高野秀行のレビュー一覧

  • 世界のシワに夢を見ろ!(小学館文庫)

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    高野さんを大人買いしたときに読まなかったはずはないのに、よほど気に入った本でないかぎり、読んだ端から誰ぞに進呈してしまうせいで、読んだかどうかわからなくなってまた買ってしまった。手元になかったということは、そこまで気に入った本ではなかったということです(笑)。『桜島に起立!』の内容だけは覚えていたけれど、なぜか私の記憶では山下公園に変わっていたため、鹿児島の話だったのかと驚く。いや、山下公園でこんなことになってたら通報されそうやし(笑)。どれもそれなりに面白いけれど、高野さんの面白さはこれにとどまらない。

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    2019年11月22日
  • イスラム飲酒紀行

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    フィールドワーカー高野秀行氏が、酒が禁止されているはずのイスラム圏で、地酒を求めてさまよい歩く旅日記。

    お酒に興味がないので読み始めはそれほど興味を惹かれなかったけど、お酒欲しさに普通の人に発見しにくい現地のアンダーグラウンドな文化を見つけていく様子は、ちょっと面白かった。

    でも『謎の独立国家ソマリランド そして海賊国家プントランドと戦国南部ソマリア』があまりにも素晴らしかったので、こちらはあまり高い評価はできない。

    高野氏の本は、人の生活や文化は「理念」みたいな画一的なもんではなくて、もっと雑多で一貫性もあんまりなくて、猥雑で勝手な物なのだと気づかせてくれる。どこか松沢呉一氏の仕事と共

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    2019年08月08日
  • 辺境の怪書、歴史の驚書、ハードボイルド読書合戦

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    ノンフィクション作家高野と歴史学者清水の二人による読書会的な内容。トルコ至宝展に行った後、トルコ又はイスラムに関するものに関心が湧き、イブン・バットゥータ目的で読んだ。

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    2019年08月03日
  • 未来国家ブータン

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    ネタバレ

    言語や文化が違っても、どことなく人々が身近に感じられるようだった。
    秘境で囁かれる民話や伝説が面白い。でも余所者が好奇心で踏み荒らしてはならない領域でもあるので、これからも地域で何らかの形で残されていくことを願う。‬
    ‪幸せの国といわれる所以を垣間見た気がした。
    片方に合わせると片方が立ち行かなくなるような未来図では、誰もが幸福を享受することが望めない。どれが幸福への道なのか、人の数だけ答えがあり、正解はないのだと思う。

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    2019年07月09日
  • 異国トーキョー漂流記

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    高野秀行さんは若い頃から人と違って視点で世の中をみていて視点が面白かった。
    世界の様々な場所へ実際に行く行動力も持っておられ、やっぱり行動することが一番大事だと感じた。

    タイトルにもある通り、慣れた東京も外国人と一緒に歩くことで「トーキョー」になるという言葉が印象的だった。

    見慣れたはずの場所なのに、別の人の視点が入るだけで全く別の世界に見えてしまう。これは何にでも本や、人の話でも同じ。本当に人によって感じ方・捉え方が違うんだなと改めて認識できた。

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    2019年06月22日
  • 腰痛探検家

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    「腰痛探検家」
    始まりは三十八の夏、前触れも無く始まった腰痛はいつもと違った。


    高野秀行。辺境作家。誰も行かないところに行き、誰もやらないことをし、誰も書かない本を書くことがモットーである。未知なる世界を探し歩く中、いつもの腰痛が始まった。本書は、頭の中が腰痛のことばかりになった辺境作家の腰痛探検である。あの高野秀行の作品の一発目として果たして適切かどうかは自信はないが、おススメによくあがってきてしまえば読むしかない。ジャンルはある種の辺境であり、馴染み深い辺境だ。腰痛はハマればなかなか抜けきれない砂漠に違いない。


    そういう私も軽い腰痛になったことがある。単なる寝違えに違いないはず

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    2019年05月29日
  • 異国トーキョー漂流記

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    ネタバレ

    東京での話なのに、知らない日本を見てるみたいで面白かった。
    友人の国際結婚で両家の距離感を埋めるのに一役買った話はあたたかい気持ちになった。形式に縛られず心のこもった、かつ気取らないスピーチができるのは高野さんらしいなぁと思う。人と人を繋げることができるのは長所ですよね。
    人生が交差するのを見せてもらう中で、人との仲は会った回数では決まらないんだな、というのはすごく感じる。

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    2019年05月22日
  • 世界の辺境とハードボイルド室町時代(集英社インターナショナル)

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    高野秀行の本に興味があったのと、タイトルに惹かれて読んでみました。2人とも博識で、切り口も斬新でなかなか面白い対談集。2人の著作自体も読んでみるべきですね。まずはやはり怪獣ムベンベから、かな?日本の歴史も、ほとんど興味ないのだが、中世史は面白そうです。

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    2019年04月18日
  • こどもをぐんぐん伸ばす「将棋思考」 - 「負けました」が心を強くする -

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    ネタバレ

    今まで色々と見聞きしていたこととほぼ同じような内容だったけど、著者は現役プロ棋士で将棋教室等で長年指導されてるということもあり興味深く読めた。

    なるほどなぁ、と思ったことをいくつか。

    ・「負けました」と言えるようになった子どもは言い訳をしなくなる。
    ・将棋は選択の連続。いい選択はいい人生を創りる。
    ・一緒にたのしめるようにルールやマナーを守るようになる。
    ・自分、相手、自分の三手思考。気づくと相手のことを考えるようになる。
    ・セルフジャッジなので揉め事を自分たちで解決する機会が増え、自主性が育まれる。
    ・情報化社会は高速道路。創意工夫、オリジナリティを育むべき。
    ・集中と俯瞰を両立させるた

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    2019年03月12日
  • 将棋「初段になれるかな」会議

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    気軽に読めて楽しい。大人向けで、ここまで下りてきてくれている本は初めてかと。強くなれる飲み会がまとまった本。
    p148「先手が6五歩ならば」は銀か桂の誤植?

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    2019年02月08日
  • イスラム飲酒紀行

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    親戚に酒乱の人がいたので基本的に酒飲みな人は好きになれないのだが、この本の著者も年中、酒のことばかり考えていてイライラする。
    しかし、そんな酒飲みな人は世界中にいて酒を酌み交わしその町の人からガードを下げて語り合える。
    のんべえ達を通してイスラムの文化を知ることができる本。
    イスラムは酒に厳しいはずなのに。

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    2019年01月13日
  • 異国トーキョー漂流記

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    高野さんの著作は結構読んでいるけど、その中でも読みやすかった一冊。読みやすかったということは、時間をかけずともさらっと読めるという意味。異国の人々と高野さんとの出会いと別れが描かれている一冊であるが、その舞台は東京であり、冒険先ではない。ということで高野さんからアグレッシブさはあまり感じられない。素の状態に感じられた。小説とエッセイの中間にあるお話のようだったが、高野さんの本にはよくある形なので、そこまで特筆すべきものはない。しかし、異国の人々を通して、日本を見つめなおす機能は確かに機能していたように思う。

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    2019年01月12日
  • 間違う力

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    「他人のやらないことは無意味でもやる」をはじめとする高野さんの十箇条を実際の行動を例にとって教えてくれる一冊。相変わらずばかばかしくて、とっても楽しく読んだけど、高野さんの知力、体力、運の強さには改めて驚嘆。身内にこんな人がいたら心配で仕方ないと思うけど、できれば引き続きこの路線で頑張ってほしい。

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    2019年01月03日
  • 間違う力

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    高野さんの新しい本出た❗と読んでみたら、8年前に出たのを出し直したものだった。未読だったから問題ないけど。
    高野さんがどれほど努力家で才能があるか(そしてとんでもないか)知っているので、高野さんの言うことを真に受けて実践してもなあ、一般人には厳しいよ、などと思いながら読んでいたのだが、良かった。
    気が小さいから人の言うことに従って生きてたけど、リーダーやってみたら案外楽だし、一人で好きにやったらもっと楽だ、とか、長期スパンでものを考えるな(だいたいその通りにならないんだから)とか、思いついたらとにかくやってみるとか、本当にそうだなと思った。
    特にテサロニキのブラインドサッカーの話は印象的だった

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    2018年11月23日
  • 【電子特別カラー版】恋するソマリア

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    ●学校の勉強や普段の生活からでは、全く馴染みのないソマリアについて書かれたルポルタージュ。まさに未知の世界のことが書かれていて面白かった。

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    2018年10月26日
  • 地図のない場所で眠りたい

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    ネタバレ

    両者の作品が好きなのだが、文体もテーマも大きく異なり、それを本人同士が理解した上で話し合う姿がファンにとってはたまらない。何をしているかではなく、何を書いているかで評価して欲しいという一文に作家としての矜持を垣間見た。

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    2018年10月12日
  • 間違う力

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    以前、単行本として刊行されていたものを加筆修正したもの。今まで読んだ内容ともリンクする話。

    てきとうでも「今、はじめる」ことが大事

    このセリフが全てを表してる。

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    2018年09月22日
  • 辺境の怪書、歴史の驚書、ハードボイルド読書合戦

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    自分が絶対手にしないような本の内容を、読んだ人の感想や評価を聴いて、なんとなく読んだ気になった感が得られる本。

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    2018年09月06日
  • 恋するソマリア

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    謎の独立国家ソマリランドの続編。
    ソマリ語の通訳として府中刑務所に行くわ、ハムディはノルウェーに行くわ、相変わらず面白い。
    また、続編書くのかな。

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    2018年08月26日
  • 恋するソマリア

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    前作を知らなくても十分に面白いと思うが、前作を知っているとより楽しめる本。僕は前作よりも楽しく読んだ。
    こういう本にのめりこんじゃうと、僕までソマリアに恋している気分になる。

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    2018年08月26日