高野秀行のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
面白かった!
この人の語り口は、自分にもできそうに思わせるが、いやいや、やっぱりこんなことは自分にはできないなということをどんどんやってしまえる人なんだな。
タイトルから想像していた内容とはかなり違うものだったけど、寧ろそれで良かった。
海外の文学だったり哲学だったりを、日本人の翻訳者が翻訳したものを読むと全然頭に入ってこないことがあるから、自分で原書をあたって自分の言葉で読めるようになりたいなんてことを、ロウソクの炎が、いや線香花火くらいかな、終わりのボトッと地面に垂れる手前の火の玉くらいのものが、気づけば胸の奥にチロチロゆらめいているのだが、それは無理だなと思う気持ちが強く実現しそうにない -
Posted by ブクログ
めちゃめちゃおもしろかった!
早稲田大学探検部出身と聞いて納得。
内容がおもしろいのはもちろん、文章も上手だと思う。
私は大学受験頃から英語が嫌いになってしまった。文章を読むのは得意だが、リスニングが苦手。たぶんAPD気味なので…。
で、どうせGoogle翻訳で分かるし伝わるし…と、語学学習をサボってきた人間だが、すんごくワクワクしてしまった。
言語ってそれぞれ違ってめんどくさいなと思っていたが、こんなに同じなのか!と。そして、「入り込む(親しくなる)」ために大事なのか!と。
英語や第二外国語を教わる前に、言語の分類を教えてほしかったし、情報伝達ではなく親しくなるために大事だよと教えてほしか -
Posted by ブクログ
ちょっとまだ入り口の初(はじ)めにを読み返してる程度なので…魔(or真)に亨けないで欲しいのですが…では…まず…梁山泊の発想が笑えました。
って推論(すいろん*1)の方で…北宋末期に居た憂士達を例えてますけども…あの人達歴史的な事件に関与した人達ですよ。
*1‥それは…(漢歴は…)年数は不詳ですが、歴史的な事件とは…靖康の変*2です。
*2‥この 変は、金が(後にリベンジを喰らう、ホンタイジ家の主人と譲らなかった)遼を攻撃する際に北宋との挟撃を約束も…梁山泊の対応を理由に遅延した事態(こと)で…此人(かれら‥梁山泊の志士たち)を北宋の先見どころか委任隊として送られ…金側の不興感を察して -
Posted by ブクログ
酒は百薬の長と言われていたが、近年ではアルコール1滴でも害だとする説をよく目にする。
飲みたいのに、罪悪感がついて回る…
そんな中出会った「酒を主食とする人々」という本。エチオピアのある部族は大人から子どもでも妊婦でも、朝から晩まで酒を主食として飲み(1日5リットルぐらい)固形物はほぼ食べないとのこと。それで健康に過ごしているらしい。
日本やその他の西欧社会とまったく違う生活様式だし、見た目は遅れている文化に見えるかも知れない。けれどそれはただ、進んだ方向が違うだけ。遅れているように見えるだけ。
自分の常識が常識じゃないとあらためて考えさせてくれる本。
お酒は有害ではない。と思う。
-
Posted by ブクログ
第34回Bunkamuraドゥマゴ文学賞
イラクの湿地(アフワール)の水面を、古代メソポタミア時代から続く三日月形の舟「タラーデ」で移動したいという高野秀行さんらしい挑戦。
まさに表紙の写真だけど、ネットでも湿地帯の画像を見て幻想的な風景に魅了された。
そしてそれ以上に度肝を抜かれたのがマーシュアラブ布!アガサ・クリスティが収集していたという幻の希少な布でこんなに鮮やかで可愛い布は見たことがないので、本書を読まない人も写真だけは是非検索して見てほしい!モチーフにはそれぞれ意味がある。
タラーデもマーシュアラブ布もエキゾチックで魅力的だけど、イラクの湿地帯という未知な領域に住むマーダンと呼 -
Posted by ブクログ
面白かった!クレイジージャーニーの放送は見逃したので、本書をとても楽しみにしていた。期待を裏切らない内容だった。世界には自分の知らない、想像を超える文化をもつ民族がまだまだあるんだろうなあと思う。エピローグで、西洋文化の広まりや多様性についての言及があったが、本当に著者の意見に完全に同意。そして自分も、日本人として日本人の文化をもっと大事にしていきたいなと思う。
高野さんの作品はいつも楽しみにしているが、彼のおかげで、自分では絶対に行けないような土地や、そこに生活している人達の暮らしを知る事ができて、本当に感謝している。現地に行く事は難しいので、とりあえず日本で
エチオピア料理を食べてみたいと