宮内悠介のレビュー一覧

  • 偶然の聖地

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    2022-09-04
    自由闊達。シミュレーション仮説を大胆に取り入れた軽やかな本編に、旅にまつわる思い出やプログラマあるあるが挟み込まれた、開かれた物語。意外と読後はさわやか。
    そう言えば、宮内さん紙の本で読むのははじめてだわ。

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    2022年09月05日
  • 偶然の聖地

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    ラジオ番組で紹介されていて、購入して、しばらく放置していたが、ようやく読めた。リチャード パワーズのオーバーストーリーズを想起した。

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    2022年08月28日
  • 彼女がエスパーだったころ

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    普通の情景を読んでいるつもりが、気がつけばビューンととんでもないところに連れていかれている感が。
    あいかわらずすごいな。

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    2022年06月12日
  • 人工知能の見る夢は AIショートショート集

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    かなり斜め読みしてしまったが、なかなか面白いのもあった。特に宮内氏の、会話だけで読ませるのが、さすが秀逸。世にも奇妙な物語とかでそのまま使われそうな感じだ。AIを姉さんと呼ぶトラック運転手も面白かった。

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    2022年04月06日
  • Genesis 一万年の午後

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    おもしろいシリーズだから愉しみ

     最初に大好きな堀晃作品を読んだ。土地勘あるからスラスラ読める。堀さんの近況報告みたいなものかな。

     最も楽しみにしていた久永作品を最後におき、順番に読む。高山羽根子作品は最初から乗り切れずパス。宮内悠介作品はミステリー感覚て肩透かし。秋永麻琴作品がとても楽しかったぞ。これ別作品も読みたいってことで発見のワクワク感で持ち直す。松崎有理さくひんは少しトーンダウンて、次の生首って作品はさっぱり乗り切れずに少しコーヒータイム。

     リフレッシュ後の宮澤伊織作品は、これまた秋永作品同様にアクションつぽくてとても良かった。これも発見だ。アンソロジーはこれが醍醐味。

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    2022年04月02日
  • 月と太陽の盤~碁盤師・吉井利仙の事件簿~

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    ――

     小学校のとき囲碁将棋クラブだったはずなんだけど囲碁やった覚えがありません。主にセブンブリッジやってた…こういう小さな後悔が積み重なって人生は豊かになっていくんだよねきっと。


     趣味全開の盤上SFから広がって、今回は碁盤師を探偵としたミステリ仕立て。形から入って道具フリークになりがちな私としては、それ専用の道具、それを専門に作る職人、という存在は憧れであり、吉井先生はまさにそのイメージ通りで楽しく読めた。語り手である愼の未熟さもまた良い対比だけれど、語り口に引っ張られると少し雰囲気が崩れるかも。少年棋士を上手くイメージ出来るか、というところ。なんとなくなんらかのギーグが周りに居てる

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    2022年02月23日
  • Genesis 時間飼ってみた 創元日本SFアンソロジー

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    東京創元社の日本SFアンソロジーシリーズ「Genesis」、毎年刊行されるこのシリーズもこれで4冊目となる。いつもこの本が出るのを本当に心待ちにしてきており、申し分なく期待どおりの作品集となっている。このアンソロジーには有名なSF作家、新人SF作家が執筆しているのでいつも時間をかけて読んでいる。

    短編が多い中、一番スペースを割いていたのが小田雅久仁の「ラムディアンズ・キューブ」で、私はこれが一番面白かった。この方のお名前はあまり覚えていなかったが、今回の作品でとても興味を持った、読み終えて直ぐに先々月出版された「残月記」を購入した。刊行されて間もないのに重版が出ていたということは、やはり人気

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    2022年01月03日
  • Genesis 時間飼ってみた 創元日本SFアンソロジー

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    2021-12-29
    なかなかバラエティに富んだ短編集。日本SFの奥行きの深さを感じる。
    創元SF短編賞の歴史を読んで、だいぶ読んでない作家がいるなあ、と実感。そしてまた積読の山が高くなるのかなあwww

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    2021年12月30日
  • Genesis 時間飼ってみた 創元日本SFアンソロジー

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    SF。短編集。
    作品によって、けっこう好みが別れた印象。
    好きだった作品は、小川一水「未明のシンビオシス」、宮澤伊織の表題作。
    表題作の突飛なアイディアがとても好き。
    受賞作2作では、個人的には溝渕久美子さん「神の豚」がわりと好み。ちょっと高山羽根子さんっぽい?

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    2021年12月25日
  • カブールの園

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    表題作と「半地下」の2編。とちらも米国で差別を受け悩む日系人が主人公。英語と日本語という相容れない言語で思考するアイデンティティの葛藤?ちょっと難しかったです。

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    2021年11月18日
  • 超動く家にて

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    ナンセンスSFが多いが楽しめた。

    表題作や、トランジスタ技術の圧縮など、だから?と言われればそれまでの内容を軽い会話の応酬で面白く見せてくれる。
    ミステリ作品にありがちな間取り図、いいよね。

    長編読んだあとの箸休めとしてオススメ。

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    2021年11月12日
  • 盤上の夜

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    一冊の本で、こんなにも満たされるとは思いもしませんでした。
    6つの話で構成されているのですが、どの話も違った魅力があって最後まで夢中で読むことができました。
    ルールや用語がわからないものばかりだったのですが、それでも読んでいて惹き込まれ、盤上の美しさにうっとりしました。 滅多に出会うことのできない素晴らしい作品に出会えたことが嬉しいです。

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    2021年09月16日
  • 宮辻薬東宮

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    ネタバレ

    人気作家によるアンソロジー。
    最初に書いた宮部さんの物語をモチーフにした作品を書き連ねる。
    テーマは「ホラー、中黒」といったところ。
    最後の宮内さんの作中に出てくる「Z80」ですが、過去に技術屋をやっていたため、妙に懐かしさと親しみを覚えてしまった。

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    2021年07月29日
  • 月と太陽の盤~碁盤師・吉井利仙の事件簿~

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    囲碁に詳しくないので、あまり理解できない内容もあったけど、落ち着いた感じのミステリで面白かった。利仙さんよりは慎と蛍衣のコンビが展開繰り広げる感じ。
    碁石の白は蛤からできてるの知らなかった…

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    2021年06月14日
  • あとは野となれ大和撫子

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    架空の政治の話が絡む、現代アラビアンファンタジー。賢い女の子たちがワイワイ賑やかに集まるお話。ジャミラとアイシャがカッコいい。登場シーンからナジャフはイケメンオーラが漂っていた。イーゴリは最後までうるさくていまいち掴みきれなかった。
    架空の国だけど、水の話や政治的な立ち位置など、リアルにかかれてて面白い。乙女の学友会と勢いで突っ走ってしまったけど、もう少し経験したたかなばあさん連中と政治のメンツを取りこんで、議会の内外で組み立てれば、骨太なファンタジーになったのにと思う。
    ところどころで挟まれる、ママチャリで世界一周のお兄ちゃんのブログが好き。

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    2021年06月10日
  • 超動く家にて

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    バカSF系。
    『トランジスタ技術の圧縮』
    『法則』
    『スモーク・オン・ザ・ウオーター』
    『星間野球』
    が面白かった。

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    2021年06月06日
  • 超動く家にて

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    作者のあとがきによると、基本バカ話・与太を集めた作品集なのだそうだが、案外生真面目な作品も含まれてはいる。作品の出来も、バカ話系のほうがいいように思う。個人的ベストはミステリガジェットを満載して、クローズドサークルを虚仮にする表題作だが、この短編集のへそは「トランジスタ技術の圧縮」だと思う。しょーもないことに変に凝ってしまうことは、プログラマ系の人は誰でもやる。で無駄な労力を注ぎ込んだ、美麗な仕上がりを見た誰かが、これはもう伝統工芸だなとか、これ地区大会やって、夏に全国大会やったらいいんじゃないとか言い出す。それなら甲子園だな、負けたら砂拾うのかよ、いや四年に一度のワールドカップだ、イタリア代

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    2021年04月21日
  • 彼女がエスパーだったころ

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    疑似科学がテーマの連作短編集。「彼女がエスパーだったころ」「ムイシュキンの脳髄」「薄ければ薄いほど」が好き。

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    2021年04月16日
  • 盤上の夜

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    全体的な短編の完成度はかなり高かった。
    現実から離れた設定だけど、安っぽいラノベと違ってたしかな筆力で読ませてくれた。人物造形もしっかりしてるし、語り手から見える世界に読者の自分は魅了された。
    二編目のシェーファーの話が素晴らしくて、一種の歴史小説に近いと思う。こういう徹底さには勝てないなと思う。
    でも、それ以上に麻雀の話があまりにもおざなりすぎて、評価が一気に地の底に落ちた。ほかの短編のゲームに精通していない自分にはわからなかったけど、囲碁やってる人でも最初の短編すんなり読めると思うんだよね。ただ、麻雀はさすがに雑すぎ。マジで舐めすぎ。作者もともと麻雀プロだったっていうけど、さすがに傲慢すぎ

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    2021年03月29日
  • 宮辻薬東宮

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    辻村さんが居たから取り敢えず読んでみた。既読だったけど……。
    宮部さんは流石の筆力で、薬丸さんも後半になるにつれて面白く。東山さんは最初、どこの話だと思ったが、なかなか面白かった。宮内さんは、技術的な話が長いだけあって、ちょっと難しかった。

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    2021年03月26日