あらすじ
≪TVアニメ「文豪ストレイドッグス」放送記念! アニメ描き下ろしコラボカバー版を配信!≫
日本人離れした家出娘ナオミに惚れ込んだ譲治。 自分の手で一流の女にすべく同居させ、妻にするが、ナオミは男たちを誘惑し、堕落してゆく。 ナオミの魔性から逃れられない譲治の、狂おしい愛の記録。
<シリーズ累計250万部突破!「文豪ストレイドッグス」シリーズとは!?>
中島 敦、太宰治、芥川龍之介、与謝野晶子、泉鏡花、F・スコット・フィッツジェラルドなど国内外の文豪のイメージをモデルに擬人化されたキャラクターが、「人間失格」「羅生門」などといった各文豪に関連する異能力を用いて戦うバトルアクションコミックス。
舞台は横浜。孤児院を追われた主人公・中島 敦は、とある自殺志願の男・太宰治を助けたことから、異能力集団「武装探偵社」に所属することに。やがて、ポートマフィアの芥川龍之介らや、北米の異能力集団・組合(ギルド)との対決が激化していく――!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
たまたま書店にて目にし、少し興味を持っていたので手に取ってみた。
するとあっという間に世界観に引き込まれ、読み終わった。
どこか遠いような話でありながら、近くに感じる不思議な感覚をもった。
ほぼ100年前の作品にここまで魅せられると思わなかった。おすすめの一冊。
Posted by ブクログ
最近終盤になるとなんだか飽きてしまって最後までわ読み終われないことが多かったんやけど、
癖になって2日で読み進めてしまった100年前の小説ってすごくない?
その時代の男女の役割とか性差別的価値観が知れて興味深かった。100年後の今でも本質的な問題は変わってないよね。
Posted by ブクログ
中盤まで読んで、譲治もナオミも酷すぎてだいぶ読み進めるのが嫌になってきた。それなのに、気づいたらスルスルと最後まで読んでしまい、自分の中ですごい本だという評価に変わった。まさに、油絵の具を塗り込めるように描写が重なることによって、生々しく目の前に見えてくるようで、怖くて面白くて目が離せない。
大正モダンの頂き女子
⚫️頂き女子「ナオミ」の成功譚であり、女の色香に惑溺された男「譲治」の失墜譚でもある。まあよくある話だ。⚫️男の自分としては、男の側の気持ちが分からなくはない一方、女の側に好感を持てるはずもない。とはいえ、バブル期のミツグ君やアッシー君について、世間が特に厳しく批判したワケでもないし、当人同士が納得し他所に迷惑をかけないなら、歪な男女関係でも目くじらを立てることもあるまい。⚫️本書は青空文庫で読もうと思ったが、文豪ストレイドッグスアニメ化記念値引に魅せられて、つい本を購入してしまった。書痴の愛である。
Posted by ブクログ
ナオミには呆れたけれど面白かった。
最後の方は譲治が可哀想になってくる。
けれど譲治はナオミがいれば幸せなんだろうな。
ナオミの言葉遣いの酷さが女として「無いな」と。
ダンスに行き出した頃から、ナオミはもう何をしても譲治は自分を捨てられないと悟っていたんだと思う。
Posted by ブクログ
初めて読んだ谷崎作品。読みやすくてびっくりしたのと、とにかく変態に尽きる。女性の身体描写が妙にエロティック。風呂上がりのシワがなくなっていき、陶器のように透き通るらへんの文章とかナオミの妖艶っぷりをよくあんなに描けるなと。ラストの文章で開き直った変態ほど怖いものはないと確信した笑。ナオミのモテテクニック研究したいぜよ。
Posted by ブクログ
谷崎の女の趣味はわかりやすい、、、
高慢で強欲で、意地悪な度がつく美人。
ナオミちゃんは譲治のことをちゃんと愛してたことはあったのかしら。今で言うパパ活ならないよねぇ。
ナオミ目線で読みたくなる。
しかし描写が美しすぎて、全部見えるようだった。
Posted by ブクログ
作者の観察の執着具合がよくわかる肉体描写がとても好き。肌質、肌の色、脂肪や筋肉の具合、湿度に至るまでわかる。風景の切り取りや視点の移動が上手い。
Posted by ブクログ
少女を理想の妻に仕立て上げるはずが、いつのまにかその尻に敷かれることとなってしまった男の物語。
読者としては何度も繰り返されるナオミのふしだらな行動にげんなりしてしまい、その度譲治に「いい加減別れてしまえ!」と思ってしまう。しかし、彼・浜田・熊谷やその他諸々のナオミと関係を持った人にしか分からないであろう、彼女の持つ悪魔的魅力について考えると、彼女に一度会ってみたいような気がして、でもやっぱり恐ろしくてたまらないような気がして、結局何も言えなくなるのだった。
Posted by ブクログ
おすすめポイント
・大正ロマンを満喫したい人におすすめ
・銀山温泉や城崎温泉に持ってって読んだら、いい気持ちになれそう
・筋書き自体は大したことないのに、表現がやはり「読ませる表現」…唸ります
・「ナオミ帰ってきて」というだけの事なのに、ものすごいページ数を割いてくどくどと、もとい滔々と表現される…これが明治時代にあったってすごいな
・当時はこれ、新聞連載だったらしいですね。当時のサラリーマンおぢたちの夢とロマンが詰まってやがるぜ
残念なところ
・ちょいちょい谷崎のフェチがぶっ込まれる。お前が足フェチなのは十分わかったよ。笑
Posted by ブクログ
初の文豪小説。あまり内容を知らずに選んだわけですが…これが初めてで良かったかもしれません。
文豪小説ってもっと堅苦しくて眠くなるものと思っていましたが、良い意味でハードルが低くなりました。
ただ、こんな方達が身近に居たら呆れてしまって物も言えないなと思います。
救いようがなさすぎて呆れて笑ってしまいます。
Posted by ブクログ
自分が立場が上だと思い掌で転がしているつもりがいつの間にか、相手の手中にいると言う怖さ。客観的に捉えながらもハマっていってしまう主人公の感情が切実に描写されていた。
Posted by ブクログ
ナオミのような、蠱惑的な魅力を持った女性って実際にもいるんだろうなって思った
まだ幼い頃のナオミと、自分の美しさを知ったナオミの違いが怖い
それまで「君子」と呼ばれてた男性の理性でも制御出来ずに、情欲に溺れるの怖かった
肉体の描写がすごい
Posted by ブクログ
再読。
5、6年ぶりに読んだ。
前読んだ時はなんだこのクレイジーな話はっていうおもしろさを感じた気がするけど、自分自身色んな恋愛をして、色んな恋愛を見てきて感じ方が変わった。
愛情には色々な形があって色々な価値観がある。今でこそ「多様性」という言葉が多用されてる(この言葉についても色々と思うところはあるけど、いまはとりあえず置いておいて、、)けど、まさに世間に囚われない夫婦の在り方について書かれている。
何よりすごいのは谷崎がこの話を1920年代に書いてること。当時はかなり受け入れられなかったのでは?
ナオミは譲治というパトロンがいて初めて輝くのであり、譲治と住まう帰るべきアトリエがあって初めて病的に繰り返される不倫が行われる。そしてその不倫はナオミを輝かせ、また譲治を魅了する。
おもしろく、魅惑的で、恐ろしい。美しい女は図に乗ると手がつけられない。
Posted by ブクログ
いやほんま天才むっちゃ笑えた。
これは変態という漢字2文字で終わらせていいものか。
男の弱い部分がありありと表現されていて、分かるぞ〜と思いながら読んでました。
ジョウジの馬鹿さを反面教師にして生きていこうと思います
Posted by ブクログ
アプリ版青空文庫で読みました。主人公に全く共感できなくてもこんなにおもしろい本があるのかと新発見でした。最終的にナオミの支配下に置かれやりたい放題されている譲治がどうしようもなく哀れで、でも本人は満更でもなさそうで滑稽。どうぞお幸せに。
Posted by ブクログ
男と女ってのは面白いものだ。簡単に気狂いになれる。それを緻密に官能的に表現している。僕はなんだか、ナオミが嫌いになりそうだ。というか嫌いだ。だからこそこの作品は良いと言えるのだ。
Posted by ブクログ
究極のS女と、究極のM男の話。
28の河合譲治が15のナオミを見つけ、同居するところから始まるが、やがて立場は完全に逆転し、譲治はナオミに屈服する。
譲治のナオミへの見立ては間違っていなかった。
二人はものすごく相性がよい。
ナオミの振り切ったSっぷりと、対照的な譲治のMっぷりは、コメディーだった。
Posted by ブクログ
内容とは関係ないが角川文庫のこの表紙は好きじゃない。ナオミの髪が紫なのも気になるが、それよりも主人公の男がこんなイケメンな訳がない。顔面至上主義か。
女性に振り回される、という構図がリアルに描かれていて理解しやすかった。
え、あんな若い女性がこんなおっさんと付き合ってんの!?と思うことはたまにあるが、そういう時にはいつも若い女性が冷たい目線を向けられて苦労するのだろうな、と思っていた。しかしこの本では「おっさん」側の視点で描かれていて、あ、こういう関係だとおっさんも世間体の問題で苦労するんだなと気付いた。
Posted by ブクログ
さすが谷崎先生、変態でみっともなくて好きです。人間こうなったら終わりと思いながらも共感できるところもあったりして、男という生き物の哀しさ、情けなさにグッと来ました。
Posted by ブクログ
ナオミという女が周囲の男たちを翻弄する物語。
読者視点だと最初は「そんなことある?」とナオミに苛立ちを覚え、それに対する主人公の河合にも共感できずにいた。自分の人生やお金を無駄ごとに使う人なんて馬鹿げていると思っていた。しかし、最終展開に差し掛かり、なにかにた経験あるなと感じるところが多々あった。
「翻弄する何か」になすがままに翻弄されることは、第三者から見れば馬鹿げているかもしれない。でもその間の幸せや幸福は計り知れないものだと、私も確かに知っていた。それは単に異性や人ではなくても、何か身近なものにさえも共通する、誰しも感じる感情ではないだろうか。
河合は「ハイドゥハイドゥ」を心の底から求めており、それはきっと永遠の病だ。
Posted by ブクログ
大正時代の若い娘との恋愛を描いたものであるが、なんだかとても現代的であると感じた。現代であれば、これほど女性に貢いだり市内のかもしれないが、精神的には女性に支配されている状態は同じだと思った。
Posted by ブクログ
【2025年1冊目】
二十八歳の時、私こと河合譲治は運命的な出会いをしてしまう。カフェでウエイトレスの卵として働く十五歳のナオミに、夢中になってしまったのだ。ナオミが希望するまま、音楽と英語を学ばせ、新しい家にまで引っ越した譲治。彼女を自分好みに育てる過程で、二人は夫婦の誓いを交わすが――。
源氏物語をちゃんと読んだことはないんですが、失敗した光源氏みたいな話やないかと思いました。贅沢の限りを尽くさせ、堕落しないわけがないというか。そこに天性の魔性さを遺憾無く発揮させたんでしょうね、という感じ。馬鹿だなぁという気持ちよりも、生物として、多分最初から負けていたんじゃないでしょうかという推測。恐らくは出会った時から。
解説も読もうかと思いましたが本文が高カロリーだったのであきらめました。新年一発目からいろいろと濃かったです。
Posted by ブクログ
アラサーサラリーマンが中学生を見受けする愛憎劇。
男は社会的立場や人間関係全てを投げ売って、女が外で遊び歩くお金を喜んで貢ぐようになる。
狂気的、倒錯的とも言える二人の関係になるまでが丁寧に描かれていて、最後まで展開が読めず面白かった。
Posted by ブクログ
ちょくちょく飛ばしながら読んでしまった…
いずれまたちゃんと読みます。
なんかナオミにめちゃ溺れている感。愛しすぎると怖い。
いつの間にかナオミが立場上になってた。
最後の方に馬乗りで色々約束してるところとか、
もういい様に使われてるじゃん!?!?!ってなった。
文ストのキャラで先入観があるからか純情LOVEストーリーかと思ってた。全然違った。