無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
Posted by ブクログ 2019年03月17日
期待以上の面白さ!谷崎文学らしい艶かしさもあるし、ミステリー要素もばっちり体験できる。うーん、好きだ。
全作品魅力的だけど、しいて一番を選ぶなら『私』かな。
一言で言ってしまえは、読者=私=…なところにトリック要素があるんだけどそのプロットがさらに狂気を醸し出してる。昭和の文学だけど、文章も読みや...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年04月14日
「谷崎潤一郎」といえば、明治・大正・昭和の三つの時代に活躍した、『痴人の愛』『春琴抄』『細雪』などの代表作で知られる、文化勲章も受けた日本を代表する文豪のひとりでしたね。(1965年に鬼籍に入られています)
本書『谷崎潤一郎 犯罪小説集』には、以下の4作品が収録されています。
・柳湯の事件(191...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月28日
谷崎潤一郎が実は推理小説、ミステリーらしきものをいくつもしたためており、しかもそれがどれも秀逸らしい、と知り手に取った一冊。
収録されている4篇ともキャリアの序盤、100年と少し前に書かれたもので、やたらと"気違い"などという言葉が登場し、マイノリティやハンディキャッパー、あるい...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年01月15日
高校生の時に読んだ「富美子の足」に
衝撃を受けて以来、久しぶりに谷崎潤一郎作品を読んだ。
(メインタイトルの「白昼鬼語」は
そんなオチ?と思ってちょっと消化不良...)
とにかく女性の描き方に並々ならぬ作者の拘りを感じる。
女の滑らかさ、白さ、美しさ、など
人一倍女性に執着してたんだろうなと改めて...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。