中村航のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
言葉の使い方が、抑え目で、
言葉遊びをしていないのが、結果として、うまく物語として、
展開した。
大学をやめて、塾の講師となり、
バンドをネットで、集める。
わずかなメッセージで、お互いに感性を察知し合う。
何を、目標にしているのか。
ヨシモクという生徒の名前を僕はとってしまう。
でも、ヨシモクって、どんな字を書くのだろう。
スケルターケルターって、ビートルズの歌で、
ぐるぐるまわるすべり台とは、知りませんでした。
もう一つの『月に吠える』も、ビートルズの歌。
会社で、ノビノビ、ホウレンソウしたり、
改善活動や、サークル活動に、
てつろーやチバが、積極的なのが、おもしろい。 -
Posted by ブクログ
大学を中退し、主人公は「ヨシモク」という名前でバンドを作ろうとする。その名前は、取りあえず4月まで行う予定であるバイト先の塾へ毎日通う教え子のものだった。着々とバンドのメンバーが揃う中でビートルズの「ヘルタースケルター」を演奏しようということになる。訳は「ぐるぐるまわるすべり台」。黄金比や主人公の生き方はまさに“ヘルタースケルター”。でも最後には点へと行き着く。ヨシモク君との最後のシーンは青春とは少し違うけど、清々しい気分になれる。
カップリングの「月に吠える」は、『面白がる人は、面白がらない人の30倍は可愛い。』という言葉が印象に残った。オガサーは、何がいまいちだったのだろう……。 -
Posted by ブクログ
とっても好きなところと嫌いなところがたくさんあった話しでした。
文章の書き方や表現はすごく好みで、とくに塾での出来事、とくに教室長の行動には主人公と同じようにそのパーフェクトスキルに憧れます。そしてヨシモクとの付き合いかたの空気がいい。
でも!
どうしても主人公が好きになれない。
というか、あとがきにあったように、主人公のかわしぐせが好みじゃないのかもしれません。
彼が語る内容、言葉はとてもきれいだけれど。
静かに周りの波紋を観察して、たまにそこに石を投じてみるけど、その観察者から実際に自分も波紋の一つになってほしかった……
でも書かれ方はとても好きなのでまた別の本を読んでみようと思いま