中村航のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
なんとなく都内の工業大学に合格して入学した鳥山ゆきなは、友達の和美の誘いでTSL、鳥人間コンテストに挑戦するサークルについ入ってしまった。しかし、特にやることもなかったため迷っていると、パイロットチームに入れられてしまった。足漕ぎでプロペラを回して飛ぶ飛行機を飛ばすには、体力が必要で…。
軽い筆致で若い人に人気の有りそうな中村航なので、1ページめを開いたところからいきなり物語は走り始めており、そこに一度乗っかってしまえば、あとは最後まで読み切ってしまう、そういう作品である。
最初はモチベーションも体力もなかったゆきなが、同じくパイロット志望の圭にそそのかされるままロードレーサーの自転車を買 -
Posted by ブクログ
うん、こういうお話は大好き!
どちらかというと読書の目的は現実逃避なので
せめて物語の中では困難がクリアされて
最後はハッピーになって欲しいわけですよ。
ありえなくていいじゃないですか。
だって読んでて楽しかったですもん♪
まだ新入社員なのに会社が倒産しちゃって
なんとか見つけた求人を頼ったら
不思議なキャラの青年が
ひとりでやっている広告代理店で。
そこから仕事のおもしろさや苦労
大きな会社への対抗意識とか
共に働く人たちとの関係性の変化を盛り込みつつ
ビックプロジェクトへの挑戦という
目標に向かって話が進みます。
途中に起業に関するプチ情報もあって
興味深かったです〜。 -
Posted by ブクログ
広告制作会社でデザイナーとして働いていた遠山。しかし、突然倒産の報告を受け、明日から無職。転職活動をしようにも不採用ばかり。そんな時、ふと見たデザイナー募集広告に着目し、即応募。しかし、そこは法人化されていない個人事務所だった。
よくデキたストーリーでしたが、その中で垣間見る仕事の面白さや熱意が込められていました。どんな逆境にもプラスに考えて、試行錯誤していく姿には、読み手側にも働く意欲が湧きましたし、楽しさも伝わりました。
自分では無理と思っていることが、もしかしたら成功するかもしれません。もちろん失敗するかもしれませんが、やってみないとわかりません。その一歩が欲しい時には、自分自身だ -
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Posted by ブクログ
カドフェス2017対象本。
芝浦工業大学の小説創作支援ソフトを使用した、中村航と中田永一の合作小説。
両著者の作品を数冊ずつは読んでいる私からすると、いろいろな手が加わっていることもあって、それぞれの味が消えてしまっているのではないかと思わないでもない。
駄作では決してないが、そこそこの作品という印象。
不幸を呼び寄せてしまうという主人公像は、中田永一っぽい。
対してヒロインの奔放さというか、軽さというか、主人公に運河でキスしてしまうようなところは、中村航っぽい。
「ああもう、そういう人を惑わすようなことしないでくれよ!」っていうのが、中村航には多い気がする。
執筆は、両著者でプロットを