中村航のレビュー一覧
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ネタバレ高橋光太郎
高校一年生。ちょっとした不幸を招き寄せる体質の持ち主。中二で小説を書いていた。
佐野七瀬
文芸部。高校二年生。光太郎を文芸部に誘う。
颯太
光太郎の弟。中二。サッカー部。
光太郎の父
光太郎に読書の面白さを教えてくれた。
光太郎の母
光太郎が小説執筆のため、ワープロソフトの使い方を教えてくれた。
鈴木潤
文芸部。二年生。ホラー小説を書いている。
水島美優
文芸部副部長。三年生。
中野花音
文芸部。三年生。
井上誠一
文芸部部長。三年生。アニメとかライトノベルにくわしい。
原田
文芸部OB。小説の書き方に詳しい。大学を卒業して、ゲームの制作会社に勤めている。
御大
武井大河。文芸部OB。小説を書いたことはこれまで一回もない。作家を自称し、他人の作品を読んでは非難ばかりする。
前田玲奈
生徒会。二年生。
石井啓太
生徒会。一年生。
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ネタバレ本山みのり
名古屋駅近くの予備校に勤めている。広報室。
亜也華
生け花教室をみのりに勧めた。みのりの職場の後輩。
篠山
生け花教室の先生。七十代。
滝川透
篠山の孫。高校生のときから生け花教室でアルバイトをしている。助手。四月から東京の大学に行く。
牧野正幸
予備校の営業部。マネージャー。三年以上前にみのりと付き合っていた。みのりより四つ年上の先輩。
中尻果歩
みのりの同僚で友だち。仕事で日本全国を飛び回っている。
田中
生け花教室の生徒。
青柳
牧野の結婚式の二次会の幹事&司会。高校の同級生。
大須
牧野の結婚式の二次会の幹事&司会。高校の同級生。
桃田
みのりの三つ下の後輩。
浦上
牧野の結婚式の二次会の参加者。声が甲高い。
太田
牧野の結婚式の二次会の参加者。いまいち特徴がない。
今村
牧野の結婚式の二次会の参加者。金色の時計を光らせている。
マスター
透がアルバイトをしているマスター。透を狙っている。
内田愛磨
透が東京でアルバイトをしているバーテンの先輩。透の二つ年下。
唐沢
みのりの上司。 -
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サバティカル…長期休暇、長期充電期間
働かざる者食うべからず!
食うべからずじゃなくて、働かないと食べていけないんです。
長期休暇なんて無理なんです。
転職により不意に手に入れた5ヶ月の長期休暇。
それは非日常の始まり。
梶は、この5ヶ月の間にやりたいこと、やってみたいことをリストアップしてみることにした。
「ショーギできる?」
見知らぬ老人から声をかけられる。それもまた非日常。
日常では出会うはずもない出会いから生まれる新たな出会いが、梶が避けていたの人生の宿題に向き合うきっかけとなっていく。
ここから先は少しネタバレ含みます。
LGBT、性的多様性については理解が広まりつつあるけれども(現実はまだまた〝キモい〟とか言う人は多い。どうして自分は普通だと言い切れるのか…普通が正しいと言い切れるのか…自分がそうでないことを当たり前と思えるのか…自分の愛する我が子がそうだった時にも〝キモい〟と言うのだろうか…。あ、脱線しました。)多様性ということは対象者が存在すると言うことでもある。
この物語は、知ったような顔をしている私にアセシャルという新たな多様性を知らしめた。
最終的には梶の心にわだかまっていた問題が溶けていく物語で、そこに触れるまでが長い。
親子とのエピソードは悪くないけど、その問題とアセシャルとは別物でしっくりこなくて、中村航さんのゆったりとした優しい時間につい流されてしまうけど、正直、別にサバティカルでなくても良かった?と思ってしまった。
この感想がほら…頭とまったく繋がってない。
そんな感じ。
今年の25冊目 -
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◆心に刺さったワード◆
⚫一日の中に締切があると、規則正しく進む
⚫中途半端な人こそ自分を天才に見せようとして横柄になる
⚫仕事してる間は、自分の内側のことで悩まなくていい。それに、金銭が発生すると「社会に必要とされてる」と思えて、自分のなかの欠落感が埋まった気になる。その「必要とされてる感」を失う怖さ。今仕事がなくなったときに、その欠落とうまく付き合う 技術や、人間 力への自信がない。そこから来る 強迫観念かもしれませんね。
⚫強い心は強い肉体に宿る
◆読んでみたい本◆
⚫変な恋愛の短編を集めたアンソロジー 岸本佐知子 『恋愛小説集』
⚫肩の力を抜きたい人 森鷗外 高瀬舟
⚫世界の実相をつかみたい人 古井由吉 辻
⚫次から次に変人が出てくる 村上龍 ライン -
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大切な人と出逢い、生きていくということは
同時に失う恐怖を覚悟するということ
そして自分がいなくなってしまった時、相手に悲しみを負わせることの責任を持つということ
初めは犬の悲しい物語なのかなと呑気に読み進めていたが
途中、当たり前に続くと思っていた二人の幸せに暗雲がかかり始める。
彼女が体調を崩してから亡くなるまでの描写は長く、一瞬だった。
もし私だったら・・・
主人公、そして彼女それぞれと重ね合わせてみる。
私は自分の心にポジティブとネガティブが存在していて
ネガなことが起きた時に、俯瞰的にそれを見たポジが考え方を教えてくれるのである、
「悲しいよね、でもポジティブに考えたらこうだよね」と
でもそれが人の死でも通用するのか
それは極めて自信がない
前例がないし想像もできない
大切な人の死なら特に、後を追いたくなって耐えられないかもしれない
私の生きる原動力みたいなものだから。
人の死をテーマにした題材をみるたびに
”悔いないように”
”1日1日を大切に生きよう”
そんな気になるんだけどね
死を意識して生きるのってすごくしんどいんだよね。
私は一人っ子なので
よく親が急にいなくなってしまった時のシュミレーションをするの
それに直面した時に、自分を保てるように
自分が潰れてしまわないように。想像するの
そして、辛くなる。
ただ一つ言えるのはね
私は周りの大切な人が原動力になっているけれど
大切に思うからこそ、自分を大切にしないといけないんだと
相手に先立たれたくないから自分が先に死にたい
なんてダウンタウンの松本も言っていたけどね
自分が死んだ後、残された人の気持ちまで考えるんだったら
長生きするに越したことはないのよ。
だから大切にしたい人がいるならまず自分を大切にしないとなあ -
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半沢良。近所のガソリンスタンドでアルバイトをするために履歴書を書く。それと同時に、妄想を取り混ぜたリレキショを作成するのだが。半沢良が姉の弟として、姉の友達の山崎と馬鹿話をしながら深夜のアルバイトをしながら暮らしているある日、原付きのスクーターで給油に来たある少女から白い封筒を渡される。少女の名はウルシバラ。
そうか、中村航のもともとの(?)スタイルってこういうのだったなと。『トリガール』などのような青春ストーリーと言うより、なんだかふんわりした純文学の手触りを感じる作品である。
姉と山崎の間に入って、酒を飲みながらダラダラと過ごすものの、過去がない人生が続いていく。護身術を独学で学びつつ、山崎にもらった自転車「どこ2」を整備していく。それをカールツァイスで眺めるウルシバラ。
知らない少女から手紙を渡されるのが、本作で最も大きい事件かもしれない。いや、山崎と姉が出会うところか。それぞれの白紙の人生が交わったと来、白紙が色を持ち始める、そういった部分を楽しむための一冊である。