あらすじ
医師の転職を斡旋する会社に勤めるいずみは三十二歳。クライアントは落ちこぼればかり。上司はやる気ゼロ。男に遊ばれ、飼い猫は入院中……。舌打ちしながら家を出る毎日に刺激はなかった。だが、ある日を境に周囲で不穏な事件が連続して起こる。露出狂の出没、臓器移植の隠蔽、医師の突然死――。彼女は自身の再生もかけ、事件の真相を追い始める。
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Posted by ブクログ
うーん面白かった。文章が最高にキレてる。主人公を女性にした「路傍」だなこりゃ。主人公もその相棒もめちゃくちゃカッコいい女なんだけど、これは東山彰良が考えるカッコいい女の生態であって、女性が読んだ時にリアルに感じるかは別な気がするしファンタジーなのかも知れない。しかしモノローグの内容が知的過ぎて主人公のキャラクターに合わないのは相変わらずで路傍とおんなじ。
Posted by ブクログ
女は強そうで弱く、男は弱そうで強い。直木賞作家の東山彰良氏の男女の世界は危なっかしくも微笑ましい。国本いずみの勤める医師転職サポート会はどうしようもない医師を他の病院に移らせるのが仕事。危険な目に遭いながらも正義感と行動力で元気に毎日を生きる生き様は清々しい。もう一度人生をやり直せたとしても絶対になれないが、重松社長のようなちゃらんぽらんで頼もしい生き方に憧れる。私の今のサラリーマンクリスチャンとしての生き方とは真逆ですが(^_^;)。