東山彰良のレビュー一覧

  • 走る?

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    「走る」をテーマに14人の作家が競作。
    日々のランニングのモチベーションが上がるような疾走感あふれる作品が収録してあるのかと思いつつ手に取りましたが、そこは実力派の先生方。凡人の思い通りにはいきません。思わず膝を打ち、唸ってしまうような「走る」小説が並び、裏切られました(喜)

    14本どれもが個性的で、未知の作家さんとの出会いも。もちろん、苦手な話もありましたが、それも出会いです。
    お気に入りは「パン、買ってこい」(中田永一)、「桜の並木の満開の下」(遠藤徹)、「誰にだって言いぶんはある」(桜井鈴茂)


    人生の半分は現実ではないと彼は思う。
    なぜならば精神が摂取するものの半分以上が、現実では

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    2017年08月16日
  • ファミリー・レストラン

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     直木賞作家、東山彰良をはじめて読んでみた。閉鎖空間に閉じ込めらた人たちが、迫る死の恐怖と戦うっていう、今はやりのシチュエーション・スリラー仕立てのお話。趣向が少し凝っているのは閉じ込められた空間が、ファミレスってとこかな、読者がファミレスである必要性を感じるならばこの話は成功しているといえる。

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    2017年06月10日
  • ブラックライダー(下)

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    評価がとても難しい作品。
    表現が冗長でだれた面もあるが、黙示録的な神話がかった面もある。
    この部分になんの意味があるのか不明な点もあり、好き嫌いが分かれるだろうなとは思う。
    実際巻末の解説では、人によっては最後まで読み進むことが難しいだろうとも書かれていた。

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    2016年12月11日
  • ブラックライダー(上)

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    2241年2月24日のローマ教皇庁の通達文書から始まる。核戦争が原因で地球が壊滅状態になり、運良く生き残った人類は食人で命を繋ぐ。秩序も変わり人類は牛と人間の遺伝子を組み合わせた牛人を食用にするのだが、その中で高い知能を持った牛人のマルコが登場する。上巻では馬泥棒のレイン兄弟を追うバード・ケイジ保安官がメイン。メキシコでは空気感染する蟲の出現で村が滅亡の危機に。ここでマルコが活躍するし、最初のローマ教皇庁の通達文書の意味が分かる。

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    2016年12月09日
  • ブラックライダー(下)

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    壮大なストーリーに期待をこめて読み進めたけれど、思うほどの感情移入もできず(多すぎる登場人物のわりに、そのキャラが際立つていなく)モヤモヤしたまま、頑張って読み終えた。好きな人にはたまらない作品かもしれないけれど、Sキングのような世界観を期待して読んでしまっとだけに私には全く合わない作品でした。

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    2016年10月23日
  • 路傍

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    ハードボイルドは、良さがあまりわかりません。だったらなぜ読むんだという事ですが、暑い日にスッキリさせてくれないかと思い読んでみました。暴力的な描写からくるスピード感で押し切られます。けれど、なぜか悲惨な暴力シーンもするりと読めてしまいます。静と動のような感じで、最後の静寂感が良かった。少しスッキリ。

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    2016年08月16日
  • ジョニー・ザ・ラビット

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    本物の兎のジョニーが主人公のハードボイルド。
    ちょっと読みづらくなかなかページが進まなかったけれど、ジョニーが人間の街に戻ってからは俄然勢いづいた!
    兎の街でのジョニーはタフな主人公っぽいけど、本当にハードボイルドなのは人間の街で、チンピラの悪ガキ共にも抵抗の仕様がないようなただのペットの兎になってから。
    知恵絞って体張って自分なりのやり方で事件の幕を引くジョニーはすごくリアルに兎なのに、とてもハードボイルド!
    ラッキーボーイ・ボビーとの間に築かれていく友情みたいなものが切なかった。

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    2016年06月25日
  • イッツ・オンリー・ロックンロール

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    妙な小説だった。
    様々な場面で語られるロックのウンチク、熱い思いが印象的。これを楽しめるかどうかが評価の分かれどころだろう。ケニー・GのCDは笑えた。
    ドラッグのトリップを文字を変形させて表現するという試みは興味深い。
    実は核となる物語が存在していないが、先を読み進めたくなる。妙な小説だった。

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    2016年03月14日
  • テラフォーマーズ LOST MISSION 1 月の記憶

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    978-4-08-703328-1 241p 2014・8・25 1刷
    ○原作にあたる漫画1巻と2巻の間に起こった内容
    アニメか原作漫画を読まないと内容が理解できないと思います
    小説化されても漫画と変わらない面白さだと思います
    あと、原作漫画を補完する内容です

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    2016年02月29日
  • ラブコメの法則

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    ハリウッドのラブコメ映画好きにとってはニヤリとしてしまう章立て。たしかにラブコメの法則にそって物語が進んでいく。
    友人、家族のキャラもたってるし、展開も面白かった。でも、だからこそ最後はハッピーエンドをキチンとわかりやすく描いてほしかった。
    あと、たまに誰が言ってる言葉なのかわかりづらくなったり、オタクっぽく言葉を付け足した物言いが読みづらかった。

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    2016年02月02日
  • NARUTO―ナルト― カカシ秘伝 氷天の雷

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    火影になる覚悟がなかなか決められないカカシ。
    そんな彼の前に警護の任務がまわってきた。
    のんびりとした遊覧飛行船の警備のはずだったが。

    カカシだって弱いところもある人間だったんだなって話。
    しかし、出来た人ですね。もうちょっとクセのある人物に描いてくれても「らしくて」よかったのに。
    カカシさんに恋してる人はちょっと避けた方がいいかも?

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    2016年01月29日
  • イッツ・オンリー・ロックンロール

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    201508/面白かったし、ところどころの文章やセリフもかっこいいんだけど…好みの問題だけど私の思うロックではないのでそこはちょっと違和感。

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    2015年10月11日
  • ライフ・ゴーズ・オン

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    死ぬ間際に一人の青年が自分の人生を振り返る話。
    シニカルな皮肉に溢れた人生観が詰まっています。
    話に断片的な部分が多く、つながりが見えづらいため少し難しいです。

    人生や存在とはいったいなんなのだろうかと考えさせられます。

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    2015年10月09日
  • テラフォーマーズ LOST MISSION 1 月の記憶

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    バグズ2号からアネックス1号までの間を埋める物語。あのキャラやあのキャラが出てくる。エピローグとプロローグの繋ぎ方が鏡の中は日曜日、っぽくなくもないか。

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    2015年09月14日
  • イッツ・オンリー・ロックンロール

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    内容(「BOOK」データベースより)

    おれは、博多に住む売れないロッカー、青木満三十四歳。安アパートで見果てぬ夢を抱きつつ、ギターの練習に明け暮れる毎日だ。そんな折、連続爆破事件の現場に遭遇。弾みで、バンドのCDが爆破犯の遺留品に紛れ込んでしまう。話題の犯人に影響を与えたカリスマバンドとして、一躍有名になったおれたち。だが、ある日やつらは突然やって来た…。ロック魂迸る快作。

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    2015年09月10日
  • NARUTO―ナルト― ド純情忍伝

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    ネタバレ

    最初は、面白いかなーって感じでしたが...
    途中からいい感じで進みました。
    この物語は、ある三人の話に似ていたので良かった!
    そして、NARUTOの物語に関係つけているところも
    良かったかな。
    にしても、この物語の禁術はヤバイ!

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    2015年08月17日
  • ジョニー・ザ・ラビット

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    うさぎが主人公のハードボイルド探偵小説。
    帯につられて購入したが、私にはちょっと読みずらくて、なかなか進まなかった。
    うさぎが主人公って可愛らしいのかと思いきや本当にハードボイルド!
    ジョニーが男前。

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    2015年02月23日
  • ライフ・ゴーズ・オン

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    それでも、人生は続いていく


    それぞれ、ひとは、ひとで、

    蔑んだり、だましたり、羨んだり、するのは、
    ひとをか、自分をか。


    心がすさみかけてるときくらいが読みやすいかな。

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    2013年11月28日
  • NARUTO―ナルト― 迅雷伝 狼の哭く日

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    イタチを倒してから鷹になるまでの物語。
    何で鷹と名乗るようになったのか、本編を見るだけではわからない物語がここにあります。
    とカッコいいことを書いているけど、中身は取ってつけたような感が否めず。
    まぁ素晴らしい兄弟愛ですけど。

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    2012年11月20日
  • ジョニー・ザ・ラビット

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    ウサギのハードボイルド、全く想像がつきませんでした(笑) 出会い頭に性交に走り、「ラビッチ!!!」と相手を罵っているシーンは、くすりと笑ってしまいました。

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    2012年10月29日