宮部みゆきのレビュー一覧
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ネタバレ江戸怪談の短編集。怪談だが、ジャンル的には切ない系ファンタジーの色が濃いかな。
シリーズ的には、初代聞き手のおちか子供産むまでになったか。
特別付録は、「面影鬼 三島屋変調百物語 続之幕間」。美津葉のなかから生じた嫉妬から鬼になる話。
1話目。青瓜畑から現れた不動明王。女性差別の切ない話。
2話目。だんだん人形。だんだん、威勢のいいの意味。悪徳代官の話。切ない系。
3話目。自在の筆。使っても使っても古びず、難しい和算の数式を解くが、周りの者の生気を吸ってしまう。ホラー系かな。
4話目。針雨の里。縫い針みたいな。細かくて鋭い氷柱が降ってくる。悲しい話。
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Posted by ブクログ
『角川ホラー文庫30周年記念 最恐の書き下ろしアンソロジー 特装版BOXセット』2冊め。
宮部みゆきさんと小池真理子さんの作品は、正直「これもホラーなの?」という感じ。お二人の柔らかい口調もあって、期待したほど怖くはなかった。
『函(はこ)』がいちばん怖かった。残った穢れに起因するものか?と思い読み進めたが、そうではないどんでん返しに絶句。建物の持つ意味、タイトルが「箱」ではなく「函」である意味が分かるともう、救われない。
救われないといえば芦花公園さん。何の話なのこれはと思いながら読んで、カッパの子憎たらしさに恐ろしさを感じながらも、やはり人が「堕ちていく」様はとても恐ろしい。
私的 -
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Posted by ブクログ
ちょっとご都合展開が多いかな…
ワタルのピンチにタイミングよく誰かが助けに来たり、困っているときにピンポイントでその場面で使えたら便利だなって魔法を使えるようになったり。
冒険を通して成長している途中だからと言われたらそれまでなのですが。
ハイランダーとしての仕事も何気に何もしてないような。
立ち寄る町々で問題があり、それを解決しないままぶつ切りで次の町へ行ってしまうので、えっこの問題何も解決してないけどいいの?!と思ったり…
展開的に下巻で回収される感じでもなさそうなので、たぶんここら辺は読み終わってもモヤモヤが残りそう。
ここまで来たら下巻まで読み切るけど、どうか読み終わった後に面白か -
Posted by ブクログ
上巻では日常生活がメインで本格的に冒険が始まるのは終盤から。
大人の嫌〜なところがすごくリアルに書かれてる。
そうそう、両親が離婚するときって両親だけじゃなくて祖父母や親戚まで巻き込んで、みんな悲しんだり怒ったり、ネガティブな感情が満ちていてるし、自分にだけ事情を教えてもらえなくて何が起きているかもわからないし、子供にはどうすることもできなくて大人の都合に振り回されることしかできないんだよね、と幼少期に両親の離婚を経験した自分と亘があまりにも重なって苦しくなりました。
いかにも小学生男子って感じのカッちゃんとの会話がドロドロした空気の中で貴重な癒しになります。
亘は年齢のわりに理論的で比較