宮部みゆきのレビュー一覧

  • 黒武御神火御殿 三島屋変調百物語六之続

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    聞き手が替わった第一弾。
    三つの短編と本題でもある長編。
    文庫本で六百頁越の厚さは、もはや容易に携行できない。
    二分冊にして欲しいものだ。ここで★一つ減。

    読後感は相変わらず、行き着くところ怖いものは人!
    それと人の力では解決できない理不尽ともいえる何か
    だから怖かったりホッとしたり納得したりしなかったり

    新聞連載なのに話の切れ目がハッキリせず
    「読み始めたらとことん最後まで一気に」
    覚悟して読み進めるしかない。

    「泣きぼくろ」
    「姑の墓」
    「同行二人」
    「黒武御神火御殿」くろたけごじんかごてん

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    2024年05月15日
  • ぼんぼん彩句

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    描く背景は人それぞれ 宮部みゆきさんの「ぼんくら」という時代ものが好きで、俳句との相性もいいのではないかと思い手に取りました。文章は読みやすくストーリーも入りやすいというのが私の宮部みゆきさんに対する印象です。

    俳句に限らず、絵、歌、なんでも解釈や思い描く背景は人それぞれです。作品は、自分の手元を離れれば、一人歩きする。そんな言葉も聞いたことがあります。

    ただ、私は個人的にもっと明るい背景を描いて欲しかったと感じました。家族には小説ぐらい暗くて悲惨でもいいんじゃない?現実だったらもっと嫌だよね?って言われました。確かに。。。という側面もあります。

    ・散ることは実るためなり桃の花

    この俳

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    2025年12月03日
  • 黒武御神火御殿 三島屋変調百物語六之続

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    怖かったです。今回は恨み辛みが強い話が多くて気持ちも重く怖かったです。百物語とは言え食いしん坊のあやかしが取りついたお話しみたいなのが間に入るとまた違うのですが。

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    2024年04月20日
  • 江戸に花咲く 時代小説アンソロジー

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    【収録作品】「祭りぎらい」 西條奈加/「天下祭」 諸田玲子/「関羽の頭頂」 三本雅彦/「往来絵巻」 高瀬乃一/「氏子冥利」 宮部みゆき

    祭りをテーマにした時代小説アンソロジー。
    「天下祭」はわからないが、それ以外は、いずれもシリーズものの一篇。単行本未収録の新しい作品と思われる。
    「祭りぎらい」は「狸穴屋お始末日記」シリーズ。
    「関羽の頭頂」は「運び屋円十郎」シリーズ。
    「往来絵巻」は「貸本屋おせん」シリーズ。
    「氏子冥利」は「三島屋変調百物語」シリーズ。
    シリーズとして続いている作品ということで、さすがにどれも面白い。とはいえやっぱり、宮部みゆきは別格かな。

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    2024年04月18日
  • 宮部みゆき全一冊

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    好きな作家の関連作品なのでなんとなく手に取ったが、小説パートは星二。再掲コラムなどの宮部氏オススメ書籍紹介パートは星四。
    刊行当時の最新作「この世の春」が何度も取り上げられているが、あの作品をそこまで高く買っていない身としては絶賛の流れに乗り切れず。また、付録の朗読CDは聞かずじまい。

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    2024年04月11日
  • ぼんぼん彩句

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    久しぶりに手に取った宮部みゆきさんの作品。
    お仲間が作った俳句より着想を得た短編集でした。

    宮部みゆきさんは「火車」や「模倣犯」「理由」など夢中で読んでいた時期がありました。
    今回の短編ひとつひとつもなんだか不穏な空気に
    引き込まれて、思わず読み入ってしまう、
    ゴーヤーの話なんて、ただゴーヤーが枯れないだけの話なのにとても不気味。

    やはりすごい作家さんだなと思ったのだけれど、登場人物の、特に若い女性になんだか違和感を感じて、、、。

    なぜだろうと思ったのですが、言い回しなどが、若い人のそれでなく、
    昔の人のような、ちょっと古い感じがしたのが違和感の原因かなと思い、ちょっと残念な気持ちになり

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    2024年04月04日
  • 影牢 現代ホラー小説傑作集

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    どれも読みやすく面白かったです!
    怖かったのは小池真理子「山荘奇譚」かなあ。細長い地下室にボロ切れだけ画鋲で留まってる光景、不気味すぎる。

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    2024年03月19日
  • ぼんぼん彩句

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    俳句を元にして彩られた短編小説集。
    どれも毒のある話でちょっと怖い。
    『山降りる旅駅ごとに花ひらき』は良かった。
    『薔薇落つる丑三つ刻誰ぞいぬ』は怖いけどこれも良かった。

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    2024年03月10日
  • 宮部みゆきが「本よみうり堂」でおすすめした本 2015-2019

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    書評集だ。面白そうな本、知らない作家さんもけっこういて、あれこれチェックした。こういう本を読むと、読書の幅が広がるね。

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    2024年03月10日
  • あんじゅう 三島屋変調百物語事続

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    三島屋の百物語シリーズ第二弾。以下の4編を収録。まわりを干からびさせてしまう旱様の話。双子の姉妹の人形に針が刺される話(これが一番不気味だった)。屋敷が人を恋しく思う想いが生み出した『くろすけ』。隠れ里の住民が信仰によって破滅していく話。全622ページ。

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    2024年02月25日
  • 宮部みゆきが「本よみうり堂」でおすすめした本 2015-2019

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    ⚫︎本概要より転載
    ミステリー、海外ノンフィクションから、社会時評、歴史、恐竜まで――作家の好奇心を刺激した125冊を一挙公開!『読売新聞』「本よみうり堂」の読書エッセイ、待望の書籍化。作家デビュー36年目、初めての新書刊行!

    ⚫︎感想
    いろんなジャンルの本が見開きで紹介されていて、いくつか興味がわき、読みたいリストにアップした。さらっと参考にするのに良い

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    2024年02月05日
  • 魂手形 三島屋変調百物語七之続

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    江戸時代の町人、商人の身におきた出来事をいつもの安定した面白さで描かれている。これが実写であればエグイ、辛い画になりそうだが、宮部さんの文章だからそうはならない、安心して読める。それに、毎回代わる語り手も、話している内容こそ悲哀たっぷりだが、人物として愛嬌あって救われる。これで語り手がつまらなければ落ち着かないかも。意外と語り手の人物描写は重要だ。さすが。続きが出たらもちろん読みたい

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    2024年01月26日
  • 影牢 現代ホラー小説傑作集

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    【2024年10冊目】
    ホラー小説のアンソロジー!1作目から怖くて、「どうしよう寝れない怖い」となりましたが、いろんな作家さんのホラー小説が味わえて、結果オーライでした!

    1番怖かったのは、やはり「浮遊する水」でしょうか。「仄暗い水の底から」も拝読したことがあるので、多分読んでるはずなんですが、当然のように覚えてなくて、恐怖再来でした。今でもCM覚えてます、蛇口から髪の毛出てくるやつ。あれようお茶の間に向けて流してたな。

    「猿祈願」もぎょっとする話で、あんまり想像しないようにして読みました。因果応報なのだろうか、でも子どもに罪はないのに…。

    「影牢」はさすがの宮部みゆきさん!といった文体

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    2024年01月18日
  • ぼんぼん彩句

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     「俳句から短編小説を書く」というアイデアから生まれた、とあとがきに書かれている。
     一瞬を切り取る俳句を、長い時間軸を使う小説にする宮部みゆきさんの筆力は、流石だなぁと感心しながら読んだ。
     内容もバラエティーに富み、飽きることはなかったが、人間の闇を見せつけられる話が多く、怖かった。

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    2023年12月15日
  • ぼんぼん彩句

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    最初誰の小説を読んでいるかわからなかった。徐々に宮部みゆきらしいと思う。俳句のことは良くわからないが、さすがにものを書く人達は上手いなと思う。 

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    2023年11月23日
  • 宮部みゆきが「本よみうり堂」でおすすめした本 2015-2019

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    <目次>


    <内容>
    毎週日曜日の朝刊、「本よみうり堂」連載(今も)の、書評をまとめたもの(2015~2019)。全部で128冊。ミステリー系が多いかな?朝日新聞土曜朝の書評欄の連載各氏よりもくだけているので、読みたいと思うかも?

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    2023年11月22日
  • あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続

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    千早茜さんの語り口は、なんというか、水分の多い果実の艶やかさみたいなものがあって、それなのに少し寂しさがある。それが妖の物語によく似合ってた。

    夜眠る前のお楽しみにひとつずつ。

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    2023年11月05日
  • おそろし 三島屋変調百物語事始

    H

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    ちょっと

    面白いことは、面白いのですが、私には、おちかの感覚・考え方が、すんなりと入らず、読み進める際に、立ち止まるようになりました。その為か、これまでの宮部みゆきさんの作品と比較して、☆3つとしました。

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    2023年10月16日
  • 三島屋変調百物語【分冊版】 1

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    絵がシンプル。

    私は小説から入ったのですが、あまり時代劇を読み慣れていないので、家や着物の雰囲気を漫画の絵で補えると言う意味ではよかったです。話の進め方やコマ割りにそれほど工夫はなく、絵もシンプルなので。少し物足りなさ感はあるかも。

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    2023年10月11日
  • 魂手形 三島屋変調百物語七之続

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    よっ、三島屋。待ってました。火焔太鼓、一途の念、魂手形の3話。三島屋の次男・富次郎が百物語の聞き手になり、板についてきた。自ら「小旦那」と名乗り、三島屋の跡継ぎは兄であり、自分はいずれ独立するかなんにせよ、自分の立場はここ得ておりますよ。と言わんばかりの振る舞い。如才ないが、どこかそつなさすぎて人間味にかける。自分を軽く見せて、軽やかに振る舞っているようで、富次郎にも葛藤や迷いはある。聞き手としても、一人の人間としてもまだまだ未熟ではあるが、良くも悪くも人の業の深さを聞き、消化しようともがいていた。

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    2023年08月30日