宮部みゆきのレビュー一覧

  • よって件のごとし 三島屋変調百物語八之続

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    相変わらず、怖い。
    本屋さんで見つけると嬉しくてすぐに買うのに、えいっと覚悟き決めて読むまでに時間がかかって、読み始めたらどんどん引き込まれる。
    感想を書くと、前もそうだったと思い出すのがおかしい。
    八百万の神様。人の世と似ているようで異なる理でいるから怖いし人のマイナスの気持ちとリンクしたら余計に恐ろしい。
    ほんの小さな掛け違いやズレで結果は変わっていくし、勇気や思いやりが必ずしも幸せに繋がるとは限らないけれど、自分を確りと持つ人達の強さと優しさは八方塞がりに見えることを打開していくのだと思いました。
    それにしても、虻の神様って!!!嫌~

    おちかさん、元気に出産して皆を安心させてね。

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    2025年02月16日
  • ブレイブ・ストーリー 中

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    ネタバレ

    中巻で一気に物語が進み、亘も大きく成長した。
    トローン、主役ではないけれど好きなキャラクターの一人で苦労人な感じがよい。それに最初の廃教会での戦闘は、RPGをプレイしているようで本当におもしろかった。スリルがたまらない。
    ミツルは相変わらず思い描いたような優等生でワタルよりも二歩も三歩も先を進んでいる。なんだかんだ現世でのお母さんのガス栓事件といい、魔病院といいワタルを助けてくれる。ミツルの装備が好き。
    自然を人間はいいようには変えられない。北の凶星はそれを象徴していて、不穏で、物語を一気に物々しい雰囲気に変えて、これからのワタルとミツルの行く先が気になる。みんなが幸せになる世界があればいいの

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    2025年02月14日
  • 三島屋変調百物語 4

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    原作はまだまだ続いているので、漫画もどこまで買い続けなきゃいけないんだろうかと危惧していたら、この巻で終わりだった。ちょうどいい話の切れ目だ。
    小説に忠実だったように思う。

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    2025年02月07日
  • ブレイブ・ストーリー 上

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    ネタバレ

    中学生の頃に大好きで何度も読んだ本。本屋でたまたま目に入り、表紙が今風になってる!と思いもう一度読み直したくなり、久々にページを捲った。
    懐かしさとあんなに読み込んだと思っていたのに忘れている部分があって何度読んでもおもしろい。
    特に幻界に続く扉を発見したシーンと、導師様に会うシーン。異世界への扉(冒険) と聞いたら胸ときめくものだと思うが、亘にとっては何気ない日常に仄暗い影が漂い始める合図でもあった。お母さんのやったことは許せないけど、自分の決断には責任を持たなければならないよお父さん…気持ちはわかるけど。中学生の頃は、亘の視線でしか見られなかったけど大人になった今、大人の事情もわかってしま

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    2025年02月13日
  • 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    好きな作家さんが何名か著者として表紙に名前があったので読んでみました。
    宮部みゆきさん、小池真理子さんは怖いだけじゃなくて読み終わった後の余韻もある味わいでさすがです。新名智さんの作品はゲームブック風、でも読み進めていくうちに…と驚きの展開でした。芦花公園さんは相変わらずワールド炸裂。一番怖かったのは内藤了さんの「函」でした。ONのシリーズが頭にあったのですが、全然違う味わいで、怖くて読みやめたいのに面白くてやめられないという大変な状況に。

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    2025年01月27日
  • ブレイブ・ストーリー 上

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    ネタバレ

    小説の題名どおり、これからワタルはどんどん勇敢になってくるのかなぁと思った。
    今は悲しいことがたくさん起こっているが、幻界に行ってワタルにはどのような変化があるのか楽しみ。

    あと、一人称が「亘」から「ワタル」になったのはなんでだ。

    ★印象に残ったフレーズ
    「なんにも悪いことしてない人が不幸になるのは、神様がバカでナマケモノだからでしょ?そんな神様拝んで、おじさんつまらなくないですか?」

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    2025年01月19日
  • 堕ちる 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    「竜狩人に祝福を」
    一番面白かった。
    ファンタジーのタイトルで内容も外国が舞台になってて、ゲームブックの構成だったから懐かしいな〜って思って楽しんでたらとんでもないことに…

    「函」
    久しぶりにめっちゃ怖い!夜中に読んでて途中で読むのやめて次の日に読みました。あんな家一泊もしたくない。

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    2025年01月15日
  • 新装版 天狗風 霊験お初捕物控

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    ネタバレ

    面白かった。これでシリーズ完結は寂しい。お初と右京之助が結婚した後でもその2人の様子編読みたかった。物語としても、一つの事件から複数の事件へと繫がっていって、すごく読み応えがあった。見た目の美しさかわ全てではないっていうのは、若い時ほど理解し難い。見た目の美しさ以外のその人自身の魅力が分かる人というのも若い時にはあまり周りにいないように感じる。特に男性で内面を重んじて、内面の素敵な部分に目を向ける人は少ないように感じる。周りがそうだと、本人もどうしても影響される。それをどう自分は自分、自分の魅力に気づいてくれる人と関係を結んでいくことに繋げて行くことが大切なんだろうなあとは思いつつ難しいものだ

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    2025年01月14日
  • 新装版 震える岩 霊験お初捕物控

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    ネタバレ

    やっぱり好きー。宮部みゆきの時代もの。
    三島屋さんでハマって、きたきた捕物帖も読んだけど、お初さんのこのお話は史実をもとにした時代ファンタジー捕物?かしら。
    蒲生邸事件を思い出した。忠臣蔵もちゃんと読みたい。

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    2025年01月12日
  • あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続

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    ☆4.7

    まさか、聴き手が変わるとは、後書きで宮部みゆきさんも少し前から意図していたということが書かれていて、なかなか、これはこれで楽しみかもしれない。
    おちかさんがしあわせになってほしいものであ。

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    2025年01月06日
  • おそろし 三島屋変調百物語事始

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     ある事件をきっかけに心を閉ざしたおちかの心を、訪れる人々の不思議話が溶かし始める。(オーディブル)

     久しぶりの宮部作品でしたが、読み始めたら一気に百物語の世界に浸かっていました。

     おちかだけではなく、不思議話を持ち込んでくる人々は、いずれも心に傷を負っており、話すことでその傷が癒えていくようでした。

     そして、それは聞いているおちかの心の傷も癒し、同時に読んでいる自分の心にも同じような救いが届いてくるように感じました。

     最後のエピソードによって、これまでの不思議話がつながっていく展開も読みごたえがあり、心に残る結末となりました。

     現代のように科学の発達していない時代だからこ

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    2024年12月31日
  • 新装版 震える岩 霊験お初捕物控

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    ネタバレ

    すごく面白かった。幻が見えるという変わった特徴を持つ主人公。怖いお話かなと思ったら、これがこれに繫がってと次々に繫がって明かされていくのが面白かった。最後もスッキリした終わり方で良い。ただシリーズが2巻で終わりなのは残念…。

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    2024年12月28日
  • よって件のごとし 三島屋変調百物語八之続

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    面白い。
    だんだんと富次郎さんが物語の聞き手として成長し、大人になっているような。
    伊一郎さんも帰ってきて、これから三島屋はどうなるのかな。

    『賽子と虻』はファンタジー大作。
    『よって件のごとし』はもっと酷い話なのかと思ってたから、割と平和に終わって安心した。サスペンス感があってドキドキした。

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    2024年12月18日
  • おそろし 三島屋変調百物語事始

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    宮部みゆきの時代小説を初めて読んだんだけど、この人はめちゃくちゃすごい作家さんなのでは?
    いやもうそれは誰もが知ってる当たり前のことなんだろうけども。
    去年初めて宮部みゆきの本を読んで思ったよりも面白くて、もっと読みたいと思いながらも何を読むべきか迷っていた。
    「さて、百物語の始まりです。」という帯の文句に惹かれてこの本を選ぶ。
    百物語ってことは昔から伝わる怖い話を宮部みゆきが語るのかなと思ったけど全く違う。
    ホラーだとか、おどろおどろしい話が出てくるかと少し怖かったんだけど、そういう怖さとは違う怖さ。
    ああ、語彙力!
    人を殺めるだのはあるけれども、不可思議で哀しくて切ない。
    解説で「怪談によ

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    2024年12月15日
  • よって件のごとし 三島屋変調百物語八之続

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    なかなか読む時間が取れず…ちまちま読み進めた今作でした。

    やはり表題作「よって件のごとし」がインパクトありました。まさかのゾンビパニックとは(꒪⌓︎꒪)
    そう言えば宮部さんはそっち系も書く人だとすっかり忘れてた笑笑

    ただ今作は怖さの中にも哀しみ…
    哀愁って言うのかな…
    それがちょっと物足りない(๑¯ ³¯๑)
    ☆3.5くらいかな…

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    2024年12月05日
  • よって件のごとし 三島屋変調百物語八之続

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    ネタバレ

    面白い。怖くはないし、最後はゾンビものだったけど、読み続けたくなる面白さがある。人の温かさがある。最後の言葉だけど、繋がる縁はどんな困難でも繋がるって、繋がらないなら縁が無い。終わった後に言えることなのかもしれないけど、何となく分かる気がした。ちょっとやそっとのことじゃその人との縁はなくならない。

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    2024年12月03日
  • 魂手形 三島屋変調百物語七之続

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    あっという間に読んじゃった。
    富次郎さんの反応が一々可愛くって、ほんわかする。

    『火焔太鼓』では火の神が出てきたり、『魂手形』では魂を導く男と幽霊の女が出てきたり、語り手自身が変身したり、結構ファンタジックだったかな。

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    2024年11月26日
  • 黒武御神火御殿 三島屋変調百物語六之続

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    富次郎編第一巻。
    おちかは絶望を経験したからこそのぐっと話を落とし込むような聞き手だったけど、富次郎さんはそういう経験がない分、おっかなびっくりビクビクしながら聞いているのも人間性が見えて面白い。

    『黒武御神火御殿』は大作。クローズドサークルのような閉ざされた空間でのやりとりがとても緊張感があるし、正体の分からない屋敷の主があやかしな分、一層ゾクゾクしてワクワクした。

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    2024年11月25日
  • 魂手形 三島屋変調百物語七之続

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    ネタバレ

    シリーズ7 三島屋次男坊小旦那富次郎 第一話 火焔太鼓(美丈夫の侍 国許の兄夫婦と神器の秘密) 第二話 一途の念(富次郎の知り合った屋台の串団子売りの娘おみよ 不幸だった父母の話) 第三話 魂手形(鯔背な老人 子供の頃家である木賃宿に泊めた男と幽霊との奇妙な出来事) 不思議というより、複雑で辛い出来事の話が多かった。内容が複雑で読むのに少し手間がかかった。

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    2024年11月22日
  • 影牢 現代ホラー小説傑作集

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    誰もが知っているような作家の短編集を八つも集めたホラー短編集。
    特に面白怖かったのは、宮部みゆきさんの「影牢」と、三津田信三さんの「集まった四人」、小池真理子さんの「山荘奇譚」、有栖川有栖さんの「赤い月、廃駅の上に」
    あくまでも自分の好みというところですが。

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    2024年11月22日