高野秀行のレビュー一覧
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アナクロ、アナログ、アナーキーの3拍子揃ったトリアーナの2人が、現地ガイド(こちらは陸路を車で追っかけてくれる)とともに3人でティグリス=ユーフラテス源流部をパックラフト航行で川下りをする本。1人は山田隊長 (山田高司 1958年生まれ 当時59歳)。1人は筆者。
いつも、人が絶対に行かないような場所に行ってルポにまとめてくれる高野さん。今回もびっくりするような旅でした。
トルコなのだが、クルド語を話すクルド人(クルド良く聞くけど始めて意味を持つ言葉になりました)。イスラム圏なのに女の人が自由にしているエリアもあった。そのアレヴィーはアニミズム(水天地日月)崇拝のような宗教。良くイスラムの中に -
Posted by ブクログ
いつも楽しみにしている高野さんの本。
今回もすごく面白かった。
話の中心は旅先で出会う様々なクルドの人々。
読んでみるまでメソポタミアとクルド人が全然結びついてなかった。
クルド人といっても住む国、宗教、支持政党など様々に違っており、考え方や生活スタイル、言語なども一様ではないことを知った。
川を旅して、キャンプをはって、その土地に暮らす人と触れ合うことで、心からその土地と人をわかろうとする筆者の姿勢は素晴らしいといつも思う。
どうしても日本では問題ばかりがクローズアップされてしまうが、メソポタミアの地で日々暮らすクルドの人との交流を書いた、希少な本だと思う。
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- カート
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試し読み
Posted by ブクログ
ネタバレノンフィクション作家である高野秀行さんが謎の国家に潜入取材を行った記録を書いたこの本。高野さんは、とある番組で知っていたが初めて著作を読ませていただいた。ソマリランドという国を知ったのはいつであったか、携帯で時間つぶしにWiKiでソマリアのことを調べたのが切っ掛けであった。ソマリア海賊の話などをニュースで聞き、物騒な国なのだと思っていたが本を読んでその民主的な先進性に驚かされる。願わくばこの国家が大国の思惑に左右されることなくその彼らなりの平和を享受してほしいものである。本一つで大陸の謎国家に旅させてくれた高野氏に感謝したい。しかし、カートを噛んでみたいと感じてしまったのは内緒である。
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Posted by ブクログ
ワセダの三畳間で燻っていた若者が、ひょんなことからアジア系新聞社に関わり、多国籍な仲間たちと新聞作りに振り回されていく自伝的ノンフィクションです。
読んでいてまず感じたのは、“昔のアジア雑居ビルみたいな熱気”でした。台湾人社長、中国人編集者、タイ人記者、怪しいブローカーみたいな人物まで入り乱れていて、新聞社なのにどこか屋台街みたいな胡散臭さがあります。
特に印象に残るのは、みんな理想や夢を語るのに、現実はかなり適当で泥臭いところでした。
原稿は飛ぶし、金もないし、トラブルも絶えない。それでも、不思議と前へ進んでしまう勢いがあり、90年代アジアの雑多なエネルギーがそのまま閉じ込められている感じが -