中村航のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
80年代のハードロック好きの人には多分響く小説・・・
38年前と現代の各男女の視点で話が進む小説でした。
また、視点が変わる時の話を繋ぐ感じが好きです。
今と昔で意味が違ったりしますが、心地よく読めます。
80年代の情報や音楽については、乏しく時代背景を楽しんで読んだ感じです。
だって昭和の時代が知らないからです。・・・
ラジカセとか手紙のやり取りとか今では考えられないような話ですよね。
手紙の返事の時間ロスを楽しむのも一興だと感じます。
今は、すぐに返信ができるけど・・・1つのことに心が篭りにくいのかも知れませんね。
小説としては、心地よく読めたので良きでした。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ高橋光太郎
高校一年生。ちょっとした不幸を招き寄せる体質の持ち主。中二で小説を書いていた。
佐野七瀬
文芸部。高校二年生。光太郎を文芸部に誘う。
颯太
光太郎の弟。中二。サッカー部。
光太郎の父
光太郎に読書の面白さを教えてくれた。
光太郎の母
光太郎が小説執筆のため、ワープロソフトの使い方を教えてくれた。
鈴木潤
文芸部。二年生。ホラー小説を書いている。
水島美優
文芸部副部長。三年生。
中野花音
文芸部。三年生。
井上誠一
文芸部部長。三年生。アニメとかライトノベルにくわしい。
原田
文芸部OB。小説の書き方に詳しい。大学を卒業して、ゲームの制作会社に勤めている。
御大 -
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ネタバレ本山みのり
名古屋駅近くの予備校に勤めている。広報室。
亜也華
生け花教室をみのりに勧めた。みのりの職場の後輩。
篠山
生け花教室の先生。七十代。
滝川透
篠山の孫。高校生のときから生け花教室でアルバイトをしている。助手。四月から東京の大学に行く。
牧野正幸
予備校の営業部。マネージャー。三年以上前にみのりと付き合っていた。みのりより四つ年上の先輩。
中尻果歩
みのりの同僚で友だち。仕事で日本全国を飛び回っている。
田中
生け花教室の生徒。
青柳
牧野の結婚式の二次会の幹事&司会。高校の同級生。
大須
牧野の結婚式の二次会の幹事&司会。高校の同級生。
桃田
み -
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Posted by ブクログ
タイトルがとても素敵。
許されない恋でも不可抗力で好きになってしまうことはある。順番が違ったら何の抵抗もなく許されたはずの関係の2人。甘々すぎて恋愛に疎い自分には理解が及ばないところもあったけど、本気で愛し合うとこんな感じになるのかな。
ただ、結末が個人的には消化不良な気分。考察や想像の余地はあるってことなんだけど、そこで終わると知らずに読み進めて、気づいたら次のページから解説が始まってしまったので驚いたとともに少しモヤモヤしてしまった。ただその流れで解説を読んで少し腑に落ちた部分もあったので、私自身の経験不足や解読能力の精度が低いのもあるのかな。 -
Posted by ブクログ
サバティカル…長期休暇、長期充電期間
働かざる者食うべからず!
食うべからずじゃなくて、働かないと食べていけないんです。
長期休暇なんて無理なんです。
転職により不意に手に入れた5ヶ月の長期休暇。
それは非日常の始まり。
梶は、この5ヶ月の間にやりたいこと、やってみたいことをリストアップしてみることにした。
「ショーギできる?」
見知らぬ老人から声をかけられる。それもまた非日常。
日常では出会うはずもない出会いから生まれる新たな出会いが、梶が避けていたの人生の宿題に向き合うきっかけとなっていく。
ここから先は少しネタバレ含みます。
LGBT、性的多様性については理解が広まりつつあるけれ