高野秀行のレビュー一覧

  • 語学の天才まで1億光年(集英社インターナショナル)

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    最高に面白かった。
    知識ゼロの所から実地でぶつかりながら数々の言語をモノにしていく高野さんの姿がシビれる。サバイバル語学学習。

    言語習得のメソッド自体は辺境探検家の高野さんならではで再現性が無さそうに見えて、案外一般的な日本人でも真似できそうな気がしてくる。なかなか真似が出来なさそうなのはその執念の方だ。

    一年ぐらいなら真似してみたいと思える生き方。

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    2026年05月06日
  • 酒を主食とする人々

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    本当に酒を主食にしていることに驚き!
    そして、その人達が健康的だということにさらに驚き!

    色だけでなく、エチオピアが他のアフリカの国々とは異なる文化があることも知れて、最初から最後まで興味深かったです。

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    2026年05月06日
  • 辺境メシ ヤバそうだから食べてみた

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    めちゃくちゃ良かった!高野さんの本はどれも高野さんの肝の座りっぷりが伝わってきて面白い。

    タイトルと表紙の写真から絶対に食べられそうにないゲテモノばかり出てくるのかと思ったが、意外と全体の3割くらいは食べてみたい・美味しそうなものだった。
    考えてみたら、日本の納豆やフグ刺しだってフラットな目で見ればだいぶヤバい料理だ。自国の文化と照らし合わせて珍しいからと言って「こんな物食べれるわけがない!」と食わず嫌いするのはその国その地方の食文化をリスペクトしないことだ。(とは言えその土地の人でも食べたがらないものもこの本には幾つか出てきたが)なので何でもトライする高野さんは本当に立派だ。

    読後に10

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    2026年05月05日
  • 酒を主食とする人々

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    最初から最後まで面白く、未知のものに出会う喜びに溢れた一冊だった。パルショータは飲んでみたいし、インジェラも食べてみたいし…。現地劇団の話は特に面白かった。

    また、現代科学(西洋科学)のあり方にまで問題提起、というか現代科学を超越した存在がここにあった。酒飲み大歓喜の一冊ではないかと思う。もっと広まってほしい。

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    2026年05月03日
  • 酒を主食とする人々

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    この本はいつもの作者の本とちょっと違う。クレイジージャーニーというテレビ番組が同行していて、ヤラセをしないために日本人の先行隊も使わないという、ぶっつけ本番な企画。というわけで、テレビ番組の裏側も知ることができる。行先はエチオピア南部。近くに紛争地帯もあって、入国許可が出るかどうかというところから始まる。現地ガイドを見つけるのも難しい。テレビ番組のロケなので、スタッフの時間的制約もある。果たして、酒を主食とする民族に出会うことができるのか。面白かった。

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    2026年04月27日
  • 謎の独立国家ソマリランド

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    500ページくらいある本なので一気読みは無理だが、大変面白い。
    まず、ほとんど知られていないソマリア、ソマリランドについての詳細なレポートなので、社会的に有意義である。国家とは何か、政治経済社会の維持と崩壊と再建について考えさせられる。
    ただし、15年ほど前の状況である。
    で、著者はソマリランドの人々の平和維持の努力、工夫に高い評価をしている。それは納得できるのだが、世界各地の現状を見ると、ソマリランドには原油、金鉱石、レアアースなどが産出されない、ということが幸いしているのではないか、と危惧するのだが。

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    2026年04月10日
  • 世界の納豆をめぐる探検

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    面白かった。
    納豆好きの著者が日本だけでなく、世界の「納豆」を探して、食べて、現地の人と交流して、まとめた壮大な食レポ絵本。
    自分も納豆が好きなので、見るだけで楽しいし、世界中に「納豆」があることが分かって、とても面白かった。
    アフリカ ブルキナファソのプシギン村の「バオバブ納豆スープ」飲んでみたい!

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    2026年04月09日
  • 世にも奇妙なマラソン大会

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    冒頭で高野さんは自身の「間違う力」について語っていますが、私はその後の「間違ったまま突っ走る力」にやられて高野作品を読んでいます。
    ヤバいとわかっていても引き返すという選択肢は更々なく、あえて「乗りかかった船状態」を作ってから「困ったなぁ」と言ってるとしか思えない。
    毎回それを期待しているし、本書も期待通りの出来事が3件。

    「世にも奇妙なマラソン大会」
    サハラ砂漠でフルマラソンに参加。ずっとなんで?が止まらないけど、読み終えると謎の清々しさがある。

    「ブルガリアの岩と薔薇」
    これは以前読んだ「メモリークエスト」の後日談。ミッションを終え帰国するために利用したバスで、岩のようなおじさんと出会

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    2026年03月15日
  • 未来国家ブータン

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    伝説の雪男の調査にブータンへ。
    ここに至るきっかけやその後の調査の流され感がゆるくておもしろい。
    うわべの聞き取りでなく、そこの人たちの暮らしにや懐にはいりこもうとする高野さん。
    雪男探しというよりも、だんだんブータン版『遠野物語』の様相を呈する旅。
    その土地の習慣や価値観があぶり出されて興味深いです。
    そして、そこから見えてきた「なぜ国民の幸福度が高いのか?」という考察が、とても腑に落ちました。

    この旅は2010年のこと。
    その後2016年に出版された『謎のアジア納豆』
    の中で、2014年に訪れたミャンマーにブータン人難民キャンプがあることが書かれていています。
    「幸福な国」といわれるブー

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    2026年02月27日
  • 世にも奇妙なマラソン大会

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    プフッと声を出して笑ってしまった。
    メインの3つの話、サハラマラソン、ブルガリアの岩と薔薇、名前変更物語のどれも著者が「間違う力」でズンズン突き進み、笑わしてくれる上、何か面白い余韻を残してくれる。

    ◯サハラマラソン
    始まりの深夜のクリックからめちゃ笑う。
    しかし、ハーフマラソンに出たこともないのに、砂漠のフルマラソン…それだけでもすごいし面白い。案外タイムも早いし。
    加えて、西サハラ問題(初めて知った)やそこでの暮らしぶりにも触れることができて興味深く楽しい。

    ◯ブルガリア
    まあまあ大変というか面倒な状況になってるのに、「並大抵の心地よさじゃないのだ。ここ十年で最大のカルチャーショックか

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    2026年02月23日
  • 子どもお悩み相談会 作家7人の迷回答

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    小学高学年から。作家7人の迷回答と言うだけあって面白い。お悩みにそれぞれ答えてくれているが、一般的な回答を期待してはいけない。とにかく文章が楽しめる。

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    2026年02月23日
  • 酒を主食とする人々

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    エチオピアに旅行に行くのだが、情報があまりなくたどり着いた本。
    取材力が卓越しており、観察眼と表現力がすごく楽しく読ませてもらった。
    YouTubeでは見聞きしたことのない内容だったので大変面白かった。
    面白さの一方で、水不足や飢饉による部族間の戦争などまだまだ基本的な生活が崩れてしまう様な世界が存在する現実もしれた。

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    2026年02月20日
  • 恋するソマリア

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    「謎の独立国家ソマリランド」に続く、ソマリア本第二弾。
    高野さんのソマリアへの熱い恋心?がこちらまでひしひしと伝わってきて、おもしろい。
    ソマリ人たちとの交流から見える、ソマリ人の性質だったり暮らし、価値観がとても貴重です。
    こんなにソマリランドやソマリアについて知ることのできる本てないもの!
    内戦が続いているだけあって、フィクションかと思うようなとても危険な目にあい、こちらまでハラハラしてしまったけれど、それが日常であるソマリ人たちの様子がわかるのも貴重。

    高野さんが訪れたこの2012年から今はどうなっているのだろう。
    ソマリランドやソマリアに興味を持ち、世界を見る目が広がっています。

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    2026年02月17日
  • 酒を主食とする人々

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    健康や食生活、生きることについて考えさせられる一冊。タイトルにインパクト大だけど、それだけでなくどういう暮らしをしているか、お酒の影響、医学が信用できなくなりそう笑
    せっかくならテレビで見てみたかったけどデラシャカットしてるなら別にいいか。

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    2026年02月16日
  • 世界の辺境とハードボイルド室町時代(集英社インターナショナル)

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    好きなこと、興味のあることを、誰かとこんな風にお話ししてみたい!歴史の話は馴染みがありますが、辺境とは?とよく分からないまま、読み進めました。日本の昔とアフリカや世界の辺境との共通点や違いを見いだしていく二人の対談。時間と空間を超えて異世界が繋がるようなそんな感覚を覚えました。

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    2026年02月15日
  • 謎の独立国家ソマリランド

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    『世界の辺境とハードボイルド室町時代』を読んで、こちらの本に飛んできた。手にとって、「分厚っ…」と声に出てしまうほどの本の厚みで、読みきれるのか不安になりましたが、かなり難しい異文化を、ユーモアのある語り口で面白おかしくリポート&解説してくれています。

    ソマリランドに来てみました、的な(かなりハードな)旅行記のような始まりで、ソマリの人々のことやソマリランドのあちこちに訪ねていった様子が描かれます。

    著者がソマリランドのことを「地上のラピュタ」とまず言っていたけれど、これが最初はピンと来なかった。アフリカの民主主義国家、だけだったら、「そんなところがあるんだ~」と思うくらいです

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    2026年02月14日
  • 語学の天才まで1億光年(集英社インターナショナル)

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    言語への情熱とユーモアに溢れ、外国語を学びたくなった。高野さんの文章は読んでいて楽しい。話したいことがあれば話せる、言語にはその言語のノリがあるという話が興味深い。言語は脳だけでなく、練習や反復といった身体性の部分が大きいのだと知った。どの言語も美しい、という結論がとても素敵だ。

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    2026年02月14日
  • 西南シルクロードは密林に消える

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    ビルマを経由してインド北東と中国四川省をむすぶ交易路として昔栄えたと言われてる西南シルクロードを辿るお話。しかし、西南シルクロードについては本書を読んでもなんだかぼやっとしてる。
    只々、著者をほぼ最初から最後までエスコートしたビルマのゲリラメンバーたちとの人間模様が面白い。
    しかし何故ゲリラたちは、数々の苦難を乗り越えてまで、親切に責任感を持って著者をエスコートしたのか謎のままである。

    本書は25年ほど前の話であるが、
    中国の内陸部(ビルマとの国境付近)の街である大理なんかはもうずいぶん近代化、観光地化していたようである。
    また本書にある地図を見て、
    インドの北東部はバングラディシュにえぐら

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    2026年02月11日
  • 世界の辺境とハードボイルド室町時代(集英社インターナショナル)

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    ずいぶんと前に知って、ようやく買って、さらに積読してたのを今頃読み終えました!(いや、もっと早く読めよ!)

    めっちゃ面白かった!
    高野秀行さんと清水克行さんのそれぞれのお話がとても興味深くてわくわくしました。
    お二人の他の著書を気になって検索中です。

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    2026年02月08日
  • 語学の天才まで1億光年(集英社インターナショナル)

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    内容が刺激的だし、文章がうまい!
    こういう風に冒険を伴った言語学習なら、外国語=英語?がもっと好きになる中高生が増えると思う。
    そもそも、カリキュラムは「外国語」であって「英語」では無いのだから、何語であっても良いはずだ。
    著者自身が破天荒な学習者だから、教える立場に立ったときの教え方も、ユニーク!
    あと、言語が持つノリと言う考え方も面白かった。音楽のノリと言語は、やはりとても関係があると思った。話す言葉によって、なんと話者の気性まで変わってしまうのだから。
    情報を伝えるための言語と仲良くなるための言語と言うカテゴリー分けも面白い。
    だからいくら翻訳機能が発達しても言語学習はなくならないと言う

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    2026年01月28日