宮部みゆきのレビュー一覧
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GW中の2024年5月4日に上白石萌音と京本大我のW主演で映像化された時代劇の原作。
おきゃんなヒロインが生き生きと描かれ、映像とシンクロして読み進められた。
宮部作品は、『火車』、『蒲生邸事件』に続いて3冊目。
どの作品も人物描写がいいと思う。
シリーズ化されているので、『天狗風』も読もう❗Posted by ブクログ -
2024年35冊目
宮部みゆきさん/
震える岩 霊験お初捕物控
GW(5/4)に放送されていたドラマの原作。
宮部みゆきさんの時代物を読むのは久しぶりでしたが、良いです〜Posted by ブクログ -
相変わらず面白い。おちかちゃんの美少女設定がどんどん派手になってくるのが気になるものの、3巻目は別口で百物語の会などもあり怪談話の数が多くて読みごたえがあった。江戸時代の商家の風習が枕になっているのも退屈しなくて良い。のんびり不思議な昔話でも聴いているようなシリーズだ。ただし、2巻ほどのほっこりはな...続きを読むPosted by ブクログ
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563ページ
1800円
5月9日〜5月10日
三島屋のおちかのもとに6つめの物語をもってきたのは平太という子どもだった。平太には白子様 (しろこさま)がついており、いく先々で水が枯れるという。7つめの物語は、お隣の住吉屋のお路さん。双子の姪
の片割れを引き取ったが、双方のお家に起きた人形に針が立...続きを読むPosted by ブクログ -
トラウマのあるお嬢さんが様々な人たちの不思議体験談を聞くという設定のファンタジー時代小説その2。相変わらず面白い。そして泣ける。今回は化け物達に共感するお話が多くて、アニメ『夏目友人帳』を見るたび泣いている自分など涙腺大崩壊だった。「あんじゅう」とは何だろう饅頭の仲間かと思っていたら暗獣とのこと。読...続きを読むPosted by ブクログ
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565ページ
1800円
11月5日〜11月12日
三島屋の黒白の間、おちかのもとには語りたい人が訪れる。聞き手には、おちかに加えて三島屋の次男、富次郎も加わる。富次郎は、聞き終えた話を1枚の絵に表す。開けずの間の行き逢い神、だんまり姫のもとにいた一国様、面を封じている家、金目の猫、それぞれの話が...続きを読むPosted by ブクログ -
<江戸の祭り>をテーマにした時代小説アンソロジー。
祭りぎらい西條 奈加/狸穴屋お始末日記シリーズより
天下祭諸田 玲子/武道の達人だった初老の男の所に押しかけてきた娘
関羽の頭頂三本 雅彦/運び屋円十郎シリーズより
往来絵巻高瀬 乃一/貸本屋おせんシリーズより
氏子冥利宮部 みゆき/...続きを読むPosted by ブクログ -
YOASOBIのセブンティーンの歌詞を聴いて、原作が気になったのがきっかけで読んでみました!
その他の小説も含め、原作を読んでから再度楽曲を聴くと曲の感じ方も変わり、物語自体も面白いので何重にも楽しむことができました!!
あのたった数分の楽曲の中に物語の要素が詰まっていることにも感動しました!Posted by ブクログ -
だんまり姫が秀逸。
面の家が胸糞悪い。
この二つが対を成して、語り手の人と為りで物語の全容、捉え方をガラリと変えてしまうのだと実感。
あやかし草子で大きく動いたおちかさん、末長くお幸せに!Posted by ブクログ -
ようやく読みました。
初めは一気に全部読んでしまおうと思っていたんだけれども、ちょっとこれは大事に読んだ方がよいと思いひとつめを読んで本を閉じました。
読み終わって閉じた時にこんな優しいおだやかな感じになったの久しぶりかも。Posted by ブクログ -
読んでからずいぶんたつ。宮部みゆき初体験であり、時代物とホラーにはまるきっかけとなった。
自身の辛い体験から心を閉ざし、江戸で袋物屋を営む叔父のもとに身を寄せたおちか。叔父の代わりに相手をした客から、不思議な体験談を聞く。
その後、訪れた客の不可思議な話を聞くことになり、おちか自身が抱える心の闇と...続きを読むPosted by ブクログ -
角川ホラー30周年を記念して組まれた傑作短編集。失礼ながら「傑作といっても面白くない事あるよな…」と思いつつ読み始めましたが杞憂でした。この傑作集は本当に怖くて素晴らしい作品ばかり。表題作「影牢」をはじめ一級品が並びます。Posted by ブクログ