年下のセンセイ

年下のセンセイ

564円 (税込)

2pt

予備校に勤める28歳の本山みのり。たまの休みの楽しみは、気のおけない友達と美味しいお酒を呑むこと。恋は3年していない。そんな時、後輩に誘われ通い始めた生け花教室で、助手を務める8歳下の滝川透と出会う。少しずつ距離を縮めていく二人だったが、進学のため透が地元を離れることになり……。恋に仕事に臆病な大人たちの、切ない恋愛小説。

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年下のセンセイ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2020年08月14日

    中村航さん。切なさと甘さのバランスを描くのがめちゃくちゃうまい。恋愛小説は、読んでいると何か気恥ずかしいというか、そういう気分になることがあるけどこの本にはそれがなかった。
    人にはいろんなストーリーがあって、それが愛おしいなと、こういう小説を読むと思う。

    自分の心を守るために、諦めたりすることがあ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年02月05日

    名古屋の予備校で契約社員として務める主人公の本山みのりは、同じ予備校の営業部の先輩社員と別れてから3年間恋をしていない28歳です。後輩に誘われて通う生け花教室で、先生の助手(先生に対して、センセイ)を務める、もう一人の主人公で、8歳年下の滝川透と出会います。お互い意識をしますが、透は東京の大学への進...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年08月01日

    2019/7/30
    やはり中村航さんの作品であるから、最後まで非常に良い気分で読み進められる、続きが気になっていく展開になっている。
    あらすじとしては、アラサー女性の本山さんが通い始めた生け花教室の透センセイに段々と惹かれあっていく、割とよくありそうな話しである。でも、それをよくある話的な印象を与え...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年04月17日

    後輩に誘われて通い始めた生け花教室。
    講師の孫で助手をつとめるセンセイと出会い、次第に距離が縮まっていくが、彼は8歳年下で、大学へ進学するため上京が決まっていた。
    3年ぶりの恋に臆病になるアラサーと、将来に悩むセンセイの恋愛物語。

    年の差、遠距離、社会人と大学生。
    感情のまま突っ走れないのは彼女の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年10月13日

    恋に揺れる主人公の心に痛いほど共感しました!
    30代の女友達にみんなにオススメしたい。
    それでみんなで前向きになりたい。そう思える本でした。

    加藤さんという作家さんのあとがきがまたいいです。とくに締めの何行か。かみしめて何度も読みたい言葉でした。

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    Posted by ブクログ 2021年07月03日

    年下のセンセイ。
    私は高校の公民のセンセイになろうとしている男の子が好きだ。だから、年の差は勿論気になるし、これからのことだってすごく気になるし不安になる。
    でも、「年上だからとか年下だからのか、そんなことばかり考えてた。できない言い訳を探し出して、気にしている。本当は知っている。仕事でも恋でも、で...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年09月11日

    愚か者の得意なフットワーク!!なんと印象深いフレーズ、そして自分のことを言われてるような気持ちになってしまった。
    大人になればなるほど、シュミレーションして自己完結しがちだということがよく分かる作品だった。
    そして、生け花は知らない世界だったので、興味深かった。
    どこが正面か決まってるのに、それをカ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年08月30日

    自分の気持ちになかなか素直になれない
    みのりを見てて歯痒くなった。
    学生の時のまっすぐで直球な恋愛と大人になってからの複雑な恋模様が同時にみれてなつかしいような共感できるようないろいろな感情が味わえる作品だった。

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    Posted by ブクログ 2022年07月07日

    手に入れる前から失う事を怖がってどうするんだ、という心のモヤモヤ具合は、通じてきた。基本的に、恋愛なんて当人同士が良ければいいし、悪ければダメなわけよ。どっちもどっちでお似合いでした!

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    Posted by ブクログ 2021年11月15日

    擬音語があったり、登場人物をときおり〇〇さんと呼んでみたりの中村航ワールド。
    語り手が急に登場人物になったりもして(でもすぐ戻る)、なんかあんまり好きではないけど、みのりの気持ちは、まぁわかるかな~。透くんも、クールに見えてもまだまだ若く、まぁ見守りましょうか、といったところ。

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