宮部みゆきのレビュー一覧

  • 魂手形 三島屋変調百物語七之続

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    3話目の魂手形はスーッと冷えるような、夏にぴったりな怪談?百物語?しかし人の温かさも感じられるような、素敵な物語でした。
    1話目の焔太鼓は宮部みゆきの百物語を感じられるような、悲しくも多くの人の思いを抱くような、そんな物語だと思います。

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    2025年05月16日
  • 魂手形 三島屋変調百物語七之続

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    第一話 火焔太鼓
    第二話 一途の念
    第三話 魂手形

    百物語なんかしてると、この世の業を集めますよー。江戸は神田の袋物屋三島屋では、風変わりな百物語が続けられている。語り手一人に聞き手も一人。主人の次男富次郎が聞いた話はけっして外には漏らさない。少年時代を木賃宿で過ごした老人が三島屋を訪れた。迷える魂の水先案内を務める不思議な水夫に出会ったことがあるというー。
    三島屋に嬉しい報せも舞い込み、ますます目が離せない宮部みゆき流の江戸怪談。

    第一話 不思議な力で火災から村を防ぐ太鼓の話
    第二話 顔がそっくりの3人兄弟と妹が助け合って屋台で働く話
    第三話 迷える魂を運ぶ水夫の話
    第三話の最後にま

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    2025年06月03日
  • 三鬼 三島屋変調百物語四之続

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    第一話 迷いの旅籠
    第二話 食客ひだる神
    第三話 三鬼
    第四話 おくらさま

    三島屋の黒白の間で行われている変わり百物語。語り手の年齢や身分は様々で、彼らは正しいことも過ちもすべてを語り捨ていく。十三歳の少女は亡者の集う家の悲しき顛末を、絶品の弁当屋の店主は夏場に休業する理由を、そして山陰の小藩の元江戸家老は寒村に潜む鬼の秘密を語る。聞き役に従兄の富次郎も加わり、怪異を聞き積んでいく中でおちかにも新たな出逢いと別れがありー
    恐ろしいけど面白い三島屋シリーズ第四弾!

    第一話絵であの世とこの世をつなげた離れ家の話。
    第四話で、青野利一郎退場。瓢箪古堂の若旦那勘一登場。聞き捨てでなく、初めて語

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    2025年05月12日
  • 泣き童子 三島屋変調百物語参之続

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    第一話 魂取の池
    第二話 くりから御殿
    第三話 泣き童子
    第四話 小雪舞う日の怪談語り
    第五話 まぐる笛
    第六話 節気顔

    三島屋伊兵衛の姪おちか一人が聞いては聞き捨てる変わり百物語が始まって一年。幼なじみとの祝言をひかえた娘や田舎から江戸へきた武士など様々な客から不思議な話を聞く中で、おちかの心の傷も癒えつつあった。ある日、三島屋を骸骨のように痩せた男が訪れ「話が終わったら人を呼んでほしい」と願う。男が語り始めたのは、ある人物の前でだけ泣きやまぬ童子の話。童子に隠された恐ろしき秘密とはー
    三島屋シリーズ第三弾!

    第四話に青野利一郎登場。おちかの揺れる心がみてとれる。良い傾向だと思う。話はど

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    2025年05月12日
  • あんじゅう 三島屋変調百物語事続

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    ネタバレ

    三島屋変調百物語第2弾、第一話「逃げ水」では、淋しがり屋の神様「お旱さん」との出会いを通じて、神を敬い怖れる江戸時代の生き方が伝わってきた
    素直で純粋な少年と三島屋の人々の絆が温かく、読後感が良くほっこりした気持ちになる
    第四話「吼える仏」は、偽坊主・行然坊の回想から、仏様と共に暮らす人々の信仰と人の良心の脆さを描き、宗教の持つ複雑な力と時代を感じさせ、行然坊の最後の言葉に作者の思いが込められている
    心に残ったのは第三話「暗獣」、真っ黒なもののけ「くろすけ」と老夫婦の交流は、付喪神とは思えない愛らしさと切なさに溢れている
    くろすけの健気な姿や、夫婦との絆が深まるほどに訪れる別れの悲哀に、思わず

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    2025年05月05日
  • おそろし 三島屋変調百物語事始

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    ネタバレ

    ①曼珠沙華 藤吉、兄:吉蔵のお話し。
    ②凶宅 父:辰二郎、娘:おたかさん達家族、鍵の師匠:清六、その孫:清太郎のお話。
    ③邪恋 おちか、松太郎、良助のお話。
    ④魔境 お福、お彩、市太郎、鉄五郎、おかね、お吉のお話。
    ⑤家鳴り 蔵のお話。

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    2025年05月04日
  • 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    有名作家が執筆したホラーアンソロジー。不思議な話、怖くない話もある。
    個人的に好きなのは三津田信三さんと小池真理子さんの話。
    三津田さんの話は想像するだけで怖くゾッとした。似ているかもしれない、って序盤で言われてる「竈の中の顔」を読んでみたいなと思った。
    小池さんのはほんわかする話から一変して困惑したまま終わるのが良かった。

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    2025年05月04日
  • 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    内藤了の家ホラーが段違いで恐ろしかった。芦花公園の河童の話もここ最近の世相を反映したホラーという点で面白い。小池真理子の最後の作品は、アンソロジーの最後にふさわしい切なさがあってよかった。

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    2025年04月20日
  • 黒武御神火御殿 三島屋変調百物語六之続

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    ☆4.8
    宮部みゆき氏のもしかしたら、最高傑作と云えるシリーズになるのかもしれない。
    「火車」が宮部氏の作品を知るきっかけでした。
    この作品には度肝を抜かれ、直後財前さんの2時間ドラマで、観てまた震えた。
    本作は、実に緻密に作り込まれたものかたりで、油断をしていると、これが伏線だったのと思うことが多い。
    隠れキリシタンの大名のものかたりなのだが、ここに述べられている宗教観は日本人の私にはなかなか理解に苦しむ。深い考え方の数々に、改めて、読み返すことがあるだろうと思う。

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    2025年03月14日
  • 三島屋変調百物語 4

    購入済み

    完結

    かの屋敷にみなが。これまでの話が全て伏線かのように。
    出てくる人たちは姿だけでは正直誰が誰やら・・・、なのが難点。
    もっと続いても良かった様に思うが、お疲れ様でした。

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    2025年03月06日
  • 三島屋変調百物語 3

    購入済み

    鏡というものの力や怪異としてはオーソドックスではあるが
    やはり人の情念を交えているので実におそろしくも哀しい。
    ヒキはクライマックスへ。

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    2025年03月06日
  • 三島屋変調百物語 1

    購入済み

    百物語

    コミカライズされてたのには気づかなかった。
    さっぱりした絵柄が好み。
    あとがきで、割愛された部分があるとのことだが、
    はじめから連載の長さが決まっていたのだろうか。

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    2025年03月05日
  • 泣き童子 三島屋変調百物語参之続

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    ネタバレ

    おちかが三島屋夫婦の世話になり始め、おじがおちかに与えた変わり百物語の聞き手になって1年が経った。様々な話を聞きおちかは成長していた。
    「魂取の池」:叔父伊兵衛の囲碁仲間、その娘お文が語る祖母の話。自分が安心するだけのために相手を試して愛情を確認してはいけない。好きな人のことを信じなさいという教訓を噛み締めなきゃいけない。これまで何十の恋人が自分たちは大丈夫と試し、猪神様はまさに喰らいやがれ我が力とラスボス感を出しただろうか。
    「くりから御殿」:白粉問屋大阪屋の主長治郎の子どもの頃の話。東日本大震災を彷彿とさせる話で残された者の悲しみと罪悪感、なんでどうして自分だけという孤独感が痛い。そして、

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    2025年03月04日
  • ブレイブ・ストーリー 下

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    上・中・下巻読み終わった。
    一筋縄では解決できない深いテーマを扱っていながら、ファンタジーの世界観で飽きずに読むことができた。映画を見てるように頭の中に場面が次々と浮かんできて、楽しい読書体験だった。

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    2025年03月02日
  • 魂手形 三島屋変調百物語七之続

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    三島屋怪談語りの百物語、第7作。二代目聞き手の富次郎も板についてきた。
    妖しくも魅力的な怪異の話が続く中、先代聞き手のおちかにはめでたい話が。
    シリーズの中でも、全体的に穏やかな雰囲気が強い。
    ただ、最後にまさかのキャラ登場。これからどうなる?

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    2025年02月17日
  • おそろし 三島屋変調百物語事始

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    ネタバレ

    江戸の袋物屋三島屋、そこの主の伊兵衛と妻のお民の元には姪のおちかという娘が預けられていた。おちかには家を出て叔父夫婦に世話になる深い理由があった。
    「曼珠沙華」:この百物語の始まり、藤兵衛とその兄である吉蔵の話。尊敬する大好きだった兄が人を殺し、身内の犯した過ちに自身が苦しめられる。どうしても兄を恨んでしまうのは仕方ない感情だ。弟に苦労をかけた罪悪感を持つのも当たり前の感情だ。どちらの罪の意識にも共感できるだけに辛い話。
    「凶宅」:おたかとその家族が巻き込まれたお化け屋敷の話。おたかの話は過去の出来事だが、読んでいる方としてはダメぜったい!と何度止めたことか。お父さんがお金に目が眩んだせいで、

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    2025年02月16日
  • よって件のごとし 三島屋変調百物語八之続

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    相変わらず、怖い。
    本屋さんで見つけると嬉しくてすぐに買うのに、えいっと覚悟き決めて読むまでに時間がかかって、読み始めたらどんどん引き込まれる。
    感想を書くと、前もそうだったと思い出すのがおかしい。
    八百万の神様。人の世と似ているようで異なる理でいるから怖いし人のマイナスの気持ちとリンクしたら余計に恐ろしい。
    ほんの小さな掛け違いやズレで結果は変わっていくし、勇気や思いやりが必ずしも幸せに繋がるとは限らないけれど、自分を確りと持つ人達の強さと優しさは八方塞がりに見えることを打開していくのだと思いました。
    それにしても、虻の神様って!!!嫌~

    おちかさん、元気に出産して皆を安心させてね。

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    2025年02月16日
  • ブレイブ・ストーリー 中

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    ネタバレ

    中巻で一気に物語が進み、亘も大きく成長した。
    トローン、主役ではないけれど好きなキャラクターの一人で苦労人な感じがよい。それに最初の廃教会での戦闘は、RPGをプレイしているようで本当におもしろかった。スリルがたまらない。
    ミツルは相変わらず思い描いたような優等生でワタルよりも二歩も三歩も先を進んでいる。なんだかんだ現世でのお母さんのガス栓事件といい、魔病院といいワタルを助けてくれる。ミツルの装備が好き。
    自然を人間はいいようには変えられない。北の凶星はそれを象徴していて、不穏で、物語を一気に物々しい雰囲気に変えて、これからのワタルとミツルの行く先が気になる。みんなが幸せになる世界があればいいの

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    2025年02月14日
  • 三島屋変調百物語 4

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    原作はまだまだ続いているので、漫画もどこまで買い続けなきゃいけないんだろうかと危惧していたら、この巻で終わりだった。ちょうどいい話の切れ目だ。
    小説に忠実だったように思う。

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    2025年02月07日
  • ブレイブ・ストーリー 上

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    ネタバレ

    中学生の頃に大好きで何度も読んだ本。本屋でたまたま目に入り、表紙が今風になってる!と思いもう一度読み直したくなり、久々にページを捲った。
    懐かしさとあんなに読み込んだと思っていたのに忘れている部分があって何度読んでもおもしろい。
    特に幻界に続く扉を発見したシーンと、導師様に会うシーン。異世界への扉(冒険) と聞いたら胸ときめくものだと思うが、亘にとっては何気ない日常に仄暗い影が漂い始める合図でもあった。お母さんのやったことは許せないけど、自分の決断には責任を持たなければならないよお父さん…気持ちはわかるけど。中学生の頃は、亘の視線でしか見られなかったけど大人になった今、大人の事情もわかってしま

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    2025年02月13日