中村航のレビュー一覧

  • サバティカル

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    ネタバレ

    好きな作家さんなのでこの作品は単行本でも読んでいて、航さんの久しぶりの小説新刊というのと、こういう題材の小説を応援したい気持ちで今回文庫でも買っちゃいました。
    正直、単行本で初めて読んだときは(アセクシャルの人が恋するようになる、という結末だけは絶対やだ、と思っていたのもあって)結末にいまいち納得がいかなかったのだけど、今回は素直にいい物語だったなと思えました。



    デビュー作『リレキショ』の冒頭で「大切なのは意志と勇気。それだけでね、大抵のことは何とかなるのよ」という台詞があって、「意志と勇気」というのは航さんの作品に度々登場するのだけど、アセクシャルを扱った今作では「意志と勇気ではどう

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    2024年02月04日
  • 僕の好きな人が、よく眠れますように

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    この世はまぐれと気まぐれ

    ピュアな不倫のはなし
    障害物がある方が恋って盛り上がるのかな?広末涼子を思い浮かべながら読んでた。(?)
    そのカップルだけのノリとか合言葉みたいなのが散りばめられてた。理系の大学院生で研究とか大学の感じが詳しく書かれてで良かった。
    木戸さんは結局なんだったの?

    最後は年内のうちに白組も負けて終わっちゃった。これ、2008年の小説らしいけど紅白の勝ち負けとかがわからない世代が来てしまったらどうなるんだろうって思った。
    ふたりの今後はご想像に任せますだけど想像もできない。すごく読みやすかった〜

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    2024年01月24日
  • 僕の好きな人が、よく眠れますように

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    勢いのある若者の恋のお話。自分たちはなんでも出来るんじゃないかという全能感に溢れていて、双方どうしようもないくらいにお互いのことが好きで、、、共感はできないけど微笑ましくなる作品です。文体も読みやすかったのでおすすめです!

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    2023年11月24日
  • 僕は小説が書けない

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     文芸部って小説を愛するだけでなく、自分たちでも小説を書く部活だったのか。学生時代そんなクラブなかったので知らなかった。出生の秘密から自分に自信がなく無気力な主人公の成長物語。七瀬先輩があまりにも普通の女子高生すぎてさほど魅力を感じなかったが、原田と御大の正反対のOBや個性溢れる文芸部員が面白い。お父さんの言葉が染みる。色々あっても優しく愛に溢れた家庭に育ち、周りの人に恵まれたからこそ、コンプレックスを克服し成長できた光太郎。彼のその後も気になる。

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    2023年11月19日
  • トリガール!

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    鳥人間コンテストが舞台の青春小説

    練習はめちゃくちゃきつそう。
    だけどそれを乗り越えた飛ぶ瞬間は格別なんだろうな〜

    誰でも経験できることじゃないし
    これから鳥人間コンテスト見る上で参考になりそう。

    ただ物語の展開としてはド定番な感じ。

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    2023年11月18日
  • ご本、出しときますね?

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    読書芸人の若林が小説家と対談する番組の書籍化らしい。
    常々小説大好きな人の気持ちを知りたいと思っていたが、この対談で多くの気づきを得られた。
    自分自身は現実的なビジネス書や、心理学、脳生理学などの役に立つ本を好んでいたので、なにゆえ個人の脳内で創作されたフィクションが好まれるのか不思議であった。
    本書や小説家(書くほう)の視点の言葉が多いが、彼らは読書家でもあるので示唆に富む会話が飛び交っている。

    ・「弱者」って言葉を言い換えると「大多数」のこと
    ・登場人物が自分の身代わりになってくれるような気がした

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    2023年10月05日
  • あのとき始まったことのすべて

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    ふわりと淡く優しい印象な作品でした。

    オーソドックスと言えばそんな感じも、しかしながら最初から最後まで雰囲気は崩さず、淡く甘酸っぱいお話に、おっちゃんは惹かれました。

    淡い黄色、ないしは黄緑色な色彩を思わせる本作、またしておっちゃんのお気に入り候補にあがる著者様を見つけました。

    涼しくなりつつある秋の夜長、センチメンタルにふけるには良い塩梅の作品でした。

    ちなみに気に入ったワンシーンが一つ。修学旅行編の白原母娘が梅酒を酌み交わすシーン、ここが好きですね。娘が少しずつ大人になりつつある会話を交わすシーンには、ホッコリとしました。

    「あのね、不思議ちゃんはやめてよね。どうせなら小悪魔ちゃ

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    2023年09月27日
  • サバティカル

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    ゆったりと時間が流れていくような感じ。読んでいて心地よい。
    少し重たい話になるが最後は救い?のような展開になってよかった。


    自分も主人公に倣ってtodoリストを作ってみようと思った。

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    2023年09月17日
  • 僕の好きな人が、よく眠れますように

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    恋の始まりってこんな感じだったね
    どこでなにしてても楽しくてさ。

    でもすみません、木戸先輩が面白すぎてそれしか頭に残ってません(笑)

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    2023年08月07日
  • 注文の多い料理小説集

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    2023/7/21

    食事を摂る人々の短編集。

    不倫やワンナイトを狙う男たちが若い女を連れてやってくるワインと寿司の店。
    そこへ赤子を抱いた女が「卒乳祝い」にひとりやってくる。
    柚木麻子「エルゴと不倫寿司」がインパクト強かった。

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    2023年07月22日
  • ご本、出しときますね?

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    3.7面白かった。二人づつなのが良。ラジオとかで続いてくれないかな。その方が出てくれる作家さん増えそうだし。

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    2023年06月20日
  • あのとき始まったことのすべて

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    あの時、こう選択すれば良かった!
    良い意味で懐かしさを思い出す作品です。
    学生のころに読むのか、大人になって読むのかで全く感じ方が違う非常に楽しめる物語でした。
    自分は覚えていない行動も、他人からすると鮮明に覚えている、あるあると思いながら読みました。
    学生のころは人との距離感、相手の感情がわからないものの、うまく踏み込めない、
    大人になったらなったでいろんな制限が出てくる。。。
    全ては自分次第であるのだが、多くの人は上手くいきれないんだなと考えさせられた。
    昔好きだった人に連絡しようかとも思ったが、もう家庭もあるし、ノリで電話してその先何がしたいのかもないので、そう思わされたその点が☆マイナ

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    2023年06月06日
  • 絶対、最強の恋のうた

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    恋人同士にも一緒に過ごす時間と別々で過ごす時間の過ごし方や考え方、思いは違う。登場人物の経験することや考え方一つ一つが面白い。

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    2023年06月04日
  • 僕の好きな人が、よく眠れますように

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    決して許される関係ではないけれど
    育まれてた愛だけは
    『本物だ』って思いたい作品。
    2人は一緒になる事は出来ないけれど
    せめて健やかに
    よく眠れるようにと願う男の気持ちは
    ずっと胸の中にあり続けるんだと思います。

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    2023年04月18日
  • 広告の会社、作りました

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    名古屋の話の設定なんだけど、名古屋らしさはほぼないのが残念。架空の地方都市の設定としてもよかったのでは。

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    2023年03月22日
  • あのとき始まったことのすべて

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    じんわり心があたたくなる作品。
    切ないんだけど、学生時代とは違う現実と向き合っていることに共感した。
    第二章で、白原さんからの視点で語られるのがすごくいい。
    普通のことをしていたのかもだけど、誰かにとっては特別なことだった。素敵。

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    2023年02月20日
  • 星に願いを、月に祈りを

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    表紙が可愛くて読み始めた
    青春の恋愛物語かと思えば、
    章ごとに主人公が変わって、結局どう言う話か途中でよくわからなくなった。
    最後まで読んで、繋がってくると切なさと同時に温かい気持ちになった。
    読み返してみると、新たな発見がありそうだから
    何度か読んでみても面白いと思う

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    2023年02月18日
  • 注文の多い料理小説集

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    どれも面白かった。
    井上荒野さんの作品は本人の短編集「小説家の一日」に入っているので既読でした。
    柚木さんと伊吹さんは短編を読むのは初めてだったのだけれど、印象が違ってそれも面白かったです。

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    2023年01月31日
  • デビクロくんの恋と魔法

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    書店員・光には、絵本作家になりたいな、という漠とした夢があった。恋に関しては、だいたい相手から告白されて付き合うが、「やさしいんだけど……」といわれて最終的には終わってしまうパターンが続いていた。
    そんな光には、「デビル・クロース」、略して「デビクロ」という謎キャラに変身して、「デビクロ通信」なるイラスト入りのメッセージを添えた手製ビラを、ポストなどに無差別に撒くという意外な一面が。
    そんな光に思いを寄せる実家の鉄工所で働く溶接女子の杏奈の好意に気づくことなく、ある日、光は彼女に運命の人が現れた話を嬉々としてしまうのだが―。
    絵本作家として上手くいかないやりきれない気持ちをデビクロ通信として

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    2022年12月10日
  • 絶対、最強の恋のうた

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    友達のおすすめ本
    落ち着いた男女の若さが漂う恋愛模様が描かれており、穏やかな気持ちになれる

    普段恋愛小説を読んでいて物語中の出来事を自分事として捉えることはあまり無いのだけど、この小説のヒロインの言葉には共感という意味で何度か心をじんわりと温められた
    きっと自分の中で何かが変化してるんだろうな
    日常の見過ごしそうな幸せを言語化してくれる本は定期的に吸収したいよね

    ✏大野君は最後に残っていた鴨肉を食べた。それは私が狙っていた肉だったけど、許してあげることにした。たとえ恋人同士でも、肉にキープなんかないのだ。

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    2022年11月24日