谷崎潤一郎のレビュー一覧
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文章は読みやすいし、絵はとても美しい。
特に瞳の境界線が淡いのが好き。
でも話はドン引き。
稀代の彫物師が5年前に見た、籠から少し出た女の片足に惚れて、たまたま巡り会えたお使いで来た芸妓の卵の彼女に「顔も雰囲気も最高に好み」と薬で眠らせて(!)勝手に背中に蜘蛛の刺青を入れる。
まじで彫物師の男の勝手な大暴走。犯罪だよ。
許可なく刺青を入れられて吃驚されたり、芸妓デビューに障るかも知れない。一晩帰ってこなかったから周りからの目もある。
彼女が激怒しなかったから話はまとまった感じだけど、昨今の飲み物に睡眠薬を入れて女の子を眠らせて無体をする男の話を思い出して、ムカムカした。 -
匿名
ネタバレ 購入済みぶっ飛んでたかな。
男の子も顔綺麗。だからまわりからよってくるんだろうね。昔からヤらされてたって言ってたけど、それが原因で行動がぶっ飛んでるのかな。
話としてはありかなと思いました。 -
Posted by ブクログ
谷崎潤一郎の代表作にして、日本の近代文学を代表する作品のひとつ。
1942-48年に書かれた。
文庫版にして三巻にまたがる長篇小説。
舞台は1936-41年の兵庫・蘆屋(芦屋)。
旧幕時代からの豪商としてならした名家・蒔岡家の四姉妹を中心に、第二次世界大戦前夜の阪神生活文化が描かれる。
長女の鶴子は、本家の奥様として、早逝した父母の代わりに入婿の辰雄と一緒に蒔岡家を切り盛りする。
二女の幸子は分家の奥様。辰雄と折りの合わない二人の妹を宥め、監督する。
三女の雪子は、美人として阪神間に名が轟く姉妹の中でも1番の美人でありながら、複雑な事情と不運によって三十を超えても嫁に行き遅れていた -
Posted by ブクログ
ネタバレやはり文学作品とあって起承転結というか物語の緩急があり、私の考えていた生ぬるい筋書きではなかった
女性の魅力から抜けられなくなっていく怖さとともに共感するところもあって、自分も将来こうなってしまうのでないかという恐怖がありました
この作品は主人公は満足しているのになぜ胸糞な感じが残ってしまうのか?
私の考えではやはり最後にナオミはまだ他の男と関係を持っている所だろうなと思います。ここに私自身の純白主義の考えが出ており最初ぐらいで止まっておくべきだったと後悔するとともに、改めて私がNTRなどが嫌いということがわかりました。
ただ、音声作品にもあるお貢ぎ系や管理系もこんな感じなのかと俯瞰できたよう -
Posted by ブクログ
はじめての谷崎潤一郎でした。
美しい文章で有名なので一度は読んでみようと思って、薄いからこれなら読めそう!と思って手に取りました。
久しぶりの古典的な文章で、やっぱり私のレジェンドは芥川だなぁと思いつつも、なかなかに面白い。
注釈がかなり丁寧ですが、ほとんど文脈で読み取れる程度のもので、思ったよりも敷居が高くなかったです。
愛と狂気は紙一重だなと思いつつ、間違いなくこの2人の晩年は愛なのだなあと思いました。
谷崎潤一郎がずーっと語りかけてくるような、なんとなくダラダラした文章なのですが、それがまた心地いい感じでした。
そしてそんな描写一切ないのに、なんだか想像してしまうエロがありますね、、、。 -
購入済み
いやあ、面白いですね
絵が入るのですが、谷崎役の作家先生にはうさみみの被り物をしています。
卯年ではないので、聞き耳ずきんの意味でしょうが、キモ可愛い。表紙中央右で寝転がってる親父ですね。
バラ売り全集にも載ってますが、あちらには絵がない、こちらをお勧めします。
とにかく久しぶりにガツガツ読んでああ面白かったと言えるお話でした。
お好みで。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ日本の文豪を読もうシリーズ。だいぶ前に買ったのだけどしばらく後回しにしていた。文豪の本って、読むのが大変そうなので、生活が落ち着いている時に読もうかと思って。少し昔の本だと日本語が難しかったりするし。
読み始めてみると、サラサラ読める文体に驚いた。確かに、年季の入った単語は散見されるけど、特に苦労するほどでもない。そして日本語が美しいんですよね・・・三島由紀夫とはまた違って、難しい言葉だけが並んでいるわけでもないのに、なぜかロマンチックな雰囲気が漂ってくる日本語。 (後で調べてみると、谷崎潤一郎は「耽美主義」と呼ばれていたり、端麗な文章で知られているそう。)
物語自体も面白い。主人公はただ
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