宮内悠介のレビュー一覧

  • 超動く家にて

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    ネタバレ

    ちょっとしたバカバカしさを真面目に。真面目であることが面白さに輪をかける。

    理系というかデジタル的な知識が必要な部分は飛ばし読みだが、「法則」「星間野球」のようなロジックで魅せる面白さも「スモーク・オン・ザ・ウォーター」のSF的面白さも色々詰まってる。

    うん、スモーク・オン・ザ・ウォーターの設定は痺れたなぁ。長編にして読みたいくらい

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    2025年05月17日
  • 盤上の夜

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    宮内悠介の作品はつまらなくないが、滅茶苦茶面白いという訳でもない。

    あと一歩何かがあれば(違えば)、滅茶苦茶面白くなりそうなのだ。宮内悠介が頭の良い人なんだということは分かるが、阿呆の私には深い所まで読みきれない。この辺りがあと一歩のところなのだと思う。

    滅茶苦茶面白いということは無いことが分かっていても何だか気になって、宮内悠介作品は読んでしまう。

    なんだろう、不思議だ。

    宮内悠介は、小川哲と同じ匂いがするが、断然、小川哲の方が好みだ。

    星は3つ。3.2としたい。

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    2025年05月16日
  • これが最後の仕事になる

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    これが最後の仕事になる、の共通センテンスからスタートするショートアンソロジー。
    ショートで色んな作家さんがかく中でインパクトを、となるとどうしてもドキッとするような内容に寄る。
    そのなかで違う角度で楽しませてくれたのは

    ・半分では足りない/呉勝浩
    →うぉぉーーー読み直したよ!
    ・闇バイト/柿原朋哉
    →タイトルと違ってちょっとほっこり
    ・天岩戸の真実/高田崇史
    →この作者さんテイスト満載

    あとストーリー好きだったのは
    ・悪魔との契約/須藤古都離
    →オチ!良き!
    ・魔法少女ミラクルミルキー/一穂ミチ
    →ヒーローも魔法少女も辛い仕事。。。
    ・時効/米澤穂信
    →この長さで収まる起承転結具合が秀逸!

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    2025年05月11日
  • 暗号の子

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    短編集。
    プログラミング等の用語が出てくるので、馴染みのない私としては、少し読みにくかったです。ネットが普及し、見知らぬ相手とも繋がれるようになった社会においての、他者との繋がりや関わり方がこの作品のテーマなのかな?と思いました。

    いくつかの作品に共通して出てくる針生というキャラは、何だったのか気になりました。

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    2025年05月10日
  • これが最後の仕事になる

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    今回は初めて読む作家さんが多かった。
    裏稼業寄りとはいえ思ったよりテイストばらけていてよかった。
    印象に残ったのは断トツでハイリスク・ハイリターン。謎解き面白かった。

    あとペットショップの告発話は空陸が元ネタだなぁと思いながら読んで残酷な描写に胸糞だったけど、終盤まできてネタが割れるとなんかシュールで溜飲下がった笑

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    2025年05月09日
  • これが最後の仕事になる

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    2025/5/13

    事故をつくる男 / 白井智之 •••当たり屋
    流星 / 献鹿狸太朗 •••ネット上の誹謗中傷
    声 / 岸田奈美•••お客様の声返答係
    闇バイト / 柿原朋哉•••墓地からお菓子を回収する仕事
    まだ間に合うよ / 金子玲介•••離婚届を出しにきた二人
    あの人は誰 / 麻見和史•••ホールヘルパー
    時効 / 米澤穂信•••駐在さんの時効

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    2025年05月08日
  • 暗号の子

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    近い未来…いや、もう現代かもしれない暗号通貨、SNS、VR、AIなどをテーマにした8編のSF短編集。
    専門用語が多用されており現代の話なのに理解が難しい(汗)SFに強い人に向いている作品。
    「暗号の子」「ペイル・ブルー・ドット」がまだ理解しやすい雰囲気かな?

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    2025年05月04日
  • 暗号の子

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    プログラミング、システム用語が多数で、
    合わせてSNSやAI、思想的な要素も絡んでいて
    馴染みにくい部分が多く読み進めにくかった。

    この分野が得意な人なら、自分とは違って
    きっともっと面白く読めるはず。

    近未来的な話でありながら、歴史の変遷まで
    組み込んでくるところが奥深くてにくい。

    『暗号の子』からは、近い将来像を見せられた
    気がします。

    ーーーーーーー
    暗号の子
    偽の過去、偽の未来
    ローパス・フィルター
    明晰夢
    すべての記憶を燃やせ
    最後の共有地
    行かなかった旅の記録
    ペイル・ブルー・ドット

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    2025年05月03日
  • 暗号の子

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    短編集8篇
    SNSやAI絡みの物語。表題作の仮想空間の世界と宇宙を夢見る「ペイルブルードット」が面白かった。

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    2025年04月16日
  • 暗号の子

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    著者あとがきにもあるように ヘイル・ブルー・ドット が最も読みやすく、あとは難解。手クロノロジー(主にブロックチェーン)とそれに関わる思想が全面にあり、ストーリーは後回しの感あり。
     暗号の子:新たな共同体の試みとその蹉跌だそうな。自閉症(ASD)のウェブコミュニティーが世間に敵視され、それを守ろうと主人公が奮闘する物語
     偽の過去、偽の未来:暗号通貨を資源配分に結び付ける?
     ローパスフィルター:SNSの過激な投稿をフィルターするアプリの顛末。フランクフルト学派・啓蒙は野蛮を発生させるらしい
     明晰夢:作者うつ病時に書いたとのこと。薬物依存者更生用アプリの顛末
     すべての記憶を燃やせ:98.

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    2025年04月12日
  • 暗号の子

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    最初はなんだこれって感じで読み進めていましたが、最後まで読んでみるとなかなか面白い作品かと。内容はデジタル社会に対するある種の警告のような、あるいは達観のような。読み人によって違う感想を抱くのかなと思います。私にとっては昨今のデジタル依存社会に対するアンチテーゼなのかなと感じました

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    2025年04月07日
  • ラウリ・クースクを探して

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    ネタバレ

    ページを繰るのを止められずに、一気に読んでしまった。才能あふれる人が、紆余曲折の後仲間を見つけて切磋琢磨し…でも、途中で彼らは色々な事が原因で、うまくいかなくなり…。この展開の作品、他にもあったなあ。でも、やっぱり羨ましい。こういう天才の人生は自分とはかけ離れているから。そして、彼らのようにひと時でも心から競い合い、尊敬し合う、そんな友情や、人間関係を築いている人が羨ましい。
    ソビエト時代はもう歴史の教科書の世界で、自分にはほとんど知識がないが、本作を読んで、もう少し当時の様子を知りたいな、と思った。エストニアという国についても、可愛い北欧雑貨があるというくらいのイメージしかなかった。読書を通

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    2025年04月04日
  • これが最後の仕事になる

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    「これが最後の仕事になる」の書き出しが一緒の24人からなる短編小説集。
    面白い試み。知ってる作家では’岸田奈美、米澤穂信、一穂ミチが名を連ねる。
    金子玲介の不妊が原因で仲は良いのに別れてしまう夫婦の「まだ間に合うよ」と
    麻見和史の訪問ヘルパーが実は泥棒だったという「あの人は誰」が意外に面白かった。

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    2025年04月04日
  • シークレット~綾辻行人ミステリ対談集in京都~

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    2020年。若い作家との対談集in京都。
    「詠坂雄二」未読。メンドくさそうな性格w
    「宮内悠介」未読。
    「初野晴」読んだことある。
    「一肇」未読。
    「葉真中顕」未読。
    「前川裕」未読。
    「白井智之」大好き。
    「織守きょうや」最近名前知った。
    「道尾秀介」もう大御所だったのね。未読。
    「辻村深月」トリはそうだよね。
    後輩を育てたい、という気持ちが伝わってくる。さくっと読めるし、作家の人となりもなんとなく伝わり、対談集よいね。

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    2025年04月05日
  • 暗号の子

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    こてんぱんにやられた感。
    難解ではない。でもどの話もむずかしく、自分にはついていけない。特に感情面が追いつかない。なぜかどんどん暗い気持ちになっていく。
    そんななかでもタイトルの『暗号の子』はわりとすんなり読めた。
    AIによる執筆の『すべての記憶を燃やせ』が興味深かった。

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    2025年03月22日
  • 暗号の子

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    毎度の事ながら、テクノロジーに関する細かいところは私には点で分からないのだけれど、今回読んでて感じたのは、そういうよく分からないものに支えられた世界や社会に自分が生きているんだなという不思議な感覚だった。あるいは不安に似ているかもしれない。「ローパス・フィルター」、次いで表題作「暗号の子」が面白かった。どちらも暗い部分があって、テクノロジーとそういう要素の組み合わせが私は好きなのだと思う(あとがきから引用すればバラード派に惹かれる側なんだろうか)。「暗号の子」は長篇で読んでみたいとも思った。

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    2025年03月18日
  • ラウリ・クースクを探して

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    [こんな人におすすめ]
    *「エストニアってバルト三国のひとつだよね」以外の情報を持っていない人
     エストニアについて私と同じくらいの感想しか出てこない人、さらに言えばソ連崩壊についても若干記憶があいまいな、というかそもそも生まれてない人に是非おすすめします。最近はロシアやウクライナに関するニュースを見ることが多いですが、この本を読み終わった後にはさらに西の国々についての情報が目に入るようになり、見える世界が広がります。

    *ライフスタイルが変わったことで昔なじみに会う機会が減った大人たち
     仕事が忙しそうだから、お子さんが小さいからなどの理由でLINEを送ることすらためらう人たちがこの本を読む

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    2025年03月10日
  • これが最後の仕事になる

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    ネタバレ

    夕木春央さんの作品を読むために借りたが、
    結構短編だったので思い切って全て読んでみた!
    仕掛けも含め面白かったのは、
    呉勝浩「半分では足りない」で
    2回読むと面白いという作品に
    最近ハマりつつある!笑
    須藤古都離「悪魔との契約」もあああぁ
    となって純粋に楽しめたし、
    終盤にある
    金子玲介「まだ間に合うよ」
    麻見和史「あの人は誰」
    あたりもハートフルで素敵だった。
    シリーズのような形らしいので、
    他の作品で色んな作家さんたちを読んで
    好みを見つけていけたらなぁと思う!


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    2025年03月10日
  • ラウリ・クースクを探して

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    1977年、現在のエストニアにあたる地に生まれたラウリ・クースクは幼い頃にコンピュータと出会い、プログラミングに熱中するようになった。
    学校の授業でもその才能を認められたラウリは、村の外にある学校へと編入する。
    その先で仲良くなったイヴァン、カーテャとともにプログラミングに明け暮れながら、楽しい学校生活を送っていた。
    そんな中エストニア独立に向けて革命の動きが起こり、その影響はラウリたち3人の人生にも広がっていく。
    記者がラウリ・クースクの伝記を書こうとしているところから始まり、彼の軌跡を辿っていく形式で物語が進んでいく作品。

    ソ連やエストニアのことについて全然知らず、プログラミングについて

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    2025年02月24日
  • ifの世界線  改変歴史SFアンソロジー

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    SFアンソロジー?
    最初の三人のそれはSFではなかったですね…最初の三人の作品はつまらなかった。
    小川さんと伴名さんのは面白かった。これをSFって言うんだよね…
    後半の二作だけでよかったなぁ

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    2025年02月16日