宮部みゆきのレビュー一覧

  • 青瓜不動 三島屋変調百物語九之続

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    宮部みゆきの青瓜不動を読みました。

    三島屋変調百物語九之続でした。
    今回も三島屋の小旦那富次郎が語り手からあやかしのお話を聞きます。

    1話目の青瓜不動はおちかの臨月にからんでのお話でした。
    無事赤子が生まれるように富次郎は不動明王のうりんぼ様におちかの安産をお祈りするのでした。

    他のお話も面白く読みました。

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    2025年09月14日
  • はじめての

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    直木賞受賞作家による競演。YOASOBIの曲を聞き直さなければ。宮部みゆきさん、森絵都さんの作品は特に楽しく読みました。同じお題でこんなに違うアイデアで読ませるとはお見事

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    2025年09月07日
  • 黒武御神火御殿 三島屋変調百物語六之続

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    ネタバレ

    4編収録だが表題の「黒武御神火御殿」は長編と言っても良いボリューム。
    三島屋の聞き手が交代しての最初の巻。
    富次郎にとってはなかなかにつらいお話ばかりだったように思う。

    様々の怪異が今回も出てくるけれど、イメージしやすくすんなり受け入れることができるのはやはり宮部さんのなせるわざ。

    大変面白かったです。

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    2025年08月23日
  • おそろし 三島屋変調百物語事始

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    時は江戸時代。
    半年前に起きた事件をきっかけに自分の中に塞ぎこむようになった17歳のおちか。
    腫物を触るように気を遣われるのも、周囲に気兼ねして生きるのにも疲れたおちかは三島屋という商店で商いをする叔父夫婦に働かせてくれと頼みこむ。

    初めは女中見習いとして働いていたおちかだが、叔父の計らいで新たな仕事を申し付けられる。
    それが様々な人々の奇怪な話を聞いて、現代版の百物語を創り上げる事。

    こうして三島屋にて不思議な語り場が出来上がった。
    という感じに奇妙な話のアンソロジー。

    どれも怖すぎなくていい。
    2話目の蔵の話はオチも含めて結構、怖かった。

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    2025年08月21日
  • こわい話の時間です 部分地獄

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    9人の作家によるアンソロジー。
    5人が既知だったので読んでみるか、と。

    全体的に面白かったけども、加門先生、斜線堂先生、澤村先生の作品はかなり良かったなー。特に斜線堂先生のはゾワっと来た。

    芦沢先生と宮部先生は怖いというよりは不思議な良い話ってところか。これも良かった。

    短い話は外れることも多いけど半分以上は 面白かったので良いアンソロジーであった。

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    2025年08月20日
  • 青瓜不動 三島屋変調百物語九之続

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    百物語が四つ
    楽しみに待ってました♪

    第三十八話「青瓜不動」
     瓜畑から現れたのっぺらぼうの仏像「うりんぼ様」
     うりんぼ様の御導きにより、おちかの安産の為に
     富次郎が走る走る走る!
     ちょっと笑えてほっこりする話

    第三十九話「だんだん人形」
     ある商家に伝わるだんだん様と呼ばれる人形
     遠い昔悲しい運命の少女が作った人形だんだん様
     が何代にもわたって商家の危機を救う!

    第四十話「自在の筆」
     その筆を手にした者は描きたいものを自在に描く
     事ができる不思議な筆…骨董屋に封印された筆だ
     ったのだが…人の欲望とは恐ろしい

    第四十一話「針雨の里」
     山の奥深いところにある楽園のような

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    2025年08月20日
  • 三鬼 三島屋変調百物語四之続

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    三島屋百物語第4段。
    迷いの旅籠では、あの世とこの世を繋ぎハリボテの死人を甦らせ亡くなった大切な人を受け止められなく前に進めない人の心情が描かれ、ひだる神では、餓鬼に憑かれ食糧の代わりに商売繁盛のきっかけをつくる神との和やかな日々を見る。三鬼は山奥の村で植林を行う2つの地域で起こる働けない物が死んでゆくその事実にゾッとし、殺しを行う人の業が鬼になることを感じる。おくらさまは香物を営む店で起こる災いから守ってくれると引き換えにその店の娘がおくら様となり命が失われる。
    次男富次郎登場。飄々としてて良いキャラ
    そして切ない恋の進展。
    おちかも大人になったなと感じるし青野先生と結ばれるものだと思ってた

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    2025年08月20日
  • こわい話の時間です 部分地獄

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    「えんまさん」黒史郎
    「おはよう、アンちゃん」太田忠司
    「青いコップ」加門七海
    「きれいずかん」井上雅彦
    「部分地獄」斜線堂有紀
    「おやすみ、ママ」宇佐美まこと
    「靴と自転車」澤村伊智
    「ログインボーナス」芦沢央
    「よあるきのうた」宮部みゆき

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    2025年08月13日
  • 青瓜不動 三島屋変調百物語九之続

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    江戸の袋物屋三島屋は、今の神田駅から北東に歩いて直ぐ神田東松下町に位置する、当時三島町という商人の町に御座いました。北に行けば神田川が流れ、西に歩けばお殿様のお城があります。今も昔も人々がひしめき合って暮らしておりました。三島屋主人が思い立って始めた変わり百物語は、語って語り捨て、聞いて聞き捨て、語り手は語って思い出の荷を下ろし、聞き手は、受け取った荷を黒白の間の限りに収めて二度と口にしないというもので御座います。身共(みども)は、ひょんなことから、その一部始終を見聴きする者の一人で御座いますが、その感想を更にこの小さな文に納めて仕舞うのも一興かと思う次第で御座います。

    今回は第三十八話から

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    2025年08月10日
  • おそろし 三島屋変調百物語事始

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    さすが宮部みゆきさん。文章がうまくて、内容がスイスイ頭に入って来て読みやすい。私にとっても新しいジャンルで楽しく読めた。

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    2025年08月07日
  • 青瓜不動 三島屋変調百物語九之続

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    江戸時代の身分制度の不条理と、今も続く女性への差別、素朴な民芸品に込められた想いなど、読み応えがあった。
    最後の特別収録が良かった。

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    2025年07月28日
  • 青瓜不動 三島屋変調百物語九之続

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    聞き手を富次郎にバトンタッチしてから
    いちばん楽しく読めた巻。

    おちかはいよいよ出産のとき。
    富次郎もがんばる。

    だんだん人形のお話では、
    支配する側の論理が見たかった。
    ただ殺したのではなんの見返りも見込めなくなる。
    戦国時代でも日本では庶民がそれほど殺戮の対象に
    なってはいないわけで、
    ただ無意味に力の支配をしてきました、では物語が成立しない。

    異例の短さの「自在の筆」のエピソードで
    ようやく聞き手が富次郎になったことの
    読みどころが生まれた気がする。

    お勝の過去に思いを馳せて、涙。

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    2025年07月28日
  • 青瓜不動 三島屋変調百物語九之続

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    ネタバレ

    どれも面白かったが、最後のお話があたたかくも切なくも悲しいようなものだった。人の願いや想いが妖として姿を与え、藩を富ませる力となるとは。最後は溶けてしまうけど、最後の最後まで人のために助けるあたたかさがあって、泣けた。お勝の話も本当に妖が見えるとは思ってたなかったので驚いた。

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    2025年07月25日
  • 青瓜不動 三島屋変調百物語九之続

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    相変わらず惚れ惚れする文章。
    そしてどこかしら毒のある話。
    富次郎、やっぱり絵を諦められなかったね。
    諦めようとして、本心から絵が好きだと気が付かされてた。

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    2025年07月21日
  • 青瓜不動 三島屋変調百物語九之続

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    ネタバレ

    江戸を舞台にしたお話が好きなので読んでみました。三島屋シリーズは初めてでしたが、読みやすかったです。登場人物にも親しみが持ちやすかった。

    4番目の 『針雨の里』が1番印象に残りました。
    小さな違和感の連続が、最後そうつながるかと…
    とても切ない物語。でも、もう一度読み返したい。

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    2025年07月20日
  • 青瓜不動 三島屋変調百物語九之続

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    今回も心があったまる怪談でした。
    百物語なのでジャンルとしてはホラーになるのでしょうが、人でなしやそれに翻弄される人々、そんな人に手を差し伸べる献身的な人物など、さまざまな人間(とそれ以外?)が織りなす人情物でもあるように感じました。

    あと巻末のウリ坊たちがかわいかったです。

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    2025年07月18日
  • 青瓜不動 三島屋変調百物語九之続

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    ネタバレ

    三島屋の百物語は、カウンセリングかもしれない。

    語って語り捨て、聞いて聞き捨てというのは、心療内科の受診にも通じる気がする。
    先代聞き役のおちかは、自分が怪に近しい経験をしていたからか、肝が据わっていて、ためらい言いよどむ語り手を温かく励ます様子がベテランのカウンセラーのようだと思った。
    対する二代目聞き役の富次郎の方は繊細で感受性豊かで、語り手の悲しみや苦しみを感じ取っては胸を痛める様子を隠そうとしない。時には語り手より彼の方が先に泣き出してしまう。
    最初はなんてだらしないと思ったけれど、今ではその優しさに、語る人が救われているような気がするのである。

    今回の話は全部で四話。お勝の過去を

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    2025年07月16日
  • 黒武御神火御殿 三島屋変調百物語六之続

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    呪いにしろあやかしの類にしろ、そのせいで一家のものが次々と取り殺され、破滅し、離散する話は重苦しい。前巻にもそんな一つ話があったが、今回も「泣きぼくろ」、「姑の墓」とそんな話が続いて気が滅入る。表題作長編も圧巻の恐怖と迫力で、唯一「同行二人」ののっぺらぼう幽霊が愛嬌があるように感じられるくらい。怪談が重苦しいのは当たり前と言えば当たり前なのだが。民俗学者小松和彦の解説も良い。

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    2025年07月14日
  • 泣き童子 三島屋変調百物語参之続

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    百物語第三段。夏にぴったりな怪談話。
    相思相愛の男女で行ってはいけない魂取池、津波で子供の頃亡くなった友と死の狭間で出逢うくりから御殿、不吉な人を見ると大泣きする泣き童し、5つの百物語の語り合い、恐怖の化け物を抑え込むまぐり笛、不吉な商人と取引後に始まった顔、声が幾人もの死者に変わる物語と6部作。ラストの怪談は第一弾と同じ商人が登場し前々作では不吉な敵の認識だったが今作で必ずしもそうではないのかもしれない、、と新たな視点あり。次に続く気配があり楽しみ。

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    2025年07月14日
  • 青瓜不動 三島屋変調百物語九之続

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    おちかのお産が迫り、てんやわんやの中、百物語を一時中断している。聞き手を務める富次郎は、百物語の聞き手を続けられるか迷っている。
    そんな中、富次郎自身も不思議な体験をする。そこから聞き捨てにした百物語によって、新たに百物語を聞く覚悟を固めたようだ。百物語はどの様に変わるのだろうか?楽しみだ。

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    2025年07月13日