中村航のレビュー一覧

  • 星に願いを、月に祈りを

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    中村航さんを知るきっかけになった本。
    大学以来の再読。

    初めて読んだ時は衝撃で、その後何冊も中村航さんの本を読んだなぁ…
    宇宙っていうロマンチックさと、平行世界というロマンチックさと…とにかく心が優しく温まるような小説。最後の伏線回収も美しい。

    この本を読んだあとは、海辺のおしゃれな一軒家で、1人でのんびり暮らしたいって気持ちによくなった気がする。

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    2024年02月06日
  • 僕の好きな人が、よく眠れますように

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    簡単に言っちゃえば不倫のお話なんだけど学生時代のピュアな恋愛を思い出す可愛いお話でした。共感はできないけど、、、笑

    後半のバカップルぶりには思わず笑っちゃったけどやっぱり危ない関係っていうのがここまで盛り上がる理由なのかなと思うと複雑。

    木戸さん結局謎な存在だったけど度々刺さる言葉をくれるので私の近くにもいて欲しい。

    ''恋ってのは、寸止めがいちばん美しいんだよ''

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    2024年01月07日
  • 怪物

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    井上尚弥のファンでなければ読まない本ですね。
    井上尚弥のファイテングロードは続いています。
    物語は序章ですね。
    続きが読みたいです。

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    2023年12月26日
  • サバティカル

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    サバティカル…長期休暇、長期充電期間
    働かざる者食うべからず!
    食うべからずじゃなくて、働かないと食べていけないんです。
    長期休暇なんて無理なんです。

    転職により不意に手に入れた5ヶ月の長期休暇。
    それは非日常の始まり。
    梶は、この5ヶ月の間にやりたいこと、やってみたいことをリストアップしてみることにした。

    「ショーギできる?」
    見知らぬ老人から声をかけられる。それもまた非日常。
    日常では出会うはずもない出会いから生まれる新たな出会いが、梶が避けていたの人生の宿題に向き合うきっかけとなっていく。

    ここから先は少しネタバレ含みます。

    LGBT、性的多様性については理解が広まりつつあるけれども(現実はまだまた〝キモい〟とか言う人は多い。どうして自分は普通だと言い切れるのか…普通が正しいと言い切れるのか…自分がそうでないことを当たり前と思えるのか…自分の愛する我が子がそうだった時にも〝キモい〟と言うのだろうか…。あ、脱線しました。)多様性ということは対象者が存在すると言うことでもある。

    この物語は、知ったような顔をしている私にアセシャルという新たな多様性を知らしめた。

    最終的には梶の心にわだかまっていた問題が溶けていく物語で、そこに触れるまでが長い。
    親子とのエピソードは悪くないけど、その問題とアセシャルとは別物でしっくりこなくて、中村航さんのゆったりとした優しい時間につい流されてしまうけど、正直、別にサバティカルでなくても良かった?と思ってしまった。

    この感想がほら…頭とまったく繋がってない。
    そんな感じ。

    今年の25冊目

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    2023年10月28日
  • 100回泣くこと

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    中村さんの、淡々とした日常を大切にしている感じが好きでハマっていた時期があったなあと思い出した。
    映画も見たが、細かい描写などが消えていて良さが半減し、よくある感動映画になってしまっている気がした。残念

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    2023年10月14日
  • リレキショ

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    ネタバレ

    現実的な話なのにどこかおとぎ話を読んでいるかのよう。主人公と姉の関係性や偽名の理由は明かされずとも読んでいてほろ酔いな感じだった。文庫本のゴーイングアンダーグラウンドの方の解説がすごく良かった。

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    2023年09月28日
  • 年下のセンセイ

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    愚か者の得意なフットワーク!!なんと印象深いフレーズ、そして自分のことを言われてるような気持ちになってしまった。
    大人になればなるほど、シュミレーションして自己完結しがちだということがよく分かる作品だった。
    そして、生け花は知らない世界だったので、興味深かった。
    どこが正面か決まってるのに、それをカメラで色々な角度から撮っているところをセンセイに見られて焦るシーンは何のことないシーンに見えて実はお互いの心が動き始めるシーンのように思った。

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    2023年09月11日
  • トリガール!

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    ネタバレ

    鳥山ゆきな
    一浪して工業大学の機械工学科に入る。

    島村和美

    高橋圭
    一学年上の先輩。パイロット班。

    坂場大志
    パイロット班。

    古沢
    部長。

    ペラ夫
    院生。OB。

    シュウ
    副部長。

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    2023年09月10日
  • サバティカル

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    サバティカルとは長期間の休暇の意味。
    主人公は転職で次の職場で働くまだの数ヶ月お休みになってしまったことから物語は始まる。
    休みの使い方やそこで起こる事柄から成長する話かと思いきや、意外な方向に話は転がり出す。
    これは成長でも、休みの使い方でもなく、多様性を受け入れようという話だった。
    長い休みを取ると、どこかのタイミングで昔を振り返り、そしてそこから考えを巡らせることがある。その時悲しい気持ちにもなることがあるし、でも今なら解消できる何かがあるかもしれないとも思った。

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    2023年08月30日
  • 年下のセンセイ

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    自分の気持ちになかなか素直になれない
    みのりを見てて歯痒くなった。
    学生の時のまっすぐで直球な恋愛と大人になってからの複雑な恋模様が同時にみれてなつかしいような共感できるようないろいろな感情が味わえる作品だった。

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    2023年08月30日
  • ご本、出しときますね?

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    最近オードリーの若林さんにハマっており、たどり着いた一冊です。
    この番組見たかったなー。対談相手の作家さんも好きな人達ばかり!

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    2023年08月26日
  • ご本、出しときますね?

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    ◆心に刺さったワード◆
    ⚫一日の中に締切があると、規則正しく進む
    ⚫中途半端な人こそ自分を天才に見せようとして横柄になる
    ⚫仕事してる間は、自分の内側のことで悩まなくていい。それに、金銭が発生すると「社会に必要とされてる」と思えて、自分のなかの欠落感が埋まった気になる。その「必要とされてる感」を失う怖さ。今仕事がなくなったときに、その欠落とうまく付き合う 技術や、人間 力への自信がない。そこから来る 強迫観念かもしれませんね。
    ⚫強い心は強い肉体に宿る
     

    ◆読んでみたい本◆
    ⚫変な恋愛の短編を集めたアンソロジー 岸本佐知子 『恋愛小説集』
    ⚫肩の力を抜きたい人 森鷗外 高瀬舟
    ⚫世界の実相をつかみたい人 古井由吉 辻
    ⚫次から次に変人が出てくる 村上龍 ライン

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    2023年08月18日
  • ご本、出しときますね?

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    若さま一人のエッセイのほうがだんぜん面白い。
    暗くて、ネガティブで、面倒臭い部分がいいのだ。
    聞き役にまわると、気を使う感じが透けてみえるから

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    2023年06月07日
  • 僕の好きな人が、よく眠れますように

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    ネタバレ

    平たく言ってしまえば「不倫」の話なんですが、「僕」の「めぐ」に対する気持ちを見ていると、良くないと分かっているはずでも、恋に落ちてしまうことには抗えない時があるんだろうな…と思いました。遠方にいて会えない旦那より、長い間一緒の時を過ごしている僕の方が意識する機会が増えてしまうのは仕方ないとは言え、それで恋に落ちてしまうめぐの気持ちはちょっと単純すぎはしないか?と思ってしまいましたが…。そう思ってしまうのも自分が「恋に落ちた」経験がないからなのかと思うと複雑ですが 笑

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    2025年12月21日
  • 100回泣くこと

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    大切な人と出逢い、生きていくということは
    同時に失う恐怖を覚悟するということ
    そして自分がいなくなってしまった時、相手に悲しみを負わせることの責任を持つということ

    初めは犬の悲しい物語なのかなと呑気に読み進めていたが
    途中、当たり前に続くと思っていた二人の幸せに暗雲がかかり始める。
    彼女が体調を崩してから亡くなるまでの描写は長く、一瞬だった。

    もし私だったら・・・
    主人公、そして彼女それぞれと重ね合わせてみる。

    私は自分の心にポジティブとネガティブが存在していて
    ネガなことが起きた時に、俯瞰的にそれを見たポジが考え方を教えてくれるのである、
    「悲しいよね、でもポジティブに考えたらこうだよね」と

    でもそれが人の死でも通用するのか
    それは極めて自信がない
    前例がないし想像もできない
    大切な人の死なら特に、後を追いたくなって耐えられないかもしれない
    私の生きる原動力みたいなものだから。

    人の死をテーマにした題材をみるたびに
    ”悔いないように”
    ”1日1日を大切に生きよう”
    そんな気になるんだけどね

    死を意識して生きるのってすごくしんどいんだよね。

    私は一人っ子なので
    よく親が急にいなくなってしまった時のシュミレーションをするの
    それに直面した時に、自分を保てるように
    自分が潰れてしまわないように。想像するの
    そして、辛くなる。

    ただ一つ言えるのはね
    私は周りの大切な人が原動力になっているけれど
    大切に思うからこそ、自分を大切にしないといけないんだと

    相手に先立たれたくないから自分が先に死にたい
    なんてダウンタウンの松本も言っていたけどね
    自分が死んだ後、残された人の気持ちまで考えるんだったら
    長生きするに越したことはないのよ。

    だから大切にしたい人がいるならまず自分を大切にしないとなあ

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    2023年04月16日
  • リレキショ

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    半沢良。近所のガソリンスタンドでアルバイトをするために履歴書を書く。それと同時に、妄想を取り混ぜたリレキショを作成するのだが。半沢良が姉の弟として、姉の友達の山崎と馬鹿話をしながら深夜のアルバイトをしながら暮らしているある日、原付きのスクーターで給油に来たある少女から白い封筒を渡される。少女の名はウルシバラ。

    そうか、中村航のもともとの(?)スタイルってこういうのだったなと。『トリガール』などのような青春ストーリーと言うより、なんだかふんわりした純文学の手触りを感じる作品である。

    姉と山崎の間に入って、酒を飲みながらダラダラと過ごすものの、過去がない人生が続いていく。護身術を独学で学びつつ、山崎にもらった自転車「どこ2」を整備していく。それをカールツァイスで眺めるウルシバラ。

    知らない少女から手紙を渡されるのが、本作で最も大きい事件かもしれない。いや、山崎と姉が出会うところか。それぞれの白紙の人生が交わったと来、白紙が色を持ち始める、そういった部分を楽しむための一冊である。

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    2023年04月03日
  • 怪物

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    彼には一瞬で引き込まれた。試合もそうだが、雰囲気に現れている。嫌な人はほぼいないだろう。本著で、人間性を垣間見れ余計にファンになった。これからも、応援する。

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    2023年02月04日
  • 僕は小説が書けない

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    2人の作家が小説執筆支援ソフトを活用して合作したというのにびっくりした。個性豊かなキャラクターに関わっていくことで主人公が抱える悩みが消化されたのはよかった。他のメンバーの未来については言及されているが、2人の今後は描かれていないので今後が気になる感じの終わり方。

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    2022年12月15日
  • いつかこの失恋を、幸せにかえるために

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    中村さんのユーモアがまぶされた文体が好きなんだけど、今回はすくなめ。
    「めぐがよく眠れますように」、彼も来たのか。

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    2022年11月29日
  • 世界中の青空をあつめて

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    50年前の祖父たちの青春を追いかける。時代が変わっても、根っこのキャラクターとか、女子トークの中身とかは、あまり変わらないというのは、面白かった。
    中村航さんらしい温かさが心地いい。

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    2022年11月29日