高野秀行のレビュー一覧
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フィールドワーカー高野秀行氏が、酒が禁止されているはずのイスラム圏で、地酒を求めてさまよい歩く旅日記。
お酒に興味がないので読み始めはそれほど興味を惹かれなかったけど、お酒欲しさに普通の人に発見しにくい現地のアンダーグラウンドな文化を見つけていく様子は、ちょっと面白かった。
でも『謎の独立国家ソマリランド そして海賊国家プントランドと戦国南部ソマリア』があまりにも素晴らしかったので、こちらはあまり高い評価はできない。
高野氏の本は、人の生活や文化は「理念」みたいな画一的なもんではなくて、もっと雑多で一貫性もあんまりなくて、猥雑で勝手な物なのだと気づかせてくれる。どこか松沢呉一氏の仕事と共 -
Posted by ブクログ
「腰痛探検家」
始まりは三十八の夏、前触れも無く始まった腰痛はいつもと違った。
高野秀行。辺境作家。誰も行かないところに行き、誰もやらないことをし、誰も書かない本を書くことがモットーである。未知なる世界を探し歩く中、いつもの腰痛が始まった。本書は、頭の中が腰痛のことばかりになった辺境作家の腰痛探検である。あの高野秀行の作品の一発目として果たして適切かどうかは自信はないが、おススメによくあがってきてしまえば読むしかない。ジャンルはある種の辺境であり、馴染み深い辺境だ。腰痛はハマればなかなか抜けきれない砂漠に違いない。
そういう私も軽い腰痛になったことがある。単なる寝違えに違いないはず -
Posted by ブクログ
ネタバレ今まで色々と見聞きしていたこととほぼ同じような内容だったけど、著者は現役プロ棋士で将棋教室等で長年指導されてるということもあり興味深く読めた。
なるほどなぁ、と思ったことをいくつか。
・「負けました」と言えるようになった子どもは言い訳をしなくなる。
・将棋は選択の連続。いい選択はいい人生を創りる。
・一緒にたのしめるようにルールやマナーを守るようになる。
・自分、相手、自分の三手思考。気づくと相手のことを考えるようになる。
・セルフジャッジなので揉め事を自分たちで解決する機会が増え、自主性が育まれる。
・情報化社会は高速道路。創意工夫、オリジナリティを育むべき。
・集中と俯瞰を両立させるた -
Posted by ブクログ
高野さんの新しい本出た❗と読んでみたら、8年前に出たのを出し直したものだった。未読だったから問題ないけど。
高野さんがどれほど努力家で才能があるか(そしてとんでもないか)知っているので、高野さんの言うことを真に受けて実践してもなあ、一般人には厳しいよ、などと思いながら読んでいたのだが、良かった。
気が小さいから人の言うことに従って生きてたけど、リーダーやってみたら案外楽だし、一人で好きにやったらもっと楽だ、とか、長期スパンでものを考えるな(だいたいその通りにならないんだから)とか、思いついたらとにかくやってみるとか、本当にそうだなと思った。
特にテサロニキのブラインドサッカーの話は印象的だった -