宮部みゆきのレビュー一覧

  • 宮部みゆき全一冊

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    2018年に作家生活30周年を記念して発刊された。

    読書感想文の書き直しをさせられていた小学生時代。

    働きながら通った夜間の速記学校。

    法律事務所の事務員時代。

    こうした「デビュー前史」から語られる作家生活30年ロングインタビュー。

    単行本未収録の短編作品、エッセイ、対談、書評の数々。

    ノンフィクション作家の佐藤優氏との対談では、氏が収監されていた東京拘置所で大人気だったことも明かされる。

    そして最後に明かされる意外な事実。

    宮部みゆきは〇〇〇〇を持っていなかった--。
    それでいてあんなにリアルな描写ができるのか。

    文庫本のカバーや、挿絵など、手元に取っておく価値も十分にある

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    2022年03月11日
  • 新装版 震える岩 霊験お初捕物控

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    恐らくかまいたちの後者2つの短編をベースに、長編を執筆したのが本作。
    ヒロインがちょっとした超能力を持っており、それを軸にして殺人事件の解決を図る時代物。赤穂浪士の下りは忠臣蔵の話をよく知らなかったことも有り、表面上のことしかわからなかったが、上手く史実の不明点に創作物を載せたな、という印象。
    ただまぁ、右京之助の趣味的な話が事件の本筋にもうちょっと上手く絡めてほしかったな、と思う所があり、そこは残念。

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    2022年02月28日
  • ブレイブ・ストーリー 下

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    ネタバレ

    上巻では、小学生の亘にはあまりにも辛すぎる試練に読んでいても辛くなり、ファンタジーの部分が始まっても現世が気になって仕方ありませんでした。
    しかし中巻になるとファンタジーの世界にのめり込み、スケールの大きな大冒険を、映像を想像しながら楽しく読み進めました。
    そして下巻になると、仲間の生死に関わる事件が次々と起こり、最初に現世で起こった事なんてちっぽけに感じる程になりました。
    自分では世界がひっくり返るような辛い出来事だと思っていても、世の中にはもっともっと辛い事がたくさんあり、それに比べると自分に起こった出来事なんてちっぽけに感じることがあります。
    生きていれば、辛いことを全て避けて通るのは難

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    2022年02月03日
  • お江戸ふしぎ噺 あやし

    購入済み

    美しい絵、風情を感じる表現力

    皇なつき先生の和物の他作品を読んで、こちらも和物と言う事で特に概要確認せず購入。江戸時代の人々や街並みの雰囲気を圧倒的な表現力と画力で落とし込まれている漫画です。相変わらず、美しい。芸術の域。

    実はホラー要素がある漫画だと知らずに夜に読み始めてしまい、唐突に来た怖いシーンにビックリ…。一話まで読んで、続きは翌日の明るい時間に読みました笑

    でも物語も怖いだけではない、侘び寂びと言うか、趣のあるの余韻を感じる作品でした。

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    2022年01月01日
  • ブレイブ・ストーリー 下

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    やっとたどり着いた感じ。宮部みゆきの描くファンタジー小説というのは、現実世界との関わりを軸に描かれているのだと思った。10年以上前に書かれたものだけれども、このコロナ禍に生きている私たちに刺さる物語だと思う。きっと、いつの世にも通じる勇気を与えてくれる物語なのだ。

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    2021年12月27日
  • 新装版 天狗風 霊験お初捕物控

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    霊験お初捕物控シリーズの第二弾!猫好きにはたまらない一冊!  突風と共に起こる若い娘の失踪事件と阿片の密売がからんだ内容。女性の価値は美貌のみという価値観に取り憑かれ不幸な死を遂げた女の亡者とお初が闘う。攫われた娘は、桜の木に閉じ込められ、生気を吸われていく。

     宮部みゆきワールドには、勇敢な女性主人公が多数存在する。お初もその一人。健気で周りの人を大切にし、思いやりがある。そんなお初が、勇敢に亡者と相対し、困難を乗り越えて大団円に向かう。だから、爽やかな読後感が得られるのだろう。

     ところで、この作品では数匹の猫が活躍する。特にトラ猫の子猫である鉄は、猫好きには、たまらない一冊だろう。猫

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    2026年01月18日
  • ブレイブ・ストーリー 下

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    ネタバレ

    深い作品に出会えた。
    ただの冒険ファンタジーではなく、しっかりとしたテーマが私に次々に突き刺さってきた。
    (自己啓発.哲学?)

    自分の命、他人の命、自分一人の人生、多勢(他人)の人生、運命という旅をしながら成長していく主人公、自分が変わる事で周りが変わる、自分が強くなる事で周りが幸せになる。亘少年はそれを実感しながら旅を続ける!
    しっかりとした世界観に登場人物の個性や感情 壮大なストーリーに大きな勇気と優しさが伝わってくる、3冊に渡る長編であるがあっというまに読み終え余韻にひたる「本を読むっていいな〜!」とつい口にする自分がいた。

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    2021年09月16日
  • 宮辻薬東宮

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    宮部みゆきさんのはゾクゾクしたー。
    辻村深月さんのは既読だったな。
    薬丸岳さんのはページを繰る手が止まらなかった。

    東山彰良さんのは始め入りにくかったけど、話が動き始めてからはグイグイ。

    宮内悠介さんのは、面白かったけど、バトンな感じやホラー感はあんまなかったかな。
    最後、宮部さんのそことつながるのかーと思った。

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    2021年08月17日
  • 宮部みゆき全一冊

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    30周年記念超ロングインタビューから始まる。
    佐藤優との対談も非常に興味深かった。

    彼女の作品をすべて読んでいるわけではないが
    初期の頃の作品を立て続けに読んでいた
    どの作品も心につきささる内容だった

    また読みたい。
    じっくり読みたいが時間がないので
    とりあえず 作者自身が絶賛していた「火車」の
    韓国版映画と「ソロモンの偽証」をみることに

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    2021年07月13日
  • お江戸ふしぎ噺 あやし

    購入済み

    皇なつきはいつも絵がうまいなー

    皇なつきの作品は、中国ファンタジー物をよく読みましたが、この作品は宮部みゆきの世界を良く表現していて、もっともっと漫画化してほしいと思いました。三島屋シリーズやお初シリーズも皇なつきで漫画化してほしいです!

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    2021年05月03日
  • お江戸ふしぎ噺 あやし

    Q

    購入済み

    江戸庶民の

    江戸庶民の口伝や体験の形で語られる不思議な話。
    恐いよりは人情味が深い。どれも余韻がある短編で、最後にさらりと話と話が繋がる。
    絵の力が物言うラスト。

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    2021年03月03日
  • 回向院の茂七~ふしぎ江戸暦~

    購入済み

    続きは無いの!?!

    おもしろかった!
    絵柄だけなら選ばない作品だけど、大好きな宮部みゆきの原作って事で手に取りました。
    内容も江戸の町の雰囲気も気に入りました。
    続きがあったら読みたいなあ。

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    2021年02月06日
  • 宮部みゆきの江戸怪談散歩

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    宮部みゆきの一つの世界である江戸の人情噺と怪談噺。その話もあることながら、本人の短編を再読して新たな感動とともに、岡本綺堂と福澤徹三の短編の怪談が楽しめて良かった本。

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    2021年01月16日
  • 宮部みゆき全一冊

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    この本のレビューになってませんが、ご容赦を。
    宮部みゆきファンの人はタイトルだけで買っちゃいますよね!?

    この本は発行されてすぐに購入し、手を伸ばせばいつでも読める所にあったのですが、読み終わるのに2年もかかってしまいました。
    残り20ページ程の状態で半年ほど放置していたので、年内に読んでしまおうともう一度パラパラと最初から見直しながらページをめくった次第です。

    大人になってから、小説は殆ど読まない期間がありました。
    幼い時から理科が好きで、不思議の解明のヒントが得られるのではと大学では物理学を専攻しました。
    いい年になっても、超能力とかタイムトラベルに対する興味は失せることなく持ち続けて

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    2020年12月29日
  • 三島屋変調百物語 おちか編5冊合本版  『おそろし 三島屋変調百物語事始』~『あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続』

    購入済み

    単行本では代替わりした富次郎(小旦那)編の6作目が現在出ておりますが、おちか編の5作目を読了後に1度全巻通して読みたいなぁと思っていました。図書館で借りて読んでいたので文庫版をまとめて買おうと思っていましたが、何しろ分厚い!文庫でも厚い!狭い我が家の本棚には厳しい!!と悩んでいた所で電子版、しかも5冊合体版、とても有難いです。その上文庫版+電子版の著者後書きもあって、嬉しい限りでした。それによると、百物語の聞き手は4人の予定で99話のゴールを目指しておられるとの事(100話までしてしまうと怪異が起こるので、99話で終わるのが正しいんだそうです)。気の早い話ですが、2人目の富次郎さんと3・4人目

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    2020年07月08日
  • 宮部みゆき全一冊

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    あまり評論とか、対談集というものは読まないけど、宮部みゆきをこれから全部読もうと決めたのでおさらいを含めて。
    でもこんなにすごい作家なんだと実感。

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    2020年05月21日
  • 宮部みゆき全一冊

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    ネタバレ

    2018年に発表された、宮部みゆき作家生活三十周年をお祝いする、記念本、という体裁の書物、という位置づけでしょうか。

    次は、2028年に、作家生活四十周年を記念する「宮部みゆき 超一冊」みたいな書物がでることを、期待するのみですね。今、2020年ですので、あと8年のガマンですね。うう、2028年、楽しみだなあ、宮部さん、宜しくお願い致しますね。すげえ、期待してますので。

    ちなみに、2018年で、作家生活三十周年、ということは、宮部さんの作家デビューは、1988年、ということか。何の作品を持って、作家デビュー、とするのだろうか?1988年に、なにがあったのだろうか。ふむ。俺、イマイチ、分から

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    2020年04月16日
  • 宮辻薬東宮

    購入済み

    刀の行方

    五人の作家のリレー小説。
    それぞれの持ち味が存分に出ていて、読み応えがあります。
    こんな風な小説は時にあらぬ方向へと流れたりする事もありますが、最初と最後がきちんとつながります。

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    2019年12月13日
  • 新装版 天狗風 霊験お初捕物控

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    鉄がうちの飼い猫とだぶって楽しく読めた。
    きっと死んじゃうんだろうなって思いながら読んでいたから
    ラスト戻ってきてくれて良かった!
    もう20年も次作が出ていないからこれでこのシリーズはおしまいなのかな。残念!

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    2019年06月16日
  • SF JACK

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    SF短編集。どの話も結構面白かった。おすすめ。
    宮部みゆきさんの「さよならの儀式」とか、ほろっとする。
    個人的には、完全ヴァーチャルの世界で生きる人間たちを描いた山本弘氏の「リアリストたち」が好きかな。それと独特の一人称の形式で書かれた新井素子さんの「あの懐かしい蝉の声は」も良かった。。

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    2019年02月18日