宮部みゆきのレビュー一覧

  • ブレイブ・ストーリー 中

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    ネタバレ

    ワタルの幻界での旅の続き。
    自分の与えられた運命がとてつもなく残酷なものかもしれない、それを拭えたとしても幻界の人を恐ろしい運命に導いてしまうかもしれない、、小学生に難しい選択を選ばせようとしているなと思いました。
    それでも悩み、葛藤しながら少しずつ成長していくワタルになら、女神の元に辿り着いた時、正しい答えを出せるのだと期待させてくれるストーリーです。

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    2021年11月17日
  • ブレイブ・ストーリー 上

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    小さい頃にアニメで見た話。
    小学生のワタルが未来を変えるために幻界へ向かうとこまでの話。
    小学生には酷な運命だなと思いました。
    そして、母のため、運命を変えるため、決意して行ったワタルは一見頼りなさそうにみえます。これからきっと逞しく成長していくんだろうな。
    頑張って

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    2021年11月16日
  • 新装版 天狗風 霊験お初捕物控

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    ファンタジー
    ふつうに読めるし、面白いけど。
    ファンタジー
    最後の大トリのページ数が少なくて
    本当に終わるのか心配になった
    ちょっとバランスが悪い

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    2021年10月22日
  • 半七捕物帳―江戸探偵怪異譚―(新潮文庫nex)

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    はじめての岡本綺堂。しかも新潮nex(!?)。
    ずっと読まねばと思っていたが、宮部みゆき氏編というのがよいきっかけになった。
    それだけに、90年近くも前の作品とは思えないほどすんなりと楽しみながら読めた。
    さすが捕物帖の先駆け。

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    2021年09月18日
  • 宮辻薬東宮

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    ネタバレ

    人気作家によるアンソロジー。
    最初に書いた宮部さんの物語をモチーフにした作品を書き連ねる。
    テーマは「ホラー、中黒」といったところ。
    最後の宮内さんの作中に出てくる「Z80」ですが、過去に技術屋をやっていたため、妙に懐かしさと親しみを覚えてしまった。

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    2021年07月29日
  • 宮辻薬東宮

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    辻村さんが居たから取り敢えず読んでみた。既読だったけど……。
    宮部さんは流石の筆力で、薬丸さんも後半になるにつれて面白く。東山さんは最初、どこの話だと思ったが、なかなか面白かった。宮内さんは、技術的な話が長いだけあって、ちょっと難しかった。

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    2021年03月26日
  • 宮辻薬東宮

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    宮部みゆきさんの作品を元に4名の作者がアンサーストーリーのような形でとても面白かった。読み終えた後に少し不気味な感覚になるような本で、面白いコンセプトを元にそれぞれ話が展開されていた。

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    2021年03月14日
  • 新装版 震える岩 霊験お初捕物控

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    根岸備前守が出てきて、耳袋の話を取っ掛かりとして物語が始まる怪異小説。怪異と忠臣蔵の新解釈で人間の業が描かれる。

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    2021年01月06日
  • ほのぼのお徒歩日記(新潮文庫)

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    いつの間にやら、頭が“ほのぼの”に変わっていたので、読んじゃった本w

    しかし、「其の壱:真夏の忠臣蔵」が、平成6年7/22って!
    しかも、その前段である「剣客商売『浮沈』の深川を歩く」は、平成5年3/17。
    平成5年っていったら、93年だ。
    93年の3月っていったらあ、あぁー、あぁー、あぁーってw
    何を血迷ったか、その頃あった、あんなことやこんなことをまざまざと思い出してしまった(^^;

    「其の参:関所破りで七曲り」(95年7/17、18)では、“東京非常厳戒体制”なんて言葉が出てきたり。
    「其の六:七不思議で七転八倒」(97年5/13)では、神戸の例の事件の犯人が捕まって数日後だとか。

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    2020年12月21日
  • 半七捕物帳―江戸探偵怪異譚―(新潮文庫nex)

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    初読み。
    シリーズ化してるものを宮部みゆきがセレクトしたものらしい。
    江戸のシャーロックというには、微妙な気がする。
    短編だし読みやすいんだけどそのせいか半七が唐突に事件を解決してしまう感じで、肩透かしな気もする。
    江戸のシャーロックという触れ込みがなければ普通に楽しめたかな。

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    2020年12月16日
  • 昭和史の10大事件

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    ノンフィクション作家と小説家の対談。双方昭和の10大事件を挙げ、それをテーマに昭和を振り返る。
    言うまでもなく、戦前と戦後で大きな変化があり、それぞれについても話題は多いが、駆け足で駆け抜けた感があったので、深掘り感に物足りなさを感じた。が、二人とも作家とはいえ、バックボーンが違うので、視点が異なるところが楽しめる。2020.9.23

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    2020年09月23日
  • 宮辻薬東宮

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    ネタバレ

    「ミステリー短編バトンつなぎ」
    最初と最後の「宮」のつなぎ方は(なるほど~)だったけど、どこがどうつながっているのか分からない話もあった。
    みなさん読み応えがある作家さんですが、アンソロジーだとパワーダウンしてしまうのかなあ。
    「薬」は先が読めたし、「東」はよく分からんかったです。

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    2020年07月12日
  • 宮辻薬東宮

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    宮部みゆきさん→辻村深月さん→薬丸岳さん
    →東山彰良さん→宮内悠介さん。

    不思議な話、ともいえる短編でした。
    ちょっと繋がってみたり、そのままだったり。
    見つけられなかっただけで、繋がってるのやもしれませんが。

    最初からぞっとする話でしたが、それを語った人物も…。
    そこからすると、まだ2話目は大丈夫でした。
    本人になったら、と考えるとぞっとするどころじゃないですが。
    3話目は分かればほっとする状況です。
    語られている間は、ひたすらに怖いだけ、でしたし
    最後の方になって、ようやく違和感が、な状態。

    4話目は、都市伝説のような内容でした。
    行き着く先は当然、という感じでしたが
    主人公は結局ど

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    2020年06月29日
  • 宮辻薬東宮

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    タイトルが目について手を出す。著者のうち薬丸岳さんの作品は初めて読んだ。アンソロジーの趣向がおもしろい。そうくるのかという、小説での連歌のようだった。

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    2020年03月14日
  • ほのぼのお徒歩日記(新潮文庫)

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    実際に歩いてみる!とかちょっと楽しい企画ですよね。確かに時代物を読んでいると暮六つとかどこそこまで後何里とかよく出てくるのに、どのくらいか想像つかないですもんね。でも随所に美味しそうな話題も出てくるところが「ほのぼの」でいいかも。

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    2020年03月08日
  • ほのぼのお徒歩日記(新潮文庫)

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    宮部さんが編集さんと江戸を歩いた「平成お徒歩日記」に書き下ろし一編を加えた新装版旅エッセイ。

    赤穂浪士の引き揚げ道や市中引き回しのルートなど、当時の情報を交えつつ徒歩で巡っています。
    井伊直弼の史実に関する宮部さんの考えが書いてあるところがすごく印象的だった。さすがベテラン作家さん故の言葉選びの巧さ。
    平成篇から25年の時を経ているそうで、宮部さんと写真に納まった人懐っこい下町の少年も今頃は社会人になっているんでしょうね

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    2020年02月04日
  • ほのぼのお徒歩日記(新潮文庫)

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    宮部みゆきと新潮社担当一行による、珍道中な旅エッセイ。
    「平成お徒歩日記」に書き下ろし一編を加えた新装完全版。
    其ノ壱 真夏の忠臣蔵・・・吉良邸討ち入り後、泉岳寺までを歩く。
    其ノ弐 罪人は季節を選べぬ引廻し・・・小伝馬町牢屋から刑場へ。
    其ノ参 関所破りで七曲り・・・箱根旧街道(東海道)から関所に。
    其ノ四 桜田門は遠かった・・・皇居(江戸城)一周してわかった事。
    其ノ伍 流人暮らしでアロハオエ・・・かつて流刑地だった八丈島。
    其ノ六 七不思議で七転八倒・・・深川七不思議の地の今。
    其ノ七 神仏混淆で大団円・・・善光寺と伊勢神宮。
    番外編 半七捕物帳「津の国屋」を歩く・・・25年ぶりにお徒歩

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    2020年01月19日
  • 宮辻薬東宮

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    宮部作品・辻村作品は満足できましたが、それ以降はどんどん下がってしまった感じ。

    初読み作家というのもあるが、残念ながら(ふーん)(はぁ)(はあ?)位のリアクションしかできなかった。
    勿体ない。

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    2020年01月17日
  • 半七捕物帳―江戸探偵怪異譚―(新潮文庫nex)

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    収録作:雪達磨、お文の魂、山祝いの夜、筆屋の娘、勘平の死、槍突き、少年少女の死、津の国屋
    の8篇。

    出版予定が出たときになぜこのレーベルから半七の、しかも撰集が?と疑問に思ってましたが、若い世代へ半七捕物帳の存在を知ってもらう事を目的とした一冊なんですね。なるほど。

    綺堂は怪談モノが得意なのでそのテイストも持った作品を多くセレクトしてるのが嬉しいですね(サブタイトルに怪異譚と入ってますし)。

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    2019年12月24日
  • ほのぼのお徒歩日記(新潮文庫)

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    平成お徒歩日記の新装版。令和の話がひとつ加わったが、あとは同じ。

    表紙の絵がちょっと良すぎではないでしょうか。

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    2019年12月20日