宮部みゆきのレビュー一覧

  • 魂手形 三島屋変調百物語七之続

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    三島屋シリーズ7作目という事を知らずに読み始めたが、初めから最後まで大変面白かった!登場するキャラクターが皆とても魅力的。また江戸の賑やかさや活気ある粋な雰囲気が読んでいて楽しかった。1作目の「おそろし」から読み通したいと思います!

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    2023年08月22日
  • 泣き童子 三島屋変調百物語参之続

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    こちらも読みごたえがありました。
    おちかの言葉「怪異を語り、怪異を聴くと、日頃の暮らしのなかでは動かない、心の深いところが音もなく動く。」にあるように、自分もこの物語に惹き付けられ、心が動いております。
    次のシリーズも楽しみです。

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    2023年08月20日
  • あんじゅう 三島屋変調百物語事続

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    シリーズ二作目。
    人間の欲や身勝手さが先なのか、怪奇が起こるから人間が心惑わされるのか…。
    ホラーであるけれど、ファンタジーでもあるし、ミステリーでもある。さらにそこに人々の人情話もあわさった時代物に仕上げてしまうなんて!
    江戸の人々の生き生きとした暮らしを想像しながら読んでいます。
    心強い仲間も増えて、次回作も楽しみです。


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    2023年08月15日
  • 魂手形 三島屋変調百物語七之続

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     「語って語り捨て、聞いて聞き捨て」の三島屋の変わり百物語に、とある老人がやってきた。
     彼が少年時代を過ごした木賃宿に、お化けが客として泊まったというのが話の始まりだったのだが ——— 。
     変調百物語も七之続きまで来ましたが、まだ34話なんですね。
     怪談めいたお話の中に描かれるのは、あいも変わらず人間の業。
     今回の表題にもなっている「魂手形」は、私の好きな夢枕獏さんの陰陽師シリーズにも通じるお話で、なかなか唸らされました。
     この「魂手形」の中では、前の聞き手であるおちかのおめでたい知らせが届き、そして、最後にはこの世の人ではない、怪しげなあの男が意味深な言葉を残して消えいていき、不穏

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    2023年08月14日
  • 半七捕物帳―江戸探偵怪異譚―(新潮文庫nex)

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    江戸ツアー

    半七捕物帖は読みたいけどまだ読んでなかったのですが、なんと宮部みゆきが編集しているとは!
    面白かったです。凄く。
    読んで良かった。物語が面白いのは当然ですが、物語の舞台になっている江戸の風景、人々の生活が描かれ、どっぷり江戸の世界に嵌まりました。

    #深い #切ない #エモい

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    2023年08月10日
  • 三島屋変調百物語 おちか編5冊合本版  『おそろし 三島屋変調百物語事始』~『あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続』

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    おちかさん卒業

     5冊合本は、読み応えありました。が、宮部ワールドに引き込まれ、もうおしまいなの?で読了しました。三島屋変調百物語は、以前文庫で2巻まで読んでいたのですが、今回、読み直しとその後の物語も読めて良かったです。あやかしの中に様々な人間模様があって、恐ろしながら読み進んでしまいます。宮部さんの後書きによれば、物語は、まだ、折り返し手前だそうです。まだまだ、物語は続くとのことで、今後の発刊が待ち望まれます。

    #ほのぼの #泣ける #ドキドキハラハラ

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    2023年08月02日
  • あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続

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    三島屋シリーズは富次郎の代から読み始めました。それで何も問題はなく、どこから読んでも楽しめる内容でした。ただ富次郎のキャラクターが「あやかし草紙」を読み、思っていたのと違う…と感じたくらいです。

    今回は私にとって1番怖いと思われる話がありました。逆にすっごく良い話もあり、シリーズの中では1番好きな本になりました。

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    2023年07月14日
  • 三島屋変調百物語 1

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    漫画版満足!!

    あとがきに削らざるをえなかったシーンがあると描かれてのありました。確かに各登場人物たちの素の顔が描かれている、ちょっとコミカルな素敵なシーンがなかったのは残念です。けれど、コミカライズした宮本氏が原作を愛してやまないのが作品から良くわかり、いい作品になってました。
    是非ぜひずーっと漫画化してくれる事を期待してます。あんじゅうをぜひ絵で読ませてください!

    #エモい

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    2023年06月09日
  • 三鬼 三島屋変調百物語四之続

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    四つ全ての話に相変わらずの重量感がある。なのに、読み終わりは清々しい。新太が立派な商人目指して頑張っていることが嬉しい。
    三鬼の三は三番目のあの世に近いところという意味らしい。
    最後の話は、自分が鼓舞されている心境になった。
    四巻目で始まって五巻目で動いてとおちかの周りも目まぐるしく変わる。五巻目は先に読んでしまったので次は六巻目。楽しみ♪

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    2023年05月28日
  • 泣き童子 三島屋変調百物語参之続

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    第三弾はおちかが直接騒動に巻き込まれることなく、あくまて聞き手としての役割だったので、比較的穏やかな巻でした。
    それぞれの物語の趣向が凝っていて、いずれも甲乙付け難く、とても質の高い一冊でした。

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    2023年05月25日
  • 三鬼 三島屋変調百物語四之続

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    バラエティに富んだ百物語。現段階でシリーズ史上最高です。
    おちかの色恋が予想外の展開になって悲しくて苦しいけれど、希望の新参者がまた素敵。
    おちかの恋の行方、引き続き楽しみです。

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    2023年03月04日
  • 三鬼 三島屋変調百物語四之続

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    ネタバレ

    三島屋変調百物語4巻目。4つの怪談を収録した600P超えで、読み応えばっちり。

    「迷いの旅籠」と表題作「三鬼」がダーク、「食客ひだる神」がユーモラス、「おくらさま」はファンタジー色が一番強い上に本シリーズの主役、百物語聞き手のおちかにとって、大きなターニングポイントとなるテーマをはらんでいる内容。

    良き…というか俺の好みの…怪談小説は「怖いのは人間弱いのは人間、でも強くて優しいのも人間」な内容をもっているものなんだけど、このシリーズはその条件をびったり当てはまっている上に、おちかちゃんを含めたシリーズ常連たちの人間成長小説になっていて、二層に味わいを楽しめる。

    ここまでで22話、まだ78

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    2023年02月08日
  • ブレイブ・ストーリー 下

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    ネタバレ

    宮部みゆき、昔から大好きだけど何故かブレイブストーリーは読んだことなくて、大人になった今の時点で初めて読んだ。今読んでよかったなぁと思った。
    両親の身勝手な行動のせいで不幸せという状況に陥って、肉親を憎まざるをえなかったり、悲しみを覚えなきゃいけなかった亘。その人を憎いと思う自分自身を受け入れられないという気持ち、その状況を受け入れられないという気持ち、やり直せるならやり直したいという気持ち、すごくよくわかる。
    でも、亘が最後に気がついたように、自分の運命を変えることも過去を変えることも人間はできず、ただあるがままを受け入れて、憎しみも悲しみも認めてあげるしかないんだな。いくら過去を変えたとし

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    2023年02月01日
  • 新装版 天狗風 霊験お初捕物控

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    お初、よくがんばった。
    あんな恐ろしい事件に巻き込まれて、怖くても、逃げないお初は、なんて素晴らしいのだろう。
    今回は、猫の鉄が大活躍なのも嬉しかった。
    お初だけに言葉が分かる、ちょっと生意気な猫の鉄。
    右京之介との仲は、どうなっていくのかな。
    右京之介も、もうちょっと自信を持てるようになったらいいね。好きな算学で何かどんっと実力を発揮できたらね。
    お父上との関係も、変わっていけそうな感じだし。
    それにしても、天狗の正体はなんとも切なくやりきれない。
    あのラストで、救われたのだと思いたい。

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    2023年01月26日
  • 新装版 震える岩 霊験お初捕物控

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    アンソロジーで読んで霊験お初シリーズ再読の第一弾。
    時々不思議なものが見えてしまうお初が、御前様引き合わされた、ちょっとわけありの右京之介。
    お初が目にするものがなんとも悲惨で、否応なくそれを見させられるお初の心情を思うと苦しくなる。
    でも、お初自身はそれにくじけてやしないのがいい。
    気弱な右京之介の事情も切ない。
    父親との確執がそんな事情だなんて。
    事件の真相もあまりにも悲しい。
    あの事件にそんな新解釈を打ち出してくるなんて、さすが宮部さん。
    さて、次は第2弾へいこう。

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    2023年01月20日
  • 三鬼 三島屋変調百物語四之続

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    多様な物語

    前巻に続き多様な話が読めます。
    当時の生活の厳しさからくる不可思議な話もあれば、人の気持ちから端を発する話もあり飽きはありません。

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    2023年01月08日
  • 泣き童子 三島屋変調百物語参之続

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    バラエティ豊かな物語

    本格的な怪談もあり、人がもつ恐ろしさがテーマの話もあり、超常現象のような人智を超えた話もありで、飽きさせない構成になっていると思います。
    と思えばおちかさんが不可思議な体験をするなど主人公の物語も進行していったり、そこに語り手の話との関連性があるなど先の展開が気になる内容でした。

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    2023年01月02日
  • あんじゅう 三島屋変調百物語事続

    購入済み

    緩急にやられます

    怖い一辺倒ではなく、空恐ろしいような話や、切ない話だったりバラエティに富んだ内容になっていて飽きることがない。
    ぞっとする話だけでなく、人情も感じたいならすごく楽しめると思います。
    百物語を通して聞き手のおちかさんの世界が広がっていくのが冒険を進めているようです。

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    2022年12月24日
  • ほのぼのお徒歩日記(新潮文庫)

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    普段何気なく通過している場所がたくさん出てきて面白かった。
    涼しくなったらまずはお堀の周りを歩いてみようかな。

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    2022年08月17日
  • ブレイブ・ストーリー 上

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    2003年刊行のファンタジー。
    文庫化された当時にすぐ買って、その後借りパクされて手元に無くなっていた既読未登録のものを改めて購入し再読しています。

    宮部みゆきにとっての2003年は、「時代物ばかり書いていた」スランプを脱し、直木賞受賞から4年、「模倣犯」刊行から2年後。
    よく言われる「脂の乗り切った」頃で、この頃に書かれたものが一番楽しめると、個人的にはそう思っています。
    試みに「ここではない世界」が舞台の、ゲームの影響を受けていそうなもの作品を拾ってみましょうか。
    2001年:ドリームバスター
    2003年:ブレイブ・ストーリー
    2004年:ICO(イコ) ―霧の城―
    2009年:英雄の書

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    2022年08月09日