谷崎潤一郎のレビュー一覧

  • 春琴抄

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    激重クソデカ愛をどうもご馳走さまでした。こういうのだいすきなんですァ…。佐助にとって春琴は神さまだったんだね。盲目的どころか狂信的で、春琴が黒と言えばたとえ白でも黒になる。谷崎潤一郎のさらさらとした独特のうつくしい文章で綴られると、とんでもない純愛を読んだような気にもなってくるから不思議。

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    2025年09月11日
  • 春琴抄

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    自分の国語力のなさを痛感しながら、意味を見ながらなんとか読めた。

    なんとも、理解しがたい愛の形。
    最後の10ページくらいで、怒涛の言葉が続きドキドキがとまらなかった。

    はじめからか、句読点がないのに読めてしまう不思議。

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    2025年09月09日
  • 細雪(上)

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    時代が違うとはいえ、人生について考えさせられる。雪子のお見合いでは、本人よりも家が重要視され、周りの配慮がすごいので、この時代に生きていたら生きにくかっただろうなと思う。兄弟姉妹は上から順に結婚していかないと、下が結婚できないという何とも言い難い境遇である。
    阪神間を舞台に美しい関西弁でのやり取りは、情景がはっきりと浮かんでくる。

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    2025年08月27日
  • 細雪(下)

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    ネタバレ

    新潮文庫のカバー裏に盛大にネタバレが書いてあって、ここまで読んできたのになんてことをしてくれんねん!と少しだけ怒ってたんだけど、そのこいさんの子は結局死んでしまうし、雪子ちゃんも結婚決まったけどお腹ピーピーになって、だ、大丈夫かな…ってなるまさかのドタバタエンディングだった。この先もこの姉妹には色んなことが起きる暮らしが続いていくんだろうな〜っていうのが想像できて、はい、とにかく雪子ちゃんは結婚できてめでたしめでたし。の感じじゃないのが逆にリアルで個人的には良かったけど、こういう最後を望まない人もいそうだなとは思った。賛否が分かれそうというか。
    それにしても、谷崎潤一郎の作品は痴人の愛とこの細

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    2025年08月17日
  • 陰翳礼讃

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    陰翳礼讃
    著:谷崎 潤一郎
    出版社:KADOKAWA
    角川ソフィア文庫 L 203 1

    戦後間もない時期に書かれた随筆、日本人であることを意識させられるような内容である
    木と和紙によって和らいだ夜の灯りを、谷崎潤一郎は、陰翳と表現しています。
    あゝ、日本人は、いつからか、そのような陰翳のある世界から、乾ききった、ゼロ・イチの世界に迷い込んだのか。

    気になったのは、以下です。

    われわれは西洋紙に対すると、単なる実用品という以外に何の感じも起こらないけれど、唐紙や和紙の肌理を見ると、そこに一種の温かみを感じ、心が落ち着くようになる

    日本の漆器の美しさは、そういうぼんやりした薄明りの中におい

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    2025年08月16日
  • タナトスの蒐集匣 -耽美幻想作品集-(新潮文庫nex)

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    豪華すぎやろがい。この一冊でいろんな文豪の文章に触れられて楽しかった〜!百年ぶりに読んだ谷崎潤一郎が良すぎて大興奮。そしてはじめて読んだ泉鏡花が激ムズすぎてひっくり返った。文章が独特でわけわからんくなりながら、描写がきれいなことだけは伝わってくるのが不思議でなおさらわけわからんくなっていたような。いや、でも、でも、やっぱり江戸川乱歩すきですァ〜!しかも「芋虫」って。何回読んでもウワァ…ってなる。たまらない。

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    2025年08月12日
  • 痴人の愛(分冊版) 【第1話】

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    見た目ドストライクやったんだろうね。
    学費や生活費の支援してあげて、それまで彼がどうやって暮らしてきたか見なかったんだね。
    わからなくもない。
    想いが通じるといいね。

    #胸キュン #切ない

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    2025年07月19日
  • 春琴抄

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    ネタバレ

    愛ではなく変愛。言葉によってこそ変愛は輝くし、変愛によってこそ言葉は輝く。歪んでなんぼの文学、そう考えると日本文学の最高峰の一つでしょう!非読書家の僕が断言します!!

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    2025年07月13日
  • 痴人の愛(分冊版) 【第1話】

    匿名

    購入済み

    絵がめっちゃ綺麗、、雰囲気独特過ぎて見入っちゃう
    受けの子不思議な青年って感じ、色々気になる事多くて続き気になります!

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    2025年07月09日
  • 細雪(中)

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    ネタバレ

    細雪、全然事件起きないし日常〜って感じだと思ってたんだけど、中巻めっっっちゃ色んな事件起きた。上巻は雪子ちゃんの話だったけど中巻はこいさん中心の話だったな…。水害事件ではこいさんを心配に思って幸子姉ちゃんが泣き出すところでわたしももらい泣き…。そして最後は板倉までも…死ぬとは思わなかった…うそでしょ…。
    「予想もしなかった自然的方法で、自分に都合よく解決しそうになったことを思うと、正直のところ、有難い、と云う気持が先に立つのを如何とも制しようがなかった。人の死を希うような心が、自分の胸の奥の何処かに潜んでいると考えることは、不愉快でもあり浅ましくもあるけれども、どうやらそれは事実なのである。」

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    2025年06月25日
  • 陰翳礼讃

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    オーディオブックで。
    語りで聴くと、日本語の美しさが沁みる。
    このエッセイ、学生時代に試験の問題文で出たけど、その時「面白いー」と思ってそのままでした。
    今読んで(聴いて)も面白い。
    建物が明るくなっていくことの味気なさを嘆いているのも面白いけで、やっぱりエロティックな眼差しを書かせたら天下一品です。
    日本女性の体型ぺったんこ理論も笑った。
    文豪って精神奥深くかつ俗っぽさも滲みでるのが楽しいな。

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    2025年06月22日
  • 人魚の嘆き(乙女の本棚)

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    谷崎先生の書く女性の描写は本当に好き。(個人差が含まれます)

    初めて谷崎作品に手を出すのなら、このお話は本当に良いと思う。

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    2025年06月22日
  • 人魚の嘆き(乙女の本棚)

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    ネタバレ

    文中に出てきた「ビアズレエ」というのが何なのか分からず調べてみた。ヨハネの首を持ったサロメの絵が出てきた。オーブリー・ビアズリーという若くして亡くなった男性が描いた、オスカーワイルド著サロメの挿絵になったらしい。サロメは美しくも恐ろしい魔性の女として語られているし、フランス語で「お前の口に口づけしたよ」という言葉が記されていて、人魚の描写にはこれ以上ないくらいぴったりだと思った。終わり方が想像に任せる美しい締めで、この後貴公子と人魚がどうなったのか本当に最後まで知りたかった。この絵を知った後では口づけはしたのではないかと思った。商人の男が「気の毒に」と心配して去ったように、幸せとは言えないよう

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    2025年06月20日
  • 新装版 細雪 上

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    すごい昔に読んだので詳細は覚えていませんが、雪や桜の花が舞ってキラキラ輝いているような小説だったことは覚えています

    I read it so long ago that I don’t remember the details, but I recall it was a novel as if snow and cherry blossoms danced and sparkled.

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    2025年06月11日
  • 新装版 細雪 中

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    すごい昔に読んだので詳細は覚えていませんが、雪や桜の花が舞ってキラキラ輝いているような小説だったことは覚えています

    I read it so long ago that I don’t remember the details, but I recall it was a novel as if snow and cherry blossoms danced and sparkled.

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    2025年06月11日
  • 新装版 細雪 下

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    すごい昔に読んだので詳細は覚えていませんが、雪や桜の花が舞ってキラキラ輝いているような小説だったことは覚えています

    I read it so long ago that I don’t remember the details, but I recall it was a novel as if snow and cherry blossoms danced and sparkled.

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    2025年06月11日
  • 谷崎潤一郎 電子全集8

    000

    購入済み

    台所太平記

    体験談に基づく随筆風小説。
    単一版全集には載ってません。
    惜しむらくはイラストが添付されていないこと、
    中公版ではイラスト付きで、谷崎先生モデルの作家さんが何故かうさ耳の被り物をしている。
    谷崎先生はウサギ歳ではない、聞き耳を立ててる様をうさ耳に表してる。
    テキストはとても楽しい話、鹿児島県の西側を走りたくなる、
    最南端は東側なので、東側は走ったことあるけど
    007のロケ地とかあって風光明媚なのは西側らしい。
    食い物もうまいそうです。
    お好みで。

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    2025年05月31日
  • 新装版 細雪 下

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    同性愛やマゾヒズムを扱った倒錯的作品の印象の強い代表作の中で本作は「らしくない」と感じる人も多いだろうが、その芸術性の高さでは『春琴抄』と一二を争う作品と思う。戦況の悪くなる一方の暗い情勢の中でよくそれを微塵も感じさせない耽美的作品を書いたものだ。

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    2025年05月17日
  • 細雪(下)

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    最後まで読んだ人のみ味わえる美しい文章、世界観の極地。

    読むたびに感情移入する人物がかわって、そのたびに世知辛さに苦悶したり、綺麗事ばかりじゃないよなと思ったり。

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    2025年04月30日
  • 魔術師(乙女の本棚)

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    谷崎潤一郎の『魔術師』と素敵なイラストがコラボする、乙女の本棚シリーズ17巻です。
    ヨーロッパから遠く離れたどこか…東京のような都で仲良く歩く「私」と恋人でしたが、恋人が公園へのデートを提案したことで物語の歯車が回り始めます。
    「私」は町に公園があることを知りませんでしたが、そこに人々を魅了する「魔術師」がいることを恋人が語りだします。
    広場を抜けて魔術師の幻惑を求める群衆が集まる小屋へ入る二人。
    生きた蛇の冠を頭に巻き、ローマ時代のトーガを身に着け、黄金のサンダルを穿いた魔術師がそこにいました。
    男性なのか女性なのかわからない、両性の美しさを持つ魔術師に「私」は…。
    不可思議で美しい純文学を

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    2025年04月29日