高野秀行のレビュー一覧

  • イラク水滸伝

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    長い本ですが、楽しい。夜のお風呂でイラクを考えるのは楽しい。高野さんの文章がうまい。宋江のように見えてきた。

    今を楽しく生きる。やれることをやる。それが水滸伝の好漢たちの心意気だ。彼らはきっと何かやってくれる。あるいは何もしないうちになんとかなる。そう信じて、本書を彼らに捧げたい。

    最後がカッコいい

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    2024年09月10日
  • イラク水滸伝

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    高野本にハズレなし!謎の独立国家ソマリランド以来の冒険長編!高野さんの真骨頂を味わいましょう!

    高野さんの本は、ソマリランドで講談社ノンフィクション大賞を受賞されて以来、デビュー作から語学本までほとんど読破してきました。
    イラク水滸伝は、まだ爆弾テロがそこかしこで起こるイラクの、しかもイラク人にも危険だとかよくわからないとされている湿地の民の生活に迫るドキュメンタリー大作です。
    と書くと、なんだか堅苦しい本なのかと思ってしまいますが、そこは高野さん。いつも通りの現地の人たちとのドタバタ劇が最初から最後まで続いており、まるでコメディ作品。ところどころで本格的な歴史や文化への考察が挟まれることで

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    2024年09月03日
  • 西南シルクロードは密林に消える

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    ネタバレ

    やっぱり高野秀行は面白いなあ
    かなり濃密な旅で、登場人物も入れ替わりがあるがどの人も魅力的。
    作者の特徴である牧歌的な筆ながら、
    直接的ではないにせよ、後日談で生死不明が入るのはやはりゲリラなんだなと。

    なぜゲリラになるかというのは
    少女兵士の話が、とても印象深かった。
    >彼女にとってはゲリラ生活の方が世間の荒波にもまれるより楽だったのだろう。

    あとは新聞紙の紙巻きたばこは、やってみたいな。

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    2024年08月30日
  • 西南シルクロードは密林に消える

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    最後の文庫版あとがきが一番びっくりドッキリ。 今読み終わったけど、このびっくりドッキリのせいで、全体の感想はまた今度。 今はこの余韻に浸っておきたい。

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    2024年08月04日
  • アジア新聞屋台村

    ネタバレ 購入済み

    とても素晴らしい作品です

    韓国人女性とのエピソードを読んで
    とても切ない気持ちになりました。
    人の心を揺さぶる作品はなんであれ本物です。
    他のエピソードも非常に興味深く、面白いので
    心からオススメさせて頂きます。

    #笑える #ほのぼの #エモい

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    2024年07月26日
  • 将棋「初段になれるかな」会議

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     とても分かりやすい本でした。初心者の方には、ぜひおすすめしたい本です。
    この本をきっかけに、何年ぶりかに将棋にはまっています。
    三手詰め、五手詰めの本を買いたいと思っています。

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    2024年07月15日
  • 幻獣ムベンベを追え

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    著者が早稲田大学の探検部で、コンゴのテレ湖で見かけられたという幻の怪獣(ムベンベと命名)を確認すべく、プロジェクトメンバーを募り果敢に挙行する非日常的な大冒険談である。
    そもそもコンゴは日本と国交がなく双方の大使館も無いなか、ビザの取得から苦労し、途方に暮れそうな行程で目的地のテレ湖をめざす。飛行機で行けるのはコンゴの大きな町までで、その後は道があるのは100km先にある村までで、そこからは丸木舟で100km先にある村を目指し、その後は湿地帯のジャングルの中を60km進む。ようやく辿りついたテレ湖は変化に乏しい単調な湖であり、果たしてムベンベが現れるのか、一瞬たりとも目が離せない状況から、3交

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    2024年05月17日
  • ワセダ三畳青春記

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    こんなに面白いとは思わず、とりあえず手に取った本だったからびっくり。文章はとても読みやすく、何と言っても自分の今の生活からは違いすぎる内容の日常へ連れて行ってもらえて、とても楽しかった。ちょっと痛いけど憎めない人たちの喜劇を見てるような、そんな気持ちになった。著者の方は、とにかく面白い素敵な人だということが良く分かった。

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    2024年05月10日
  • 【カラー版】アヘン王国潜入記

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    筆者が7ヶ月間の内に体験した、ケシの種子まき→収穫→アヘン中毒→離脱症状をお話の軸として、なにゆえアヘン栽培地域となったのか?現地の人々はどのような人達なのか?などまとめてあります。読み終えて奇跡として表現しても差し支えない期間に入国できたんだなと思いました。

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    2024年05月07日
  • 腰痛探検家

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     自らの腰痛を治すべく、整形外科、針、気功、整体、スポーツ医学など、名医やカリスマと言われるありとあらゆる治療法を試した実体験冒険記。世界の秘境の冒険記も楽しいけれど、言っちゃ悪いが役には立たない。だがこれは違う。面白いのに役に立つ。腰痛に悩む人は必読だ。

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    2024年04月30日
  • 世にも奇妙なマラソン大会

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    タイトルの「世にも奇妙なマラソン大会」は本書の3分の1くらいで,高野さんのエッセイ集というのがしっくりくる内容.
    名前変更物語はかずかず読んできた高野本の中でもトップクラスに笑わせてもらった.
    氏の真骨頂は少し寂しさや侘しさを残すような読後感のあるストーリーを描かせる時だと思うんだけど,同級生の友達の話や治験の話でそれを感じることができ,満足の1冊.
    高野秀行デビュー作としてはおすすめしないけど,それなりに氏の著作を読んだあとに読むと面白いこと間違いない.

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    2024年04月26日
  • 西南シルクロードは密林に消える

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    存在がまだ解明されていない西南シルクロードの陸路紀行。中国の成都に始まり、ミャンマーのカチン州、インドのナガランドを経てカルカッタに向かう道中での様々な人との会話や関係を構築していく様子が面白く、高野さんらしさを感じた。「戦後初めて中国からビルマ経由でインドまで運ばれたことを確認された交易品」、と自身を評するさすがの表現力で笑ってしまった。

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    2024年04月13日
  • 【カラー版】アヘン王国潜入記

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    イラン水滸伝から高野秀行作品を読むようになって、今ではすっかり高野秀行ファンになっている。
    自分にはいろんな意味(モチベーション、勇気、体力、時間、お金)で経験できないことを、高野さんは経験し、それを本という形で表現してくれる。まさに本の醍醐味である。この作品は現実の世界での実際の体験記なのだが、今自分が生活している世界からかけ離れすぎていて非常にシュールなのである。日本人がこれまで行ったことのない、ミャンマーのワ州僻地にあるアヘンを栽培している村に長期間滞在して、自分もアヘン中毒になってしまう。現実は小説より奇なりであるが、ノンフィクションは現実より奇なりである。著者はどうなってしまうんだろ

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    2024年04月04日
  • 謎の独立国家ソマリランド

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    この人の本まじでおもろい。
    行動力と探究心がカンストしてるだけで、基本怠惰で捻くれ者の早稲田卒のおじさんだから親しみ深いし同じ穴の狢って感じがする。故にシンプルに憧れる。この人の本全部読む。
    あと金なさすぎて海賊雇おうとする件くそやばすぎておもろい。

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    2024年04月05日
  • ワセダ三畳青春記

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    野々村荘で起こる「リモート」や「スマホ」が当たり前である現代では味わうことのできない人との出会いが織りなすドラマが沢山の物語でした。最後は青春記に相応しい終わり方でニヤついてしまいました。笑

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    2024年03月26日
  • 腰痛探検家

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    単なるおっさんの腰痛治療の話がなんでこんなに面白いのか。

    ご本人も後書きで書かれてますが、腰痛治療に取り組む姿勢がなかなかに狂気じみてて、納豆や未確認生物捜索の勢いと変わらない没頭ぶりに、手ぶらでは帰ってこない探検家魂を感じた。

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    2024年03月25日
  • 謎の独立国家ソマリランド

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    ネタバレ

     2009年と2011年のソマリア--ソマリランド、プントランド、当時の暫定政権が一部を統治していた南部ソマリア--取材旅行をまとめた本。遠慮が無くカネにうるさく氏族を中心に考えるソマリ社会に著者同様に驚き呆れることの連続だった。
     本書では主にソマリランドを中心に話が展開する。2度の内戦を経験しながら他のソマリ地域より平和で民主的な「国家」たり得ているソマリランドの歴史と政治体制は興味深い。氏族主義が浸透しているからこそ氏族単位では扱いきれない政治からは距離を置きつつ、氏族の長老たちが政治家たちを監視するシステムは画期的だが合理的だ。本書で幾度も触れるソマリ人の実利を重んじる性分にも合ってい

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    2024年02月24日
  • 辺境メシ ヤバそうだから食べてみた

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    2、3時間で一気に読破しました。ゲテモノレベル初級〜超上級まで揃っています。超上級(人のOO)はかなりレベル高いので気をつけなはれや!笑

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    2024年02月12日
  • 怪獣記

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    最後の最後に奇跡?が起こります。笑
    映像がヤラセと判明した時点で普通の人であれば萎えると思いますが、ここが作者の違う所で萌え燃えてます。しかも萌え燃え作者と愉快なチームはしっかりと結果を残すことができたようです。

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    2024年02月10日
  • 謎のアジア納豆―そして帰ってきた〈日本納豆〉―(新潮文庫)

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    まさか納豆からここまで驚きと発見に溢れた一冊になるとは。500ページ近い長さでも最後までワクワクしながら読めた。そしてとにかく納豆が食べたくなる。

    納豆文化圏の民族が強く生きてきた歴史を知ることができたとともに、納豆を介して旅先で高野さんが出会った人々の日々の団欒が垣間見えた気がした。私もいつか現地へアジア納豆を食べに行きたい!

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    2024年02月09日