宮部みゆきのレビュー一覧

  • よって件のごとし 三島屋変調百物語八之続

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    安定に面白い!
    千と千尋の神隠しを思わせるような話もあったが、そこは宮部みゆき、一捻りも二捻りもあって面白かった!

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    2025年01月03日
  • 黒武御神火御殿 三島屋変調百物語六之続

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    主人の姪“おちか”から次男“富次郎”に聞き手が引き継がれたシリーズ6冊目。
    表題作を含め4篇収録。
    「泣きぼくろ」「姑の墓」はしっかり怪談。「同行二人」で少しだけほっこりして「黒武御神火御殿」で畳み掛ける怪談集。→

    「姑の墓」が怖かった。このシリーズはどうしようもない怖いことが普通に描かれるんだけど(時代的にそういうものなんだろうな)この話、マジでどうしようもない悪が描かれていてめちゃくちゃ怖い。防ぎようがないんよ。
    「黒武御神火御殿」は、短編というよりしっかりとした中編。→

    おちかちゃんが一巻で巻き込まれた事件とはまた違うんだけど、これも不思議。この展開を読ませる宮部みゆき氏の筆力はすご

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    2024年12月16日
  • あんじゅう 三島屋変調百物語事続

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    時代物は避けてきたけど、殆ど全ページに味のある挿絵があるおかげで読む気になった。
    そして読んでみたら、さすが宮部みゆき!やっぱり面白い!!
    三島屋のおちかが、怪談を聞く。白子様と、あんじゅうと、行念坊のお話。どれも良かった。2011/4/15

    これを読んだのはもう13年も前になるけど、いまだにふとした時にあんじゅうのイメージがふとした時に頭に浮かんでくる。

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    2024年12月15日
  • 黒武御神火御殿 三島屋変調百物語六之続

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    良き。
    聞き手が変わったのでどうかな?と思って読んだが、そんな気持ちが吹っ飛ぶ内容の濃さだった。
    今回は、大作の黒武御神火御殿他三作もけっこう恐怖系で、ほっこりした話はなかったのは残念。
    泣きぼくろもお姑の墓もなかなかに容赦ない展開だったけど、御殿はさらに逃げ場がなく、いつ誰が裏切るかとハラハラしながら読んだ。最後は何となくすっきりしない後読感だったが、変調物語だからこその後読感だと思えばそれもしっくりくる。

    お勝さん、もっと活躍してほしいなぁ。

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    2024年12月13日
  • 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    ホラーアンソロジー。これもまた最強の布陣ですよねえ。
    やはり一番怖いのは三津田信三「湯の中の顔」。タイトルから連想した通り田中貢太郎「竈の中の顔」がモチーフなのですが、私としてはこっちの方が怖い! 下がっていく生首が想像するだけでぞぞっとしました。
    宮部みゆき「あなたを連れてゆく」、良いなあ。これ、この後の物語もぜひとも読みたいと思います。
    小池真理子「オンリー・ユー」、これは怖いというよりも切なくて、だけど素敵な物語だと感じました。孤独な主人公が幸せな家庭に惹かれるところが「夜顔」と似ているな、と思ったけど。「夜顔」ほど怖くなく、そして寂しく切ない結末です。
    内藤了「函」、芦花公園「月は空洞

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    2024年11月21日
  • 泣き童子 三島屋変調百物語参之続

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     本書の題名にもなっている「泣き童子」がゾッとしました。
     6つ話があり子どもが中心に書かれているような印象を受けました。まっすぐに悪いことをせず生きるのが一番だと思います。

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    2024年11月15日
  • 黒武御神火御殿 三島屋変調百物語六之続

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    ネタバレ

    どの話もゾワゾワと恐ろしいのに黒武御神火殿の恐ろしさが際立ちすぎて、前の2話が霞んでしまう。
    最初の亥之助の死に方が優しいと思うくらいにどんどん追い詰められ、死に方が残酷になっていく。
    おしげの終わり方なんてイナゴに食われて死ぬんだよ?
    怖すぎる。
    堀口様みたいに振る舞えるの凄すぎる。
    精神力がとんでもない。
    甚三郎もお秋も凄いよ…。
    生き残れたの凄いよ。

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    2024年11月01日
  • あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続

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    ネタバレ

    どの話も読み始めたら引き込まれた。
    さすがストーリーテラー!!
    「開かずの間」は最後良かったぁー。やっぱりすごい怨念だったのね。
    「だんまり姫」はもんも声の女性の控えめな活躍が良き。
    「金目の猫」、聞き手が交代するとの事でまだあまり馴染みが三島屋の息子達がぐっと身近に感じられて良かった。
    まさか、おちかが逆プロポーズするとは…。瓢箪古堂さんとの今後も頻繁に話題にしてほしい。

    どのお話も語り手の生い立ちから語られることによって話に深みが出て世界観が広がる。読者も感情移入しやすく一気に語り手の話に引き込まれてしまう。

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    2024年10月25日
  • よって件のごとし 三島屋変調百物語八之続

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    ネタバレ

    再読。これで37話を聞き終わったことになるそうだ。百物語まで続くのか、続けられるのか、シリーズ全体の行方も気になるし、1話1話のバリエーションとクオリティも気になる。ここまではいろんな話が聞けるという楽しさを存分に味わっている。どこが終着点かはわからないけれど、最後まで続いてほしいな。

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    2024年10月09日
  • ブレイブ・ストーリー 下

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    ネタバレ

    宮部みゆきさんのファンタジー、王道にしてとても精密に設定、世界観作りが施されていて終始楽しんで読んだ。彼女がゲーマーでRPGにも精通していることがよく分かり、丁寧で優しい宮部作品の中に遊び心があった。
    元々幼い頃映画で見て好きな話だったのだが、小説と全然違った。嘆きの沼やリリスは出てこないし、ジョゾは最初から2mくらいあって喋るし、カッツが亡くなるし、ロンメル隊長もハルネラも出てこない。物語を省かれ過ぎていて、改めて映画を観ると小説の世界観を省いて描いていることに少し憤りを感じた。でも、原作を読んだことで大好きなブレイブストーリーへの理解が深まり、より作品を好きになることかできた。

    二つ目の

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    2024年10月09日
  • よって件のごとし 三島屋変調百物語八之続

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    単行本は読んでいるのですが、今回は文庫本を買って再読。

    特に3話目は再読でも手に汗握る。時代物なのだが、これはパラレルワールドのSFであり、ゾンビ物でもある。

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    2024年10月02日
  • ブレイブ・ストーリー 下

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    ネガティブな気持ちになった時に読みたい本。子どもの時に読んでいたら、もっと影響を、受けたかもしれないなあ。

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    2024年09月17日
  • あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続

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    怪談は苦手なんですが、三島屋シリーズは優しい気持ちになれる物語も多く、あっと言う間に5作目まで読んでしまいました。
    今回はだんまり姫の物語がとても良かったです。
    そして、おちかのこれからの幸せを一緒に祈るような気持ちになれた一冊でした。

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    2024年09月16日
  • あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続

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    「語って語り捨て、聞いて聞き捨て」が決め事、三島屋の姪、おちかが従兄弟の富次郎と共に聞き役を務める変わり百物語、シリーズ5作目。
    五篇収録。第一期完結。

    「だんまり姫」が一番好き。冒頭少し入りにくいけど、ラストは泣く→

    じわりじわりとお話の中で時が進む。
    三島屋の次男坊である富次郎が参加することにより、おちかをはじめみんなの時が動き出したように感じた。
    富次郎が百物語で聞いた話をイラストにするというのが、とても良い。でもこれ、後々なんか大きな禍が起きそうでドキドキする。
    「開けずの間」はダイレクトに怖い。「面の家」と「あやかし草紙」はなんとなく邪の種類が似ているような……?「金目の猫」は切

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    2024年09月10日
  • 魂手形 三島屋変調百物語七之続

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    ネタバレ

    三島屋変調百物語シリーズも7巻目、百物語としても三十四話と全体の1/3、前半を超えるところまでやってきた。

    今回はいつもより1話少な目で本自体も薄めの3話収録…とはいえ、3作とも内容は薄くない…いや怖さは薄いか…中身はしっかり面白い。

    荒神を彷彿とさせる1話目、人情妖怪話の3話目、しっかり読ませる中編の間にはさまる2話目の短編が一番好み。
    舞台を昭和にして、怪奇大作戦の1話として撮ってほしいような良き話。母の愛を受け子供たちが素直に育ったというその結果だけでも、おじさんは涙する。

    3作目の最後はマーベル映画の最後のような気の持たせよう…それもまた良し、早いこと八之続を読みたいもんだ。

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    2024年08月11日
  • よって件のごとし 三島屋変調百物語八之続

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    文庫化を心待ちにしている三島屋シリーズ。
    本書『八之続』の収録作品は三編とも中編というべき長さで読み応えがあった。
    『賽子と虻』は姉を想う少年の勇気、てちんと転がるキリ次郎の可愛らしさが心に残る秀作。報われたとは言い難い結末が悲しいが、含みを残した終わり方なので、餅太郎の再登場を期待したい。
    続く『土鍋女房』は怪談らしい怪談。好きな人には刺さりそうだが、理不尽さがどうにも消化しきれず、第一話・三話ほどの好印象はなし。
    表題作『よって件のごとし』は異色とも言えるゾンビ物だが、冒険あり、家族愛あり、恋愛ありと読みどころ満載で一番楽しめた。悲しみが通奏低音として流れているにも関わらず、読後感が良く、

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    2025年02月08日
  • 三鬼 三島屋変調百物語四之続

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    久しぶりに、この三島屋シリーズを読みました。
    人の温かさや強さを感じる話がある一方で、なぜ人はそんなに残酷なのか、と感じる話もありました。
    そんな種々の話に触れることで、主人公のおちかちゃんが成長していく姿に、今回も胸を打たれます。この夏、続刊も読もうと思います。怪談?なので夏休みの読書にも良いかもしれません。

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    2024年07月30日
  • 黒武御神火御殿 三島屋変調百物語六之続

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    最後のお話(表題のお話)がとっても怖かった~~
    聞き手がおちかから冨次郎に代わり、本の中の雰囲気も変わったように感じます。おちかが出てくる場面もあり、その場面はほっこり安心しました。
    まだまだ続きが読めていないので楽しみです。

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    2024年07月29日
  • 泣き童子 三島屋変調百物語参之続

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    シリーズもので怪異譚の数もそこそこになってきたのに、雰囲気がどれも少しずつ違うのがすごいと何度も感じます。
    今作はホラージャンルの中でも、いわゆる「洒落怖」みたいな現代ネット都市伝説が好きな人も好みそうな話が多かった気がしました。「くりから御殿」「泣き童子」「まぐる笛」辺りが特に。

    個人的に、前作までは登場人物への感情移入はそれなりにしつつも、最終的には作中の怪異にばかり目がいっていました。どの話で語られた怪異が面白いか・好きか、という目線でしか見ていなかったけれど、3作目にもなれば登場人物も増えて、おちかの内面の変化も楽しみになってきました。
    「まぐる笛」のラストのおちかの独白が好きです。

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    2024年07月24日
  • 新装版 天狗風 霊験お初捕物控

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    ネタバレ

    1作目「震える岩」より俄然面白かった!と思う第2作。でもこれ、続きでてないのかー。読みたい!続き読みたいです!!!!

    不思議なものが視えるお初と、算術な好きな右京之介のコンビで、神隠しの謎に挑む。
    人間の怖さと、人外の怖さとが混ざり合い、しっかりミステリーをしてくれるのがよかった。しかもアクションもあり、猫と会話できちゃったり、まさに盛りだくさん。お初の気の強さと、取り巻く家族たち、古沢父も、六蔵兄ちゃんに和尚さま、全員キャラがよすぎる。

    ストレートに口説いてくれる右京之介さん最高によかったな……はやくくっついてくれないか。お願いだから続きを読ませてくれないか。。。

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    2024年07月23日