中村航のレビュー一覧

  • デビクロくんの恋と魔法

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    これはコテコテだ。韓国のキレイなお姉さんも出てくることだし、韓流ドラマはコテコテだって聞いたことあるから、もしかしたらこんな感じなのかもしれない。まぁそれはどうでも良いが。
    しかしこのお姉さんもクセモノで、ごちそうしますと言って誘いつつ唐突に晴海に来いってなるわ、もんじゃ焼きに連れて行って飲んだくってしかも毎日のように連れ回して最終的には好きな人がいるのって、オイコラってなる。
    その他、いちいち挙動不審なデビクロくんといい、実は危うい人たちなんであって、現代に潜む闇と言われれまさにその通りで、あれ、もしかしてテーマは深いのか?と、突然ハッとする。ような気もする。

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    2021年07月28日
  • 年下のセンセイ

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    ネタバレ

    繊細な恋、その結末がどうなるかドキドキしながら読みました。ハッピーエンド、良かった良かった。センセイ、みのりさん、それから果歩さん、お幸せに。

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    2021年07月26日
  • 注文の多い料理小説集

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    料理をテーマにしたアンソロジー。
    女性作家ばっかりかなと思ったけど、中村航さんは男性かな?色んなテイストの作品が詰まっていて、美味しくて嬉しいアンソロジーでした。

    以下お気に入り作品。
    柚木麻子「エルゴと不倫鮨」
    不倫を嗜む男たちの隠れ家的鮨屋に、明らかに場違いなくたびれたおばさんが襲来する。そのおばさんはなぜかとても料理に詳しく、次々と美味しそうなオリジナル創作鮨をオーダーしはじめ…まさにタイトル通り注文の多い料理小説。ラストのオチも痛快でよい。

    伊吹有喜「夏も近づく」
    悠々自適な田舎暮らしをしている主人公が、兄から半ば押し付けられる形で甥っ子を預かることに。田舎の豊かな自然と触れ合うこ

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    2025年05月20日
  • 100回泣くこと

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    タイトルから、最期がどうなるのかわかっていたのに、それでも涙が止まりませんでした。表現や世界観が素敵で、主人公の悲しみが読者にひしひしと伝わってきました。何回読んでも泣けると思います。最後の箱の意味が分かった時また泣けます。

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    2021年07月19日
  • 広告の会社、作りました

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    本の帯についていた通り、「爽快お仕事エンタメ」だった。難しい内容ではないため、あっという間に読み終えてしまう。読書が苦手な人にもおすすめしたい。
    また、主人公の健一と天津のコンビが中々に好ましい。
    「仕事は愉快に、上機嫌にー」
    それが天津の口癖なのだが、こういうことを言う天津との仕事は、本当に楽しいだろうなぁと、読んでいて思った。

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    2021年07月11日
  • 年下のセンセイ

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    年下のセンセイ。
    私は高校の公民のセンセイになろうとしている男の子が好きだ。だから、年の差は勿論気になるし、これからのことだってすごく気になるし不安になる。
    でも、「年上だからとか年下だからのか、そんなことばかり考えてた。できない言い訳を探し出して、気にしている。本当は知っている。仕事でも恋でも、できない理由の方が、できる予感よりも強いし、説得力もある。だから"できない理由"に負けてしまう。」という文章がグサーっと心に刺さった。
    欲しいものは欲しい。それは何でも。とっても小さな事だって物だって。我慢なんてしてたら一生手に入らない。だから、私は今、この瞬間から未来の人生は貪欲に生きていこう。と決

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    2021年07月03日
  • 広告の会社、作りました

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    ネタバレ

    爽やか系お仕事小説、嫌みなところがなく、小さいものが大きいものを倒すというテンプレ的なストーリーではありますが、天津の「仕事は愉快に、上機嫌に」というポリシーや気負いのないキャラにつられてのめりこんで読んでしまいました。

    脇を固める天津の同級生の長谷川もナイスキャラですし、水島の抱える憂鬱も物語のなかではちょっとしたアクセントになっていて、さらには主人公である遠山が勤めていたが倒産してしまった会社の社長の後押しもあってプレゼンの成功へとつづく流れなど、おもしろポイントがそこかしこにちりばめられています。

    池井戸潤氏の半沢直樹シリーズのようにドロドロした人間の憎悪を主人公の正義と対比させて読

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    2021年05月15日
  • 広告の会社、作りました

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    いい人生って、仕事って、会社って?自分で掴み取るもの。「待ってるだけでは何も起きないし会社が倒産してしまうこともある。与えられるのを待つのではなく、自分が何か起こさなければならない。自分の人生の当事者になるべきなのだ」何か爽快!

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    2021年05月09日
  • 広告の会社、作りました

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    楽しかった~というのが読み終わって感じた事。
    面白かったっではなく、楽しかった。
    もちろん面白いからであって。
    プレゼンでのどんでん返し的なのって、きっとありそうで。
    でも素直にスカッとするというか。

    現実にもこういう事ってあるのかな~
    ある為には愉快に、上機嫌にやらないとね。

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    2021年04月06日
  • 広告の会社、作りました

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    このコロナ禍でこの本が出た事で救われる人もいるのでは?
    と思える内容だった。
    会社はこうあるべき。
    働くのはこうであるべきだ。
    と言う常識が段々と通用しなくなってきた今、新しい会社の在り方や働き方を模索して、みんな一緒の考え方でばかり働くと言う事をしなくてもいいんだと思えて、救われる人もいればいいと思う。
    ただ話がもっと面白くなりそうだし、もっと色々この新しく会社を作った主人公コンビの話も読みたいと思っただけにあっさり話が終わってしまった感じが凄くてちょっと残念だった。

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    2021年03月19日
  • 100回泣くこと

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    嫌だ嫌だ、病気にならないでって願いながら読んで、すごく切なかった。すごく愛と強さを感じたお話。
    健やかなる時も…私もいつか愛する人ができたら一緒に読み上げたいって思った。

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    2021年01月31日
  • RAiSe! The story of my music2

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    RASの前日譚

    今巻はパレオとロックのターン。自分を覆い隠していたレオナがパレオとして好きなことできる自分に変わっていくのが良い。人から優等生として見られてたことに息苦しさを感じてたレオナがチュチュの外見に驚いても失望や過度な反応をしないというキャラクターを描く上での細やかさが嬉しい作品。

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    2020年12月31日
  • 星に願いを、月に祈りを

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    お話が最後は全て繋がっていて驚きました! ステキな作品でした。星空放送局、、、とても素敵だなぁ、、、と感じました

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    2020年12月08日
  • あのとき始まったことのすべて

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    キーワードはバタフライ効果。
    つまり、一時の小さなことがめぐりめぐって、将来に大きな影響を及ぼすということ。
    中学生の頃の、自分でも覚えていないような些細な言動が、相手の中あるいは互いの関係においては重要であったりする。
    小道具の使い方も特徴的だ。
    マリオンとか、エビとかアボカドとか。
    そういう小さなものも、何かに影響を与えている。
    昔の出来事が、今の登場人物たちにどうかかわってくるのかが見どころ。

    文章も素敵だった。
    もの悲しさと柔らかさがあって、言葉の選び方が個人的にはすごく好みだ。
    「砂浜に打ち上げられた流木みたいに、ぽつり、と彼女からのメールは届いた。」
    とか。

    何がどういいのかは

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    2020年10月07日
  • RAiSe! The story of my music1

    購入済み

    良い前日譚

    RASという今までバンドリとは全く違うアプローチと個性を持ったバンドの結成前の話。良くも悪くも異質感のあったバンドメンバー達が個性を殺さず、この世界に根を張ったように感じられるようになる作品だと思う。

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    2020年08月30日
  • コミック版 BanG Dream!3

    購入済み

    次巻でおしまい悲しすぎるぅ。

    クライブでの香澄ちゃんの私服がアニメと違ってたかな?印象深かったので。
    りみりんの髪型はすごい可愛かってですね。

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    2020年07月29日
  • コミック版 BanG Dream!2

    購入済み

    可愛いぃ

    漫画版、可愛いですね!
    ブシロードさんはこの作者さん大事にしてください。

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    2020年07月29日
  • コミック版 BanG Dream!1

    購入済み

    CMで気になっていた

    アニメのCMで気になっていたコミック版バンドリ。アニメと違う可愛らしさ
    で気になってました。テンポよく、ギャグも可愛くてサクっと一巻読み終えました。
    バンドリは息の長いプロジェクトなりそうですが4巻までしかないのは気になりますね。 勿体無いですよ。

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    2020年07月29日
  • #失恋したて

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    ネタバレ

    この著者の作品はほぼ初読(随分昔に『僕の好きな人がよく眠れますように』を読んだ程度)だったからか、構成が独特に思えた。ハッシュタグで紡がれる文章で作られた章題。小学生とその父親と、失恋したての大学生。そして見知らぬ北の大地。思い人の失恋話を聞く異性の気持ちやなつきの彼氏への気持ちを汲み取りつつ、一緒に旅行しているような気分になれた。ただ私自身島本理生さんや柚木麻子さんの作品を好んでいるからか、旅先での食事シーンの描写には物足りなさを感じた。ゆえに星は4つ。

    遥希くんの純粋かつ有識な点が好きだ。他人の盗撮かもしれないが、叫ぶなつきを綺麗だと感じる彼の柔軟な発想がなければ、幸福駅で叫ぶなつきは救

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    2020年06月16日
  • トリガール!

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    「鳥人間コンテスト」でのフライトに青春のすべてをかける大学生たちの物語。

    人力飛行機を少しでも長く、遠くへ飛ばす。
    そのたった1回のフライトのために、
    それぞれのチームが各自役割を持って切磋琢磨していくところがとてもよかったです。
    学生生活の全てをかけられる程打ち込めるものがある、ということを羨ましく感じました。

    鳥人間コンテストの歴史や背景とか、
    他チームの取り組みなんかも話に盛り込まれていたら、きっともっと大作になったんだろうなと思います。

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    2020年05月08日