宮部みゆきのレビュー一覧

  • あんじゅう 三島屋変調百物語事続

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    三島屋シリーズ第2弾
    第3話の暗獣は、そのタイトルからは獣くささが感じられるが物語は何とも切ない。加登新左衛門がくろすけに語りかける「孤独だが、独りぼっちではない。おまえがここにいることを、お前を想う者は知っている。仰ぐ月は同じだ。眺める花は同じだ」という言葉がジーンとくる。

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    2026年03月21日
  • ブレイブ・ストーリー 上

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    「ブレイブ」の「ストーリー」に至るまでがなっがいしそれまでのパートが読んでいて辛すぎる…… 上巻ずっとこの感じで進むかと思ったが流石に大転換イベントは入って安心。近代のファンタジーのトレンドから絶対的に外れた構成は新鮮だがここからどうなるかな。

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    2026年02月25日
  • おそろし 三島屋変調百物語事始

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    川崎宿の旅籠の娘おちかが、目の前で起こった惨事の衝撃でかたくなに心を閉ざしてしまったことが発端。江戸で袋屋「三島屋」を営む叔父の伊兵衛はおちかを引き取り、彼女の心をひらくための荒療治として客を招いて百物語を聞かせることにしたのである。
    伊兵衛がこの荒療治が有効だとなぜ思ったのか、疑問が残るが続編で語られるのか?
    この百物語事始は、恨み悲しみを蓄えた屋敷そのものにおちかが立ち向かい、成仏(?)させた形で一件落着のようだ。
    続編を読むのが楽しみ。

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    2026年02月23日
  • ぼんくら(上)新装版

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    小平次が可愛い笑 
    登場人物が多いのと、名前が昔ならではの名前やから誰が誰か一瞬分からなくなるけど、慣れたらスルスル読める。それぞれのキャラクター性が好き。

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    2026年02月21日
  • ブレイブ・ストーリー 下

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    ネタバレ

    ワタルの発言がもうすっかり勇者。
    意志が強く勇気があって誠実で。
    上巻からノンストップで読んでて、成長を感じるなあとしみじみした。

    ミツルとの関係性も諦めず、最後まで向き合い続けてたのが印象深かった。

    嘆きの沼のシーンだけがスッキリいかない。
    本当に毒による幻覚だったのか?

    今ゲーム化しても売れる気がする

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    2026年02月21日
  • ブレイブ・ストーリー 下

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    2026.2.15
    宮部作品でなければ読み通せなかった。とはいえ筆力に魅せられたのは間違いない。自分が老いたゆえにワタルやミツルの世界に入れないだけ。

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    2026年02月15日
  • こわい話の時間です 部分地獄

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    児童向けだか澤村伊智が読みたくて。
    どのお話もおもしろかったけど、「えんまさん」と「靴と自転車」が特に好きだった。

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    2026年02月13日
  • ブレイブ・ストーリー 中

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    ちょっとご都合展開が多いかな…
    ワタルのピンチにタイミングよく誰かが助けに来たり、困っているときにピンポイントでその場面で使えたら便利だなって魔法を使えるようになったり。
    冒険を通して成長している途中だからと言われたらそれまでなのですが。

    ハイランダーとしての仕事も何気に何もしてないような。
    立ち寄る町々で問題があり、それを解決しないままぶつ切りで次の町へ行ってしまうので、えっこの問題何も解決してないけどいいの?!と思ったり…
    展開的に下巻で回収される感じでもなさそうなので、たぶんここら辺は読み終わってもモヤモヤが残りそう。

    ここまで来たら下巻まで読み切るけど、どうか読み終わった後に面白か

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    2026年02月12日
  • ブレイブ・ストーリー 上

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    上巻では日常生活がメインで本格的に冒険が始まるのは終盤から。

    大人の嫌〜なところがすごくリアルに書かれてる。
    そうそう、両親が離婚するときって両親だけじゃなくて祖父母や親戚まで巻き込んで、みんな悲しんだり怒ったり、ネガティブな感情が満ちていてるし、自分にだけ事情を教えてもらえなくて何が起きているかもわからないし、子供にはどうすることもできなくて大人の都合に振り回されることしかできないんだよね、と幼少期に両親の離婚を経験した自分と亘があまりにも重なって苦しくなりました。
    いかにも小学生男子って感じのカッちゃんとの会話がドロドロした空気の中で貴重な癒しになります。

    亘は年齢のわりに理論的で比較

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    2026年02月04日
  • はじめての

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    YOASOBIのセブンティーンのMVを観て、読みたくなった色違いのトランプを読み終わりました。
    これは物語の導入で、ここからストーリーが展開されていくと思ってしまう不思議な読後感。
    先に知ったのがMVだからかな?私は曲の表現のほうが世界に引き込まれました。

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    2026年01月18日
  • 宮部みゆきのおすすめ本 2020-2024 in 本よみうり堂

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    宮部みゆきさんのおすすめ本の紹介
    とにかく読まれているジャンルが幅広い。
    さすが。
    読みたいと思ったのは、

    『まほり』  高田大介
    因習が作る現世の異界、「まほり」という
    言葉の秘める恐ろしい意味とは何か

    『憂き夜に花を』 吉永永青
    江戸の花火師が仕掛ける大勝負

    『月の番人』 トム・ゴールド
    夜のブルーの静けさが満ちる

    『レッドクローバー』 まさきとしか
    『方舟』  夕木春央
    人間ドラマ、驚愕の真相

    『虹の涯』  戸田義長
    幕末の水戸藩士、藤田小四郎が探偵役と
    なって不可能犯罪を解く歴史ミステリー

    『首ざむらい 世にも怪奇な江戸物語』 由原かのん
    旅の途中、侍の生首と道連れになる主

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    2026年01月07日
  • 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    宮部みゆき/新名智/芦花公園/内藤了/三津田信三/小池真理子   

    角川ホラー文庫30周年を記念する豪華作家陣によるホラーアンソロジー。
    以前読んだ「潰える」と比べるとホラーとしての面白さはあまり感じなかった。
    内藤さんはいちばんの得意分野ともいえそうな建築×ホラー。
    芦花公園さん、三津田信三さんは名前だけはずっと知っていて、はじめて作品に触れることができた。
    新名さんの作品は挑戦作としてはおもしろかったけれど、ホラーアンソロジーに載せるものなのかは疑問。

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    2026年01月04日
  • ブレイブ・ストーリー 上

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    幻界へ行くまでが長く、読んでいて辛い部分もあるが、冒険への布石と思えば我慢できる。主人公の言動は幼くいささか腹立たしいが、今後の成長に期待。

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    2025年12月26日
  • ブレイブ・ストーリー 上

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    ネタバレ

    プロローグ?がなんだか長めで重い感じで少し気が滅入ったが、物語が展開し、少しずつ世界観に引き込まれていった。

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    2025年12月11日
  • 宮部みゆきのおすすめ本 2020-2024 in 本よみうり堂

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    とにかく幅広いジャンルに感心。すごい。それに一番感心した。154冊紹介されているが、私が読んだことあるのは10冊程度やったわ。そしてまた新たに読みたいと思った本が増えた・・・

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    2025年11月26日
  • よって件のごとし 三島屋変調百物語八之続

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    ネタバレ

    ・賽子と虻
    賽子達が可愛かった
    餅太郎は、姉の為、神様の為に犠牲になって、なのにめげずに一生懸命働いて、体不自由になってもなお、家族を助けに行かなかった事を悔いていて…そんなに自分を責めないで、是非編み込み草履作って三島屋さんに持ってきてほしいと思いました。


    ・よって件のごとし
    花江がもし美人じゃなくても、みんなは助けに行ってたかな…ってちょっと思ってしまいました。
    いや、助けに行きますよね。私とは違う。
    私は行かないかもしれん。

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    2025年11月24日
  • ブレイブ・ストーリー 上

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    2025.11.18
    宮部みゆきのストーリー構成力の高さに改めて感服。しかし、わたしは主人公は好きではない。ここから成長していくのかもしれないが、口ばかりで人としての中身はまったくともなってないから。

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    2025年11月18日
  • 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    ホラーやミステリーで有名な6人の短編集。
    書き下ろし短編集ということもありそれぞれの特色が出ており始めて読む著書の作品も読むことができてお得な一冊だと思う。
    ただ、ホラー好きの方には若干ホラー要素は少なめな気がする。

    私自身のおすすめは新名智さんと小池真理子さんの作品。
    新名さんは本にしては珍しく読んでいくとゲームのような選択肢があり読者側に物語を選択させるという斬新なものであった。選択肢を変えれば何通りもの物語もある為、再読しても面白いと思う。ファンタジーかと思いきやしっかりオチもあり。
    小池さんは主人公が少し訳ありでそちらに目を向けすぎて全然真相に気づけなかった。最後は少し謎が残るが、主

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    2025年11月17日
  • 宮部みゆき全一冊

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    宮部みゆきさんが受賞した数々の文学賞、そのときの受賞の言葉がそれぞれ載っていました
    尊敬する山本周五郎の名を冠した賞をいただいた時には、大きな励ましと、強い鞭となるとこたえたり、
    ただ小説が好きだというだけで、何の志も持たず、強い意志もなく漕ぎ出した小舟が、遥かな海原をここまで漕ぎ進んでくることができましたと喜びのことばがあふれていました
    市川崑や、佐々木譲、北村薫、そして津村記久子さんなどの対談も載っていました
    宮部みゆきさんが、スティーブンキングや、シャーロックホームズ、大河ドラマが好きだということや、車の免許がないため、運転のシーンが苦手なこともわかりました

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    2025年11月14日
  • 新装版 震える岩 霊験お初捕物控

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    宮部みゆきの時代小説は大体読んでいたが、このシリーズは霊験(超能力?)ってのがちょっと受け付けなくてまだ読んでいなかったのだがaudibleで見つけたので読んでみた。

    後の三島屋シリーズに繋がるようなこの世に蔓延る人ならざるもの達の話が、忠臣蔵も絡めてあるのでフィクションとノンフィクションのはざまでうまく絡まっている

    忠臣蔵の新解釈?はいろんな作品で描かれているが、(自分が知っているのは藤沢周平の『用心棒日月抄』)これもひとつの考え方ではある。

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    2025年11月14日