宮部みゆきのレビュー一覧

  • ぼんぼん彩句

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    俳句から連想した短編集。
    どことなく初期の宮部みゆきぽさがあって好き。

    今のような「スカッと」が求められる世の中には合わないだろうな。

    理不尽でも、何でも、人は生きるし、死ぬ。
    因果応報があればいいけど。

    ほっこりするものもある。
    それが救い。

    ゾッとするのは人の行い。やっぱり幽霊より人間が怖いな。

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    2026年01月04日
  • 青瓜不動 三島屋変調百物語九之続

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    三島屋百物語も第9巻目に入りました。江戸の神田にある袋物屋の三島屋を舞台としたこのシリーズも百物語の聞き手が「おちか」から代替わりした富次郎がすっかり板に付いてきた。背景となる江戸の風物も落ち着きを見せている。

    おちかも嫁いで赤子を授かるようになり、富次郎は自身の聞き手としての身の振り方に想いを巡らすようになってきた。

    第1巻の「事始」から20年近くの時を経ています。中心的な登場人物や彼らを取り巻く生活環境が、年を経てすこしずつ変化してきている。宮部さんが語り手に語らせる様々な話の内容もより濃くなり複雑化しているように思える。何より読んでいる自分自身が20年の歳を取ってしまった。

    江戸時

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    2026年01月03日
  • ブレイブ・ストーリー 下

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    オーディブルにて。
    全体的に厨二病が漂いつつも、RPGをやったことがある人であれば誰もが光景を思い浮かべられるはず。
    亘がだんだん小学生離れしているのと、嘆きの沼での殺人?がなかったことになっているのが気になる。それを除けば読み応えがあって、さすが宮部みゆきと感じた。

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    2025年12月31日
  • ブレイブ・ストーリー 上

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    オーディブルにて。
    子供向けかなと思って敬遠していたのだけれど、やっぱり宮部みゆきは裏切らない。
    まさか上巻がこんなにドロドロとした大人の汚い部分から始まるとは思わなかった。厨二病のような呪文などは気になるけれど、薄っぺらいライトノベルとは一線を画す、安心して読める小説だった。

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    2025年12月31日
  • 新しい花が咲く―ぼんぼん彩句―(新潮文庫)

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    著者と親交のある方々と作った会で生まれた俳句をタイトルにして短編を書こう!
    そんなアイデアからのこの作品

    わたしは俳句に詳しくないから俳句の良し悪しは
    わからないけど…なかなか面白い解釈で短編にした宮部さんはやっぱり上手いなぁ。

    「鋏利し庭の鶏頭刎ね尽くす」

    「山降りる旅駅ごとに花ひらき」

    この二作品がちょっと毒のある話で良かったな

    この作品が2025年ラストレビューになりました
    今年一年みなさんと作品についてのアレコレや脱線してのアレコレはとても楽しいものでした笑
    2026年もよろしくお願いします〜♪
    良いお年を:.゚٩(๑˘ω˘๑)۶:.。♡︎


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    2025年12月31日
  • 黒武御神火御殿 三島屋変調百物語六之続

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    富次郎ソロデビューにしては容赦ない怖ろしさ。
    怖ろしいけれど、江戸の人たちの温かさに気持ちが熱くなったり涙したりしました。

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    2025年12月31日
  • 新しい花が咲く―ぼんぼん彩句―(新潮文庫)

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    俳句からイメージした、少し風変わりな短編小説集。ジャンルは、サスペンスからSF、ホラーなど幅広い。
    最近、どれも長くなりがちな宮部作品では珍しく、スイスイ読めます。ギョッとしたり、ほんわかしたり、様々な物語をご覧ください。

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    2025年12月30日
  • はじめての

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    豪華な4人のアンソロジー
    色んな「はじめて」を詰め合わせた素敵な作品集でした。

    島本理生 私だけの所有者
    はじめて人を好きになった時に読む物語。
    誰かへの初恋のお話かと思いきや、アンドロイドとそれを所有する人間のお話。

    辻村深月 ユーレイ
    はじめて家出した時に読む物語。
    学校でいじめを受けた女の子が死ぬことを意識して家出するお話。

    宮部みゆき 色違いのトランプ
    はじめて容疑者になった時に読む物語。
    鏡のように自分と全く同じ顔の人間がいる世界があり、そのもう一つの世界で自分の娘が捕まってしまったら…?という話。

    森絵都 ヒカリノタネ
    はじめて告白した時に読む物語。
    三度も告白して玉砕して

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    2025年12月21日
  • こわい話の時間です 部分地獄

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    澤村伊智さんが以前から気になりつつがっつりホラーが苦手なので子供向けなら読めるかも?と思い読んでみました。
    短編集でテイストがそれぞれ違って面白かったです。怖いけれど、ドーン!バーン!みたいな怖さというよりは、ぞわっとする感じでした。想像力逞しい子供の頃だと眠るのが怖くなったりもしただろうなあ、と。
    「ログインボーナス」(芦沢央さん)、「えんまさん」(黒史郎さん)、「靴と自転車」(澤村さん)が特に面白かったです。

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    2025年12月21日
  • 新しい花が咲く―ぼんぼん彩句―(新潮文庫)

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    宮部みゆきさんのBBK(ボケ防止句会)のメンバーが考えた俳句をもとに編み出された短編集
    一つ一つの俳句に合わせた小説ですごく面白かった
    特にお気に入りは「山降りる旅駅ごとに花ひらく」
    最後の最後でスカッとして気持ちよかった。

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    2025年12月12日
  • ブレイブ・ストーリー 中

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    ネタバレ

    ファンタジーの世界、登場するキャラや世界に個性があり面白いのだが、没頭するには私自身が少し年を取りすぎているのかも知れない。

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    2025年12月11日
  • 新しい花が咲く―ぼんぼん彩句―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    再読。12の俳句とそこから生み出された12の短編集。俳句の世界に寄り添うものもあれば、あらぬ方向に飛躍していくものもある。コワさあり、ほっこりあり、しんみりありと宮部さんの世界が多様に広がっていくのが楽しい。これも続編ありそうですね。宮部さん、閉じていないシリーズものが多くていつも新作を待ち望んでいます。

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    2025年12月09日
  • 新しい花が咲く―ぼんぼん彩句―(新潮文庫)

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    さすが宮部さんどの話も面白かった。
    俳句とお話の関連はぼんやーりとしか、わからないけど、そこもなんか良かった。
    全体的に切ない話が多かったけど、良かった。

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    2025年12月03日
  • はじめての

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    小説とYOASOBIの曲、MVと…合わせて楽しむことでそれぞれの魅力が何倍にもなる、すごい組み合わせ。まさに「はじめての」読書体験だった

    アンドロイドと所有者の話を描いた島本理生の「私だけの所有者」、鏡写しのような同じ見た目だけど全く状況・中身が違う世界を描いた宮部みゆきの「色違いのトランプ」は、ちょっと切なく、悲しくもあり、愛もありと心動かされた。
    そこにYOASOBIの「ミスター」「セブンティーン」という楽曲があり、歌詞全体はもちろん、細部の言葉遣いやMVのアニメーションも原作をしっかり解像度高く表現していて、感動がそのまま音楽でも忠実にあって、何回も聴いてしまう。

    森絵都の過去3回同

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    2025年11月30日
  • ブレイブ・ストーリー 上

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    実は初読みのブレイブ・ストーリー。
    なかなかの長編なので気合を入れて挑戦しました。
    まだ上巻しか読んでないけど、めちゃくちゃ引き込まれる…!!
    こんな面白い作品を今まで読んでなかったとは!
    やっと幻界での冒険が始まったところで、これからワタルがどうやってこの世界で生き抜いていくのかとか、ミツルはどうなるのかとか気になって気になって。
    続きもこのままの勢いで読むぞ!

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    2025年11月25日
  • 宮部みゆきのおすすめ本 2020-2024 in 本よみうり堂

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    これ以上読みたい本を増やしてどうするって思うけど、
    著者は執筆もしてそしてこの読書量。(2020〜2024)
    しかも分野は多岐に渡る。
    著者が進める154冊の中で私が読んだ本は
    ・「ザリガニの鳴くところ」 ディーリア・オーエンズ
    ・「禁忌の子」山口未桜
    の2冊だけ。

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    2025年11月21日
  • ぼんくら(上)新装版

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    新装版で再読。
    鉄瓶長屋の住人にまつわるよしなしごとを、ゆるっと平四郎がとりなしていく。
    どこかあったかな宮部さんの時代もの。
    お徳さんや佐吉、おでこに弓の助とチャーミグな登場人物たちにほっこり。個人的にはおくめさんが好き。
    下巻に続きますー

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    2025年11月17日
  • 魂手形 三島屋変調百物語七之続

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    三部作
    1,火の太鼓、山の中の湖の神様?人?
    2,団子屋の女の子のお母さんの顛末
    3,魂手形 木賃宿に怒魂を連れた水夫が来る

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    2025年11月16日
  • 宮部みゆきのおすすめ本 2020-2024 in 本よみうり堂

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    読売新聞の「本よみうり堂」に掲載された書評集第二弾。
    ・はじめに
    2020年におすすめした本・・・26冊
    2021年におすすめした本・・・33冊
    2022年におすすめした本・・・27冊
    2023年におすすめした本・・・32冊
    2024年におすすめした本・・・35冊
    今年の3冊 2021~2024
    ・あとがき


    毎週読んで選書の参考にしている「本よみうり堂」。
    宮部みゆき書評は、154冊にも及ぶ。
    1ページちょっとから2ページの書評は、
    そのときの紙面のスペースの大きさによるもの。
    丸々2ページは横長の広いスペースぎっしりの文章ですが、
    改めて読むと短い。いえ、それ故に濃い書評になってます。

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    2025年11月08日
  • ほのぼのお徒歩日記(新潮文庫)

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    宮部さんがスタッフと歴史散歩。
    ほんのりグルメ紀行。この手のものを読むと現地に行きたくなる…善光寺のお戒壇めぐりは行っておきたい。

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    2025年11月07日