谷崎潤一郎のレビュー一覧

  • 新装版 細雪 上

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    一気に読みました。
    谷崎潤一郎ってすごい作家ですね。昔の上流家庭の暮らしぶりの中に様々な人間模様が描かれていてやはり後世残る作家さんはすごいです♡

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    2024年01月13日
  • 刺青(乙女の本棚)

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    妖艶?耽美?いやいや言葉濁してるけどただのドS野郎とドMの話やん。ヤバいやつをこの美しい絵が中和していい感じに耽美さ、妖艶さを醸し出してるだけやん。それがでも物語初心者には大事よね。雰囲気はしっかり掴める、乙女シリーズいい仕事してる、と思
    います!

    2023.12.19
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    2023年12月19日
  • 刺青・秘密

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    先日鑑賞した作品に『刺青』が引用されており、「そう言えば谷崎潤一郎は読んだことがなかったな」と手にとってみた。
    知識としてどういう作風かは知っていたつもりだったけれども、想像以上に耽美な世界観だった。サディズムとマゾヒズムがふんだんに織り込まれている。情景としてはおぞましいはずの場面も、滑らかな筆致でするすると飲み込まされてしまう。なんというか、ずるい文体だ。個人的には『秘密』が好き。
    『異端者の悲しみ』だけはすっきりしない読み心地でもやもやしたが、解説によると自伝的な作品であったとか。そういう見方をすると、確かに受け取る印象は変わってくる。
    谷崎潤一郎、女性と母親像とに物凄い思い入れがあるこ

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    2023年12月11日
  • 谷崎マンガ 変態アンソロジー

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    谷崎潤一郎の作品は一個も読んだことがなかったけど、まさに入門に相応しい一冊でした。谷崎潤一郎の作品読みたくなった。『青塚氏の話』『台所〜』は特に好き。古屋先生と中村先生アツい。

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    2023年12月01日
  • 陰翳礼讃

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    難しそうな本はあまり読みませんが、母の友人から勧められたので、モチベ少々の状態で読みました。
    ですが、読み始めると面白いのなんのって。この人の話が読みやすいのか一日中読んでいました。自分にも日本人が感じる情緒というか雰囲気があるのだなぁと、噛み締めます。是非読んで欲しい!

    将来は和室のある家に住みたいですね〜
    畳でゴロゴロしながら読書したいですね〜

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    2023年11月18日
  • 谷崎潤一郎犯罪小説集

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    江戸川乱歩にも影響を与えた谷崎潤一郎の文学作品。
    何年も前から書かれているはずなのに恐ろしいほど読みやすい、なぜこんな文章が書けてしまうのか。ミステリ、謎、推理が大好きな人もそうでない人も平等に人権を与えてしまう谷崎潤一郎が1番すごいです。

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    2023年11月01日
  • 鍵・瘋癲老人日記

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    ネタバレ

    ⚫︎受け取ったメッセージ
    表面に見えるものが全てではないどころか、
    真逆とも言える場合もある。


    ⚫︎あらすじ
    夫婦の日記が交互に描かれている。
    お互いが日記を書いていることに気づいて、読んでいるのか、読んでいないのか…

    ⚫︎感想(※ネタバレ)
    夫婦という、どこにでもいる形態、それも場面は家の中だけという形でミステリアスに描かれた作品。夫の、妻に対する欲望と性癖が中心に話が進んでいく。最初はその描写などに気を持っていかれる。妻の方は、夫を嫌う気持ちと愛する気持ちを日記に書きながら、夫の欲望に上手く付き合っている…ように見えて、後半は衝撃。じつはずっと前から妻は夫の日記を読んでいたことがわか

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    2023年10月20日
  • 痴人の愛 アニメカバー版

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    究極のS女と、究極のM男の話。
    28の河合譲治が15のナオミを見つけ、同居するところから始まるが、やがて立場は完全に逆転し、譲治はナオミに屈服する。
    譲治のナオミへの見立ては間違っていなかった。
    二人はものすごく相性がよい。
    ナオミの振り切ったSっぷりと、対照的な譲治のMっぷりは、コメディーだった。

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    2023年10月12日
  • 魔術師(乙女の本棚)

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    わからん
    ちーーーーーっともわからん

    ただただ美しい文章を書きたかっただけなんじゃね?と思ったりしました
    だとしたらとても美しい世界観がとても美しい文章で綴られていると思いました

    あれ?案外この感想って的を得てるんじゃね?
    潤ちゃんどうなのよ?(馴れ馴れしい)

    というわけで乙女の本棚シリーズ10冊目は谷崎潤一郎の『魔術師』でした

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    2023年10月06日
  • 刺青・秘密

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    「刺青」
    短いお話ですが、冒頭の一文から引き込まれ、最後女の背中の刺青が朝日に照らされる一文まで読み終わると、ずっしりと妖しい空気感が残るような感じ。

    「秘密」
    素性を隠して自分を夢の中の女としてみせることで男を繋ぎ止めておこうとするなんていじらしくて可愛いと思ったけど、この主人公にはそんな平凡な哀れみの心はないんだろう。
    最後の一文から、この男はさらなる歓楽にも、きっと同じように夢中になり、全容を悟ってしまっては飽きてを繰り返してどこまでも堕ちていくんだろうなと思った。

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    2023年10月03日
  • 刺青・秘密

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    刺青
    話自体は展開の予想がついたが、いろんな後世の作品がオマージュにしているんだろう。そういうところではなく、言葉の美しさ(なんて言えるほど学はないが)を浴びるよさ。短さもあって音楽を聞いてるよう

    少年
    幼さからくる残酷さ、無邪気さ。普通そうはならんやろと思うが、閉鎖的で、階級が存在する社会ならあり得るか。和製、甘口蝿の王。

    幇間
    座の中心になる人っているけど、こういう下に見られるようなタイプは現代あまりいない、いたとしても終始とはいれないなぁ。やっぱりおもちゃにして遊んでるんだな。

    秘密
    探偵小説や、犯罪小説の読書を終始喜ばせる「秘密」「疑惑」の気分に彷彿とした心持ちで、私は次第に人通

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    2023年10月08日
  • 刺青・秘密

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    大正7年(※)、新進作家の谷崎潤一郎は麻生市兵衛町に新築されたばかりの永井荷風亭を訪ねた。小さな庭に設えた巴里のカフェに模した丸卓で相向き乍ら、祝いに持参した葡萄酒を注ぎ合った。昨年「中央公論」に発表した『異端者の悲しみ』に現れた妹と父母との遣り取りはどこまで真実なんだい、などと荷風は問い、全部真実です、などと潤一郎は答えた。

    「勿論、世之介のように、遊び人の心情に即して描いた小説がなかったわけじゃない。でも君は今にも死にそうな肺病病みの妹を心で罵り、友人の借金を踏み倒し、家にも帰らない穀潰しの貧乏長屋の学生を嬉々として描いた。また新しい文学を描いたね」
    「そう先生に褒めて頂けると、耻を忍ん

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    2023年09月13日
  • 秘密(乙女の本棚)

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    乙女の本棚シリーズ♪
    谷崎潤一郎さん×マツオヒロミさん

    読んでみたかった谷崎潤一郎さん。
    こういう感じの文章を書かれる方だったんですね〜!
    うわ〜読みにク、、、( ̄b ̄)シーッ!
    難しい漢字がたくさん出てきたりして、なかなか勉強になりました笑笑

    読みにくさはあったけど、なんとも色気を感じる様な美しさのある文章と、マツオさんの妖艶で美しい装画がほんと絶妙にマッチしてて、めちゃくちゃ良かった〜!!
    でも正直、この装画がなかったら初谷崎さん、ここまで楽しめなかったと思う。

    日常に飽きてしまい刺激を求める男。
    そんな男が見つけた「秘密」。
    「秘密」というのは、秘密であるからこそ想像を掻き立てさせ

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    2023年08月31日
  • 谷崎潤一郎マゾヒズム小説集

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    サービスのS、身勝手のM。なるほどね。今まで深く考えたことはなかったけど、そういうことか。

    幇間はわかってしまった…

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    2023年08月28日
  • 痴人の愛 アニメカバー版

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    近代文学には苦手意識があったがとても読みやすかった。
    「艶かしい」って、こういうものを表現するときに使う言葉なんだろうなと思った。

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    2023年08月24日
  • 鍵・瘋癲老人日記

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    『谷崎潤一郎=渡辺千萬子往復書簡 』(中公文庫)を読んだ後、『瘋癲老人日記』を読む。
    谷崎の最晩年と作品とが怪しく重なる。

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    2023年08月11日
  • 刺青・秘密

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    谷崎潤一郎文学忌 1886.7.24.〜1995.7.30
    谷崎忌 潤一郎忌

    「刺青」しせい
    1910.10 デビュー作のようです。
    人々が「愚か」という貴い徳をもっていて 世の中が今のように激しくきしみ合わない時分でした。
    この一文から始まる刺青は、小説の時代背景を希薄にして、美しい事が全てという世界観を容認させてしまいます。そして、美しい事、強さがある事は、これからの作品に継承されていきます。

    元浮世絵職人の彫師。自分の望む美女に魂を込めて、掘りたい画題がある。彼は、偶然見知った、足の美しい女に「肥料」と題したその絵を掘り上げる。多くの男達の死骸を見つめる桜の木の下に佇む女の絵。女は

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    2023年07月30日
  • 春琴抄

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    最初はなよい男とうざい女の話かと思っていたが、ここまで徹底した愛になるともうすごい。本当に彼女を理解し彼女につくした強い男だった。文体も流れるようで面白い。

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    2023年07月16日
  • 谷崎潤一郎フェティシズム小説集

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    人間っておもしろい
    が率直な感想

    明治から大正にかけて書かれた作品なのに、こんなにも鮮やかですっと入ってくる
    人間の本質的な部分ってずっと変わらないしそこもおもしろい

    「フェチ」なんてかわいいもんだなと思う
    この作品全て強烈なのにほんとにすがすがしく書かれているので恥ずかしくならない
    「それでなに?」感があって読んでて楽しい

    サドマドも同時に感じられてとてもおもしろかったです

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    2023年06月27日
  • 細雪(上)

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    「若草物語」を読み終わったところで、そういやこれも四姉妹の話だったなと、本棚の奥にいたのを引っ張り出してきた。
    意外にもさらさら読める。
    何より東京生まれの谷崎が、ここまで関西人の、特に若い女性の趣味や性格を詳細に把握できていたことに驚いた。
    松子夫人というモデルがあるにしても、まるで神の視点を持っているかのようにありありと描き出すのだから不思議だ。
    新潮版は注釈も素晴らしく、昭和初期の感じをこまかく想像できて楽しい。

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    2023年06月09日