宮部みゆきのレビュー一覧

  • あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続

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    再読。
    おちかちゃんの傷ついた心が徐々にほぐれていき、ようやく幸せの第一歩を踏み出した大事なお話し。百物語を始めた頃には想像もできない行動が、私には衝撃でした。

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    2024年01月26日
  • 三鬼 三島屋変調百物語四之続

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    三島屋主人の姪、おちかが聞き手を務める変わり百物語シリーズ4作目。
    亡者が集まる「迷いの旅籠」
    腹ペコ神がかわいい「食客ひだる神」
    人が鬼か、鬼が人か「三鬼」
    出会いと別れがある「おくらさま」
    以上4作品を収録。→

    「食客ひだる神」がとにかく好き!「あんじゅう」好きな方は間違いなくハマる!“「うんうん」する”に萌えること間違いなし(笑)
    「三鬼」も怖かったけど、私は「迷いの旅籠」の最後、彼が放つ言葉にドキッとした。「いい人」「やさしい人」はそちら側から見たらそうじゃない場合もあるのだな、と。→

    「おくらさま」は内容も惹きつけられるけど、シリーズ的に重要なお話。おちかちゃんがまた一つ経験を重

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    2024年01月26日
  • 魂手形 三島屋変調百物語七之続

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    またまた楽しめた一冊。
    第三話「魂手形」。ただ恐ろしいとか、不可思議、怪異というだけではなく、人としての生き方、のようなものもなんとなく教えてくれるような物語でした。

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    2024年01月24日
  • 三鬼 三島屋変調百物語四之続

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    「食客ひだる神」は「あんじゅう」をも彷彿させられるお話しでした。房五郎夫婦の情の深さが素敵でした。次の表題の「三鬼」、最終的に志津様がお幸せになれたのが嬉しく思えました。

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    2024年01月13日
  • 宮部みゆきが「本よみうり堂」でおすすめした本 2015-2019

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    多くの新聞には「書評」コーナーがありますが、我が家で購読している読売新聞のそれが毎週日曜日に掲載される「本よみうり堂」。そしてその読書委員の一人が私が大好きな宮部みゆきさんなのです。
    ファンとしては、それだけで読売さんに感謝したくなるというもの。毎週楽しみに開く書評ページの中に宮部さんの名前を見つけると、より一層ワクワクしながら読んでいます。

    宮部さんは本当に文章がお上手。
    それがどういった要因から来るものなのか言語化するのは難しいのですが、とにかく時代小説でも現代ミステリーでもホラーを読んでも「上手い」と感じます。
    そしてそんな宮部さんは、書評もとにかく上手い。
    あらすじの文量や軽妙な語り

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    2024年01月08日
  • 影牢 現代ホラー小説傑作集

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    まさしく傑作揃いというしかないホラーアンソロジーです。全部再読だけれどどれもこれも全部素敵すぎる一冊でした。
    なんといっても綾辻行人「バースデー・プレゼント」が最強です。これは今まで読んだすべての作品でトップ1だと思っているし、そもそも私がホラーとミステリにどっぷりハマるきっかけになった一作なので、何度繰り返し読んでも飽きることがありません。おぞましく、美しく、そしてどこかしら穏やかで静謐な印象が強く残ります。
    鈴木光司「浮遊する水」、三津田信三「集まった四人」は本当に怖くって、嫌。ホラーは怖くても楽しいと思えるものが多いのだけれど、こういう質の怖さは本当に嫌。なのだけれどもちろん大好きです。

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    2024年01月08日
  • 三鬼 三島屋変調百物語四之続

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    面妖な四つのお話。それぞれに戒めのような事、人の思いなどを生き生きとした登場人物の描写力とともに語られる。お江戸の雰囲気に魅せられるシリーズ。

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    2024年01月04日
  • 影牢 現代ホラー小説傑作集

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    ネタバレ

    さすがのメンバーで楽しく読ませていただきました♪

    綾辻さんの読んでいて、くらくらしてくるような作品が好き(*^^*)
    新年からホラーというのも乙なものです(*^^)v

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    2024年01月03日
  • 泣き童子 三島屋変調百物語参之続

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    ネタバレ

    表題の「泣き童子」は、ちょっと後味が良くなかった。どのようなわけがあっても、子供を手にかけるのは気持ちが良くないし、心が苦しくなります。
    でも、この作品で救われるのは、お勝さんやおしまさん、おちかちゃんを慕っている悪がきたち。こういうサブキャラクターの存在って大事。

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    2023年12月20日
  • 新装版 天狗風 霊験お初捕物控

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    ネタバレ

    人間の妄念というか、情念というか、本当に恐ろしい。今回は女性の美しさへの拘り、嫉妬、思い通りにならないことへの怒り等々わかる部分が多く、考えさせられる作品でした。でも、右京ノ介さんが少し頼もしくなったようで嬉しかったし、猫の鉄ちゃんとお初ちゃんのやり取りも楽しくて、続きが読みたくなりました。お初ちゃんと右京ノ介のさんの恋の行方も気になるし。宮部先生、是非お願いします。

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    2023年12月03日
  • 新装版 震える岩 霊験お初捕物控

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    主人公のお初は、少しおきゃんで勝ち気なおじょうさん。「三島屋変調百物語事」のおちかとはまた違う魅力があり、少しハラハラさせられるのも、右京ノ介への思いが少しずつ変わっていく様も面白い。忠臣蔵ものが時節柄、ちょうど読みたくなっていたので、良い本にめぐりあえました。

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    2023年11月29日
  • 宮部みゆきが「本よみうり堂」でおすすめした本 2015-2019

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    作家さんってどんな本を読むんだろうと気になり手に取った本書。宮部さんがミステリー作家なだけあり、紹介されている本の大部分がミステリー・ホラー・SF・ノンフィクションでした。でも恐竜関連の本や怪談系の本も出てきたりと、ちょっとクスっとするような選書もあります。

    元が新聞の書評欄向けとのことで、一冊に割く文字数はそれほど多くなく、さくっと読み進めることができます。その少ない字数の中で、ネタバレをすることなくおすすめポイントをまとめ上げていく技術がお見事です。

    読んだことないどころか知らない本だらけでしたが、気になる本がたくさんできてしまいました。これらの本にもそのうち手を出してみます。

    ・誰

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    2023年11月20日
  • 魂手形 三島屋変調百物語七之続

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    語り手1人、聴き手も1人のちょっと変わった百物語を行う三島屋。
    語られる物語が描かれているのですが、こちらは続編で7作目でした。
    1作目は『おそろし』。聞いたことはありますが、未読でした。いきなり続編から読み始めましたがそれでも問題なく楽しめました。過去のエピソードが少し出てきますので、回収したくて1作目から読んでみたくなりました。
    当たり前のように妖怪やらお化けがでてきます。流石宮部みゆきさんで全く違和感なく受け入れられる世界観でした。分かりやすいホラーではなくほんのり薄暗い…行燈のついた部屋にいるような雰囲気でした。

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    2023年11月12日
  • 泣き童子 三島屋変調百物語参之続

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    三島屋伊兵衛の姪であるおちかは、様々な出来事を経て黒白の間で“変わり百物語”の聞き手を務める。
    可愛らしい恋バナから人を殺めた話、さらに物の怪話まで……様々な“不思議な話”が集められた三島屋シリーズ第三弾。→

    「くりから御前」は関東大震災後に発表された、山津波で生まれ故郷を無くした男が語る優しいお話。これは、泣いた……。宮部さんの鎮魂話なんだろうな。とても良い。
    「小雪舞う日の怪談語り」は4本の怪談が入っているんだけど、私はおちかちゃんに起こった不思議なお話が大好き。これ、かわいい→

    「節気顔」は「怪談」っぽいお話。江戸という風景とよく合う。おちかちゃんの因縁の相手も出てくる。
    人間(以外

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    2023年11月10日
  • 魂手形 三島屋変調百物語七之続

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    三島屋変調百物語 七の続き

    火焔太鼓
    一途の念
    魂手形

    それぞれにヒヤッと怖いけど、人の業を考えさせられる。

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    2023年11月09日
  • あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続

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    この物語を読むと、家族や家にまつわる様々な災いや不幸、あるいは縁のようなものは、ひょっとしたら「あやかし」のせいなのかも、何て思ってしまう…。
    宮部みゆきさんの作り出す不思議な世界にまたもや魅了されました。

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    2023年10月06日
  • あんじゅう 三島屋変調百物語事続

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    ネタバレ

    切なくて寂しい闇獣、可愛らしい、くろすけ。
    読んでいるこちらも別れるのが惜しい。
    あなたの心にもくろすけが住みつきます。

    登場人物達もみなさん素敵。
    チビっ子3人+丁稚さん新どんはカワイイし、お勝さん、おしまさんの女中コンビとおちかもいい関係。
    懐広い三島屋の旦那様とお民さん。

    人間関係の複雑さが現代のそれより分かりやすく(理解しやすい)、人々も素直に正直に生きていて素敵ですね、お江戸。

    そんな素敵な三島屋さん。
    御奉公させて頂きたくなりました。

    長めの1冊ですが、読み終わりたくない読みやすさ。

    ただいまお江戸に浸っております。

    星5つ

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    2023年10月03日
  • あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続

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    ミステリー?
    ....たっけ。「あのひとがそう言ったっけ。」この文章、流行り?宮部みゆきさんまで....

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    2023年09月17日
  • あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続

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    宮部みゆきのファンタジー時代小説、三島屋変調百物語の5冊目。「伍之続」という書き方が粋ですね。
    第一期完結篇。
    初読は2019年ですが、文庫で再読。

    三島屋は、江戸は神田にある袋物屋。
    姪のおちかは辛い事件の起きた故郷を離れて、こちらで働き、叔父の発案で風変わりな百物語を続けていました。
    百物語は人々が集まって、怖い話不思議な話を一つずつ語るものですが。
    三島屋の百物語は「黒白の間」で、何か話したいことがある人を招き、おちか一人が話を聞き、それを叔父にひと通り伝えた後は、「聞いて聞き捨て、話して話し捨て」が決まり。
    ここからは、三島屋の次男・冨次郎が奉公先で怪我をして実家で療養中、隣で話を聞

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    2023年09月15日
  • 三鬼 三島屋変調百物語四之続

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    こちらも心にじんわりと染みていくような、そんな作品でした。
    怪異を描くことを通して、「人の心」を描き、生きる道筋のようなものを示してくれているような気がします。
    最終話の「おくらさま」でのおちかの決意には涙が溢れました。

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    2023年09月02日