宮部みゆきのレビュー一覧
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「夏」をテーマにしたアンソロジー作品。
好きな作家さんたちの名前が並んでいるのを見て、手に取った。
同じ「夏」という一つのテーマでありながら、作品ごとに切り口も設定もまったく違う。そのことがとても面白かった。
夏という言葉から思い浮かべるものは、人によってそれぞれ違う。暑さ、光、記憶、出会い、別れ、懐かしさ。作家それぞれが自分なりの「夏」を物語として立ち上げていて、短い作品の中にもきちんとその人らしい世界があった。
共通するテーマがあるからこそ、むしろ作家ごとの表現の違いがよく見える。その振れ幅の大きさに、改めて小説を書く人たちの巧みさを感じた。
中でも、町田そのこさんと米澤穂信さん -
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「私だけの所有者」:自我を持つロボットが語る物語としてはこれで3作目になるが、ストーリーが最もシンプルだったため、肩の力を抜いて最後まで楽しむことができた。Lee Baconの『Interview with the Robot』では、主人公のロボットがほぼ最後まで自分を人間だと思い込んでいたため、終盤に差し掛かると胸が締め付けられるような思いをした記憶がある。また、石黒カズオの『Klara and the Sun』では、伴侶ロボットが最後まで誰にも選ばれず、販売所から廃棄場に至る過程が彼女の視点から語られており、衝撃的なほど斬新で、かつ重い読後感があった。これら二作と比べると、本作は機械知能の
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大好きな宮部みゆきの作品
短編集だからどうかなって思いながら読んだ
読みやすくはあるけど
どうも一つ一つが中途半端で終わっているような
感じがしてあまり楽しめなかった
たぶん好みの問題なのだろう
あとは読み手の想像次第という終わり方が
どうも苦手である
この後どうなるのよ
エピローグまで知りたいのに
という感じかな
作品自体は余韻があっていいのでしょうね
一つだけ
自分にもはまったというか
ラストがホッとした一話がある
『薔薇落つる丑三つの刻誰ぞいぬ』
このお話は1番ホラーっぽくて
残酷でもあり、そこがドキドキして
ラストに「あーよかった」ってホロっときて
かつての宮部作品のように感じた
得 -
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宮部さんはデビュー直後からずっと好きで追いかけてきた作家さんで、ずっと、文庫化されたときか単行本が発売されたときに買って読んでいた。ただ、ここ数年、どの本を読んでどの本を読んでいないのかわからなくなってしまって(家の書棚がなにせカオス状態なので)購入を停止して読んでいなかったので、久しぶりの宮部作品となった。
書評などでよく「作家の透徹した目を通して描かれた」という風な表現を見かけるけれど、久しぶりに読んだ宮部作品はまさにそう表現されるにふさわしい感じだった。一編一つずつの俳句から発想された物語たちは、すべてを見通すような鋭さや厳しさ、客観性をもって描かれていて、ほのぼのしたものもあるし全編が -
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著者のラインナップに惹かれて手に取った。本作は「はじめて」小説に触れる人を想定したアンソロジーのようだ。各編読みやすいながらも、それぞれの作家さんのカラーがしっかり出ていて、元々抱いていたイメージとすんなり繋がる。あまり小説を読んでいない人が、このうちのどれか一編が気に入って、同じ作家さんの本を読んだら、きっとその本にも満足できるはず。それぞれの作家さんの入り口になれる本だ。
森絵都さんの描く中学生はやはり生き生きとしていて良いなと思った。私はこの話が好きかな。島本理生さんの作品は儚くて切ない。はじめて人を好きになったときか‥
YOASOBIとのコラボとのことで、読後にYouTubeで全曲を -
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面白かった。
これは読む順次を気をつけた方が良さそう。次は「…弍之続」なのだろうけれど未入手。一話完結の短編集だと思ったら、一話完結の短編ではあるものの連属していて最後にアベンジャーズになるというマーベル方式だった。この構成が巻を跨いでるのだとすると楽しめないかもしれないから。
江戸時代の風俗に関する表現が思ったより少なくて時代劇を期待していた部分はハズれた。けれども、江戸の心意気は伝わって来た。
三島屋の真正直なお内儀のお民。
本巻ハイライトの『家鳴り』の主人公お福が語る「捨てる神あれば拾う神あるってことですよ」は一昨年、脳出血を患い〜会社をクビになり今は別の会社で働く身にとっては響いた。お -
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ネタバレ絵はいい。
1.凶宅の続き
この屋敷に1年住んでくれれば100両。
何もないことを確かめたい?
どんな錠前を持っていってもかからない。
土蔵の錠前はときどき不意にひとりでに外れてしまう。土蔵の力が錠前の力に勝つ時かまあるとそうなるらしい。いつそうなるか屋敷の者にはわからないから落ち着いて住んでいられない。ときどき様子を見ると、錠前がひとりでにかかっている。その繰り返し。
錠前を燃やしてしまうまでは。それで、土蔵は開放された。
土蔵には沢山の着物。
何も起こらなかった。
おたかお近を屋敷に誘う。
おたか、気の病。
おたか。親子6人
で住み込んだが1年経って戻ってきたのはおたかのみ -
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ネタバレ絵は悪くない。
1.曼珠沙華
なぜ、私が曼珠沙華の花を恐れるようになったか。
兄、大工と口論になり、殺してしまう。
15年島流し。
急に兄のようにキレるかもといわれ、弟は仕事を転々とする。そのうち、犯罪者の兄を隠すようになる弟。
兄、戻ってくる。みんなが兄を不憫に思っている。弟は自分の苦労も知らずにと怒り、兄にむくいがくることを願う。
兄が首を吊って死んだ。
そこに曼珠沙華。
吉蔵兄が見ていた顔は曼珠沙華の陰から覗く顔は、私(弟)だった。殺された大工の亡者に頼むほどにねじくれた私の生霊が死人花(曼珠沙華)の陰から兄を睨み。兄が詫びても許さずとうとう死に追いやってしまった。
最後