高野秀行のレビュー一覧

  • 酒を主食とする人々

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    面白かった!クレイジージャーニーの放送は見逃したので、本書をとても楽しみにしていた。期待を裏切らない内容だった。世界には自分の知らない、想像を超える文化をもつ民族がまだまだあるんだろうなあと思う。エピローグで、西洋文化の広まりや多様性についての言及があったが、本当に著者の意見に完全に同意。そして自分も、日本人として日本人の文化をもっと大事にしていきたいなと思う。
    高野さんの作品はいつも楽しみにしているが、彼のおかげで、自分では絶対に行けないような土地や、そこに生活している人達の暮らしを知る事ができて、本当に感謝している。現地に行く事は難しいので、とりあえず日本で
    エチオピア料理を食べてみたいと

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    2025年12月12日
  • 酒を主食とする人々

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    タイトルと表紙から、子どもがお酒飲んで大丈夫なの?って思っていたので、その疑問にちゃんと答えてくれて嬉しい。しかも、妊婦までって衝撃。自分の常識が常識ではないと思い知らされる。それと、私は毎日の献立を考えるのがしんどいので、毎日同じもの食べるって羨ましい。日本人、色々食べすぎだよね?前半、アルマズに感情移入していたので、最後に希望がもててよかった。高野さんありがとう!

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    2025年12月11日
  • 腰痛探検家

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    高野秀行作品に“腰痛”の要素はたびたび出てくるが、それだけで本が書けるの?!という疑問は読み始めてすぐに払拭された。腰痛というのもひとつの辺境なのだ。
    高野秀行がありとあらゆる治療法に挑戦し、その治療世界の奇妙な施術者ー患者関係に笑いがどんどん生まれる。
    訳の分からない薬を飲まされ、ダークサイドの底まで堕ちてからの爆発というクライマックスも最高。面白かった。

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    2025年11月23日
  • イラク水滸伝

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    まず、イラクが、イラン同様に自分がイメージしていた国と全く違っていたことに無知を思い知った。特にイランとは内向きと外向きが真逆であることやイラク人のホスピタリティ、氏族社会で単独ではどこにも行けないことなどが非常に感慨深かった。
    湿地帯の話は内部に入り込まないと知り得ない話で読み応えあり。シュメールからずっと精神、文化、風土が続いてきたことに驚く。日本にも永く続く文化がある。大事なものを失ってしまわない様に意識しなくてはと強く考えさせられた。

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    2025年11月17日
  • 辺境メシ ヤバそうだから食べてみた

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    高野秀行ファンとしては既知の話も多くて新鮮味が薄い。導入本として良さそう。
    また、3ページで1話が完結する形式も情報が密になりすぎていてイマイチ。高野秀行作品は1つのことを突き詰めていくのが醍醐味だと思う。
    その中でも書き下ろしや初耳のエピソードはヤバいものばかりで、特に「ヤギの糞のスープ」が好き。翻訳機が連呼するくだりに爆笑した。
    ウゲー!となったのは上海シャオツーでの昆虫食。確認の重要性を痛感した。

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    2025年11月16日
  • 語学の天才まで1億光年(集英社インターナショナル)

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    怪しげな本ばかり書いているイメージで避けていたわけではないけどこれが初めて読んだ高野さんの本になりました。
様々な冒険で使える魔法の道具として「語学」を学んで行った著者ならではの語学エッセイで
冒険的要素も程よく入って面白い!

日本人が日本語だけを母語とするのに対し、コンゴ人の言語感が3階建という説明が目から鱗で、
    以前「世界の台所探検」という一般の人に自国を代表する料理を習うエッセイで、イスラエルのような激動の歴史がある国にはいわゆるイスラエルらしい料理がないのに驚いたこととリンクしているように感じた。
日本のように主に単一民族が住んでいて植民地になったことなどがない国の方が珍しいんだろう

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    2025年11月15日
  • 酒を主食とする人々

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    私の大好きな「クレイジージャーニー」で放送された表題の回を書籍化したものです。
    酒を主食…何だか楽しそう…という浅はかな感想はすぐに撤回。朝昼晩、毎日、酒意外飲めないし、食べられないと考えるとなかなかハードな状況です。
    さて、真相は?
    目的の酒飲み民族にたどり着くまでに起こる数々の事件!!さすがクレイジー!

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    2025年11月15日
  • 酒を主食とする人々

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    タイトルを見て、面白そう!と手に取った本。
    あのクレイジージャーニーの取材を元にしているそう。
    筆者が酒飲み民族との出会いを求めて、エチオピアのコンソとデラシャという村を訪れたときの記録。

    酒が主食⁈と驚くが、生まれたときからそういう環境で育つっていうのはそういうことなんだろうな、と人間の不思議を感じる。
    一種の酒だけで生きていけるの?って思うけど体格などにも問題ないとのこと。
    栄養バランスとか気にしてめっちゃ多種多様な食材や料理を口にしている我々だって、逆の視点から言えば不思議なのかもしれない…。

    酒以外にも、未知の世界の話は面白かった。
    劇団デラシャにフェイク家族、思わず笑ってしまう。

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    2025年11月13日
  • 語学の天才まで1億光年(集英社インターナショナル)

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     高野秀行さんて、「誰も行ったことのないところに行く」とか言ってるし、めちゃくちゃ破天荒な人なんだろうな、と、はじめの頃は思っていたし、実際、到底真似できないことばかりなさっているのでこれから述べる感覚はおかしいかもしれないのだが、読めば読むほど妙に親近感が湧いてくるのだ。これももしかして、異世界の人だと思ってたら案外話していることがわかって嬉しくなる、という「人間みな同じ」経験なのだろうか。同時代に生きる日本人の書いたもので、「驚き」と「共感」の両方がこんなに高いレベルで、一切のストレスなく得られるって、すごいことだ。
     『アジア新聞屋台村』と読けて読んだので、“高野さん青春記”をさらに見せ

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    2025年11月09日
  • 世界の納豆をめぐる探検

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    納豆好きが極まるとこうなるのね!
    世界中にこんなに納豆があるなんて…
    イラスト+日本の料理に例えながらの味の感想がすごく分かりやすくて食べてみたくなる。

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    2025年11月07日
  • 辺境メシ ヤバそうだから食べてみた

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    今まで何冊もの高野さんの探検や旅の本を読んでいるから、それなりにクレイジーな現地の食べ物を食べているところを読んできたけれど、こうやって集まるとほんとにすごい!
    胃腸は強くないとおっしゃってるけど、絶対それはないと思うほどの、食事体験。
    普通食べようと思わないから!というようなものや調理法の数々で、本当に圧倒され続けました。
    昆虫系は、目に浮かぶようなリアルな様子にひぃーとなり続けでした。

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    2025年10月26日
  • 酒を主食とする人々

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    ネタバレ

    エチオピアの奥地、酒を主食とする民族を求めて調査に向かった話。
    テレビでは見れない民族ツアーの裏側の生々しいリアルな話がてんこ盛りで面白い。
    小さい頃から酒を飲んでいて、毎日浴びるように飲んでるが健康。むしろ日本人より健康のようにも見え、現代医学の」酒の飲み過ぎは不健康」を根底から覆す。
    文明が遅れているのではなく、彼らなりの進化をしている。我々が進んでいる文明、技術が果たして適切な方向性なのかを改めて考えさせられた。
    あまりこういう体験記は読まないが、自分がおそらく一生体験しないことを本を通して感じれるのは本当に素晴らしいと思いますね。

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    2025年10月23日
  • 酒を主食とする人々

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    アフリカっておもしろい!と思う。が、ムシが酷いくだりを読んだら、行きたいとは思わなくなる❗️
    酒が好きで、主食⁈と見て手に取った本。他の民族より、体格もよく健康的という。が、それは食事全てにおいてそうしないと為すことができない習慣。タイヘンだ。
    争いが多く、貧しさがイメージ先行するアフリカだが、価値観の違い、それぞれの幸福、いろんな見方があるなと思った。

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    2025年10月18日
  • 酒を主食とする人々

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    ネタバレ

    三宅香帆さんがおすすめしてたので

    - 書き出しが素晴らしい
    空港から話が始まる旅行記にはろくなものがない。成田であっても目的地の国の空港であってもーーというのが私の持論なのだが、この旅行記は私が成田空港へ向かうところから始まる。ろくな旅行記でないことがこのことからもすぐわかる。

    - エチオピアのビザがないと飛行機に搭乗できない。。。1週間遅れての出発となる。

    - 旅のきっかけは砂野唯著『酒を食べる エチオピア・デラシャを事例として』
    - エチオピア南部のデラシャという民族は栄養の大部分をパルショータと呼ばれる酒から得ているというのだ。パルショータはイネ科モロコシ属のソルガムという

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    2025年10月06日
  • 未来国家ブータン

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    高野秀行のバカUMA本としてはやや地味。『酒を主食とする人々』の番組作りと同様、TK調査や日程のタイトさといった煩わしい要素が足かせになって、本領発揮できてない感が否めない。

    ブータン紹介本としては素晴らしい。
    なぜ中国とインドに挟まれて伝統的な国家を守ることができているのか解き明かしている。後進国だからこそ先進国のニの轍を踏まないという無敵の国家運営をしている。

    そんなブータンがインドと鉄道を結ぶというニュースが今日出た。ニムラとパートナーを結んだように、実利があるビジネスチャンスは決して逃さないのが実にブータンらしく思えた。(工事費は全てインド持ちのようだ)

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    2025年10月02日
  • 語学の天才まで1億光年(集英社インターナショナル)

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    語学をテーマに作者の探検譚を振り返る内容なんだけど、言語学的にも高野作品としてもどっちつかずで、どちらかというと高野作品初心者向けの内容だった。
    ワクワク感には欠けるけどナマの語学学習法とかは新鮮でおもろかった。

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    2025年09月25日
  • イラク水滸伝

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    この本のおかげで、私は家にいながら、イラク特にアフワールを旅することが出来た。語学の天才まで〜が面白かったので、こちらも読んでみたが、こちらも負けず劣らず異世界タイムスリップをさせてくれた。

    読み進めると、ブリコラージュという手法だったり、アーティストの山口晃さん登場だったり、万城目学のヒトコブラクダ層ぜっとを彷彿とさせる遺跡だったり、今まで私が血肉にしてきたキーワードが出てくる、出てくる。分かるよ!知ってるよ!のオンパレード。「あー、この本は、今、出会うべくして出会ったんだなぁ」とご縁を感じてしまった。

    楽しい内容だけでなく、学びもあった。
    アフワールの婚姻関係についてである。13才で結

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    2025年09月23日
  • 恋するソマリア

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    高野先生のソマリア2冊目。
    相変わらずの先生のソマリア愛を感じます。
    ただ前作の明るさが少し鳴りを顰めた感じがします。高野先生の筆才とは別の話ですがソマリアの状況も刻一刻と変わりますからね。ソマリアを愛していて状況もわかってきた先生だからこそ書ける世界なのかもしれません。

    そして先日万博に行ってきたのでソマリアも覗いてきましたが、特産物とパネル、以上!みたいな感じの展示でした。当然3つに分かれてるとかそんなことは微塵にも感じさせず。。たぶん南部ソマリアが持ってきた展示物なんだとは思いますが。当然といえば当然なんですが、そんな状況が少し残念さを感じました。

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    2025年09月19日
  • 世にも奇妙なマラソン大会

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    ずっと積読してた本
    面白いとは感想などで見ていましたが、、、
    破天荒すぎてレベルが違う!!

    いろんな基準がズレてるとしか言いようがなく
    だからこそ人と違うことができるんだなって

    ただ破天荒なだけじゃなくて、世の中の情勢にも焦点が当てられていて
    とてもためになる所もあります!

    インドに入国するために奥様と離婚を考える
    「名前変更物語」は奥様に同情しました

    たかのてるこさんも高野秀行さんも
    旅で人と出会う達人って感じですが、
    「たかの」という名字には何かあるんでしょうか?笑

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    2025年09月09日
  • 語学の天才まで1億光年(集英社インターナショナル)

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    私も今英語が通じない国への旅行を計画していて、少しでも深く現地を知るために新たな言語を学び始めたところだったので、目的があれば頑張れるというのは私も全く同じだし、目的がなければ頑張れないというのも本当にその通りだ。
    作者の勉強法はだれにでも真似できるものではないけれど、ネイティブが書いた文をとにかく読むというのは有効そうだと思った。そして、伝えたいことがあれば語学は上達する。

    現代では英語が話せれば最低限旅行はできるけれど、作者のように現地の人々や文化を深く理解したり、英語が全く通じない場所で暮らしていけたりはしない。

    情報を伝達するという目的のための語学は今後必要なくなるかもしれないが、

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    2025年09月03日