高野秀行のレビュー一覧

  • 怪獣記

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    今度の高野くんはすごいぞ!ついにやった!でも周りの反応は何!ちょっとひどくない?高野くんも早いとこ続編お願い!それより調査に行って!

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    2011年09月28日
  • 怪獣記

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    タイトルだけ見ると普通の未確認生物探検ものっぽいが、中身はとにかくてんこもり。謎の巨大生物ジャナワールを追ってトルコのワン湖に向かうが、その先にはUMA界の不思議な縁とか、しっちゃかめっちゃかなトルコ情勢とか、やたら怪しいアラブ人とか、不思議生物ジャナワールがどうでもよくなるような面白さ。
    そして最後の数ページの静かな驚き。
    笑いつつも、クルド人問題やイスラム原理主義が新聞や教科書の中じゃない現実とはこういうものかと考え込んだりもした。

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    2011年05月05日
  • 怪しいシンドバッド

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    もう何冊目かの高野さんの本。

    これは彼が19歳から29歳にかけて経験した旅や海外生活をまとめたものなんですが

    今回も常識を逸脱していてなおかつ無茶しまくりです。

    中国で人間の胎盤を食べて

    カニバリズムorカストロジー?!

    なんて考えたり


    コロンビアで白い粉まみれになったり


    幻の幻覚剤「ヤヘイ」でミラクルトリップしたり


    ほんともう元気が出る一冊です!

    オススメ!

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    2010年11月26日
  • 怪獣記

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    オモシロかった!

    やってることはいつもの通り阿呆じゃないかと言う事(ごめんなさい)だけど、今回は見つかっただと!?
    ある種、見つかるわけないし、、とコチラも安心して読んでいたのにw

    出来事に対しての評価というかツッコミが最高。
    なんだこれは?というコトに対しての意見がほんとにオモシロい。

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    2010年09月23日
  • 【カラー版】神に頼って走れ! 自転車爆走日本南下旅日記

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    自転車旅の醍醐味を味わった高野さんが、世界へ自転車で旅に出るといいなあと思う。または、国内の旅の面白さに気付いた高野さんが、再び自転車でまだ見に日本を見つけに旅立つといいなと思う。字が大きくスカスカと言える本だけれど、高野本の面白さが損なわれることはないと思った。次の高野本は何にしようかと悩んでしまう。

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    2011年09月28日
  • 【カラー版】神に頼って走れ! 自転車爆走日本南下旅日記

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    最初は、日記となるとさすがに毎日毎日おもろいことは起こらないからなあ、さすがに。
    と思ってたけど、終盤まとめてきましたね。
    やっぱり終わってみれば面白かった。

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    2009年10月04日
  • メソポタミアのボート三人男

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    いつも楽しみにしている高野さんの本。
    今回もすごく面白かった。
    話の中心は旅先で出会う様々なクルドの人々。
    読んでみるまでメソポタミアとクルド人が全然結びついてなかった。
    クルド人といっても住む国、宗教、支持政党など様々に違っており、考え方や生活スタイル、言語なども一様ではないことを知った。
    川を旅して、キャンプをはって、その土地に暮らす人と触れ合うことで、心からその土地と人をわかろうとする筆者の姿勢は素晴らしいといつも思う。
    どうしても日本では問題ばかりがクローズアップされてしまうが、メソポタミアの地で日々暮らすクルドの人との交流を書いた、希少な本だと思う。

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    2026年08月03日
  • 謎の独立国家ソマリランド

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    ネタバレ

    ノンフィクション作家である高野秀行さんが謎の国家に潜入取材を行った記録を書いたこの本。高野さんは、とある番組で知っていたが初めて著作を読ませていただいた。ソマリランドという国を知ったのはいつであったか、携帯で時間つぶしにWiKiでソマリアのことを調べたのが切っ掛けであった。ソマリア海賊の話などをニュースで聞き、物騒な国なのだと思っていたが本を読んでその民主的な先進性に驚かされる。願わくばこの国家が大国の思惑に左右されることなくその彼らなりの平和を享受してほしいものである。本一つで大陸の謎国家に旅させてくれた高野氏に感謝したい。しかし、カートを噛んでみたいと感じてしまったのは内緒である。

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    2026年08月02日
  • 酒を主食とする人々

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    高野さんの本は本当にハズレがない!その地の文化の話も高野さんの体験話も面白いが、文化への考察もあって単なる体験談に終わらない。

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    2026年08月01日
  • メソポタミアのボート三人男

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    おじさん二人が地元と触れ合いながらメソポタミアの川を旅するドキュメント。

    様々なトラブルがあったり、クルド文化について教えてくれたりするけれど、一番印象に残ったのは食事。子羊のリブに米や野菜を詰めたカブルガを東京の十条のレストランで再現してもらうシーンには涎涎

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    2026年07月30日
  • アジア新聞屋台村

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    ワセダの三畳間で燻っていた若者が、ひょんなことからアジア系新聞社に関わり、多国籍な仲間たちと新聞作りに振り回されていく自伝的ノンフィクションです。
    読んでいてまず感じたのは、“昔のアジア雑居ビルみたいな熱気”でした。台湾人社長、中国人編集者、タイ人記者、怪しいブローカーみたいな人物まで入り乱れていて、新聞社なのにどこか屋台街みたいな胡散臭さがあります。
    特に印象に残るのは、みんな理想や夢を語るのに、現実はかなり適当で泥臭いところでした。
    原稿は飛ぶし、金もないし、トラブルも絶えない。それでも、不思議と前へ進んでしまう勢いがあり、90年代アジアの雑多なエネルギーがそのまま閉じ込められている感じが

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    2026年07月30日
  • メソポタミアのボート三人男

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    プレートが移動する。大陸にぶつかる。大地が隆起する。山になる。風が当たる。雨が降る。水が流れる。実りがある。人が暮らす。社会ができる。2つの川に挟まれた最古の文明。…空気を入れる。水に浮かべる。船の種類は「パックラフト」。下っていく。出会いがある。村に暮らす人々と。お邪魔して、ご馳走されて、もてなされ。決して、順風満帆ではない。計画通りにはいかない。行き当たり、ばったりしても、面白おかしく話を伝える。衝突せず、向きを変え、万物を利し、最も低いところを行く。数値にせず、時代を錯誤し、見放された自由を楽しむ。

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    2026年07月29日
  • あのとき死なずにすんだ理由 あの日、あのとき、あの場所で感じた理解不能な恐怖

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    作家たちが日常で経験した不思議な話を集めたアンソロジーなので、もちろん面白さにムラがある。雨宮淳司は本当につまらないというか下品で受け付けないけど、それを払拭するほど平山夢明の作品が怖かった

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    2026年07月23日
  • 世にも奇妙なマラソン大会

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    世にも奇妙なマラソン大会の舞台西サハラの情報は映画シラートも合わせて観ると砂漠の情景や政情がわかると思う(本著とは時代背景が違うと思うが)

    同性愛の話、改名の話、怪談話もあり楽しい1冊。


    怪談を期待してないのに怪談にでくわすと嬉しい。


    謎のペルシア商人の正体ってわかったのかな。気になる。有識者教えて下さい。

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    2026年07月20日
  • アジア未知動物紀行 ベトナム・奄美・アフガニスタン

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    当たり前であるが、UMAは発見された途端にUMAではなくなる。UMAには2タイプある。本当に存在するのに発見されないもしくは絶滅してるタイプとそもそも現地の人の心にしか存在しないタイプ。前者はかつてはUMAだったゴリラやオカピなど。後者は永遠にUMAである。

    高野作品の未知動物は圧倒的に後者である。にもかかわらず、著者は発見したい気持ちを持って現地に挑む。そこが読み手をワクワクさせる。そしてだんだんと、なぜそのような未知な動物がいると現地の人が信じているのかに興味が湧いてくる。

    読み終わって感想を書こうとして、著者のあとがきを読むとここで書こうと思ったことと同じようなことが書いてあって、手

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    2026年07月18日
  • メソポタミアのボート三人男

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    とても興味深い川旅だった。オスマン帝国のイメージが強かったトルコだけど、それ以外の歴史や文化、自然そしてクルド人のこともいろいろ勉強になった。

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    2026年07月06日
  • 三大陸周遊記

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    北アフリカから中国まで、3大陸にまたがる大冒険をしたイスラム教徒イブンバットゥータさんの冒険記。中世イスラム世界が豊かに描かれていて、旅行記としてシンプルに面白い。14Cの内容であるが、違和感少なく、読み進めることができる。

    現代日本とかけ離れた世界であるから、風俗や生活などの描写はすべて刺激的で面白いのであるが、特にインドでの話が強烈である。「黄金と死の都」と小題が書かれているように、金銀財宝の山と死体の山が隣り合わせの世界であり、とくに残虐さが度を過ぎている。笑える内容では全くないのだが、あまりにもイカレすぎてて、笑ってしまう。
    「インドのスルターンは、・・・謙遜、公平であり、貧民を憐れ

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    2026年06月21日
  • 【カラー版】アヘン王国潜入記

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    ケシの花畑の中で銃を手に持ち満面の笑みを見せる若い兵士たち。
    突っ込みどころ満載の表紙である。
    「アヘン王国」「潜入記」。
    突っ込みどころ満載のタイトルである。
    さすが高野秀行。

    ミャンマーの北部、中国雲南省と国境を接する山岳地に、アヘンを主力産業とする小さな州がある。
    王国では、ない。
    そこに、ビルマ国籍を持つ者として中国から国境を越えて潜り込む。
    潜入だ。

    文字を持たず、ラジオ局も持たないワ州の人たち(ワ人)は、自分たちの住む部落周辺が世界のすべてであるという。
    多数民族国家であるミャンマーは、ビルマ人以外の主要少数民族だけでも20以上あり、細かく分類すると120以上にも分けられるらし

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    2026年06月15日
  • 酒を主食とする人々

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    エチオピアにある酒を主食にする人々のお話。
    異世界…。
    異世界すぎる。
    だからこそ、私の想像力では不足しているのでもっと写真を載せてほしかった!

    やっぱり土地には土地に合った暮らしがあり、適した体質があるのだと感じた。
    幸せな暮らしは近代化された欧米傾倒のライフスタイルではなく、その土地だからこそのスタイルにあるのかもしれない。
    自分も室町時代くらいの日本人の暮らしをしたら、いらぬストレスや疲労は減り、ココロ穏やかに暮らせそうな気がする…などと都合良く考えてしまうのは浅はかだろうな。

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    2026年05月24日
  • 【カラー版】アヘン王国潜入記

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    ミャンマー北部で政府から事実上独立しているワ州の村に半年以上滞在したルポ。
    ケシ栽培の作業に参加し、体調不良になったことをきっかけに自らも生アヘンの虜になったという、身を挺した一作。

    といってもこれは20世紀末の、「ゴールデントライアングル」という語が生々しかった頃の作品である。
    いまでは情勢は大きく変わっており、過去の出来事である。
    それでも「ゴールデントライアングル」最盛期(末期)の実情を伝えるもので、歴史的な意義が生まれているようにも見える。

    高野氏の他の作品(といっても私が読んだのは一部だが)と比べると真面目である。
    真面目というか、「個人的な体験記」にとどまらず「客観的なレポート

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    2026年05月23日