高野秀行のレビュー一覧

  • 謎のアジア納豆―そして帰ってきた〈日本納豆〉―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    納豆を探して巡る辺境の旅!約500ページのドキュメンタリー。高野ワールド炸裂で全く飽きさせない。納豆の食文化を通じての民俗学、文化人類学研究と言っても過言ではない作品。読むだけじゃなく、実際にそんな旅をしてみたい。

    0
    2021年01月03日
  • 謎のアジア納豆―そして帰ってきた〈日本納豆〉―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    アジアで作られているという"アジア納豆"を探しに行くドキュメンタリー。
    作り方は違うものの匂いや味は日本の納豆に近いという。
    いつも食べている納豆なのに知らない事だらけ。
    まさかアジアにも納豆があるだなんて…

    結構分厚いけどおもしろいのでどんどん読めます!
    学者さんじゃないのに好奇心だけで
    ここまで追い求めるのはすごいと思いました。
    (間違っていたらすみません)

    地名や民族に馴染みがないので
    途中途中わからなくなることがあったので
    自分でわかりやすい様にメモを取りながら
    読み進めていますが、
    自分で自分がどこを目指しているの

    0
    2020年11月20日
  • 怪獣記

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    UMAってものには実は興味はあまりないんだけど、読んでみてすぐ引き込まれた。

    UMAの探索のはずなのに、民族問題や政治思想まで踏み入れて、最後にはなぜか立場逆転!?みたいなことになっていて、冒険記としてたいへん面白かった。

    ジャナワールという真偽不明で、地元民からはほぼ確実にオワコン認定されているものを通して見る人間模様、というのがとても不思議な感じがしたのと、それに加えて景色の浮かぶ文章が良かった。トルコに行きたくなった。

    2007年刊行なので、その後がとても気になる。結局、正体は何だったのか!?

    0
    2020年11月04日
  • 謎のアジア納豆―そして帰ってきた〈日本納豆〉―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ひょんなことからアジア納豆を追うことになった著者。行動力と操る言語は健在で、東南アジアから日本国内を巡る。その中で、日本は納豆先進国ではなかった。アジアでも日本でも納豆づくりを体験し、本書は次第に納豆文化人類学の様相を呈してくる。それが深く、また面白い! 続編も楽しみだ。

    0
    2020年09月30日
  • 謎の独立国家ソマリランド

    Posted by ブクログ

    ソマリランド、内戦可にあるソマリアのなかにありながらすごく治安がよいラピュタのような国(国としては認められていないが)。
    以前未来世紀ジパングで特集していて上記のような程度の知識しかなかったが、高野氏の潜入・取材力によって、物語のようにソマリ人の特徴、またソマリランドの設立?の流れが色鮮やかに入ってきて本の分厚さが全く苦にならなかった。
    ソマリランドにとどまらず、海賊国家プントランドとリアル北斗の拳の南部ソマリアも取材したことでより色濃くソマリの流れやそれぞれの氏族の言い分があり、多方面からの視点がとりあげられててよりソマリランドとは、ソマリ人とは、ということが浮き彫りになっている。
    カート宴

    0
    2020年09月25日
  • 腰痛探検家

    Posted by ブクログ

    腰痛という、数多くの人が体験しているだろうことをここまで面白く書けるんだから、やはりさすが。とにかくもかくにも面白い

    0
    2020年09月21日
  • 辺境の怪書、歴史の驚書、ハードボイルド読書合戦

    Posted by ブクログ

    日本の歴史学者である清水克行と、辺境などを渡り歩くノンフィクション作家である高野秀行による読書対談。

    前作に引き続き、異なる背景を持つ二人による対談は面白い。
    そえぞれの知識、体験に裏付けされた着眼点から一冊一冊の本を掘り下げていくため、非常に読みごたえがある。

    本書を読む前は全然興味がなかった「大旅行記」「ギケイキ」といった本についてもぜひ読んでみたくなった。

    0
    2020年09月20日
  • 間違う力

    Posted by ブクログ

    一流でやらないより二流でやった方がはるかにいい。
    どんなに実力があったとしても、計画だけでいるのでは何も起こらない。

    二流でも、それをやり続けていれば見てくれる人は出てきて、チャンスがくる!やり始めよう。

    0
    2020年08月22日
  • 世にも奇妙なマラソン大会

    Posted by ブクログ

    世界は広い。そしてこの本の著者も含めて、世界にはいろんな考えを持って行動する一見変わった人たちがいる。いや、変わってると思うのは自分の中の常識の範囲があまりにも狭いからなのかもしれない。
    周りの人たちと違う考えを持てるのは、自分の中に何かしらの芯がある人なんだと思う。
    わくわくしながら読むことができた。
    世界を旅してみたい気持ちにさせてくれる本。

    0
    2020年08月14日
  • 【電子特別カラー版】恋するソマリア

    Posted by ブクログ

    謎の独立国家ソマリランドの続編のような位置づけ。そこで書き残した事や、その後の渡航内容が綴られている。この人のソマリランド愛はすごいなー。ここまで一つの地域を愛し興味を掘り下げる情熱を傾けられる場所を見つけた著者は幸せだ。誰よりも、日本で一番この国を理解していたいと言う希望は、帰国後ビジネスをすると言うアイデアにも行くが、この人は「お金儲け」が目的になってない(イヤそりゃ少しはある)ソマリランド発展に為、そして母国日本と愛するソマリランドとのパイプ作りの為、と言うのが好ましい。
    一般的な生活を体験する、料理を習う、郊外を見る等外国人には困難な事を実現させて行くのは、著者の情熱と友好心と出会った

    0
    2020年07月07日
  • 謎の独立国家ソマリランド

    Posted by ブクログ

    この本でソマリランド、プントランドの存在を知った。著者の好奇心とソマリランド愛に引き込まれる。海賊がなくならない説明、海賊はビジネスって目からうろこだった。難民キャンプにいる人達が笑顔というくだりも印象的。実は皆生き生きして笑みを浮かべているそうだ。それは安心しているから。やせこけた、目がうつろな子供ばかりを難民キャンプの写真に添えるのはプロパガンダ。
    著者は氏族について、日本の士族に置き換えて説明してくれているけど、それでも頭に入ってこない。だが、氏族政治が成り立っている仕組みは興味深い。行ってみたいなソマリランド。

    0
    2020年06月17日
  • 辺境の怪書、歴史の驚書、ハードボイルド読書合戦

    Posted by ブクログ

    【「ここではない何処か」を時間(歴史)と空間(旅もしくは辺境)という二つの軸で追求していくことは「ここが今どこなのか」を把握するために最も有力な手段なのだ。その体系的な知識と方法論を人は教養と呼ぶのではなかろうか。】(文中より引用)

    それぞれ「周辺」と「中世日本史」に惹かれ続ける2名の碩学が、何冊かの本を手がかりに縦横無尽に議論を試みた作品。著者は、前作の『世界の辺境とハードボイルド室町時代』も話題を読んだ高野秀行と清水克行。

    まず読書合戦のために選ばれている著作からしてかなりマニアック。そこからさらにマニアックな話を展開していくわけですから、刺さる人にはたまらない内容になっているかと。気

    0
    2020年05月08日
  • 【カラー版】神に頼って走れ! 自転車爆走日本南下旅日記

    Posted by ブクログ

    相変わらずの高野秀行らしい本。
    バカバカしいことをとても真剣に取り組むというその姿勢や生き方が面白い!

    0
    2020年04月30日
  • 恋するソマリア

    Posted by ブクログ

    高野さんの本、初めて読ませていただきました。
    恋するソマリアというよりは、ソマリアに恋する高野さんって感じですが笑
    正直私はソマリアという国に内戦の負のイメージしか持っていなかったのですが、密着による細かいソマリア文化の描写、国民性を知りとても興味深い国だなあと思いました。

    0
    2020年03月08日
  • 西南シルクロードは密林に消える

    Posted by ブクログ

    とっても読み応えのある本。
    正直西南シルクロードと言われてもピンと来なかったけどそんな事はどうでも良くてとにかく面白い。
    中国からミャンマーへ密入国しジャングルを2ヶ月以上歩いて今度はインドに密入国する。しかもその行程すべてがその土地にいるゲリラにエスコートされながらである。
    なのに笑える。ゲリラとの妙な絆にも愛着が湧いてしまう。
    まったく知らなかったビルマやインド国境付近のゲリラ達について、少数民族について、国について興味も湧いたしとても勉強にもなった。
    今まで読んだノンフィクション物では一番読み応えがあった!

    しかしよくぞ陸路で最後まで制したなぁ…
    普通途中で諦めちゃいそうなものだけど。

    0
    2020年02月26日
  • 世界の辺境とハードボイルド室町時代(集英社インターナショナル)

    Posted by ブクログ

    「ソマリアの内戦と応仁の乱は似ている」というところから話が始まる。最初はソマリランドと室町時代の比較をしているのだが、本の後半では東南アジアやアフリカの話も出てくるし、日本史の方も中世史だけではなくなり、最後は日本国について語るところに収束している。対談形式なのだけれど、どちらかの専門に偏ることなく、辺境も歴史も面白そうな本だった。

    0
    2020年02月09日
  • 【カラー版】未来国家ブータン

    Posted by ブクログ

    SFチックなタイトルですが、ブータンの現地人に取材した紀行文。ブータン人の文化に深く切り込んでいて、今まで触れたことのない価値観はとても面白い。

    0
    2020年02月03日
  • 【電子特別カラー版】恋するソマリア

    Posted by ブクログ

    謎の独立国家ソマリランドの続編。
    前作は歴史的背景など難しいところもあったが、今回はソマリランドの家庭料理、南部ソマリアでの危険地域での旅行記のような内容で非常に読みやすい。
    ワイヤッブ、ハムディのその後も気になるので続編を期待。

    0
    2020年01月18日
  • 西南シルクロードは密林に消える

    Posted by ブクログ

    とてもとても面白かった。ユーモアと暖かさのある文章で、もの凄く危険な旅がそれだけじゃない、人々との交流や現地の人々のくらし、文化をとてもわかりやすく、でも時に鋭い考察を交えて、決して押し付けがましくなく、伝わってきた。ホモサピエンス全史の次に読んだという偶然も、より理解が深まってあっという間に読めた。なんだろう。初めて読むタイプのノンフィクション。次の高野秀行さんの本も絶対読む。

    0
    2020年01月03日
  • 異国トーキョー漂流記

    Posted by ブクログ

    在日外国人との交流を通し、著者のペーソスがかたられる。
    著者の得意な冒険記的な作品ではなく、命を預ける相手という濃ゆい付き合いではない。東京という大都市の中で袖擦り合う程度の淡麗な関係であるため、外国人諸氏との付き合いも淡麗である。何度か一緒に飲んだことがある痴人と友達の間くらいの関係、といった程度の濃度である。
    長い人生の中で少しの間交わった外国人たちとの交友がテーマであるため、著者の関心は2つに絞られる。在日外国人の東京における生き方と、在日外国人との交友を通した著者自身の生き方である。
    個人的には、日本野球に詳しい盲目の青年の話が印象的だった。障害という日本で生活するためのハンデを笑い飛

    0
    2019年12月06日