高野秀行のレビュー一覧

  • 語学の天才まで1億光年(集英社インターナショナル)

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    語学勉強に対する見方が変わった。何のために勉強するのか、目標が明確であることはとても重要であると再認識した。

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    2024年10月23日
  • イラク水滸伝

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    若宮總氏の『イランの地下世界』がめちゃくちゃ面白くてもっとこういうの読みたいなと思ったところ、あとがきというか身元保証人として高野秀行氏が現れて本書を紹介されていたのでまんまと買ってしまった。そしてまんまと楽しませていただいた。
    ちなみに購入して表紙をじっと見てからクレイジージャーニーの高野さんだと気づいた。笑

    イラクという国だけでもよく知られていないのに、その中のアウトローが集まる南部湿地帯に行くというのは変態中の変態。数多の障害に阻まれながらも、高野氏と山田隊長は驚異的な行動力とコミュニケーション能力を発揮して問題を解決し、達観した視点でわけのわからない経験を面白く提供してくれた。
    多角

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    2024年10月20日
  • 辺境メシ ヤバそうだから食べてみた

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    ゲテモノは無知なら来るものなんだろうな。どんな辺境メシにも成り立ちの理由や歴史があって、それらをご馳走として食べてる方がいる。高野さんの文書を読んでると自分も食べたくなってしまう。

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    2024年10月14日
  • イラク水滸伝

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    サイコーです。
    読んでいて、イラクがすきになります。
    料理は美味しそうですし、人々は親切ですし、ほんとーに行きたくなりました。
    世界最古の一神教、マンダ教や、イラクに湿地帯があるなど、知らない事ばかりです。

    戦争がなければ、高度な文明なんで素晴らしい国になっていると思うと本当に残念です。

    こういうワクワクできるのは作者さんの力もあるかと思います。

    ただ、トイレとシャワー事情を考えるとちょっと行くには勇気がいりますね。

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    2024年10月11日
  • ワセダ三畳青春記

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    電車で読んだのが間違いだった。
    めちゃオモロイ。いや、どの高野本も基本的にはめちゃオモロイ。
    だが今回は親近感の湧いてきやすい日常に焦点を当てているので、より面白おかしさが伝わってくる。笑いが次々と込み上げてきて、ついには目まで達してしまった。マスクを着用していたものの、「それ、そんなに面白いのか?」と周囲から勘ぐられていたに違いない。
    面白ければ面白いほど、読み手は話に夢中になってしまう。そう、電車で読んでしまうと乗り過ごしかねない。自分の場合目的地が終点だったが、着いたことにも気づかず居座り続けてしまった…。

    学生時代から11年間住まわれていた「野々村荘」での思い出を綴ったエッセイ。(あ

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    2024年10月10日
  • 【カラー版】アヘン王国潜入記

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    最高に面白かった!
    丹念な調査と情報収集だけでなく、自ら体を張って真実を体験しに行くバイタリティ、見事な文章の構成とユーモア、ただの体験日記にとどまらないメッセージ性。
    他の本も読んでみようと思った。

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    2024年10月05日
  • 語学の天才まで1億光年(集英社インターナショナル)

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    エキサイティングに言語学と出会える。誰も行ったことのないような所に、行きたくなる。胸が熱くなる1冊です。

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    2024年09月29日
  • 謎の独立国家ソマリランド

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    ネタバレ

    著者がソマリを理解するためにソマリ語を学び現地の人を言い負かす程になったり、仲間として認められていく過程は実にあっぱれで楽しい。海賊がどれほど儲かるビジネスなのかを「海賊を雇ったら」でシミュレーション。わかりやすく実に面白かったです。初めて著者の本を読みましたが、他の本も今後読んでいきたいと思います。全く知り得なかったソマリの世界にお腹いっぱい浸れる一冊でした。

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    2024年09月22日
  • イラク水滸伝

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    書店で表に一目惚れし購入、絶対に面白い本だと思った。表紙の写真がめちゃくちゃ良かった。

    世の中の大概の冒険譚が私が産まれる前の話なのに対し、これはつい最近(な気がする)コロナ禍の時の本というのも親近感がありよかった。

    全く検討がつかない土地で何とかしていくのが面白かった、それにより現地の人に対して怒ったり、イラついたしているのも、最初こそなんか嫌だったが、慣れると、その場の臨場感や人々が居る感じ鮮明にし、この物語を面白くしている1つの要素なんだろうなと思った。

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    2024年09月18日
  • 【カラー版】アヘン王国潜入記

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    ネタバレ

    イラク水滸伝みたく面白い冒険譚みたいなのかなって思って読むと、確かにそうなのだけれど、最後、あとがきまで読むとしっとりとした気持ちになる。

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    2024年09月18日
  • イラク水滸伝

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    長い本ですが、楽しい。夜のお風呂でイラクを考えるのは楽しい。高野さんの文章がうまい。宋江のように見えてきた。

    今を楽しく生きる。やれることをやる。それが水滸伝の好漢たちの心意気だ。彼らはきっと何かやってくれる。あるいは何もしないうちになんとかなる。そう信じて、本書を彼らに捧げたい。

    最後がカッコいい

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    2024年09月10日
  • イラク水滸伝

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    高野本にハズレなし!謎の独立国家ソマリランド以来の冒険長編!高野さんの真骨頂を味わいましょう!

    高野さんの本は、ソマリランドで講談社ノンフィクション大賞を受賞されて以来、デビュー作から語学本までほとんど読破してきました。
    イラク水滸伝は、まだ爆弾テロがそこかしこで起こるイラクの、しかもイラク人にも危険だとかよくわからないとされている湿地の民の生活に迫るドキュメンタリー大作です。
    と書くと、なんだか堅苦しい本なのかと思ってしまいますが、そこは高野さん。いつも通りの現地の人たちとのドタバタ劇が最初から最後まで続いており、まるでコメディ作品。ところどころで本格的な歴史や文化への考察が挟まれることで

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    2024年09月03日
  • 西南シルクロードは密林に消える

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    ネタバレ

    やっぱり高野秀行は面白いなあ
    かなり濃密な旅で、登場人物も入れ替わりがあるがどの人も魅力的。
    作者の特徴である牧歌的な筆ながら、
    直接的ではないにせよ、後日談で生死不明が入るのはやはりゲリラなんだなと。

    なぜゲリラになるかというのは
    少女兵士の話が、とても印象深かった。
    >彼女にとってはゲリラ生活の方が世間の荒波にもまれるより楽だったのだろう。

    あとは新聞紙の紙巻きたばこは、やってみたいな。

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    2024年08月30日
  • 西南シルクロードは密林に消える

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    最後の文庫版あとがきが一番びっくりドッキリ。 今読み終わったけど、このびっくりドッキリのせいで、全体の感想はまた今度。 今はこの余韻に浸っておきたい。

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    2024年08月04日
  • アジア新聞屋台村

    ネタバレ 購入済み

    とても素晴らしい作品です

    韓国人女性とのエピソードを読んで
    とても切ない気持ちになりました。
    人の心を揺さぶる作品はなんであれ本物です。
    他のエピソードも非常に興味深く、面白いので
    心からオススメさせて頂きます。

    #笑える #エモい #ほのぼの

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    2024年07月26日
  • 将棋「初段になれるかな」会議

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     とても分かりやすい本でした。初心者の方には、ぜひおすすめしたい本です。
    この本をきっかけに、何年ぶりかに将棋にはまっています。
    三手詰め、五手詰めの本を買いたいと思っています。

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    2024年07月15日
  • 幻獣ムベンベを追え

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    著者が早稲田大学の探検部で、コンゴのテレ湖で見かけられたという幻の怪獣(ムベンベと命名)を確認すべく、プロジェクトメンバーを募り果敢に挙行する非日常的な大冒険談である。
    そもそもコンゴは日本と国交がなく双方の大使館も無いなか、ビザの取得から苦労し、途方に暮れそうな行程で目的地のテレ湖をめざす。飛行機で行けるのはコンゴの大きな町までで、その後は道があるのは100km先にある村までで、そこからは丸木舟で100km先にある村を目指し、その後は湿地帯のジャングルの中を60km進む。ようやく辿りついたテレ湖は変化に乏しい単調な湖であり、果たしてムベンベが現れるのか、一瞬たりとも目が離せない状況から、3交

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    2024年05月17日
  • ワセダ三畳青春記

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    こんなに面白いとは思わず、とりあえず手に取った本だったからびっくり。文章はとても読みやすく、何と言っても自分の今の生活からは違いすぎる内容の日常へ連れて行ってもらえて、とても楽しかった。ちょっと痛いけど憎めない人たちの喜劇を見てるような、そんな気持ちになった。著者の方は、とにかく面白い素敵な人だということが良く分かった。

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    2024年05月10日
  • 【カラー版】アヘン王国潜入記

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    筆者が7ヶ月間の内に体験した、ケシの種子まき→収穫→アヘン中毒→離脱症状をお話の軸として、なにゆえアヘン栽培地域となったのか?現地の人々はどのような人達なのか?などまとめてあります。読み終えて奇跡として表現しても差し支えない期間に入国できたんだなと思いました。

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    2024年05月07日
  • 腰痛探検家

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     自らの腰痛を治すべく、整形外科、針、気功、整体、スポーツ医学など、名医やカリスマと言われるありとあらゆる治療法を試した実体験冒険記。世界の秘境の冒険記も楽しいけれど、言っちゃ悪いが役には立たない。だがこれは違う。面白いのに役に立つ。腰痛に悩む人は必読だ。

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    2024年04月30日