高野秀行のレビュー一覧

  • 【カラー版】アヘン王国潜入記

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    記念すべき私の初めて読んだ高野秀行作品。浮世離れしたワ州と著者の行動力に圧倒された。これを読んで以来、著者の他作品を読むようになった。

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    2024年04月24日
  • 幻獣ムベンベを追え

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    自らも冒険しているような気持ちになりながら読める本でした。実際の現場の空気感や温度音などを写実的な表現と言うよりは、主観的な表現言葉を用いて文章を作っていました。そのふいんきが生々しく、自分の頭に想像できることが楽しくするすると読み進めてしまいました。
    時系列順に高野さんの作品を読んでいこうと思っています。ありがとうございました。

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    2024年04月22日
  • 【カラー版】アヘン王国潜入記

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    すごくニッチなジャンルのお話でしたが、臨場感溢れる文章。人間味溢れる行動。どれをとっても惹き付けられてしまう内容でした。自分がこれから生きていても恐らく体験出来ないであろう世界に少しでも触れることができた良い機会になりました。
    ありがとうございました!

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    2024年04月17日
  • 【カラー版】アヘン王国潜入記

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    何ともすごい行動力。アヘンを栽培している村と聞くととても恐ろしい所を想像する。7ヶ月間村の人と寝食を共にし、文明度は低いが、礼節、敬虔さ、勤勉さを備えた人たちと知る。マラリアやシラミに脅かされ自らアヘン中毒にまでなりながら…。30年近くが経とうとしているけど、一緒に暮らした方々が元気にされている事を願うばかり。

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    2024年03月30日
  • ワセダ三畳青春記

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    同僚から面白いと教えてもらい読んだ。
    自分が高卒ということもあり、
    大学生が本当に羨ましいと思った。
    登場人物はみんな面白い。
    最高でした。
    特にチョウセンアサガオは
    めちゃくちゃ笑った。

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    2024年03月24日
  • 子どもお悩み相談会 作家7人の迷回答

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    文章には人柄が出るということがわかった。それぞれの作者(何人かの本は読んだことがあるけど)の素性は一切わからないけど、質問に答えていく回答文自体が自己紹介をしているようだった。
    そして、私が普段よく思っていることが、忠実に言語化されていて勝手に爽快な自分を味わった。


    個人的には、「人と人とが関係を結ぶときは、もしかしたら美点によってかもしれない。けれどその関係を深めていくのは、美点ではなく欠点なのではなかろうか。また、私たちが人間くささを感じるのは、どういうわけだか美点ではなく欠点である。」

    「私は今現在『早めに終わらせ、夏休み最後まで何度も見直す派』なのだが、もちろんそんなことは言わな

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    2024年03月18日
  • 謎の独立国家ソマリランド

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    ネタバレ

    「およそ真実の探索者は、塵芥より控え目でなくてはならない。」 (ガンジー 『ガンジー自伝』)

    読み終わると冒頭のこの一節が本当にその通りだなと痛感する。
    これまで生きていた中でなんとなく"常識"として自分の中に埋め込まれてきたことが一歩外に出ると全然そうでなくて、ソマリアの人はソマリアの仕組みで生きてる。だからこそ外から介入があるとその仕組みは維持できなくなる恐れがある。そんな中で自分たちで上手く築き上げてきた奇跡のような国(認められてないが)がソマリランド。

    ソマリランドとして平和を維持できているのが、農業や産業が盛んな南部ではなく、"何もない"北

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    2024年03月18日
  • 【カラー版】アヘン王国潜入記

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    日本が世界に誇る、と言っても過言ではないと個人的には思っているノンフィクション・ライターの高野秀行がその初期に記して高い評価を得たルポルタージュ。

    なんと言ってもミャンマー北部、アヘンの密生地として知られる”ゴールデン・トライアングル”に潜入するという本書の面白さは、やはりその旅の中でのあまりにもスリリングな出来事の連続と、そんな中でも魅力的な現地の人々との邂逅にある。

    かなりの作品数がありながらも、高野秀行の作品に駄作はなく、常に読者を驚かせてワクワクさせるような作品ばかりだが、本書もご多分に漏れず、次に何が起きるのかとワクワクしながらページを繰り続けた。

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    2024年02月25日
  • ワセダ三畳青春記

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    3畳一間の下宿、神田川の近く、まさにかぐや姫の神田川の世界そのもの
    私より5歳下でまだそんな生活あったとは驚く
    風呂なし、共同トイレ、共同自炊は普通だったが
    その後彼女ができて転居、結婚したの?
    FM番組で青木さやかの紹介で読んでみた

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    2024年02月21日
  • イスラム飲酒紀行

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    私は酒飲みである。休肝日はまだない。

    禁酒のイスラム国で酒を求めてさすらう旅物語。筆者ほどの酒への渇望はないが、酒飲みであれば、休日にほろ酔いで読むときっと楽しい。
    各国の風景の写真は美しく、飲みながら撮影した写真はその国々の呑兵衛文化が垣間見えるのもまた楽しい。

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    2024年02月18日
  • 移民の宴 日本に移り住んだ外国人の不思議な食生活

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    おもしろかった!
    自分では知りえない世界を垣間見えた。

    ときどき外国の方で、ルールを破ろうとする人がいる。例えば空港の荷物検査で、持ち込み禁止されたものを取り上げられて食い下がる人たちをテレビで見たことがある。彼らは自分の事情を延々と話し、情に訴えて説き伏せようとする。
    理屈を訴えるならわかるけど、そんな事情話したってなにも変わらないのに、と彼らのことを思っていた。図々しいとさえ思っていた。
    でもこの本で、公園での焼肉パーティーを怒られたスーダンの人たちの描写を読んで、ああそうか、と腑に落ちた。
    「スーダンでは独裁政権がいろんなことを禁止したり強制したりするから、僕らの方も言い訳をしたり、あ

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    2024年02月16日
  • ワセダ三畳青春記

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    野々村荘に住む世間とは隔絶されたぶっ飛んだ方々のエピソードは大いに笑えました。
    その一方で作者の高野さんが抱いた仲間が真人間へとなって去っていく時の不安や寂しさは自身も同じ様な体験をしてきた為、懐かしいあの頃の何とも言えない感情を思い起こさせてくれました。
    青春という名の現実逃避は最高なんですよね。

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    2024年02月09日
  • 間違う力

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    個人的にはめちゃくちゃタメになりました。この本に書かれていることを指針に生きていこうと思います笑。高野さんの経験、人生は本当に刺激的で面白いですね!憧れます!

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    2024年01月27日
  • 【カラー版】ミャンマーの柳生一族

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    南西シルクロードは密林に消える、アヘン王国潜入記の後日譚もしくは副読本的に読むと、この2作品が立体的に捉えられる。ミャンマーという国の政府側の視点がメインなので。
    単体でももちろんいつも通り面白い読み物

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    2024年01月21日
  • 西南シルクロードは密林に消える

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    ネタバレ

    芒市のホテルでの盗難、盈江での警察署への連行。波乱万丈の出発。ジャングルを行く。眠ると落ちるゾウの上、崩れて落ちる竹の橋、くっついて離れぬヒルの襲来、眠りを覚ます胃痙攣。矢継ぎ早に訪れる危機に、”ハラハラ”も”ドキドキ”も感じない。助かるのはわかっている。”面白く”、”おかしく”は楽しめる。二進も三進も行かない禍は、期が熟したら何故か向こうから消えてくれる。だが、これは創作ではなく紛れもない事実。インドへの不正入国をお咎めなしで帰れたのは運以外の何物でもない。読者がこうして作品を味わえることは奇跡である。

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    2023年12月31日
  • 異国トーキョー漂流記

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    フランス、イギリス、コンゴ、スーダンなどなど東京にいながら、異国の珍妙な話しが盛りだくさん。

    時代背景が”携帯電話がなかったころの東京”、というのもいい。

    ずっと読んでいられる幸せな時間でした。

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    2023年12月29日
  • 間違う力

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    ネタバレ

    編集者さんの思惑では「オンリーワンを目指す人々のための指南書」という地点から始まっているはずなのだけれど、そこは高野さんだからありきたりな内容にはならない。持論が面白かった。
    高野さんがこれまで体験した面白い出会いや出来事、それらに繋がるまでの過程が書かれているが、やはり誰もやってないことをしているという感が強い。真似しようとしてもここには辿り着けないんじゃないだろうか。ご自身を普通の人間と仰るけれども、全然普通じゃない。いい意味で。
    大学の非常勤講師をやっているとき、学生が授業に癒しを感じているらしいという話があったが、読者としてもそうかもしれない。知らない土地と人のことを聞いていて単純に面

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    2023年12月12日
  • 【カラー版】怪魚ウモッカ格闘記 インドへの道

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    中盤から趣旨が外れてきている気はするが、著者らしい。ノンフィクションとか旅行記という区分けでなく、エッセイ捉えれば面白い。

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    2023年12月06日
  • 【カラー版】アヘン王国潜入記

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    湿地を行く。水芭蕉が咲いている。のっぺり気分で、細い板の上をどこまでも・・・ここでそれを吸うのはご法度。善悪の彼岸には渡れない。体験できないことを読書で味わう。アヘン作りは草むしり。人の手がないと育たない”人間依存植物”。ミャンマーの東のワ州。ゴールデントライアングル。島国日本。国の形は当たり前にある。多くの民族が雑多に暮らす大陸。多数のビルマ族が少数民族をまとめてはたした独立。自治を貫きたいワ族。経済を担うアヘン。早々にはなくせない。滞在は1995年。世界は複雑。この地域の事情も相当変わっているだろう。

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    2023年11月17日
  • 【カラー版】ミャンマーの柳生一族

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    高野さんの冒険はいつだってワクワクさせてもらえる。そして面白い視点と解釈、というか噛み砕き方と味わい方。
    どんな場所にいる人だって、どんな立場にいる人だって、袖触り合うも他生の縁。旅は道連れで、別れたあの人は今どうしているんだろうと遠くの空を思う。

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    2023年11月17日