あらすじ
練達のベテランから気鋭の若手まで、時代小説の粋
江戸の華〈祭り〉をテーマに人気時代小説作家が競作! 宮部みゆき「三島屋変調百物語」の最新作など、読み応え十分のアンソロジー。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
<江戸の祭り>をテーマにした時代小説アンソロジー。
祭りぎらい西條 奈加/狸穴屋お始末日記シリーズより
天下祭諸田 玲子/武道の達人だった初老の男の所に押しかけてきた娘
関羽の頭頂三本 雅彦/運び屋円十郎シリーズより
往来絵巻高瀬 乃一/貸本屋おせんシリーズより
氏子冥利宮部 みゆき/三島屋変調百物語シリーズより
三島屋ものは皆読んでいるが、シリーズよりの作品はやはり面白く、シリーズの他の物語も読みたくなる。職種としても興味深い狸穴屋と運び屋が良いかな。
Posted by ブクログ
同じ祭りをテーマにしたアンソロジー。
同じ天下祭の説明の部分を比較しても面白いです。
もしかしたら一つの祭りに色々なエピソードが組み込まれていたのではと想像しても楽しめます。
Posted by ブクログ
お祭りを題材とした短編集。シリーズ物の中の一編が多かった。シリーズ物の他の作品も読んでみたいと思うものも有った。やはり宮部みゆきが断トツで巧い。
Posted by ブクログ
【収録作品】「祭りぎらい」 西條奈加/「天下祭」 諸田玲子/「関羽の頭頂」 三本雅彦/「往来絵巻」 高瀬乃一/「氏子冥利」 宮部みゆき
祭りをテーマにした時代小説アンソロジー。
「天下祭」はわからないが、それ以外は、いずれもシリーズものの一篇。単行本未収録の新しい作品と思われる。
「祭りぎらい」は「狸穴屋お始末日記」シリーズ。
「関羽の頭頂」は「運び屋円十郎」シリーズ。
「往来絵巻」は「貸本屋おせん」シリーズ。
「氏子冥利」は「三島屋変調百物語」シリーズ。
シリーズとして続いている作品ということで、さすがにどれも面白い。とはいえやっぱり、宮部みゆきは別格かな。