谷崎潤一郎のレビュー一覧

  • 痴人の愛

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    河合さんのナオミへの愛が伝わって来て次はどうなるんだろうとページが進んだ。それにしても、その愛はナオミの外観に執着している。多分、その自由気ままで我儘な内面にも魅了されているんだろう。世の中には、こういう夫婦もいるんだろう。
    このあとどうなるのかと思いながらページが進んだが、2人の関係に変化は無くというより、河合さんのナオミへの愛なのか外観への執着なのかわからないが、なるようになったんだと思う。

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    2025年07月19日
  • 痴人の愛【電子限定かきおろし漫画付】<デジタル版>

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    ぶっ飛んでたかな。
    男の子も顔綺麗。だからまわりからよってくるんだろうね。昔からヤらされてたって言ってたけど、それが原因で行動がぶっ飛んでるのかな。
    話としてはありかなと思いました。

    #エモい

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    2025年07月14日
  • 細雪(下)

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    谷崎潤一郎の代表作にして、日本の近代文学を代表する作品のひとつ。
    1942-48年に書かれた。

    文庫版にして三巻にまたがる長篇小説。

    舞台は1936-41年の兵庫・蘆屋(芦屋)。

    旧幕時代からの豪商としてならした名家・蒔岡家の四姉妹を中心に、第二次世界大戦前夜の阪神生活文化が描かれる。

    長女の鶴子は、本家の奥様として、早逝した父母の代わりに入婿の辰雄と一緒に蒔岡家を切り盛りする。

    二女の幸子は分家の奥様。辰雄と折りの合わない二人の妹を宥め、監督する。

    三女の雪子は、美人として阪神間に名が轟く姉妹の中でも1番の美人でありながら、複雑な事情と不運によって三十を超えても嫁に行き遅れていた

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    2025年07月11日
  • 痴人の愛 アニメカバー版

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    おすすめポイント
    ・大正ロマンを満喫したい人におすすめ
    ・銀山温泉や城崎温泉に持ってって読んだら、いい気持ちになれそう
    ・筋書き自体は大したことないのに、表現がやはり「読ませる表現」…唸ります
    ・「ナオミ帰ってきて」というだけの事なのに、ものすごいページ数を割いてくどくどと、もとい滔々と表現される…これが明治時代にあったってすごいな
    ・当時はこれ、新聞連載だったらしいですね。当時のサラリーマンおぢたちの夢とロマンが詰まってやがるぜ

    残念なところ
    ・ちょいちょい谷崎のフェチがぶっ込まれる。お前が足フェチなのは十分わかったよ。笑

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    2025年06月19日
  • 春琴抄

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    はじめての谷崎潤一郎でした。
    美しい文章で有名なので一度は読んでみようと思って、薄いからこれなら読めそう!と思って手に取りました。
    久しぶりの古典的な文章で、やっぱり私のレジェンドは芥川だなぁと思いつつも、なかなかに面白い。
    注釈がかなり丁寧ですが、ほとんど文脈で読み取れる程度のもので、思ったよりも敷居が高くなかったです。
    愛と狂気は紙一重だなと思いつつ、間違いなくこの2人の晩年は愛なのだなあと思いました。
    谷崎潤一郎がずーっと語りかけてくるような、なんとなくダラダラした文章なのですが、それがまた心地いい感じでした。
    そしてそんな描写一切ないのに、なんだか想像してしまうエロがありますね、、、。

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    2025年06月13日
  • 二人の稚児(乙女の本棚)

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    絵がきれい。
    文章と合っていて読み易く感じた。
    谷崎さんだからちょっと変態的なとこへ行き着くのかしらんと期待したら、とてもきれいな最期でした。
    でも急に前世の話が出て、とんとん拍子に進んでクライマックスはちょっと拍子抜けかな。
    もっと長い話にもできたように感じた。

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    2025年06月06日
  • 春琴抄

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    4.2/5.0

    盲目の年上S嬢と年下M男。
    歪な愛の形に異様な美しさを感じた。
    恋には、それまでの常識や世間体を全て吹っ飛ばすような魔力がある。
    佐助が自らの目を潰し、何よりの幸せを感じるシーンに恋の偉大さと危うさを感じた。

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    2025年06月04日
  • 刺青・少年・秘密

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    ネタバレ

    刺青…
    妖艶とか蠱惑的という言葉がぴったりなお話。
    直接的な表現は全くないのにドキドキ。

    少年…
    幼い少年少女の無意識の退廃的欲求が凝縮されたお話。私的には地雷というか、最後まで読めなかった。

    秘密…
    刺激を求めて女装して自ら秘密を持ったり、昔の女の秘密を暴いたあげくに勝手に冷めて捨てたりするお話。こいつ…!!!

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    2025年06月02日
  • 台所太平記

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    購入済み

    いやあ、面白いですね

    絵が入るのですが、谷崎役の作家先生にはうさみみの被り物をしています。
    卯年ではないので、聞き耳ずきんの意味でしょうが、キモ可愛い。表紙中央右で寝転がってる親父ですね。
    バラ売り全集にも載ってますが、あちらには絵がない、こちらをお勧めします。
    とにかく久しぶりにガツガツ読んでああ面白かったと言えるお話でした。
    お好みで。

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    2025年05月31日
  • 二人の稚児(乙女の本棚)

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    乙女の本棚シリーズの一冊。
    ああ、これは乙女の本棚向きの短編だな。難しい言葉は頻発するものの、話自体はシンプルだし、美しく終わるし。
    ただ、乙女ではない読者には少々疑問も感じる。終わりのほうに理解に苦しむ絵がある。唐突にこの絵が挟まれる理由は何だ? 
    この本に限らず、乙女の本棚シリーズを読んで思うことの一つは、作者がこのシリーズを読んだら、どう思うのかということだ。案外喜ぶのかな。

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    2025年05月31日
  • 二人の稚児(乙女の本棚)

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    “お稚児さん”と聞くと不純な妄想をしちまうが、そういった話はなかったがまぁまぁ面白かった。仏教はよく分からんが、自分の選んだ道を進めば良い。

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    2025年05月28日
  • 陰翳礼讃

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    薄い本ではあるけど、とても素敵な本だった
    今の日本の文化があるのは重ねてきた歴史の産物とは思う一方、日本が西洋欧米の影響を一切受けずに現代になってたらどうなってたのかとか想像すると面白い

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    2025年05月23日
  • 猫と庄造と二人のおんな

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    初めての谷崎潤一郎作品。猫と生きたことがある人には、たまらない。リリーちゃんが文字の上で生きていた。こんなに短い文章なのに、リリーちゃんと共に生きたようだった。心が荒んだ時、猫に慰められたこと。時折五月蝿く鳴く猫が鬱陶しいと思ったこと。猫が見当たらず寂しいと思ったこと。何度も感じた想いが蘇る。これは庄造と福子と品子の物語ではなく、リリーちゃんを魅せてくれる一冊。ヒトという生物に飼い慣らされたフリをしてくれていて、猫は素直じゃないから可愛いだとか、猫は嬉しいと喉を鳴らすのだと判ったような顔をされながら、実はヒトを飼い慣らしているという、恐ろしくも愛らしい獣を描いた至極の一冊。
    とにかく、猫に会い

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    2025年05月12日
  • 刺青(乙女の本棚)

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    『刺青』4

    毎回表紙を見てキュンとさせられる
    ページをめくりキュンとさせられる
    『乙女の本棚』シリーズにはキュンしかありません(〃ω〃)

    本作も美しいイラストに、色鮮やかな着物、そして、蜘蛛の刺青
    凄い!惹き込まれる〜(ノ´∀`*)

    これで、『乙女の本棚』は6冊目が読み終わりました
    で、改めて思いました
    文豪たちの作品は難解!
    『乙女の本棚』シリーズで読むことで理解できるかもって思ってましたけどムリ!
    アタシにはムリ!(ヾノ・∀・`)
    やっぱり難しいものは難しい!

    なので、、、

    宣誓!
    アタシ、1Qオネェはこれからも『乙女の本棚』シリーズは内容をそっちのけでイラストを楽しむことをここ

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    2025年05月01日
  • 新装版 細雪 下

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    本線から逸れても長くても優雅におかしく読んでいられる。郷愁、風光明媚。朝ドラでやってほしい!
    無理矢理の見合いをさせる「女ギャング」、コマシャクレなど今風のおかしな表現が面白い。
    タイトルから雪子が主人公を予想するが、ほぼ終始幸子の目線で語られ、夫婦共々妹想い、東京の本家は少し遠く疎み感じられる。と思ったら、幸子は谷崎の松子夫人、幸子妙子はその三姉妹がモデルらしい!(貞之助は谷崎となる)
    関西の地名がたくさん出てくるので雰囲気も伝わり、谷崎が土地を愛していたことが分かる。
    妙子の回復に亡くなった場合の世間体だけ気にした鶴子の手紙も酷いが、妙子の好き勝手も大概酷い。

    大垣での上階級との見合い、

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    2025年04月19日
  • 新装版 細雪 中

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    周りがしきたりを気にして自由に恋愛できない妙子が可哀想なのと、その度虐げられる板倉の最後が悲しい。
    ロシア人見送りの際お寿司を食べる場面はホッとする。

    芦屋の家での妙子の舞、神戸の災害と板倉写真師の妙子の救助、隣人ドイツ人の東京行き、幸子雪子悦子の東京見送りと嵐、妙子と板倉の接近、結婚の約束、本家からの妙子の洋行謝絶、人形教室生徒ロシア人の東京行き、悦子の病気、回復、悦子と幸子の東京行き、板倉の手術失敗と死。

    表紙のあらすじに板倉の死まで書かないでほしい。

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    2025年04月12日
  • 新装版 細雪 上

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    上流階級、関西の四姉妹。
    思ったより読みやすいが、「、」で延々続く口述や心情を言い切るのには慣れないといけない。
    関西にいる間は姉妹仲良さに微笑ましかったが、体面の為何度も見合い、雪子まで東京へ行くなど約90年前の上流階級はここまでしきたりが多いかと驚く。雪子は結果良いように利用されてる。
    谷崎は戦時中休載されても自費出版でも書き続け、モデルは夫人夫婦とのこと。(解説)

    末妹の妙子は男と駆け落ちし新聞にまで載ったが今も関係は続き姉の雪子の結婚待ち。
    雪子の見合い(破談)、京都でのお花見、妙子の人形手芸の生徒のロシア人家族との交流、一番上の姉本家鶴子の東京行き、体面で雪子も東京へ、幸子の子悦子

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    2025年04月10日
  • 卍(まんじ)

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    ネタバレ

    個人的に光子にそこまでの魅力を感じない。
    初期〜の色香がぷんぷんする女性達とも違うし…

    結末は最初からわかっているけど、怒涛の展開

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    2025年03月27日
  • 春琴抄

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    この二人だけの愛の形。
    二人だけの世界…美しい。

    結局は、当人同士が満ち足りてさえ言えれば
    周囲の理解なんかなくても良いんだろうな。 

    出来れば当人同士の心理描写で読んでみたかったけど…
    解説にあったようにあえてこのような形式を取ったのであれば、それこそ二人の心情なんて、他人に知られる必要なんて無いのだろう。

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    2025年03月19日
  • 猫と庄造と二人のおんな

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    女よりも牝猫を愛する男。
    牝猫に嫉妬する二人の女(前妻と現妻)。
    二人の女よりも牝猫を愛する庄造の気持ちが、だんだんと分かってくる。
    他愛もない題材で、男女の関係の機微をユーモア込めて描き切る、文豪谷崎恐るべし。

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    2025年03月12日