東山彰良のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
3中編と1短編 共感できないのに気になる作家さん
「猿を焼く」 初出2020年「群像」
脱サラでおしゃれな農業始める親に連れられて九州の温泉町に引っ越した平山圭一は、転校した中学になじめず同じクラスのユナを好きになるが、そのまま鹿児島の全寮制高校に進学する。ユナが裸のコンパニオンになったという話を聞いてやるせなくなり、殺されたと知らされて同級生の追悼の会に行き、ユナと付き合っていたという不良と一緒に殺した男の家に行き、飼っていた猿を殺して焼く。
面白いとは思わないが、やるせなさで記憶に残ってしまう。
「イッツ・プリティ・ニューヨーク」 初出2020年「小説トリッパー」
同じ団地の同級生でいじめられても気にしない亀山亀は、工場に勤めてから、AV女優の姉を殴って骨折させた上司を大鍋のスープに突き落として少年院に送られた。主人公が大人になって第一希望ではないものだらけの人生を方向転換して世界を放浪している途中、ニューヨークで「失敗作の輝きに満ちている」と評価される亀山亀の写真展に出会う。
短編ゆえの寓意的な物語が光る。
「恋は鳩のように」 初出2020年「三田文学」
2019年に台湾で同性婚が認められ、ゲイのカップルのアンディと地下室(ペンネーム)に転機が訪れる。アンディは浮気し、社会で認められない方向に生きてきた地下室は、自分はその自認性のためにゲイになったのではないかと思う。大学の教員宿舎の下の階に住むかつての教え子で、裸でベッドで待ち伏せして拒絶されたことのあるチイアンは、ふたたびアプローチする。
LGBTを超え、詩を読む人々が自分の恋に絡めて解釈するのがおかしい。
「無垢と無情」 初出2020年「群像」
ゾンビ小説。町中にゾンビがあふれ、家族もゾンビに感染したので殺して外に放り出した読魔(ハンドルネーム)は、パソコンのミーティングルームで、日本のあちこちで同様の絶望の中にいる人たちと語るうちに、リストカットした女性に怒りを爆発させる。
つまらない。 -
Posted by ブクログ
何か途中で、予想した人物が違ってた。
名前が、少し分かりにくいのか、勘違い。作者のミスリードが効いてるのか、最有力は、物覚えが悪いか…で、登場人物のページと読んでるページ行ったり来たり…^^;
連続殺人鬼とそれを弁護する弁護士、共に過ごした少年時代を絡めながら、進む。3人の少年時代と現在を交互に語りながら…
原因は少年時代にあるんやな。確かに、家庭環境は厳しそうな…結構悪さしながらも青春って感じ。
でも、何か決める時に神頼みみたいなんやめよ!自分らで考えて!関羽さん困ってるよ!
それもこんな殺人鬼になる原因は関羽さんになるんか?(まぁ、違うけど(^^;;)
最後は、何か切ないような感じやけど。
でも犯人あんまり後悔してなさそうで…