【感想・ネタバレ】絶対、最強の恋のうたのレビュー

あらすじ

「100回泣くこと」作者の最新青春小説

恋はスタンプカードのようなものだ、と私は思う。キスをして、好きだと思って、何かをわかり合って、やさしい気持ちになって――。そんなことがある度に、私たちはスタンプを押す。いつまで続くのかな? 密やかな気分で私は思う。このカードはいつか、かけがえのない何かと交換できる。そんな日がきっとくる。その日まで、私たちは小さな声で歌うのだ。最強の恋のうたを歌うのだ――。
大ヒットしたロングセラー「100回泣くこと」に続く、初恋青春小説の誕生。

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高校生のときにはじめて読んでから、私的No.1にあり続けている本!
登場人物達のかけ合いや関係性がとても素敵。
行き詰まったときや心が荒んだときに読み返したくなる、本当に大好きな本。

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2024年04月28日

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ネタバレ

本当に普通で当たり前のことを、とてつもなく綺麗に表現されていた。

子供の頃、ゼッタイって言っちゃダメと教えられてた彼女が交際を続けていく中で、絶対にって祈りたくなる気持ちがあることに気づくシーンがよかった

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2021年02月17日

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あーーーーこのカップルほんっとうに好き、、、好きな文章が沢山あった。あとでフレーズ登録しようと思ってたくさん写真撮った。その中でも彼女が好き。大好き。って実感してるのがすごい可愛くて共感して私もこうなりたいなって思う。

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2020年12月21日

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2019/8/13
中村航さんの作品は読んでてなんだか和みます。主人公の大野くんが彼女と付き合い始めての経過?が描かれた話…ですが、サブキャラがいい味出してます。
大野くんの友だちの坂本くんと坂本くんの先輩の木戸さんはなかなか。特に木戸さんという人はとてもパンチが効いているというのか、個性的というべきなのか…生き方がクズ学生過ぎて最高だけど、そういえばそういう人いたなあと少し懐かしくもなりました。
大野くんサイドと彼女サイドの話が展開していって最後に一つにまとまっていくような感じです。
最初大野くんが付き合い出したところの話だけ読んでいくと彼女のことがあんまりよく分からなかってので不思議キャラ的な感じなのかなと思っていたけど、後半の彼女サイドの話を読んでいくと気持ちの変化とかそういう部分にも触れられたのでなるほどなーと思いました。
世の中そう上手くはいかないんじゃないかと思いますが、そういう気持ちを代弁しているのは坂本くんの描写だと思います。
そして木戸さんから確実に影響を受けている二人は最後の方では言動も似て来て、かなりユニークな感じになってると思いました。
付け加えられたような坂本くんの扱いが不遇すぎるところも彼のキャラの立ち位置なんだと思います。
海の男に負けるわけにはいかないとか、ちょいちょいと小笑を挟んできます。

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2019年08月13日

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ネタバレ

大学生の等身大の恋愛。
幸せで、とっても幸せで。けどこの幸せを続けていくには何かを変えなくちゃならなくて。

恋愛ってなんかいいな〜って思わされる本。
中村航作品の中では個人的にいちばんすき。

お馴染みの木戸さんや世界三大美徳、大野くんも出てくる。中村航ワールド満載。

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2015年07月21日

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ネタバレ

世界の三大美徳は「礼儀」「仲良し」と、あともうひとつは何なんだろ...?そんな事を考えながら成長していく大学生の青春と恋愛。凄く良いですね!

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2014年01月13日

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ネタバレ

木戸さんが気になって読んだ1冊(僕の好きな人が、よく眠れますようにを読んでから購入)
木戸さん贔屓で星4
肉にキープはないし、マリンスポーツ野郎は許せない。
富士山に登る前の木戸さん。
最終的に若干木戸さんに染まっている気がするおおのくん。

中村航さんの恋愛小説は少し独特というか、恋愛真っ只中のふわふわの期間を書くのが絶妙にうまいんだろうなと思います。

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2025年08月24日

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恋人同士にも一緒に過ごす時間と別々で過ごす時間の過ごし方や考え方、思いは違う。登場人物の経験することや考え方一つ一つが面白い。

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2023年06月04日

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友達のおすすめ本
落ち着いた男女の若さが漂う恋愛模様が描かれており、穏やかな気持ちになれる

普段恋愛小説を読んでいて物語中の出来事を自分事として捉えることはあまり無いのだけど、この小説のヒロインの言葉には共感という意味で何度か心をじんわりと温められた
きっと自分の中で何かが変化してるんだろうな
常の見過ごしそうな幸せを言語化してくれる本は定期的に吸収したいよね

✏大野君は最後に残っていた鴨肉を食べた。それは私が狙っていた肉だったけど、許してあげることにした。たとえ恋人同士でも、肉にキープなんかないのだ。

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2022年11月24日

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大学生の二人が付き合いだして、お互いを知るためにコミュニケーションをはかっていく。もちろん二人だけの物語ではなくてまわりの魅力ある人々があまりにも素敵だ。他の作品にも登場する木戸さんはぜひ覚えておいてほしいが、何よりみんなの台詞が秀逸で心があたたまる。浄化されたい人は是非読んでほしい。

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2022年08月12日

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(軽い言葉になってしまうが)さわやかな青春小説にカテゴライズされる感じなんだけど、普通のことを凄く丁寧に描いている感じ。
自分が理系なのもあって、結構主人公に感情移入してしまう…笑

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2016年07月09日

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ざわめいた感じがなく
余計な物をそぎ落とした感じ
読んでいる時シンプルでふんわり匂いがする本です。
恋愛の相思相愛の、お腹いっぱいになるラブラブさはなく、いつも満腹1歩手前なちょうど良い感じです。それぞれの視点で書かれてるから、共感出来るし、あの時、そう考えていたのか、と発見があり楽しかったです。
私もそんな恋愛がしたいな、と思いました。

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2016年03月12日

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同じ恋でも視点が違えばちょっとだけ色味も違ってくる。男目線と女目線で同じ時を描いているのが面白かった。
同じ水族館デートでも見ているものが違ったり、同じ電話1本でも考えていることは違う。

恋愛は壮大だけど、人生の全てではない。恋人も友達も勉強もバイトも全部大切で、そのうえでやっぱり恋愛はちょっとだけ特別。そんな大学生の温かい日常が心地よく描かれている。

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2025年06月09日

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先に同著者の「僕の好きな人が、よく眠れますように」を読んで、謎の登場人物「木戸先輩」が登場するというので、こちらも読んでみたのだが、話としてはちょっと盛り上がりに欠ける感じだった。

そして、木戸先輩はやはり謎の人物のままだった。

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2025年03月23日

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ネタバレ

コロナ禍で本に不自由していた時、知人が借してくれた本シリーズ。
中村航さん、おかげさまで2冊目。

ボーイミーツガール、ガールミーツボーイ。
中学、高校、浪人生とそれぞれのルートで成長したふたりが大学で出会って恋をする。
それだけといえばそれだけの物語。
全部で5つのパートの、前二つは男子の大野君視点、後二つは女子のミート君視点。
そして最後のひとつは、大野君の友人・坂本君視点。


若いふたりが主役の恋愛小説というと、ガーッと転がるように突っ走って、そこに何かしら試練があって…というイメージ。
でも、このふたりには外からの障害はない。
焦ったり背伸びしあったり駆け引きしたり、そういうものも、何もない。
平凡なようでいて少し変わったふたりが、“恋を突き抜けて愛に至る”道々のストーリー。
とんでもなく誠実で真摯。でも堅苦しくはなく、ふわっと柔らかくて、くすっと笑ってしまう。
ぼうぼう燃え上がる恋愛小説より、下手なファンタジーより、ずっと気持ちがほぐれて心地よいかも。

大野君とミート君は、きっとこれからも同じくらいの足どりで、かわりばんこに、丁寧にスタンプカードを埋めていくんだろうな。

坂本君のパートは…必要だったのか?という気もするけれど、学生時代、恋愛についてはひたすら残念だった彼も、ようやくスタンプカードを埋め始めたのかな、とほほえましかった。


皆さんのレビューで、どうやら木戸さんには他の作品でまた出会えそうだとわかった。再会が楽しみ。
大野君たちの未来は、まぁ心配しなくて大丈夫な気がするので、坂本君の未来もなんとか最強になっていて欲しいなぁ。

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2020年09月03日

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一浪を経て、大学を入学を決め恋をし、先輩や同級生と青春を送った日々を綴った作品。前半は本作の主人公、後半は主人公の彼女の視点で物語が進行する。スナップ写真のように人生の大事な一枚を見つめているような作品。

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2018年08月09日

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あらすじとしては単純だし、それを文学臭のする言い回し(この人どっか現実味のない書き方するの好きだよな)と「悪い」人がいないファンタジー寄りな人物設定で独自の世界観に消化してるなあ。な一冊。ちょっとしたことを良くも悪くも回りくどい言い回しにする傾向があるので、読む時の気分を少し選ぶかな…

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2018年04月08日

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生活リズムが狂うくらい好きになって、このままではいけないとリズムを作る二人。織姫と彦星の過ちを繰り返さないように恋のスタンプを押し続けます。そんな中キドさんと坂本と鍋を食べたり喧嘩したり富士山登ったり、ずれた日常が少し面白いです。キドさんの現在が気になります。富士山でどう成長するのかしているのかちょっと見てみたかった。

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2015年08月06日

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3年ぶりに恋愛小説を読んだ。ドキドキまでいかなかったけど、純粋な恋愛。それ以外の学生生活もなんだか青春でした。
好きな人が短にいること。素敵なことだなあと思う。刹那を生きたいと思う。

2015.6.27(1回目)

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2021年09月11日

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なんというか、平坦だった。
するすると水のように染み込んでくると捉えれば良く聞こえるし、盛り上がりに欠けると捉えれば悪く聞こえる。
特筆するほど面白いところはなかったのに、不快にもならない、読むことそのものだけがあるような気分になった。
変なの。
150616

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2015年06月17日

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読みやすかったのでサラーっと読めた。
出てくる登場人物はみんなよかった。特に木戸さん、木戸さんのキャラがとってもいい!

話は結構平凡だったかも、、、

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2015年04月22日

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以前から読んでみたいと思って読んでみた一冊。

日常にある恋愛模様をさらっとかいてると感じました。
木戸さんの強烈なキャラや坂本のキャラも映えていて、それぞれの立場から心境を描いているところも面白かったです。

本当に日常の何気ないことをお互いに積み重ねていくことが大事だと読んで感じました。

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2018年02月07日

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もどかしいね~。ゆっくりゆっくりな2人。
そのもどかしさは決して嫌ではないし、本人たちも嫌がってるわけじゃなくて楽しんでさえいるみたいだからいいんだけど、ちょっとあり得ないくらいのゆっくりペースだ。

「僕の好きな人が・・・」にも出てきた木戸さん。存在感あるな~。なんか気になる存在なんだよな。坂本くんの話が最後にあったけど、嬉しかったな。こういう感じで木戸さんのその後の話も知りたいな。っていうか、それを言ったら大野くんたちのその後も知りたいけど。

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2019年05月26日

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タイトルからベタ甘を想像していたけと、予想とはちょっと違ったかな。
中村氏よりむしろ伊坂作品が似合う個性をもつ木戸さんのパワーか。持ち味と思っている会話の可愛らしさは健在であるものの、些かパワー不足で星3つ。

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2014年05月10日

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「絶対、最強の恋のうた」というからには…もちろん木戸さんのギターが唸りを上げるんだろうと、そう思っていたらそんなことはなかったというのが残念でした。
同著者の「僕の好きな人が、よく眠れますように」を先に読んでいたので、その中でもいい味を出していた木戸先輩の勇姿が見たくて購入したのですが…ギターこそ聴けなかったものの、相変わらず木戸さんは木戸さんでした。
鍋をすれば肉ばかり食うし、突然よくわからないけど妙に説得力のあることを言うし、シーズナルスポーツプレイヤーには謎の対抗心を燃やすし…しかし、それが木戸さんの魅力なのだなぁと改めて実感。

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2013年12月18日

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読みくだくのがむつかしい。
すらすら読んでいて、気がつくと小さな石に躓き続けている。
そしてまたすらすら読んでいる。

あたたかくいい感情にふれたと思うのに
淡泊な空気が流れている。

いまのわたしに合わなかっただけだろうか。

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2013年10月14日

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ネタバレ

【前置き】
あれは、
5月くらいだったかな?
訳あって、
フライデーを買ったんですよ。
そこでCMされていたのが「トリガール」の映画化でした。
その時から、
久しぶりに会いたくなったんですよ。
「中村航」さんの作品って、
読みたくなるんじゃなくって「逢いたく」なるんですよ「木戸」さんに!


【構成
その一、スクランブルが「大野」目線で「私」との出会いを書いてて、
「僕」が「私」に告白をすることを決めるところまで。


その二、突き抜けろは「大野」と「私」がつきてって、
でも、
ちょっと行き詰った感があって「約束」を決めて恋愛をリブートする。
と、
友達の「坂本」に連れられて「木戸」さんと出会う「大野」
で、
「大野」と「木戸」さんは「坂本」の恋の応援をする!
そして、
「Silent Siren」のフジヤマディスコを聞きながら富士に挑む?


その三、春休み
「私」は中学の時は浮かれてた。
何に浮かれてるのかもわからんぐらいに浮かれてる毎日。
高校生になって落ち着いて、
それで、
弓道部に入りまして部活頑張りました。
高校の卒業を目の前にしたあの雪の日だけテンションがMAXになったことを覚えてる。
で、
大学に入ったら彼氏を作ることを決める!


その四、最強の恋のうた
「私」はボーリング場でバイトなう!
で、
「大野」に告白され、
イニシエーションラブかもしれない恋に悩み、
「木戸」さんに話を「大野」に聞いて、
富士山の話も聞き、
三大美徳の話しも出て笑、
仲良し。


その五、富士にいたれ
「大野」でもなく、
「私」でもなく、
「坂本」のターン!
ちゃんと、
「木戸」さんの教えを守り、
眼鏡をはずして、
「刹那を生きた坂本」にカンパイ!


【気まぐれとマグレ以外、この世に何があるんだよ】
「木戸」さんに会える小説。
それだけで価値があるんだ。
かぐりんに会いたかったんだって言ってもらえる占い師になりたいですな。


なんでしょね。
めっちゃ「イチャイチャ」してるわけでもなく、
はまってる感がないのに、
「私」は確かに「大野」君にはまってて、
ステキなキケンな恋をしてるんだね。
「大野」君なんですが「私」なんですよ。
「坂本」が最後に「小川」っていってたけど「私」のことかな?
違ってたらすまん。
気になるんだよ「小川」が誰なのか?
普通に、
出てきてたら本当にスマン!

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2017年08月15日

Posted by ブクログ

相変わらずの柔らかく軽い文体で読みやすかったです。
あまり大きな展開などはなかったですが、恋愛小説ってそういうものかなとも思いました。

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2013年08月14日

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ただ純粋な学生の素直な気持ちを持った男の子と女の子の綺麗な恋愛話し。何の捻りも無く真っ直ぐに進む姿は清々しく憧れる。
面白いとは何か違う作品。

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2014年11月18日

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社会科教師のおでこのテカリ占いをしては大受けしていた陽気でマシンガンな中学時代から、クールで一目置かれる弓道部員の高校時代を経て、大学生になった私がしたことは、恋をすることだった。
付き合いはじめて三か月。幸せすぎて自分を見失いがちな私は、ふと怖くなってしまう。そのことを彼に告げると、とりあえず、毎日死ぬほど会う生活をやめ、デートは週末に三回、電話は週三回にするという提案を受けた。
トラックを全速で駆け抜けた日々のあとに訪れたのは、恋のスタンプカードを少しずつ押していくような、かけがえのない大切な時間だった。
(裏表紙紹介文より)

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表紙とタイトルは思わず手にとっちゃう感じ。
借り物だけど(笑

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2019年01月16日

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