高野秀行のレビュー一覧

  • 幻獣ムベンベを追え

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    恐らく当時テレ湖は秘境又は未開の地だったのでしょう。そこに行って調査をし、餓鬼になり、ゴリラとチンパンジーを喰らい、ジャングルの虫とも戦い、若さもある、時間もある、有り余るエネルギーをパワーを探検にぶつけているさまが伝わってきました。結果は...でしたが、みなさん社会人になり、メンバーのその後の人生の中で幻獣ムベンベは生きている!気がしました。

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    2024年02月06日
  • 異国トーキョー漂流記

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    高野さんの他の著作を読んでいると、状況や当時人物に共通しているものがあって、ストーリーを補完してくれる楽しさもある。

    高野さんが狂言回しとして、トーキョーにやってきた7人の外国人の物語が綴られる。

    スペイン人とペルー人、イラク人の話が好み。みんな、話に少し寂しさというか、ビターな雰囲気があって、そこが良い。

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    2024年01月23日
  • アジア新聞屋台村

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    タイ人にインタビューしようと連絡先を聞いたらカンボジア人で、実際にあったらラオス人だったみたいなエピソードが高野秀行作品で一番笑った

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    2023年12月14日
  • 【電子特別カラー版】恋するソマリア

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    前作よりさらに病的になった筆者の「ソマリ愛」が伝わってきました。ワイヤップとハムディのキャラクターもさらに掘り下げられていて、2人を通してソマリをさらに理解することができました。今作は、南部ソマリアがメインで、前作では語られなかった南部の普通の暮らしを垣間見ることができました。また、どの世界も宗教と政治は切り離せないこと、現地民と心を通わせるには、言語を習得することが大切なんだなあと思いました。ただ、南部ソマリアは非常に危険な状況なので、行きたいとは思いませんでしたが…。

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    2023年11月18日
  • 謎の独立国家ソマリランド

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    ソマリランドが奇跡の国だということがよく分かりました。読み進めていく内に、ソマリ人に愛着をもっている自分がいました。カートは一度体験してみたいです。

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    2023年11月14日
  • 恋するソマリア

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    ソマリ世界に恋焦がれてしまった、高野さんのソマリア紀行本第二段。高野さんのソマリランドに対する飽くなき好奇心が突き抜け過ぎて、片思いを拗らせてしまったようになっちゃっている。前作のソマリランドに比べてより庶民の生活に触れており、かなり詳しいソマリア文化紹介本でもある。とても読みやすい。恐怖の大王のあたり、かなり緊迫感があってドキドキしてしまった。

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    2023年11月01日
  • ワセダ三畳青春記

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    '語学の天才まで1億光年'を読んで、すっかり、この著者の作風や破天荒な内容に魅了された。
    本作は、この著者の原点とも言うべき、早稲田で過ごした11年間の驚きの生活や、そこに下宿している奇妙な人々の記録である。探検部の後輩からの紹介で、実家からこの下宿に転がり込む。
    三畳一間で鍵はない。誰でも自由に出入りする。太っ腹な下宿のおかみさん、司法試験浪人という不動の地位の住人、ドケチも超がつく非日常的な動きをする住人など、世間離れした人物が集う異空間。エピソード形式で綴られていく世界が、ウソ?と思える連続で、読むほどに味わいがでてくる。最後に下宿を出る話になるが、何だかほんのりとし

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    2023年10月22日
  • 西南シルクロードは密林に消える

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    こんなに夢中で本を読んだのは久しぶりでした。
    圧倒的スケールで描く、ノンフィクション体験記

    ビザ無しで中国、ミャンマー、インドを現地(地元ゲリラ)の方と巡る冒険は、本当に読み応えがあった

    自分の中では、高野秀行さんの最高傑作だと思う

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    2023年10月16日
  • 間違う力

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    雨の日に数時間で一気読みしてしまった。高野さんの人生体験、人生観、モットーといったものが展開されている。

    最初から奇人変人だったのかと思いきや、高校まではどこにでもいる品行方正な優等生。早稲田に入って周りの高い才能に気付いてこれと伍していくために奇襲作戦を常にとるようになったとか。そして行き着いたところが、人が行かないところに行き、やらないことをやり、それを面白おかしく書くことがモットーになったという。

    彼のモットー10条に沿って話が展開され、どれもこれも面白いが、あとがきで、更に煎じ詰めると、
    以下の3点、とりわけ③に尽きると言う。
    ①とにかくやること
    ②手段を選ばないこと
    ③正しいかど

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    2023年10月09日
  • アジア新聞屋台村

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    最高。なんか、泣ける。

    高野秀行氏と言えば、いつも無茶苦茶なことに自ら突っ込んだり時に巻き込まれたりして大変な思いをしつつ、それを面白さに変換しながら、やりたいことをやって、したたかに生きる人だ。
    簡単に言えば、自由で柔軟な人。読者は、そこに憧れるんだと思う。ほんとうは私だってこんなふうに生きてみたい、と。

    本書は、著者の自伝的一冊で、タカノ青年があるアジア系新聞社"エイジアン"で働くことになった数年の顛末を描いている。スタッフはほとんどがアジア系のメンバーで、著者以上に自由でしたたかで驚くほどいい加減である。そもそも読者にとって高野秀行氏こそがもっとも変で魅力的な生き

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    2023年09月26日
  • 世界のシワに夢を見ろ!(小学館文庫)

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    高野さん9冊目。
    短いものは4ページほどで、サクッと読めるエッセイ集。
    ムベンベの探検の合間にはこんなことがあったのかというものや、高野さんには珍しい直球の下ネタまで、高野さん自ら「バカ最長不倒距離」というだけある面白話が集められており笑いながら読めた。

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    2023年09月24日
  • 西南シルクロードは密林に消える

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    めちゃくちゃ面白い。
    自身の高野さんの著書4冊目だが、一番苦難を乗り越えて探検している感じがした。
    実際に生で交流しなければ書けない現地の人々の描写がいい。これが日本でくつろぎながら読むことができるなんてありがたいことだ。
    それにしても、今作でも『アヘン』でも思ったが、上梓されてしばらくたってから書かれる文庫版のあとがきを読むに、取材の中で関わった人は殺されたり投獄されたりしていることもあり、この取材・体験はその瞬間の奇跡を手繰り寄せて実現しているんだなと感じた。

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    2023年09月11日
  • 子どもお悩み相談会 作家7人の迷回答

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    2023年39冊目。
    読書って、おもしろい。
    今悩んでいる事の答えに導くような言葉に出会える。

    「実るほど頭を垂れる稲穂かな」のことわざ。実るから謙虚にするのではなく、謙虚にするから実るのである。このことわざの本当の意味を知ることができた。

    「気づきをありがとう」…世の中というところは気づきに満ちており、いくらでも感謝できる。まさしく、最近そんな思いをした。考え方一つで生き方が楽になると思えた言葉。

    最後の「珍回答してくれた先生方」の紹介までも面白かった一冊。

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    2023年09月09日
  • 西南シルクロードは密林に消える

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    高野秀行さんの本は本当にすごい。
    ミャンマー北部、インドのナガランド州の少数民族ゲリラについての解像度が上がった。

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    2023年09月02日
  • 幻獣ムベンベを追え

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    一昨日に読み終わった『アヘン王国潜入記』が面白かったので、高野さんの著作を順に読んでいこうと手に取ったが、これも大当たりだった。
    未開の地ともいえるような場所で生活しよく病気にかからないな、かかってもよく生き延びられるなとCDPメンバーの生命力に感心してしまった笑

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    2023年09月02日
  • 【カラー版】アヘン王国潜入記

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    読みやすく、そしてめちゃくちゃ面白い。
    アヘンを一度吸ってからは、村を出るまでずっと吸っていて笑った。
    高野さんの別の著作もすぐに読みたくなった。

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    2023年09月01日
  • 異国トーキョー漂流記

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    面白いけど、少し考えさせられる。

    人の行かないところへ行く、人のやらないことをやる、というのが辺境ライターたる私のテーマである。
    変なところに行ったり変なことをすることで出会える人がいる。面白い話ができる。

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    2023年08月17日
  • 幻のアフリカ納豆を追え!―そして現れた〈サピエンス納豆〉―

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    高野秀行氏の納豆本2冊目。前作"謎のアジア納豆"でタイやネパールなど国外の納豆を取材して日本有数の"納豆マニア"となった高野氏だが、世界にはまだ目にしたことのない納豆がたくさんあった。本書で一番衝撃的なのは西アフリカが東アジアを超える一大納豆地域であったことだろう。しかも彼らは大豆ではなく他の豆で納豆を作るのだ。最初は懐疑的であった高野氏も数年にわたって各国の納豆を取材してきた経験から、その作り方や味から納豆であることを認めることになる。最終的に大豆以外の豆からも納豆作りが可能なことを知った氏は、大豆成立前の縄文時代から納豆作りが行われていたのではないか

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    2023年07月27日
  • 謎のアジア納豆―そして帰ってきた〈日本納豆〉―(新潮文庫)

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    2023年に読んだ本ランキングの暫定1位!
    気になることがあればとにかく現地に向かい、実物を見て食べ、作り方を教わり、自分でも作るという質の高い大人の自由研究本。
    納豆に興味がない私のような人間でも驚きの連続でページを捲る手が止まらない。
    現地の写真も沢山掲載されており、写真を通じて現地の雰囲気がよく分かるのもいい。
    本の内容そのものも勿論素晴らしいが、納豆及び納豆生産者に対する作者のリスペクトに感銘を受けた。

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    2023年06月11日
  • 三大陸周遊記

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     14世紀のイスラム(モロッコ)の旅行家、イブン・バットゥータの大旅行記の。全訳は家島先生が東洋文庫全八巻で訳されているが、師匠に当たる前嶋先生の抄訳となる。(このあたりは高野秀行による前書きに詳細がある)。
     モロッコ、エジプト、アラビヤ、黒海周辺、アフガン周辺、インド、アジア、中国(元)と約30年に渡り旅を続けているが、そのヴァイタリティと知的好奇心には脱帽する。
     東方見聞録に比べると、こちらのほうが断然読みやすく、面白い。情報の正確性はともかく、前者がガイドブックとすれば、こちらは旅日記である。善きにしろ悪し気にしろ起こった出来事を克明に記しており、読んでいてワクワクするのである。

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    2023年06月11日