高野秀行のレビュー一覧

  • ワセダ三畳青春記

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    おかしくて、ばかばかしい、3畳で繰り広げられる青春。
    一番心に響くのは(むしろそこ以外馬鹿話でしかないのだが)「心のベルリンの壁」の話であろうか。

    ああいう話をされると、心がキュンキュンしてしまう。

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    2022年09月11日
  • 間違う力

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    高野秀行入門、って感じかな。氏の著作を読んだことがなければ、『この人の本、面白そう』って思わせられそう。少なくとも数冊、作品に触れたことのある身としては、本書で語られる10か条は、『まあ、そうでしょうね』ってなもん。もちろんこれ、氏の独自性に対する信頼ありきだし、既に面白く読ませてもらっているからこその感想なんですが。

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    2022年07月05日
  • 世にも奇妙なマラソン大会

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    間違った方向に来たことを後悔しながらずんずん進んでいく姿勢が読んでて楽しい。マラソン経験ないところからのサハラマラソン。その他、これは怪しいぞって気づくのに引き返さない逸話の集合体。

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    2022年06月15日
  • 未来国家ブータン

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    ネタバレ

    ブータンに雪男を探す目的で行ったのだが、いつの間にかブータンという国を明らかにしようとしていたのは面白いなと感じた。
    ブータンに伝わる雪男の話から、ブータンという国を理解するように行動が変わっていったという。

    高野秀行は元々未確認生命体を探検していたが、どんどんテーマが大きくなりいつの間にか国家をテーマにするようになったと思われる。
    ミスチルの桜井が歌う内容が「個人的な恋愛→精神→世界について」と変遷したのと似た感じがする。
    人は探求を続けていくうちに、テーマが大きくなっていくものなのだろうか。

    あと、高野秀行は豊富な知識から国について明らかにするのが得意なようだ。ただ国を観察するだけでな

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    2022年04月25日
  • 将棋「初段になれるかな」会議

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    そう、トッププロの棋譜を勉強してもほとんど役にたたなったりするのだ。この辺がいいのだろう。
    将棋は好きでよく本読んだりテレビ見たりするのだが、その度に、こう言うゲームに向いてないんだという現実を突きつけられる。

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    2022年04月19日
  • 幻獣ムベンベを追え

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    ネタバレ

    文庫版あとがきで、探検部員のその後について書かれている。進路が思ってもいないものばかりで、誰にも未来はわからないなと思ってしまう。
    村上が好きな人物なのだが、それはコンゴでも数学書を読むという姿に憧れたからだ。そんな彼が自衛隊に入隊するなんて、誰が想像つくだろう。
    自分の未来もどうなってるか本当にわからないな。

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    2022年04月19日
  • 未来国家ブータン

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    世界一幸福度の高いことで知られるブータン。生物多様性にかこつけた雪男白書作成のブータン紀行。
    いつもの高野節で楽しく読めたが後半いきなり突きつけられた。
    著者が感じた幸せの秘密とは何か。著者はブータンの幸福は不自由と信仰に支えられていると考察する。それはどちらも日本人が忘れたもの。自由とは、自分で考えて自分で決めること。信仰の自由とは、自分で信じるものを決め、自分だけの正義を持つ。それは葛藤であり、苦しみを生む。強くあることを求められる。人間にとって何がいいのか。幸せとは何か。

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    2022年02月28日
  • 未来国家ブータン

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    また高野氏(笑)
    今回は「雪男」につられて旅に出られた。本来の訪問目的は違うけど、誘う側の二村氏もまた巧みだなーと感心してしまう。(今回は一から公用語のゾンカ語を勉強されていて、気合が入っている、さすがだと思った)

    (少なくとも当時は)半鎖国体制だからか民話と現実が混同したような世界観で、本当に実在しているのかと何度も首をひねった。読む前も未来国家というより未知国家だったけど、何故か奥地に踏み入れるほど現実から遠ざかり謎が深まっていく…

    「雪山に囲まれたこの天井の楽園にいると何もかもありえそうで、信じるとか信じないという問題ではないような気さえする」

    表紙も印象深い。東京と思われるビル群

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    2021年11月22日
  • 辺境メシ ヤバそうだから食べてみた

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    普通の食べ物ばかりでなくもう無くなってしまったような食べ物、かなり限定した状況で食べられている食べ物も食べている。
    必ずしもうまいものだけではないところは事実ぽくて良い。

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    2021年07月17日
  • 幻獣ムベンベを追え

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    早稲田探検部高野さんの活動記録。

    大学生なのに科学的、建設的分析といったつまらないリアルは無視して冒険に没頭するところがすごくいい!!
    この時代(80年代)、自分が子供だったというところがありますが、神秘的な謎がまだまだ多くて世界がわくわくだらけだったなあ。

    そして時代が進み当時は自分の足と頭でしか獲得できなかった情報の多くが、インターネットの出現によって1クリックで確認できるようになってしまい、半端なくたくさんのことが知れるようになった一方で、定量化できない”わくわく”がごっそり奪われてしまったことに気づく。。。

    とはいえ人生一度きり、地球に対して自分自身はちっぽけな存在なので、いい年

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    2021年06月22日
  • 腰痛探検家

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    腰痛って何なんだ。腰痛業界の有象無象が面白い。気の持ちようなのか。いくら人体や脳がわかってもこういう痛みは解明されないのではないか?

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    2021年06月12日
  • 謎のアジア納豆―そして帰ってきた〈日本納豆〉―(新潮文庫)

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    ☆☆☆2021年2月☆☆☆


    納豆。日本特有のものだと思っていた。
    アジア各地には、日本人以外にも納豆を食する文化がある。
    納豆を食べるのは「辺境」に住む人々だ。
    ワラ以外の葉でも大豆を包む。ビワ、シダ、バナナ。
    あらゆる葉っぱに納豆菌は生息している。


    探検家の高野氏が、アジア各地、そして東北地方をフィールドワーク。
    そこで得た知見をまとめる。その実験精神は素晴らしい。
    納豆せんべいとか、納豆汁とか、僕には想像がつかない。


    納豆とは奥が深い食べ物だ。

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    2021年02月08日
  • 未来国家ブータン

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    幸せとは「自由で、悩みのない」ことならば、確かに選択肢が多過ぎて自由過ぎる状況は悩み多いし幸せじゃないかもしれないね。なるほど。
    ブータン、一度行ってみたいもんだ。

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    2021年01月10日
  • 辺境メシ ヤバそうだから食べてみた

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    本当にゲテモノ系の食エッセイ。
    冒頭の写真はかなり生易しい部類なので、これを見てだめならすぐ読むのをやめるべきだし、写真が大丈夫でもせめて目次を見てから読むかどうかを考えるべきでしょう。(^^;
    ちょっと、虫関係と生ものはおっかなくて食べられなさそうだけど、割と食べられそうな感じがするのは、やっぱり文章のおかげで、実際は食べられないんだろうなぁ。

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    2020年12月02日
  • 将棋[観る将になれるかな]会議

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    将棋界の仕組みや味わいどころなどの紹介。
    それほど盤面の見方という感じではない。盤面の見方はまた別の解説本がいいのかな。漫画イラストあるので、よくわからない人がなんとなく知るのにはとっつきやすいかなと。

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    2020年12月01日
  • 【電子特別カラー版】恋するソマリア

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    ソマリア語を習得しようなんて、凄い。ソマリア愛も普通ではない。自分をしっかり持ち、目的に向かってがむしゃら。しかも、こんな本を出す文章力。語学力。凄すぎ!ソマリア面白いが、危険過ぎ!

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    2020年11月29日
  • 【カラー版】怪魚ウモッカ格闘記 インドへの道

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    本の半分くらいで結末が予想できたが、魅力ある文章のため、読み切れた。
    しかし、物足りなさは残った。

    高野さんの本は他の作品を読んで面白かったので、別の作品も読んでみたい。

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    2020年11月19日
  • 【カラー版】怪魚ウモッカ格闘記 インドへの道

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    時系列無視して、この作家の本を読んでいたため、他の作品で引き合いに出されることが多く、早い段階でオチの1つ分かってしまった。
    が、オチは1つだけではなかった。
    ウ○○○ヌは結局、何だったのだろうな…

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    2020年10月25日
  • 【カラー版】怪魚ウモッカ格闘記 インドへの道

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    ネタバレ

    インドの漁村で目撃されたという謎の怪魚に目をつけ、世紀の大発見を夢見て探索の旅に出る。

    お金を時間もかけて周到に準備をしてUMAを探しに行く大人の本気。著者の周りの人々も面白いけど、著者本人が一番面白い。
    読んでいて途中で「まさかね…」とは思ったけど、入国できないまま1冊終わってしまうとは!現地でのリサーチを楽しみにしていたので残念だった。不完全燃焼!
    まだ知られていない怪魚が他にもいそうなウモッカタウンに想いを馳せた…

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    2020年10月24日
  • 地図のない場所で眠りたい

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    ネタバレ

    <目次>
    第1章  僕たちが探検家になるまで
    第2章  早稲田大学探検部
    第3章  作家として生きること
    第4章  作品を語る
    第5章  探検の現場
    第6章  探検のフィクションとは何か

    <内容>
    名前を知っている「探検家」二人の対談集。そのレベルで借りたのだが、意外と奥が深かった。二人とも早稲田大学探検部の出身。そして、このサークルは一癖も二癖もある連中の巣窟。そこの企画書などを書くことで文章力が磨かれるようだ。この本は、探検の話よりもノンフィクションの書き方、題材の選び方、文章の書き方、売り込み方まで書かれた、文筆業(作家を除く)の指南書となっている。「へえ」の連続だった。

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    2020年10月01日