宮部みゆきのレビュー一覧

  • プレゼント(新潮文庫)

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    人におすすめの本を貸したら、お礼にとプレゼントしていただいた。なんだか申し訳ない気分だ。でも、本ほど嬉しいものはない!
    そして、錚々たるメンバーによるアンソロジー。
    どの作家さんも好き!
    梨木さんだけ知らなかった。

    伊坂さん。もう短い中に伊坂さんが詰まってる感じ。面白かった。共にいた探偵が、停電の数分の間に刺されていた。え?なぜ?探偵によると話し合いが訣別して争った末だと言う。返り討ちにもしたと。そんな時間があったはずがない!?なんと自分はAIだった…

    江國さん。かなりのおばあちゃん子の男の子の話。グランマザコンとでも言うのか?そして、このおばあちゃん、度を越した人見知り。人見知りゆえに夫

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    2026年09月12日
  • プレゼント(新潮文庫)

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    恩田さん!なんとなく、春、夏という名前からうっすら「おや?」と思うところはあったけど、ページをめくって目に入った言葉に、思わず「うわ!」って声が出た。感動して目頭が熱くなってしまった。
    恩田さん過去作のファンはぜひ。

    もちろん、江國さん、伊坂さん、米澤穂信さん、宮部みゆきさんも大好き。私が愛してやまない、大好きなみなさんからのプレゼント。本を好きでよかったという気持ちをプレゼントしてもらいました。

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    2026年09月10日
  • よって件のごとし 三島屋変調百物語八之続

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    よって件のごとし、油断して読んでたらかなりホラーでした。真面目な農民、役に立たない役人、勇敢なもののふたち、ヒヤヒヤしながら読み進めました。
    三島屋の中も少しずつ変わってきて、これからどうなるかなー楽しみ

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    2026年09月09日
  • プレゼント(新潮文庫)

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    はじめましても、お久しぶりも、いつもお世話になってます…もある作家さんたちによる短編集。
    どれも個性豊かで、それぞれの世界があって、思った以上に楽しめて、大満足!

    夏がテーマなだけあって、終わるのがなんとなく寂しく、ちょっと切ないような作品が多かったかも。
    特に好きだったのは、江國さんと梨木さんのお話でした。
    いやぁ、でも、どれも良かったなあ…
    まだまだ続きが読みたい…

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    2026年09月08日
  • プレゼント(新潮文庫)

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    噂に違わず面白かった!夏(まぁもう雨ばっかりの秋だけど)に読んで正解!最近あんまり短編集とかアンソロジーって読まないけどこれは本当に力作揃いで、出版社から読者への夏フェアのプレゼントって趣向が素晴らしいし作家さんたちも腕によりをかけて物語を紡いだ感じが伝わってきて幸せな読書時間だった。
    伊坂さんは軽妙でちょっと切ない近未来ミステリー、江國さんと町田さんは甘酸っぱくて、宮部さんと恩田さんはゾクっとして、米澤さんは息苦しく重くてシリアスで、梨木さんは思いがけず辛辣で毒のある感じが面白くてどれも素敵な物語で1日で読んでしまった。何年か前に訪れた門司港の海の煌めきや趣のある駅舎を思い出して懐かしく、物

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    2026年09月09日
  • あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続

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    ものすごく意外な感じがした。恋して、惚れた腫れたがあって、嫁入りする、というのでは全然なくて、なんとなく心地いい、いるのが当たり前な存在を、ちゃんと掴んだ、という感じ。うん、十分、がんばったんだよ、何かポーンと特別なことが起こるのではなく、日々丁寧に生きて、一話一話を大切に聞いて、だんだんと前を向くようになっていったんだと思う。この嫁入り、じわるなぁ。

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    2026年09月07日
  • プレゼント(新潮文庫)

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    恩田さん梨木さん宮部さん目当てで手に取りましたが他の作家さんも含めて全作家さん小説初体験です。

    伊坂幸太郎「ウッドペッカー荘事件」
    尊がつまずいた時、小さなトゲのようなものが心に刺さりました。じわじわと胸がいっぱいになり最後のページをめくる前に涙が溢れ出してしまいました。

    江國香織「二つの宇宙」
    無限に拡がる内なる宇宙も一つとして同じものはないのです。

    宮部みゆき「真実のトランク」
    トランクが登場した場面でなぜか胸がざわざわして手が汗ばんできて読み終わるまで冷汗が止まりませんでした。

    町田そのこ「きっとあの日と同じ」
    『コンビニ兄弟』のスピンオフらしいのですがコンビニ兄弟を全く知らない

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    2026年09月07日
  • 魂手形 三島屋変調百物語七之続

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    三島屋変調百物語 再読フェア開催中!

    ★火焔太鼓
    故郷で大切にされている火の見櫓にかけられた火災を知らせる太古。
    それにまつわる主様と、若武士の家族の話。
    毛むくじゃらで沼をスイスイ泳ぎ回る主様、なんとも可愛い姿を想像しながら読んだが話が進むにつれて寂しさとやるせなさで胸が詰まった。

    ★魂手形
    継母のお竹、口が悪いのに愛情深くてカッコイイ

    鯔背(いなせ)ってこんな漢字なんだ!と初めて知った。

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    2026年09月01日
  • 黒武御神火御殿 三島屋変調百物語六之続

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    三島屋変調百物語 再読フェア開催中!

    この物語ではお話の面白さだけではなく、現代では随分薄れてしまった季節感をとくと味わえる。暑いだの寒いだのにとどまらず、人々の営みに組み込まれた季節ならではの風流。夏になれば金魚屋の声が聞こえ、秋には焼き栗屋、初鰹で晩酌を。

    また、着物の生地や帯、着方によってその人の身分や生活状況、時には性格なんてものも推しはかれたり。

    スーパーやショッピングモールで買い物をし、誰もが吊るしの服を着ている現代とは大きく違う時代を存分に味わえるのがこの小説の良さ。

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    2026年08月30日
  • あんじゅう 三島屋変調百物語事続

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    【短評】
    ――語って語り捨て、聞いて聴き捨て。
    神田に店を構える三島屋「黒白の間」においては、来客が自ら体験した奇譚変事を語る「変わり百物語」が営まれている。聞き手を勤めるのは、心に傷を抱えた主人の姪・おちか。
    本作で語られる話は、四つ。
    周囲の水が"逃げて"しまう小僧が邂逅したものーー「逃げ水」
    双子に纏わる親子の歪な情愛の物語ーー「藪から千本」
    暗がりに潜み、人間を恋い慕う何かーー「暗獣」
    隠れ里に受け継がれる習俗と業ーー「吼える仏」
    江戸を舞台とした怪異譚『三島屋変調百物語シリーズ』の第二作。

    前作「おそろし」を読んだのは少なくとも十五年以上前のことで、設定云々は綺

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    2026年08月29日
  • あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続

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    三島屋変調百物語 再読フェア開催中!

    ★だんまり娘
    魔物を呼び寄せる声『もんも声』を持つ娘のお話。
    締めに富次郎が描いた、浜を見下ろす峠で休んでいる男の子、その絵が目に浮かんだ。
    自由になって世の中を楽しんでくれてると良いな。

    ★あやかし草紙
    個人的には瓢箪古堂の若旦那より青野様の方が心騒いだけれど、おちかはしっかりと前に進んで幸せを自分と手で掴んだ。末永くお幸せに!

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    2026年08月29日
  • 泣き童子 三島屋変調百物語参之続

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    10年振りぐらいに再読

    ★泣き童子
    聞き捨て語り捨てで行われてきた百物語
    ただこの話の結末は衝撃的だった。このような形で罪の告白を聞いてしまうとは、おちかにとって重く危ないお話だった

    ★まぐる笛
    若武士が語る母の話
    妹がそんな目に遭わずに済んで良かったと胸を撫で下ろす気持ちもわかるが、口笛で怪物に挑んでいく母の勇気がカッコよかった

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    2026年08月27日
  • あんじゅう 三島屋変調百物語事続

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    10年振りぐらいの再読

    ★暗獣(あんじゅう)
    4話収録になっているうちの一話で、この本の表題にもなっているお話
    三島屋シリーズの中で最も好きなお話
    優しくて悲しく寂しいけれど、ほんのり温かくなる。
    耳をすませば歌声が聞こえてくるような気がする。

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    2026年08月27日
  • はじめての

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    こんなに久しぶりに夢中になって小説を読んだのは久しぶりだった。SFと知らずに読んだし、SFのイメージがない作者もいたので興味が惹かれた。
    この4人とももともと好きだったが、本屋に行ってそれぞれの本を買った。
    島本理生が一番好きだった。宮部みゆきの短くてもこんなにも作り込まれた世界観には驚く。もっと読みたいと思ってしまう。

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    2026年08月25日
  • 三鬼 三島屋変調百物語四之続

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    ひだる神の話は、2巻の暗獣を思い起こさせる。もはや、福をもたらすとかはどうでもいい、愛おしく、近づきたくなる存在であり、それが相手にも伝わっている。神であったり、幽霊や、あやかしなど、人ならざるもの。どんなものかわからないから、そういう存在がいてもいいなと思ってしまう。

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    2026年08月21日
  • 泣き童子 三島屋変調百物語参之続

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    ゾッとする。泣き童子。なんて悲しい物語だろう。因果応報、自業自得などの軽々しい言葉では済ませられない。こんなのが日常に起きてしまったら、過去の過ちはどうやって挽回できるのだろう。
    このシリーズは、心がほっこりするものもあれば、なんて酷い、理不尽なことが起こってしまったんだ、と心を痛めるような話もある。そんな話を聞きながら、おちかの心も鍛えられていくんだろうと思いながら、読んでいるこちらの心も鍛えられる気がしている。

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    2026年08月21日
  • 新しい花が咲く―ぼんぼん彩句―(新潮文庫)

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    俳句にちなんだ短編集。
    ゾワッとしたりホワッとしたり、
    流石は宮部みゆきさん!
    どのお話も読み応えありました。

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    2026年08月17日
  • あんじゅう 三島屋変調百物語事続

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    この世のものと、違う世界のものが交わろうとすると、双方に負担がかかってしまう、というのは思いもよらなかったがとても説得力のある考え方だと思った。そもそも住んでいる世界が異なるので、交わるのは互いの気や生命を削る行為なんだろうと。「あんじゅう」は、異なる世界のものが通じ合い、交流するという温かい話ではあるが、あまりそうした話が一般的ではないのは、そうした負担があるから、と考えるのもやぶさかではない。そうそう交われるものではないから、怪異であるのか。

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    2026年08月12日
  • おそろし 三島屋変調百物語事始

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    宮部みゆきという人は、人の心の動きを読み手が共感できる形で描写するのが天才的にうまいと思う。おちかが体験した事件について、おちかがどう感じて、どう折り合いをつけていくか。またそれはある一時のものではなく、生涯続くもの、または変化していくもので、その変化までも描写している。読む側としては、おちかの近親者にでもなったかのような気分で、ただただ彼女の変化を見守っていきたいと思える。
    何度でも読みたくなり、読んだ本をすぐに売ってしまう私が珍しく家に置いておく認定をしたシリーズ。

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    2026年08月12日
  • 泣き童子 三島屋変調百物語参之続

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    一巻、二巻に続き、三巻も面白かった。
    期待通り。怪談と言えば怪談だけど、心が温かくなる感じもする、心地良さがあるように思います。
    次も早く読みたい。

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    2026年08月09日