高野秀行のレビュー一覧

  • 【カラー版】怪魚ウモッカ格闘記 インドへの道

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    インドの怪魚を追って奮闘するはすが、インド入国禁止になって探検せずに終わる。こんな失敗談を本にしてしまうのだから凄い。でも面白い。
    新しい探検記だ。

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    2012年12月12日
  • 【カラー版】辺境中毒!

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    前半部はミャンマーの話。後半はほとんど対談。
    どちらもたいへんおもしろい。やっぱり日本国内にいるよりも辺境に行った話の方が生き生きしてておもしろい。

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    2012年11月16日
  • 怪獣記

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    こんな人生も楽しそうだなーと思わせる冒険記。
    しかも、こういうエキセントリックな生き方を選ぶ人にありがちな、エキセントリックな行動様式や思考回路があるわけではなく、ただただ淡々と冒険をこなしていく。そして何かを発見する。
    読後感も極めて爽やか。

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    2012年10月30日
  • 【カラー版】未来国家ブータン

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    ブータンに存在するといわれる雪男を探しに行くという名目でブータンを巡り、その時の旅を通して著者が感じたブータンという国、ブータン人について書かれています。
    著者の本の魅力は、面白可笑しく軽いタッチでコミカルに書いている文章の中に、はっと気がつかされることが必ずある事。
    例えはブータンの殺傷感の件、
    「ブータン人にとって、大きくても小さくても命は命」
    「体の大小より命の数」
    日本人(のみならず欧米人)は「可愛い」という理由で判断しがちだけどブータン人は違う。外見がどうであれ、命の重みは同じ。

    ブータンというこの小さな国から学ぶべきことがまだまだ多くあるのではないかと著書を読んで思いました。

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    2012年10月26日
  • イスラム飲酒紀行

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    「あぁ、旅行記が読みたい」と思ったところ、書店で見つけた「イスラム」×「飲酒」のタイトル。宗教や世界情勢に詳しくない自分でも、「イスラム教では飲酒禁止」という意識があったので惹かれた。

    最初のあたりで見覚えのある、けれどTVスペシャルでも「ムー」でも聞いたことのないUMAの名前が出てきた時点でハッと気付いた。あとがきを見ると例のサークル名。というわけで、高野秀行氏が著作であることが分かった。

    酒と料理に関する旅行記は大好物なので、2回にわけで一気に読んだ。2回に分けたのは酒が入ってしまったから。こういう酒が飲みたくなる酒に関する本は素晴らしい。そして何やら酒飲みの自分が許された気分になるか

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    2012年10月21日
  • 【カラー版】怪魚ウモッカ格闘記 インドへの道

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    ネタバレ

    高野 秀行 『怪魚ウモッカ格闘記 インドへの道』
    (2007年9月・集英社文庫) 

    探し物中毒の著者は、ある日、インドの謎の怪魚ウモッカの情報を入手、「捕獲すれば世紀の大発見!」と勇み立つ。ルール無し、時間制限無しの戦いが始まった。
    次々と立ちふさがる困難を砕き、著者は進む。
    地元漁民の協力を仰ぐための現地語学習、捕獲した時の移送ルートや鑑定できる学者の確保。
    ついに怪魚探しの秘密兵器を手にインドへ。
    しかしそこには予想を超えた展開が!奇想爆走ノンフィクション。(裏表紙より)

    ああ、また出会ってしまった・・・。
    今年の運命の出会いは万城目さんで間違いないと思っていたのに、これだからツ

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    2012年09月23日
  • イスラム飲酒紀行

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    酒飲み冒険者が「禁酒」の地、イスラーム諸国で酒を求めて右往左往するルポ。
    行き先はパキスタン、アフガニスタン、チュニジア、トルコ、マレーシア、シリア、バングラデシュなどなど。

    なんともすごい行動力です。たいてい男2人ってのが機動力の源でしょうか。付いて行ってみたい。

    そんなこったろうと思ってましたが、やっぱり全く飲めない国というのはないのです。
    ただ、酒を飲もうとすればするほど、地元民と隔たってホテルのバーや高級料理店に行かざるを得ない(表面上)という二律背反はおもしろい。

    文章はツボを押さえ厚みがありながらも平易で、すぐに読めてしまいます。酒を意味する「アラク」という言葉の伝播と変遷な

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    2012年09月03日
  • 【カラー版】神に頼って走れ! 自転車爆走日本南下旅日記

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    冒険家高野秀行氏がインドにいけなくなった腹いせに道端の神様仏様にインド行き成就を願ってチャリで自宅から沖縄まで走破。
    すげぇゆるい。気の抜けた文章が心地良い。ドラマを追い求めたりストイックに走らずにゆるゆると綴っていて、読み終わるのが惜しいくらいあっという間に沖縄、石垣島。そしてあっさりと終わり。ストン。

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    2012年08月28日
  • 【カラー版】未来国家ブータン

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    あいかわらず楽しげにバカだなぁ~
    2012.8.21

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    2012年08月21日
  • 【カラー版】神に頼って走れ! 自転車爆走日本南下旅日記

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    敬愛する高野秀行さんが、インド行きの夢をかなえるため、約2カ月かけて東京から沖縄まで自転車でお遍路の旅に出たときの日記です!
    相変わらず面白いことやってんなぁ(^^)

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    2012年07月10日
  • 【カラー版】未来国家ブータン

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    やっぱり高野さんの本は、なんだか優しい。
    今回は、GNH世界最高の国家ブータン。
    また秘境にズンズン分け入って、現地の人たちとグイグイ酒を飲む。
    その行動力には毎回驚かさせるんだけれど、もっとすごいのは毎回その土地の言葉をしゃべれるようになってしまう事。
    一緒になって酒を飲めるくらいにはマスターしてしまう。
    一体何か国語しゃべれるんだろう。

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    2012年06月16日
  • 【カラー版】未来国家ブータン

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    ブータン…。未知の国であり、憧れの国。素朴で柔和、しかし、外からのものを受け入れないところもある。ますます行ってみたくなった。

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    2012年06月16日
  • 【カラー版】巨流アマゾンを遡れ

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    高野秀行文庫制覇まであともう少し。
    いつも同じことを書くけれど、とにかく、別に旅好きでもないし、冒険なんてとんでもないと思っているわたしでも、高野さんの本はどれもこれもおもしろい。高野さんの文章が好きなんだろうな。

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    2012年06月11日
  • 【カラー版】未来国家ブータン

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    ネタバレ

    258ページの
    高野秀行がこれまで見た
    アジア・アフリカの国の道筋と
    自由に苦しまない幸せの国ブータンの比較が
    高野秀行の実体験からの考察がなされており
    すばらしい

    ブータンが手放しにいいかというと
    そうではないかもしれない
    でもそんな国があるというのが
    なんだか幸せじゃないか

    二村さんにどんな報告をしたのか
    気になるが
    今回は未知の生物ものとは
    一線を画すエンタメノンフ

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    2012年05月16日
  • 【カラー版】未来国家ブータン

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    表向きは生物多様性の調査、実は雪男がいる、というちょっと不純な裏の動機を秘め、ブータンへ乗り込んだ著者が、村々をめぐり珍道中を繰り広げながら人々にインタビューをしていく。
    現代に生きるブータンの人々の暮らしぶりが、おもしろおかしく生々しく伝えられる。
    語り口は軽妙で読みやすく、さらっと読めます。

    ブータンは世界の国々とは、別の進化をしている「未来国家」なのではないか、
    でも、私たちはいくら時間を費やしてもブータンには追いつけない、あるいは戻れない、
    という示唆には考えさせられる

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    2012年05月02日
  • 腰痛探検家

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    腰痛の探検家・高野さんの本と思って読んでみたらば、もっとすごかった。
    腰痛世界という魔窟を高野さんが探検する話なのであった!
    とても面白かった。まさに探検、様々な治療法が乱立している秘境のような世界を高野さんが彷徨うのだ。
    彷徨いながら語る言葉がおもしろくて可笑しい(^0^)
    悪い彼氏と別れられないダメ女子しかり、自分の身体を直すのを会社再建にたとえ、性転換したのみならず社長に出世してしまったり、笑った〜。
    「ラーメン屋のおやじ理論」も面白かったし、高野さんほんとに面白い。
    民間療法、西洋医学、東洋医学、整体…。読んでいて自分も治療に立ち会っているような気になってくる。どれも理論をきくとなるほ

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    2012年04月24日
  • イスラム飲酒紀行

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    ネタバレ

    本当に、誰もやらないようなことをやって
    面白可笑しく文章を書くという
    ご自身で仰っているとおりで、非常に面白い。

    この本は、酒が公に認められていないエリアで
    普通なら無理だと我慢しそうなところを
    様々な苦労もしくは取り越し苦労をして
    酒を手に入れたり入れなかったり
    兎に角イスラムでの飲酒をテーマにまとめられている。
    酒好きの自分ですら、もう今日は諦めればいいのに、と思ってしまうほどの苦難の道のり続き
    ここまでの酒への情熱に、ついには感動すら覚えるほど。

    確かに酒さえ飲めれば良いのならアル中かもしれないが
    地元の人と外で和やかに飲むのが楽しいというのは成る程立派な酒飲みである。

    そうするこ

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    2012年04月06日
  • 怪獣記

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    ネッシーみたいな未確認の謎の生物をさがしにいく話。
    冒険というより、地道でまじめな取材といった感じが続くのだけれど、淡々とした感じがよかった。謎の生物らしきものを目撃したのに、興奮するよりむしろ困惑したり、仲間割れしそうになったりするところとか。なんか高野さんっぽいなーというか。こういうところがわたしは好きだ。でも、子供用のビニールのボートみたいので手でちゃぷちゃぷ漕いで湖をいくところとか、わくわくする感じが伝わってきた。

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    2012年02月12日
  • 【カラー版】神に頼って走れ! 自転車爆走日本南下旅日記

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    ネタバレ

    前作「怪魚ウモッカ格闘記」の続編といえる今作。
    読んでない人は読んでからこの本の扉を開きましょう。

    相変わらずのキレッキレの文章です。
    もーーーーーーー文章がうまい!
    うまいだけでなく感性が本当に繊細で冷静ですね。
    これだけ冷静でこの感性を持ち続けることは、生き辛かろうと思ってしまうが、なにせ抱腹絶倒なのでマイルドに楽しめます。
    この人が亡くなったら(失礼!)この人の人生はすべてフィクションにされてしまうのではないか、とも思わされます。
    しかし同レベルの変人奇人(再度失礼!)がこの方の周りにはワンサカと。
    世の中捨てたもんじゃなかですよ、イヤ本当。

    今回は高野さん日本にいらっしゃいます。日

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    2011年12月17日
  • 【カラー版】神に頼って走れ! 自転車爆走日本南下旅日記

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    おもしろくないわけじゃけっしてないけど、いつもの高野さんの本に比べると文字が少なく(そのかわり写真が多い)てちょっとスカスカした感じかなあ。日記だからかもしれないけど。みっちりした日記が読みたいかも。
    とにかく、インドに行けることをお祈りしています。ウモッカの続編がぜひ読みたいのでー。

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    2011年12月03日