宮部みゆきのレビュー一覧

  • あんじゅう 三島屋変調百物語事続

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    大好きな1冊になりました。
    “あんじゅう”って何かなって疑問でしたが、読み終わってこれが題名になった事に納得です。“おそろし”も読んでいないので次回読みたいって思います。

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    2025年09月05日
  • 青瓜不動 三島屋変調百物語九之続

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    ネタバレ

    再読。百物語の第38話から41話まで。話としては最初の「青瓜不動」がよかった。女性が家から逃げられず、道具として縛り付けられていた時代だが、その苦悩と閉塞感は現代にも少なからず残っていて、胸が痛む。後半は一度は筆を折ろうと考えた富次郎が、やはり絵を描きたいと願う思いを取り戻すあたりが、今後の聞き手に変化があるのではと思わせる。毎回のことですが、どうか百物語が無事完結しますようにと祈っております。

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    2025年09月02日
  • おそろし 三島屋変調百物語事始

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    ホラーは好きでも時代物はからきし苦手だったが、本好きの知人から再三勧められて遂に本書を。結果、めちゃくちゃ面白かった。怖さはさほどないけれど、江戸の生活とそこに生きる人が持っていたであろう矜持が小難しいことなく伝わってくる。小物や所作の描写もワクワクする。なんでもっと早く読まなかったのかという感じ。単純な短編集かと思ったけど主人公の過去を柱に全てが繋がり、最終話で予想以上のスペクタクルとなり驚いた。巣窟に挑む時の凛々しさにはしびれた。

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    2025年09月01日
  • はじめての

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    仕事に追われて精神的にしんどかったここ数ヶ月。
    ライトな本に出逢いたくて無理やり読んだ。

    ささくれだった心に優しい物語は心に響きました。

    イライラしていた心を落ち着かせて、深呼吸して、もうちょっと人に優しく穏やかに日々を過ごして生きたいなと思いました。

    「ユーレイ」と「ヒカリノタネ」がかわいくて温かくて好きです。

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    2025年08月29日
  • はじめての

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    ネタバレ

    4人の直木賞作家による「はじめて〇〇したときに読む物語」をテーマにしたアンソロジー。
    YOASOBIの「セブンティーン」という曲の原作になっているそう。
    とにかく作家さんが豪華でどれも面白かった。
    特に好きなのは辻村深月さんの「ユーレイ」。
    中学生の繊細な心情が解像度高く描かれている。
    夜の海、幽霊、白いワンピース。怖いシチュエーションだが最後は心が温まる。
    没入感があり途中その場に自分もいるような感覚になった。
    この感想を書いている今もまだ余韻が…。

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    2025年08月27日
  • 黒武御神火御殿 三島屋変調百物語六之続

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    三島屋変調百物語の6巻
    タイトルの黒武御神火御殿てなんぞや?と思ってたら
    ラストに1番びっくり。
    久々これでもか!ってくらいのゾクゾクする内容だったので
    暑く寝苦しい時に寒さを感じるかも。

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    2025年08月23日
  • 魂手形 三島屋変調百物語七之続

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    オーディブルにて。
    団子屋を営む娘からのお話、「一途の念」が印象的だった。お団子も美味しそう。
    余談だが、同じ時代のあやかしを描いた小説を読んで、比べてみると改めて宮部みゆきの上手さが引き立った。ゾクッとさせる怖さ、悲しみや温かみの描写が沁みる。

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    2025年08月14日
  • あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続

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    ネタバレ

    大好きなシリーズ。おちかの嫁入りがどんな風に決まるのかドキドキしながら読んだ。予想もしていなかった、まさかの逆プロポーズ!一筋縄ではいかない勘一を動かすにはこの方法しかなかったし、おちかも勘一のような男でなければ結婚を決意しなかったと思う。壮絶な過去を背負ったおちかが、百物語の聞き手を経て自分の夫を自分で決めるほど強く歩み出した姿に胸が熱くなりました。第一章ハッピーエンドの雰囲気も、怪しい商人が最後に登場して後を引き継ぐ富次郎への挨拶にゾクリさせられました。勘一の深層も大いに気になり、これからもずっとずっと読み続けていきたいです。

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    2025年08月13日
  • はじめての

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    YOASOBIが好きなので、題材になった小説を読もうと思ったのをきっかけに本を手に取りました。
    青春の甘酸っぱいかんじ、多感な頃の自分との対話、もしもが詰まっていて、あの頃を思い出せる旅ができて良かったです

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    2025年08月11日
  • 青瓜不動 三島屋変調百物語九之続

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    4話とおまけ小話の短編集。シリーズ第9巻。
    帯びに「怖い! あたたかい、泣ける……。ぜんぶが詰まった江戸怪談!」。
    これ以上的確なコピーはないというほど、怖くて、あたたかくて、泣けた作品だった。
    今年も夏の季節に文庫化された本作。まさに夏にふさわしい変調怪談なのだった。
    そして前巻にもまして、どの話も胸に迫り「ああ、いいものを読んだなあ」としみじみできる。すばらしい。
    最後の話まで読み終えて「ああ、終わっちゃった……」と切なくなったところのおまけ。にくいったらありゃしないのである。すばらしい。
    どの話も素晴らしいのだが、最終話はおそらく「ものを作り出す」ことに少しでも関わっておられる方なら身に

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    2025年08月07日
  • こわい話の時間です 部分地獄

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    児童向けホラーアンソロジー。しかし執筆陣を見てわかるように、子供向けだと侮れはしません。
    一番怖かったのは澤村伊智「靴と自転車」。ちょっと心温まる系……かと思いきや、とんでもなかったです。それでも起こってしまう悲劇は予想されたものの、まさかこんな結末だとは。
    表題作の斜線堂有紀「部分地獄」、これは子供の頃だったら一番読みたくなかった作品です。たぶん一番怖く感じたかもしれないし。ある意味「部分」の方が凄惨かも。
    井上雅彦「きれいずかん」、芦沢央「ログインボーナス」、宮部みゆき「よあるきのうた」もお気に入りです。怖さもあるけれど、そればっかりではない。どれも素敵です。

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    2025年08月07日
  • 新装版 震える岩 霊験お初捕物控

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    ネタバレ

    個性豊かなキャラクター、謎が謎を呼ぶ感じが面白かったです。

    一番お気に入りのキャラクターは、「右京之介」最初は、何だか心配で思わず「大丈夫かなぁ」と言ってしまいそうな感じでしたが、読み進めて行くと明かされる、彼が父の元から離れ、お初の所に来た理由や悩みなどが、少しずつ明かされて段々と愛着が湧いてくる、そんなキャラでした。

    「忠臣蔵」について、あまり知らなかったので「?」となってしまったことが後悔、、、、
    知識を付けて、もう一回読みます!!

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    2025年08月06日
  • 青瓜不動 三島屋変調百物語九之続

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    第一話 青瓜不動
    第二話 だんだん人形
    第三話 自在の筆
    第四話 針雨の里
    特別収録 面影鬼

    洒落た一品をそろえる袋物屋<三島屋>の次男坊・富次郎は、いっぷう変わった百物語の聞き手を務めている。「黒白の間」で語られた怪談は、けっして外には漏らされないー。初代聞き手のおちかのお産が迫り、てんやわんやの三島屋を、土の匂いをまとった女が訪れた。「うりんぼ様」と呼ばれる不動明王像を連れ込んで語られたのは、行くあてのない女たちの話だった。短編「面影鬼」を特別収録した宮部みゆき流の怪談怪談!

    第一話 瓜畑で採れたのっぺらぼうの仏像「うりんぼ様」にまつわる話
    第二話 悲劇に見舞われた少女の執念が生んだ、

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    2025年08月05日
  • 青瓜不動 三島屋変調百物語九之続

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    大好きなシリーズ
    今回は怖い話というより
    切ない話でしたね 
    小旦那さんも大活躍!

    付録?のイラストや 今まで語られた話一覧が 嬉しかったです

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    2025年08月04日
  • 青瓜不動 三島屋変調百物語九之続

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    三島屋百物語のvol.9、4作の中編から成る。黒白の間で聞き捨てられる風変わりな百物語を聞くのは、おちかに代わって小旦那の富次郎。江戸の商家の次男坊の性格が程良く描写されてて、それが聞く側の想いに反映されてるのが、さすが宮部氏と感嘆させられる。今回も時代背景や地域性、男女の置かれ方も併せて、人の胸の奥に棲みつく様々な想いを炙り出している。表題の青瓜不動も最高だったが、お勝さんのエピソードも良かった。
    最早、三島屋の面々は私に取って、遠くに住む家族の様な存在。三島屋の店先を覗いてみたい。

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    2025年07月28日
  • 黒武御神火御殿 三島屋変調百物語六之続

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    このシリーズが好きで、一通り読んで手放したけど、文庫版をまた買い直している最中。
    江戸時代の庶民のリアルがそこかしこにある。長屋に住んでいる人たちはほぼその日暮らし。お店に勤めれば主従関係がある。従者は一生上の立場になることはないし、従者を人間扱いしない主人も多く存在していたし、それが合法だった。
    怪異というメインテーマを語るのに、当時の暮らしの様子が垣間見えて、段々とこの時代の庶民の話というジャンル自体が好きになった。

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    2025年07月27日
  • あんじゅう 三島屋変調百物語事続

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    もうこのシリーズを読むと決めたらこれが一番の展開だと思う。
    今風に言ったらファンタジー?もっとおどろおどろしく言ったら怪談?
    おちかの素直で可愛い人となりと叔父さん叔母さんの人間性などキャラクターに癒される

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    2025年07月24日
  • 青瓜不動 三島屋変調百物語九之続

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    ネタバレ

    大好きなシリーズです。

    どの話も不思議な話ばかりですが、読みすすめるにしたがって、自然と心が癒されていきます。

    最後のお勝さんのお話。
    きっと、誰しも鬼が側にいるのかもしれない、いや、私も…と思いながら読みました。

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    2025年07月20日
  • あんじゅう 三島屋変調百物語事続

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    ネタバレ

    序 変わり百物語
    第一話 逃げ水
    第二話 藪から千本
    第三話 暗獣
    第四話 吼える仏
    変調百物語事続

    1冊目より好みだった。全体的に「悪」要素が減って心温まる要素が増えたように思う。
    「逃げ水」のお旱さまも、「暗獣」のくろすけも可愛くて可愛くて仕方なかった。
    くろすけについては切なさが同居していて泣いてしまったが、なんというか、捨てられた老猫が今際の際に優しい飼い主と巡り会って往生したというような、そんな印象を受けた。
    1巻では、おちかと清太郎が縁付くのかな、と思ったりしたけど、ここに来て若先生、青野利一郎が「暗獣」で登場し、なんだかおちかと良い雰囲気になっている。はたして続編でくっつくのか

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    2025年07月05日
  • あんじゅう 三島屋変調百物語事続

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    三島屋百物語第二段 
    逃げ水のお旱さん、藪から千本のお花とお梅、暗獣のくろすけ、吠える仏の4部作。
    お勝と利一郎らが三島屋の新レギュラーに加わりより賑やかさを感じた。
    そしてくろすけに泣いた。星5
    人を恋うが共に暮らせない悲しい生まれのくろすけに出逢い、人嫌いな自分の傲慢さに気づき人と関わり生きると心変化した師匠。とても感動するし、序盤の師匠の気持ち、わかるな〜と思っていたが後の改心は見習いたいし自分に言われてるような気分になった。良本。

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    2025年06月19日