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今夜、武道館で。切なく響く約束の物語。
80年代。小田原の高校で放送部に所属する虎太郎は、部長の大樹がFM雑誌の文通コーナーに気まぐれで募集をかけた高校生・今日子との文通の代筆を頼まれる。お互いの写真交換をしてテンションのあがる大樹に、書道二段の虎太郎は断れなかった。まわりで話せない好きなハードロックの話でしだいに盛り上がるふたり。やがて、虎太郎は今日子に好意を抱くようになっていた。
現代。都内の美大に通う美優は、卒論制作に気持ちを傾けることが難しくなっていた。まわりのレベルの高さと自分を比べてしまい、心の支えになっていたはずの恋人の彰も社会人になり、距離を感じる日々が続いていたのだ。そんな美優は、あるラジオ番組に耳を傾け続けていた。
映画『大きな玉ねぎの下で』ストーリー原案者が贈る、もうひとつの約束の物語。
(底本 2024年8月発売作品)
「大きな玉ねぎの下で」
2025年2月7日公開
出演:神尾楓珠、桜田ひより、休日課長
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
1986年、高校で放送部の虎太郎は、友人から文通の代筆を頼まれます。相手は別の高校の今日子。友人が文通を辞める事にしたので、彼のふりをして交流を続ける事に。お互い洋楽好きで、いつか話したい、会いたいと想いが募ります。今日子は2人が大好きなボン・ジョヴィのチケットを送り、武道館で会おうと誘うのですが、、、。会いたいけど、会えない。揺れる気持ちが切ないです。
物語は、過去編と現代編、交互に進んでいきます。2024年の恋は、ラジオのリスナー同士の奇跡の物語。過去と現代の話を繋げる音楽の世界。読書後、爆風スランプの曲を聴くと、そのままの世界観でした。映画版はまだ観てませんが気になります。
Posted by ブクログ
文章が好き ◯
作品全体の雰囲気が好き
内容結末に納得がいった ◯
また読みたい
その他 ◯
「中村航」さんといえば、ラジオで時々いじられている作家さん、というイメージでした。
作家さん仲間からおもしろおかしくいじられるくらいだから、きっとおかたい作品を書かれる方で、ご本人のお人柄とギャップがあるんだろうな、と想像していたのですが、たまたま手に取ったのがこの作品だったからなのか、「なんだ!こんなキラキラした物語を書く人だったのかよ!!」と読んで驚愕。
ペンフレンド同士のやりとりや音楽をカセットに録音して貸し借りするなど、私の少し上の世代の人がやっていたコミュニケーション方法です。具体的に知らなかった世界をこうして物語を通じて体験できて新鮮でした。青春だ。
Posted by ブクログ
[こんな人におすすめ]
*Bon Joviを聴いたことがない人
この本のタイトルは爆風スランプの曲に由来すると思われます。Bon Joviではありません。また、Bon Joviがメインの小説ではありません。
しかし、この本に登場するBon Joviの曲は最高です(もちろん出てこない曲も素敵ですが)。本が読めなくてもBon Joviに救われる夜があります。一度も聴いたことがない人はこの本をきっかけに検索することをおすすめします(もちろんこの本も面白いです)。
[こんな人はいったんストップ]
*リトルトゥースの人
タイトルから深夜ラジオを連想して手に取った人へ。あなたが想像するストーリーではありませんが、ラジオが好きなら気が合うと思います。ただし、一つだけご注意ください。雰囲気は深夜ラジオより昼間から22時に流れるラジオに近いです。
「大きな玉ねぎの下で」
2025年2月7日公開
出演:神尾楓珠、桜田ひより、休日課長
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
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