宮部みゆきのレビュー一覧

  • よって件のごとし 三島屋変調百物語八之続

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    2026/6/20
    もはや百物語の方への興味より間に挟まる三島屋の面々への関心の方が高まる。
    今回は特におちかのお産の話もあるからな。
    そして最後のゾンビの話が長くてもうええです…ってなってしまった。
    お兄ちゃん帰ってきたし次も読むけどな。

    0
    2026年06月21日
  • あやかし草紙 三島屋変調百物語伍之続

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    おちかちゃん3度目の正直で聞き手交代…!

    ちょいちょい出てくる八十助さんにちょっと泣かされるのだが。

    0
    2026年06月17日
  • おまえさん(下)新装版

    Posted by ブクログ

    恋心や人間の感情の機微が描かれてます。それが原因で事件が起きるので、犯人が判明しても物悲しいです。それでもその切なさを乗り越えて、日常に戻る登場人物たちには江戸っ子の逞しさを感じます。

    0
    2026年06月13日
  • 魂手形 三島屋変調百物語七之続

    Posted by ブクログ

    宮部みゆきの時代物は、落語を聞くような気持ちでゆっくりと読み進めると味わいが深い。おこわにかける、百年の不作、なさぬ仲など現代用語では見かけない表現が随所に現れる。百物語を題材にしていて、化け物や霊魂を取り上げているが怖いと思ったことはない。平板な表現の中に深い想いが詰まっている。
    後半に向かってジェットコースターを下るようなストーリーテリングぶりを発揮したロックな作品はもう手がけないのでしょうか。

    0
    2026年06月11日
  • 三島屋変調百物語 2

    Posted by ブクログ

    おちかにいろんな出会いがあってほんと良かったと。
    人の良さに、人との繋がりに心温まる1冊。
    でも、1冊目のインパクトが強かったので星4つに。
    今後のおちかに心ときめく瞬間が来るのか楽しみです。

    0
    2026年06月09日
  • 青瓜不動 三島屋変調百物語九之続

    Posted by ブクログ

    富次郎が聞き手もだいぶ板についてに9冊目。

    青瓜不動は予想外に富次郎がんばる!
    これはおちかちゃんだったらない展開。
    おちかちゃん、ご出産おめでとう。
    最後は三島屋の慌てっぷりが微笑ましい一編でした。

    だんだん人形は本当に辛い話だった。
    おびんちゃんの念は怨念に変えない、人を守るための想いに変えるという気持ち。理不尽な気持ちもあるけど…だんだん人形は人を守るためにいたいと。

    自在の筆は怖かった!そして富次郎の迷い。
    針雨の里はなんとも胸痛い最後。人でないものの想いと優しい気持ち。この巻の中で1番好きだな。

    富次郎はお調子もので、おちかちゃんとは違うのほほんとした感じだけど、純心な彼は彼

    0
    2026年06月08日
  • 日暮らし(下)新装版

    Posted by ブクログ

    犯人は、もう途中から多分この人だなぁって気づいたから、動機でもうちょっと「なるほどー!そう繋がるか!」みたいな驚きが欲しかったな…という欲はあるけど、結局そんな事はどうでも良くなる安定の面白シリーズ!前回に引き続き、ラストの、また平和な日常が始まる雰囲気が凄く好きでスーッと心に風が吹くような心地がする。

    0
    2026年06月08日
  • ブレイブ・ストーリー 上

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    映画があまりにとんとん拍子で置いてきぼりを喰らったので原作へ。
    映画は10分くらい(?)で幻界へ行っていたところを小説では400ページくらいかけてて、現実世界の亘の描写が濃かったから感情移入できた。家庭を持ちながら過去の女になびかれ理屈っぽく答えを出して騙されてる哀れな父親…母も少なからず悪いところはあっただろうけどそんな理由で壊れるなら12年も続いてないっていうのが答え。ルウ伯父さんやお祖母ちゃんの個性的な面々も助けようとしてくれてることは分かるけど、違うそうじゃない求めてないんよ…になることが多く、大人は子どもの感情を決めつけがちなんだよ、亘は自分で考えられる子だよ…と歯軋りながら読んでた

    0
    2026年06月06日
  • 日暮らし(下)新装版

    Posted by ブクログ

    幼い子ども達が大活躍です。犯人の自殺を止めようという弓之助の意思の強さには脱帽です。

    最後は明るさ満点でほっこりします。

    0
    2026年05月26日
  • 新しい花が咲く―ぼんぼん彩句―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    この人の短篇はやっぱり面白い。
    たった十七音から、ここまで話を膨らませられるのが才能だよな。
    各タイトルの俳句を詠んでみても、どういう話になるのか想像がつかないから楽しい。
    『鋏利し〜』は薄気味悪くて不愉快だけど、最後の最後で快哉を叫びたくなった。お見事。
    全ての短篇にいえることだけど、人間の嫌な部分を描きながら、一方では温かな気持ちにさせられるから不思議だ。

    0
    2026年05月24日
  • ぼんくら(下)新装版

    Posted by ブクログ

    「井筒平七郎は〜」という言葉が区切りごとの始まりにはいってきて、文感がよいです。

    最後に全てが繋がりますが、主人公の平七郎は世間には真相を明かさず、あるがままの状態をよしとします。真実を知らない方がよいこともあると受け取れました。
    そして最後のシーンのひとつとして、事件の関係者が真相を知らないにも関わらず、裏側にいた人物に対して怒りの態度を見せて飴湯をぶっかけるということがあります。直感で何かを感じ取ったのかなんともスカッとしました。

    少しもの悲しさがあるものの、人情が感じられる素敵な物語でした。

    0
    2026年05月20日
  • 新しい花が咲く―ぼんぼん彩句―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    仲間内で俳句作って、それをベースに宮部さんが物語を作る。12の俳句で、それぞれ数十ページの物語で読みやすい。いろんな意味で怖い話が多く、あー宮部さんの物語だ、と思った。総じて面白かったです。

    0
    2026年05月19日
  • 日暮らし(下)新装版

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    佐吉の実に母で2号さんだった葵はおさん(本妻に殺されかけて)佐吉を置いて別邸へ住むことになり…
    その葵が突如何者かに首を締められ殺されて、その場にいた佐吉に容疑が…
    やっぱり佐吉は下手人じゃなかった。
    でも、平四郎が見極めなかったら湊屋も久兵衛も有耶無耶にしようとして(おさんが犯人だと思ってたのから?)たなんて佐吉とお恵がかわいそうすぎる。いくら今でいう不起訴になったとてね。
    ひょんなことから(煙草の匂いが引き起こした不幸な件)寺子屋の晴香先生がまさかの犯人だったとはね。
    おミネちゃんが行方不明なった時点で怪しいと思っていたよ。
    今でいうストーカーの孫八からお六を守ってくれた姉御肌の葵さん。そ

    0
    2026年05月19日
  • ぼんくら(上)新装版

    Posted by ブクログ

    長屋で起きる5つの事件。これらが繋がるような予感を残し下巻に続きます。
    続きが気になります!

    悲しい事件が起きながらも、江戸のお互い助け合う面倒見のよさが会見えてほっこりします。

    0
    2026年05月19日
  • 日暮らし(上)新装版

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ほんと宮部みゆきは稀代のスローリーテラーだわ。
    読みだしたら止まらない。
    お役人で馬面の井筒平四郎(頼りがいがある人格者)に始まって複雑な出目の佐吉、その妻のお恵、めちゃ美形で頭の切れる平四郎の甥っ子の弓之助とその相棒のおでこ。
    岡っ引きで頼りなる政五郎。
    鉄瓶長屋の元差配人で今は湊屋宗右衛門の家で働く切れ者の久兵衛。
    煮売屋から惣菜屋になる世話好きでお人好しのお徳。
    登場人物がみんな味があっていい。みんな好きになる。
    おみねと孫八以外ね。
    実の母親を殺した疑いをかけらた佐吉。
    絶対違うと思うよ。
    ここは平四郎と弓之助が活躍しそうだね、
    下巻も楽しみ〜

    0
    2026年05月17日
  • 青瓜不動 三島屋変調百物語九之続

    Posted by ブクログ

    今回は悲しい怪談が多かった。
    特に第二話の『だんだん人形』が辛すぎた。
    第三話の『自在の筆』は、恐ろしくも惹かれてしまう気持ちが分かってちょっと複雑。
    ただ表題作は、おちかのお産を目前にして慌てふためく〈三島屋〉の面々が微笑ましかった。
    そんな中、ひとり夢の中で走り続けた富次郎は偉かったよなあと。
    ホントよく頑張ったと褒めてやりたい。
    モンスターパニックもの並みに、ハラハラさせられたわ。

    0
    2026年05月17日
  • 江戸に花咲く 時代小説アンソロジー

    Posted by ブクログ

    三島屋の小旦那の話が読みたくて
    祭りを題材にした各作家さんの作品
    それぞれ違うものですねー!
    宮部みゆきさん好きです

    0
    2026年05月08日
  • 新しい花が咲く―ぼんぼん彩句―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    お友達BBK(ボケ防止カラオケ&句会)のメンバーが作った俳句に、宮部みゆきが物語をつけた合作?短編集。

    ・面白かった編
    「鋏利し庭の鶏頭刎ね尽くす」
    何だか物騒な句だなーと思いながら読み始めたけど、読んだ後は「鶏頭だけで済ませてもらって御の字じゃないかー」と思ってしまった。何年も妻子を利用して、出口のない妄想に浸り続けて、あげく自分の子供に彼女の戒名をつけるとか、気持ちだけなら全員まとめて首チョンパされても文句言えないくらい罪な話だと思う。

    「薄闇や苔むす墓石に蜥蜴の子」
    悪気はないのはもちろん分かる。でもケンイチ母が特大の地雷を踏み抜いちゃって、海くん母が激怒するのもよく分かる。「お前の

    0
    2026年05月02日
  • おまえさん(下)新装版

    Posted by ブクログ

    上下巻1000ページ越え!
    主人公だけじゃなく 周りの人々のエピソードが多いけど、それが物語を作っていく
    しかし 作家さんの頭の中は どうなっているのか
    江戸の町を 歩いているよう

    0
    2026年04月27日
  • はじめての

    Posted by ブクログ

    いやー面白かった!
    なんて豪華なアンソロジーなんだ!?と思って手に取ったけど、どれも期待を裏切らない良作でした。
    宮部みゆきだけ、とても良かったけどミステリーじゃなくてファンタジーの方で来ちゃったな、サブタイトル見るに、発注と違うんじゃない!?とは思ったけど…笑

    "はじめての"というテーマだったけど、この本自体がそれぞれの著者の作品をはじめて読む読者を想定してるのかな、と思うくらいそれぞれの作家さんの色が全面に出てるというか、めちゃくちゃ"らしい"作品で、従来のファンの人にも読書初心者にも嬉しい本だったと思う!
    女流作家あんまり読まないんだよね、という

    0
    2026年04月19日