【感想・ネタバレ】彼女がエスパーだったころ のレビュー

ユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2019年03月25日

疑似科学というテーマは、思ったより僕らの身近なものらしい。
かなり好き。

たまたま最近読んでた『謎解き カラマーゾフの兄弟』に、匿名会(AA)についての話が少し出ていて、思わぬシンクロ。

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Posted by ブクログ 2018年06月17日

非常に魅力的なタイトルの本作ですが、連載時は「疑似科学シリーズ」と銘打たれていたそうです。はて「疑似科学」とは何ぞや?と思ってWikipediaを見ると、日本語の意味としては「科学性をうたっているが実際には非科学的であるもの」を、本来の意味としては「うわべだけの科学や、誤った科学のこと」を指している...続きを読む

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Posted by ブクログ 2018年04月27日

世界観がすごい。疑似科学なんだけど、淡々とした、突き放したような、感情を排除した語り口に、まるで真実が語られているような気にさせられてしまう。認知が歪む、不思議な感覚がある。
だからと言って面白いかっていうとまた別問題なんだけど、私は好きです。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年05月30日

一人の記者を語り部に、事件の当事者のインタビューで構成されたモキュメンタリー風味の連作短編集。起こる事件はどれも超能力や不思議な水、代替医療など、ニセ科学のオンパレードで、一見すると荒唐無稽なものばかりだが、それを支える設定や仮に現実に起こった場合の驚異的な予見力、大衆の反応などは実にリアルで、現実...続きを読む

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Posted by ブクログ 2018年06月14日

平和への切なる願いを抱いた人類は、その自由意志によって
おのれのエゴイズムを去勢することさえできる
ところが、エゴを捨てたあとには自由意志すら残らない
人間らしさを失って、社会に適応できなくなってしまうということだ
このジレンマ
これを打開するべく設定されたまやかしの希望こそ
すなわち宗教であり、物...続きを読む

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Posted by ブクログ 2019年07月29日

宮内悠介さん初読。
SFの人というイメージだったけど、この短編集は、信仰と超現象と偶然の境界を巡る小説だった。

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Posted by ブクログ 2019年06月26日

もっとオカルトな内容でぶっとべる話かと思えば、いたって冷静な静かな小説。
同じテーマで短編を並べるスタイルは嫌いじゃない。語り手が作者本人なのか否か、読み手からすれば混同するような感じもディック的で悪くない。あくまで多分作者本人ではないが。
ちょっと、自分で期待値を別な方向に上げてしまってから読んで...続きを読む

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Posted by ブクログ 2019年01月20日

初宮内悠介作品。
とっつきにくい部分もあるが、興味深いテーマが取り上げられた一冊。
最後の「沸点」はうらぶれたサンクトペテルブルクに希望が灯されて好きなエンディングでした。

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Posted by ブクログ 2018年07月24日

「わたし」が似非科学と対峙する連作短編だ。
と言っても、「わたし」は決してその似非科学を暴いてやっつけるようなヒーローではない。
ただそれを「見る」だけだ。

SFともミステリーとも言い難い本作。
スプーン曲げや代替医療など扱う題材は面白い。
しかしながら、どうにもうまく表現できないが、私にとっては...続きを読む

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Posted by ブクログ 2018年06月20日

【疑似科学シリーズ】と銘打たれた超常現象が題材の連作短編集で、フリーライターである主人公の視点を通して事件の顛末がルポタージュ調に語られる展開が何とも新鮮。序盤はライターという立場から事件を俯瞰していた主人公だが、中盤から徐々にその渦中に巻き込まれていく。前半二作品にはブラックユーモアの要素も感じた...続きを読む

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