中村航のレビュー一覧

  • 僕は小説が書けない

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    2人の作家が小説執筆支援ソフトを活用して合作したというのにびっくりした。個性豊かなキャラクターに関わっていくことで主人公が抱える悩みが消化されたのはよかった。他のメンバーの未来については言及されているが、2人の今後は描かれていないので今後が気になる感じの終わり方。

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    2022年12月15日
  • いつかこの失恋を、幸せにかえるために

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    中村さんのユーモアがまぶされた文体が好きなんだけど、今回はすくなめ。
    「めぐがよく眠れますように」、彼も来たのか。

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    2022年11月29日
  • 世界中の青空をあつめて

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    50年前の祖父たちの青春を追いかける。時代が変わっても、根っこのキャラクターとか、女子トークの中身とかは、あまり変わらないというのは、面白かった。
    中村航さんらしい温かさが心地いい。

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    2022年11月29日
  • 100回泣くこと

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     生と死がテーマの作品。人と出会いもあれば別れもある。それはペットとても同じこと。生きるものは必ず死ぬ運命を伴う。ただ、それが自分より早いか遅いかだけ。ただそこが非常に大きな問題である。自分が早いと周囲に悲しみや喪失感を与えてしまうことになり、相手が早いと自分がそれを受けることになってしまう。
     悲しんでくれる人がいる人生というのは、何事にも代えがたいものであると感じる。
     今は永遠には続かないということを改めて実感させられる作品だと思う。

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    2022年11月28日
  • 星に願いを、月に祈りを

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    青春と恋愛と親子愛の話
    主人公は誰なんだろう
    最終章で腑には落ちるけど、読み終わった瞬間1頁から読み直すパターン
    序盤は訳が分からず、ゴールはどうなるか不安になる書き方

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    2022年11月16日
  • 僕の好きな人が、よく眠れますように

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    ネタバレ

    所謂不倫の話なんだけど、純愛物と錯覚してしまうくらいに爽やか。掛け合いが可愛くて面白い。二人が余りにも幸せそうで、切なくなる。個人的には終わり方が少しもどかしかった。

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    2022年10月14日
  • 100回泣くこと

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    中村航作品初めて読みました。
    初めてが、この作品で良かった…というのが読んで思います、非常に日常に近い構成と演出が読みやすいし判りやすい。内容は喪失していく主人公の物語。

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    2022年10月08日
  • ご本、出しときますね?

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    若林さんと人気作家さんとの対談形式の本です

    作家さんって孤高な存在のような気がしていたけど、
    みんなそれぞれ(いい意味で)普通に人間なんだなって思いました。

    創作活動の話も聞いてみたかったですが、
    ゆるい内容だったので1日で読めました。

    ここから興味を持った方の
    著書を読んでいこうと思います!

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    2022年09月16日
  • あのとき始まったことのすべて

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    大人の世界も、「好き」だけで一緒にいられるものだったらいいのに、と思う。年収とか相手の家族とか将来子どもが欲しいとか欲しくないとか。考えるだけでくらくらしそうな条件越しに、あなたを見てしまう。かっちりとピースが合うような人と出会えたって、手放さなくちゃいけない時だってある。

    「石井さんと一緒にいると、自分が凄く特別で、面白い人間のような気がしてくるんだよ」(本文引用)

    泣きながら飲み込んだ現在は、ありふれた過去になってゆく。あのとき、好きな人の隣で「特別」にしてもらった自分を、これからも大切にしていきたい。

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    2022年09月12日
  • 注文の多い料理小説集

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    食が彩る短編小説集。
    すべて日本が舞台の作品だけれど、坂井希久子さんの作品は江戸時代とかの物語で、深緑野分さんの作品は、昭和か明治とかにタイムスリップしてバラエティ豊か。
    初めて読む作家さんもいて、読書の幅を広げるきっかけになりそう!

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    2022年09月02日
  • 100回泣くこと

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    ネタバレ

    「100回泣くこと」って、彼女が亡くなってから100日間毎晩酩酊しながら泣くって意味か、、、。悲しいな。

    最後の196ページの、草原で少年の光景が浮かぶところで、愛する人がいなくなっても、彼女と共に過ごした時間の中で、自分の想像力は彼女の影響を受けていて、彼女との関係はweじゃなくて、その少年(想像物への問いかけ)を介したyouに代わっていくというところは、私自身の身の回りの大事な人が亡くなった時にもこういう想像をするのかな、と考えこんでしまいました。

    全体としては、淡々としていて、文節ごとの接続という部分では、ストーリーには入り込みにくかったですが、内容がとてもリアルでこの作者さんのこと

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    2022年07月21日
  • 注文の多い料理小説集

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    美味しい料理が縁を結ぶ、7つの物語。
    お腹がぐうぐう鳴るくらい美味しそうな料理が出てくる作品ばかりで、その中でも伊吹有喜さんの『夏も近づく』が好みだった。
    温かい食卓を通して心の距離が近づく様子を丁寧に描いていたところが素晴らしかったのはもちろん、出てくる料理の美味しそうなこと! たけのこご飯、果肉ごろごろのバレニエ、青竹のコップで食べる素麺ーー。身体の隅々まで染み渡るような滋味あふれる料理が恋しくてたまらなくなる。
    テレビやスマートフォンを眺めながらささっと食事を済ますのも悪くはないけれど、目の前の料理の香りと素材本来の味に、もっとじっくり向き合って食事をしようと姿勢を正した。

    伊吹有喜さ

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    2022年07月18日
  • 年下のセンセイ

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    手に入れる前から失う事を怖がってどうするんだ、という心のモヤモヤ具合は、通じてきた。基本的に、恋愛なんて当人同士が良ければいいし、悪ければダメなわけよ。どっちもどっちでお似合いでした!

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    2022年07月07日
  • 100回泣くこと

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    素敵なカップル。特に彼女はなかなかユニーク。幸せになって欲しい2人だからこそ、辛くなります。ただ、残念涙を流すまでには至らず。

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    2022年06月30日
  • 100回泣くこと

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    恋人が病気と闘っている間も、自分の生活はいつもと変わらず流れてしまう。その事への葛藤や不安、やるせなさ、わかるし、心を取り乱す場面には人間らしさも感じた。
    【やるせない】を辞書で調べてしまった。「憂い、悲しみを紛らわそうとしても、晴らしどころが無くせつない」

    信頼している人からの「大丈夫」という言葉は強い。

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    2022年06月22日
  • 星に願いを、月に祈りを

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    幸せな気持ちになれる本でした。 第1章、第2章は少年少女の淡い初恋や友情、様々な経験を経て成長していく姿が描かれ、懐かしいような、初々しい気持ちになる。 第3章から話しは変化し、これまで謎に包まれていたこと、これまで描かれてきたことの先が見えてくる。 最終章では全てが明らかになると同時に、優しい気持ちで溢れた結末を迎える。 そんな小説でした。

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    2022年05月07日
  • 広告の会社、作りました

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     勤め先の倒産で失業の憂き目にあった広告デザイナーが、ひょんなことからコピーライターと会社を設立することに!?
     熱意と才能が道を切り拓くお仕事小説。

          * * * * *

     軽く読めてそれなりにおもしろかったのですが、長編小説の第1章だけで終わってしまったような物足りなさが強い作品でした。

     まず、登場人物がアッサリしすぎています。

     天津が才能豊かというのはまあいいでしょう。必要なキャラです。事務処理能力に優れた長谷川という存在も ( 端から控えていた設定はどうかと思いますが ) まあよしとしましょう。
     けれど、2人を傑物として設定したのなら、それにふさわしい見せ場をも

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    2022年03月06日
  • 100回泣くこと

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    好きな人よりも先に死ぬか後に死ぬか・・・。
    「愛する人の死」をテーマにした話を読むたびに妹のことを考えちゃう。
    妹は全然元気だけど。我ながら妹離れできてない姉なので苦笑もし妹が死んだら、戸か考えたらすぐ泣けてくる。実際死んじゃったら絶対立ち直れない('_')
    結婚って、いつか死によって分かれる時が来るって覚悟することなんだってすごい心に来た・・・。
    結婚の時の誓いの言葉、よくよく考えたらすごい深い言葉だわ・・・。

    ’’健やかなるときも 病めるときも
    喜びのときも 悲しみのときも
    富めるときも 貧しいときも
    これを愛し これを敬い
    これを慰め これを助け
    死が二人を別つまで

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    2022年02月09日
  • 星に願いを、月に祈りを

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    主人公はアキオくんという男の子。小学生の時に山の中で聞いたラジオが、中学生や高校生になったときに繋がっていくお話。

    最初は、アキオくんの先輩の大ちゃんの目線で物語が始まる。
    大ちゃん目線だと、アキオくんはなんか淡々としてるけど優しくて、ミステリアスな印象だった。
    アキオくん目線になってから、大ちゃんへの印象とかがなんか微笑ましかった^^

    学生時代って、若かった分失敗も多くて、思い出すと苦い気持ちになることもあるけど、
    中村航さんの小説だと、不思議とそうならない。
    楽しかった部分をきちんと思い出せるし、あと、なんか前を向ける感じがする。

    部活を頑張っているところとかグッときたな。結果だけが

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    2022年01月31日
  • 広告の会社、作りました

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    中村航さんといえば宮尾和孝さん!のイメージだったのだが、今作は宮尾さんではなく鈴木次郎さんが装画を担当。会社の倒産から、フリーランスを経て、会社を設立、出来レースのコンペを勝ち抜く。できすぎた話だなぁとは思うけれど、ストレスは感じないからたまにはこういうのもいいのかも。

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    2021年12月03日