中村航のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
岡田くんと石井さんの10年ぶりの再会。同級生の再会っていいなーって思います。中学って私の中では1番キラキラした時代でした。まだまだ心は子供のままで何しても楽しくて。高校生になると人の顔色伺ったり世渡り上手になる術を身につけて。純粋差が全然違うんですよね。だからか中学時代の2人のやりとりがとても好きでした。懐かしい感じがして。白原さんと同じでずっと聞いていたいような感じ。好きだけど一緒にいられないのは辛い。会いたいのに会えない石井さんの気持ちは痛いほど分かった。そういう経験がある人に読んでほしい。結末はやっぱりそうなるのかって感じでしたが、全体を通して自分の心を揺すぶられました。読んでよかったと
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Posted by ブクログ
書店員・光は絵本作家を夢見る若者。見る者を温かい気持ちにさせる絵本を描きたい気持ちの反面、「闇」の気持ちから生まれた「デビクロくん」として「デビクロ通信」を描きそれを様々な場所に撒き散らす通称ボム行為、を行う一面も持っている。しかしデビクロくんの正体は誰にも秘密、だ。
ある日光は昔の自分が描いた絵本の言葉そのもののような、赤いコートを着た韓国人デザイナー・ソヨンと出会い、これは運命の恋だ…!と感じる。昔から光に憧れ、恋し、しかし「友達以上兄妹未満」の関係性を続けてきた杏奈は、自分の気持ちを封じ込めるかのように光の「運命の恋」の話を聞いて応援していくことになるが…
メインになる人間関係をちょっ -
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