宮部みゆきのレビュー一覧

  • あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続

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    第一話 開けずの間
    第二話 だんまり姫
    第三話 面の家
    第四話 あやかし草紙
    第五話 金目の猫

    三島屋の主人伊兵衛は、傷ついた姪の心を癒やすため、語り捨ての変わり百物語を始めた。悲しみを乗り越えたおちかが迎える新たな語り手は、なじみの貸本屋「瓢箪古堂」の若旦那勘一。彼が語ったのは読む者の寿命を教える不思議な冊子と、それに翻弄された浪人の物語だった。勘一の話を引き金に、おちかは自身の運命を変える重大な決断を下すが・・・。
    怖いけれども癖になる三島屋シリーズ第五弾にして、第一期の完結編!

    第一話 行き逢い神に魅入られ、語り手の生家が絶えてしまった話。
    第二話 口のきけないお姫様に仕えた話。

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    2025年05月12日
  • よって件のごとし 三島屋変調百物語八之続

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    神田の袋物屋、三島屋で語られるのは誰にも話せない不思議な物語たち。
    賽子の神様が出てくる「賽子と虻」、土鍋に潜む何かと対面する「土鍋女房」、江戸版吸血鬼「よって件のごとし」の三話を収録。シリーズ八作目。

    一話目の「賽子と虻」が一番好き。冒頭の語り手の様子からは想像もできないぐらい、とても勇気が出るお話。宮部さんが描く子供は本当に良い。餅太郎とキリ次郎のコンビがとにかく楽しい。弥生と官兵衛も。好きすぎる。
    「土鍋女房」は、オンナのお話、なんだろうな。三島屋シリーズでは→

    割とよく扱われている気がする。時代背景との兼ね合いなのかな。江戸時代だしな。
    「よって件のごとし」はいわゆる“妖怪話”で、

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    2025年04月28日
  • あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続

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    オーディブルにて
    ナレーターの池乃りんさんが凄く良いです。お話しがより面白く怖く聞けました。
    三島屋のおちかが晴れて祝言をあげてのお役御免の章です。
    『だんまり姫』はほっこり可愛いお話しかと思うも何とも切なく悲しかったです。
    『金目の猫』も人の心の切なさを感じました。
    各話全部良かったのは間違いなく、三島屋シリーズ大好きです(^^)

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    2025年04月25日
  • おそろし 三島屋変調百物語事始

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    ネタバレ

    稲生物怪録の世界を宮部みゆきは生み出そうとしているのか?心を閉ざした「おちか」が江戸に住む叔父・三島屋の下に身を寄せるなか、心療療法なのか金を出し怪談話を集めて姪に聞かせていく日々、凶宅の謎の男が怪異に関わる、おそらく男がこの物語のラスボスで今回の凶宅は企みの手駒であり、他の人同様「おちか」は餌の一つだったが、おちかに芽生えた共感力が怪異の中から寄り添い力を貸す物の怪にめぐり合わせて、謎の男に対峙する存在になったのだろう

    1巻時点では、謎の男が後の巻で似たような怪異の存在を手駒にまた出てくる気がする
    おちかが「餌」として狙われたのは、彼女の心の傷が関係してる可能性が高い。凶宅の怪異は、弱って

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    2025年04月24日
  • 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    SNSで話題に上がっていたのをたまたま覚えていて書店の棚で目に入って購入。
    執筆陣が限られた枠の中に物語を詰め込んだ作品集。枠の中にピッタリと収まった物語の心地よさと怖さが良かった。

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    2025年04月09日
  • ぼんぼん彩句

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    宮部みゆきさん率いる、BBK…ボケ防止句会の俳句から着想を得た短編集。
    ちょっと怖くて、でも読後、胸がすっとしたり、怖さを引きずったり、色々で面白かった!
    俳句の世界に迷い込んでみたくなる。

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    2025年03月23日
  • ブレイブ・ストーリー 下

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    やはり長編小説は読み切るだけの価値がある。
    運命ではなく、ワタル自身が変わっていくストーリーに心を打たれた。
    この本を読んだことで、自分にとっての現世を、
    もう少し前向きに生きてみようと思えた。

    ★印象に残ったフレーズ
    ・変えるべきなのは僕の運命じゃなくて、
     ー僕自身なんだ。

    ・思い出してみれば、喜びも悲しみも、みんな仲間たちと過ごした時のなかにある。

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    2025年03月12日
  • 魂手形 三島屋変調百物語七之続

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    聞き手が三島屋の次男、富次郎になってから2作目。絵心のある富次郎は聞いた話を白墨で絵にして「あやかし草紙」と名付けた箱に封じ込め聞き捨てる。
    「火焔太鼓」「一途の念」「魂手形」の三篇収録、シリーズ7作目。→

    今回はどの話も「不思議感」が増していて怖いというよりしんみりする感じ。「あやかし」側の気持ちになるとよりしんみり。
    魂手形が特に良かった。水面、好きだなぁ。お竹も好き。宮部さんが描く大人と子供の交流が大好物なんで、ほんとほっこりしながらじーんとなった。→

    そしてラストにはおちかの時からのアレ。これ、次巻はまたもは波瀾万丈では?読むのが楽しみすぎる!!

    新刊も出たし、まだまだ楽しめると

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    2025年03月11日
  • 三島屋変調百物語 2

    購入済み

    怒涛

    迷いながら話し出すおちかだが、話が始まれば引き込まれ
    一気に読ませてしまう力強さ。一つ目がオカルトなのに対して
    こちらは人の情念の嫌らしさが。

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    2025年03月05日
  • おそろし 三島屋変調百物語事始

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    再読でござる。新刊が出たもので…。いやー、面白い。常に人の薄暗い想いだけを飲み込んで、だからこそ美しい人喰いの屋敷。生者と亡者が交錯するその場所に、呑み込まれた人々がいる。想いと屋敷を道連れにして去り行く人たちの姿が私にとっては物悲しいものに見えた。

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    2025年03月01日
  • あんじゅう 三島屋変調百物語事続

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    ネタバレ

    三島屋伊兵衛夫婦に世話になっている姪のおちか。おじが与えた百物語の聞き手、その役目を得て過去の自分と向き合う1歩を踏み出せた。そしてまた次の話に向き合う。
    「逃げ水」:金井屋の丁稚平太と彼に付いた神様お旱さんの話。人間とは身勝手だ。必要となれば頼り、無用となれば存在そのものを忘れる。人に必要とされなくなったお旱さんの怒りと悲しみ、彼女に付かれ厄介者扱いされながらお旱さんの気持ちを理解し共感し寄り添う平太。孤独を分かち合う2個1の1人と1柱、金井屋に来て新太と行動を共にするようになってからの無邪気なやり取りが微笑ましい。
    「藪から千本」:三島屋の隣、針物問屋住吉屋一家の話。双子は凶事。これまで平

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    2025年02月24日
  • はじめての

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    ネタバレ

    私だけの所有者「ミスター」
    主人公のナルセに対する呼び方を見て、曲名はここからきてるんだなと思った。
    アンドロイドと人間が混在する世界のは、いつか私たちの世界が人間のようなアンドロイドの開発を突き詰めていったときに到達するかもしれない、もしもの世界たりえるような気がした。
    「きみたちの権利は最低限、保障されている。ただし〜人であると同時にものである、とようにしか言いようがない」は言い得て妙だと思った。確かにロボットと言うには人間味がありすぎるし人間とするには機械的だしはたして生命と言えるのか、と疑問に思う。アンドロイドの権利を保障しようとしたら、結局、モノ扱いとヒト扱いのどっちつかずになるしか

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    2025年02月24日
  • 三島屋変調百物語 4

    ネタバレ 購入済み

    続きも読みたかったー!

    心に傷を負って療養しているおちか、そんな彼女が色んな人の百物語を聞く中で立ち直り、怪異に囚われた人を迎えに行けるまで強くなれて本当に良かった
    他の巻もコミカライズしてほしいよー!

    #切ない #感動する

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    2025年02月15日
  • ブレイブ・ストーリー 下

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    ネタバレ

    亘の旅が無事に終わってよかった。目先の幸運だけを追いかけず、これから起こるいろんな経験を一つずつ乗り越えようとする逞しさに成長を感じた。
    上巻から下巻にわたり、コントローラーを握りしめながらワタルとキ・キーマとミーナと、自分の4人で冒険をしているような感覚で楽しかった。
    下巻の始まり、システィーナ聖堂の石像(ダイモン司教)との闘いは手に汗握ったし、トニ・ファンロンに龍の鱗から笛を作ってジョゾの背中に乗りアンドア台地の頂上まで飛行したことも心が躍った。終盤の幻界滅亡の危機には、もうダメなんじゃないかと諦めそうになり、歯を食いしばり、消えゆく仲間の命に涙が流れた。カッツが最期まで信念を貫き通して闘

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    2025年02月14日
  • 三島屋変調百物語 4

    購入済み

    ええ〜コミカライズはお終い?!

    もっともっと描いて欲しかった!
    特に「あんじゅう」を、この絵で描いて欲しかったー!

    原作ではこの先おちかの物語はまだ続くのですが、松太郎との悲しい出来事はとりあえず収束しました。原作を読んで知っていても、過去に縁あった百物語の人々が出てくると、涙が出そうになりました。

    是非続きが読みたいです!

    #切ない #エモい

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    2025年02月12日
  • よって件のごとし 三島屋変調百物語八之続

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    ネタバレ

    三島屋変調百物語も8冊目、35~27話目を収録。

    「賽子と虻」に「土鍋女房」はどちらもこの国に八百万の神さまがおられるからこその怪異譚。人間は神さまの気まぐれに翻弄されつつしたたかに生きる。一神教にはない土着信仰の味わいが十分に生かされていて、怖くて悲しいけど昔話的に良い物語だった。

    そして表題作「よって件のごとし」はまさかのゾンビ譚かつマルチバースもの。アクションが冴えわたる活劇だったことにもびっくり。そういえば宮部みゆきはキングの信奉者でもあったねぇ。

    まだ1/3過ぎたとこやのに、三島屋の流れにもなんとなく不穏な空気が立ち込めだした本作。百話まで読みたいねんけどなぁ…(次回作はとりあ

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    2025年02月03日
  • はじめての

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    ネタバレ

    コンセプトからしてワクワク。

    読んで、楽曲を聴いて、読み返して。
    そんな楽しみ方ができる本は初めてで、面白かった。

    どの短編も印象深く、雰囲気は違うけど、「はじめて」をテーマにしたお話。

    どの話にも、感じたことのない感情が起こるときの、切なさ、苦しさ、ときには救われる感じ。抽象的だけど、そんな印象で読んだ。



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    2025年02月02日
  • よって件のごとし 三島屋変調百物語八之続

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    安定に面白い!
    千と千尋の神隠しを思わせるような話もあったが、そこは宮部みゆき、一捻りも二捻りもあって面白かった!

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    2025年01月03日
  • 黒武御神火御殿 三島屋変調百物語六之続

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    主人の姪“おちか”から次男“富次郎”に聞き手が引き継がれたシリーズ6冊目。
    表題作を含め4篇収録。
    「泣きぼくろ」「姑の墓」はしっかり怪談。「同行二人」で少しだけほっこりして「黒武御神火御殿」で畳み掛ける怪談集。→

    「姑の墓」が怖かった。このシリーズはどうしようもない怖いことが普通に描かれるんだけど(時代的にそういうものなんだろうな)この話、マジでどうしようもない悪が描かれていてめちゃくちゃ怖い。防ぎようがないんよ。
    「黒武御神火御殿」は、短編というよりしっかりとした中編。→

    おちかちゃんが一巻で巻き込まれた事件とはまた違うんだけど、これも不思議。この展開を読ませる宮部みゆき氏の筆力はすご

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    2024年12月16日
  • あんじゅう 三島屋変調百物語事続

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    時代物は避けてきたけど、殆ど全ページに味のある挿絵があるおかげで読む気になった。
    そして読んでみたら、さすが宮部みゆき!やっぱり面白い!!
    三島屋のおちかが、怪談を聞く。白子様と、あんじゅうと、行念坊のお話。どれも良かった。2011/4/15

    これを読んだのはもう13年も前になるけど、いまだにふとした時にあんじゅうのイメージがふとした時に頭に浮かんでくる。

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    2024年12月15日