうにない。それは筆者もそう思っているのだけど、それとその他の考え方は切り離して公平

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    2024年11月16日
  • 腰痛探検家

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    おっ面白すぎる…
    腰痛に限らず、何が原因か分からない体の不調を治すとき、人は探検家になりがちだな〜としみじみしてしまった。
    よく分からない治療に頼ったり、スピリチュアルに行ってみたり、気にしなくなった頃に収まっていたり…
    体の事はままならないですね。
    衝撃の結論含め、笑えてなんでか元気になる、人に勧めたくなる一冊でした。

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    2024年11月15日
  • 【カラー版】アヘン王国潜入記

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    ミャンマー北部、反政府ゲリラの支配区・ワ州。1995年、アヘンを持つ者が力を握る無法地帯ともいわれるその地に単身7カ月、播種から収穫までケシ栽培に従事した著者が見た麻薬生産。それは農業なのか犯罪なのか。小さな村の暖かい人間模様、経済、教育。実際のアヘン中毒とはどういうことか。「そこまでやるか」と常に読者を驚かせてきた著者の伝説のルポルタージュ

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    2024年11月13日
  • 世界の辺境とハードボイルド室町時代(集英社インターナショナル)

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    マニアックな知識をたくわえた、教養あるオジサンが二人で居酒屋で歓談している。どこまでも広がる話。ひたすら興味深い。
    たまたま一人飲みをしていた隣の席にこのオジサンたちが居たなら、顔面と同じくらい耳を大きくして聴いていたくなる。
    たびたび紹介される他者の作品も気になるものばかり。知らないことをたくさん吸収できる悦び。

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    2024年11月12日
  • イラク水滸伝

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    知らない世界の話しを、丁寧にユーモアを交えながら描写しており、厚い本であるが一気に読み切る魅力がある。
    アフワールに一度は行ってみたくなった。

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    2024年11月12日
  • 異国トーキョー漂流記

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    ちょっとググれば知りたい情報仕入れて大抵の言語を多少なり学ぶ術があって、面倒な人付き合いもそこそこにしてあちこち飛び回れる、大層便利な時代になった。もーこんなまわりくどいこと好き好んででもしないと体験できない。真面目で不器用で真っ直ぐな高野青年が、ひとつひとつの出会いの中で、いろんなものの見え方、捉え方を発見しながら国際人となる過程を見届けているようでとても面白い。

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    2024年11月11日
  • ワセダ三畳青春記

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    初めて読むノンフィクションだったが、とても面白かった。誰も行ったことのない場所へ行き、誰も書かないような本を書く、という高野さんのモットーが素敵✨

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    2024年10月26日
  • イラク水滸伝

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    若宮總氏の『イランの地下世界』がめちゃくちゃ面白くてもっとこういうの読みたいなと思ったところ、あとがきというか身元保証人として高野秀行氏が現れて本書を紹介されていたのでまんまと買ってしまった。そしてまんまと楽しませていただいた。
    ちなみに購入して表紙をじっと見てからクレイジージャーニーの高野さんだと気づいた。笑

    イラクという国だけでもよく知られていないのに、その中のアウトローが集まる南部湿地帯に行くというのは変態中の変態。数多の障害に阻まれながらも、高野氏と山田隊長は驚異的な行動力とコミュニケーション能力を発揮して問題を解決し、達観した視点でわけのわからない経験を面白く提供してくれた。
    多角

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    2024年10月20日
  • 辺境メシ ヤバそうだから食べてみた

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    ゲテモノは無知なら来るものなんだろうな。どんな辺境メシにも成り立ちの理由や歴史があって、それらをご馳走として食べてる方がいる。高野さんの文書を読んでると自分も食べたくなってしまう。

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    2024年10月14日
  • イラク水滸伝

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    サイコーです。
    読んでいて、イラクがすきになります。
    料理は美味しそうですし、人々は親切ですし、ほんとーに行きたくなりました。
    世界最古の一神教、マンダ教や、イラクに湿地帯があるなど、知らない事ばかりです。

    戦争がなければ、高度な文明なんで素晴らしい国になっていると思うと本当に残念です。

    こういうワクワクできるのは作者さんの力もあるかと思います。

    ただ、トイレとシャワー事情を考えるとちょっと行くには勇気がいりますね。

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    2024年10月11日
  • ワセダ三畳青春記

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    電車で読んだのが間違いだった。
    めちゃオモロイ。いや、どの高野本も基本的にはめちゃオモロイ。
    だが今回は親近感の湧いてきやすい日常に焦点を当てているので、より面白おかしさが伝わってくる。笑いが次々と込み上げてきて、ついには目まで達してしまった。マスクを着用していたものの、「それ、そんなに面白いのか?」と周囲から勘ぐられていたに違いない。
    面白ければ面白いほど、読み手は話に夢中になってしまう。そう、電車で読んでしまうと乗り過ごしかねない。自分の場合目的地が終点だったが、着いたことにも気づかず居座り続けてしまった…。

    学生時代から11年間住まわれていた「野々村荘」での思い出を綴ったエッセイ。(あ

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    2024年10月10日
  • 【カラー版】アヘン王国潜入記

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    最高に面白かった!
    丹念な調査と情報収集だけでなく、自ら体を張って真実を体験しに行くバイタリティ、見事な文章の構成とユーモア、ただの体験日記にとどまらないメッセージ性。
    他の本も読んでみようと思った。

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    2024年10月05日
  • 謎の独立国家ソマリランド

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    ネタバレ

    著者がソマリを理解するためにソマリ語を学び現地の人を言い負かす程になったり、仲間として認められていく過程は実にあっぱれで楽しい。海賊がどれほど儲かるビジネスなのかを「海賊を雇ったら」でシミュレーション。わかりやすく実に面白かったです。初めて著者の本を読みましたが、他の本も今後読んでいきたいと思います。全く知り得なかったソマリの世界にお腹いっぱい浸れる一冊でした。

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    2024年09月22日
  • イラク水滸伝

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    書店で表に一目惚れし購入、絶対に面白い本だと思った。表紙の写真がめちゃくちゃ良かった。

    世の中の大概の冒険譚が私が産まれる前の話なのに対し、これはつい最近(な気がする)コロナ禍の時の本というのも親近感がありよかった。

    全く検討がつかない土地で何とかしていくのが面白かった、それにより現地の人に対して怒ったり、イラついたしているのも、最初こそなんか嫌だったが、慣れると、その場の臨場感や人々が居る感じ鮮明にし、この物語を面白くしている1つの要素なんだろうなと思った。

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    2024年09月18日
  • 【カラー版】アヘン王国潜入記

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    ネタバレ

    イラク水滸伝みたく面白い冒険譚みたいなのかなって思って読むと、確かにそうなのだけれど、最後、あとがきまで読むとしっとりとした気持ちになる。

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    2024年09月18日