宮部みゆきのレビュー一覧
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三島屋伊兵衛の姪であるおちかは、様々な出来事を経て黒白の間で“変わり百物語”の聞き手を務める。
可愛らしい恋バナから人を殺めた話、さらに物の怪話まで……様々な“不思議な話”が集められた三島屋シリーズ第三弾。→
「くりから御前」は関東大震災後に発表された、山津波で生まれ故郷を無くした男が語る優しいお話。これは、泣いた……。宮部さんの鎮魂話なんだろうな。とても良い。
「小雪舞う日の怪談語り」は4本の怪談が入っているんだけど、私はおちかちゃんに起こった不思議なお話が大好き。これ、かわいい→
「節気顔」は「怪談」っぽいお話。江戸という風景とよく合う。おちかちゃんの因縁の相手も出てくる。
人間(以外 -
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ネタバレ切なくて寂しい闇獣、可愛らしい、くろすけ。
読んでいるこちらも別れるのが惜しい。
あなたの心にもくろすけが住みつきます。
登場人物達もみなさん素敵。
チビっ子3人+丁稚さん新どんはカワイイし、お勝さん、おしまさんの女中コンビとおちかもいい関係。
懐広い三島屋の旦那様とお民さん。
人間関係の複雑さが現代のそれより分かりやすく(理解しやすい)、人々も素直に正直に生きていて素敵ですね、お江戸。
そんな素敵な三島屋さん。
御奉公させて頂きたくなりました。
長めの1冊ですが、読み終わりたくない読みやすさ。
ただいまお江戸に浸っております。
星5つ
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Posted by ブクログ
宮部みゆきのファンタジー時代小説、三島屋変調百物語の5冊目。「伍之続」という書き方が粋ですね。
第一期完結篇。
初読は2019年ですが、文庫で再読。
三島屋は、江戸は神田にある袋物屋。
姪のおちかは辛い事件の起きた故郷を離れて、こちらで働き、叔父の発案で風変わりな百物語を続けていました。
百物語は人々が集まって、怖い話不思議な話を一つずつ語るものですが。
三島屋の百物語は「黒白の間」で、何か話したいことがある人を招き、おちか一人が話を聞き、それを叔父にひと通り伝えた後は、「聞いて聞き捨て、話して話し捨て」が決まり。
ここからは、三島屋の次男・冨次郎が奉公先で怪我をして実家で療養中、隣で話を聞 -
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ネタバレ宮部みゆき、昔から大好きだけど何故かブレイブストーリーは読んだことなくて、大人になった今の時点で初めて読んだ。今読んでよかったなぁと思った。
両親の身勝手な行動のせいで不幸せという状況に陥って、肉親を憎まざるをえなかったり、悲しみを覚えなきゃいけなかった亘。その人を憎いと思う自分自身を受け入れられないという気持ち、その状況を受け入れられないという気持ち、やり直せるならやり直したいという気持ち、すごくよくわかる。
でも、亘が最後に気がついたように、自分の運命を変えることも過去を変えることも人間はできず、ただあるがままを受け入れて、憎しみも悲しみも認めてあげるしかないんだな。いくら過去を変えたとし